【るろうに剣心】戌亥番神は六人の同志の一人！強さ・装備や剣心を狙う理由は？

大人気漫画『るろうに剣心』の人誅編は、緋村剣心と｢六人の同志｣の戦いを描いたエピソードです。漫画『るろうに剣心』の人誅編に登場する｢六人の同志｣とは、緋村剣心への復讐を目的としている六人組の組織であり、雪代巴の弟・雪代縁が率いています。この｢六人の同志｣には、戌亥番神というキャラクターが所属しています。｢六人の同志｣に所属する戌亥番神とは、｢無敵鉄甲｣と呼ばれる武人であり、作中で相楽左之助と戦いました。

戌亥番神は｢六人の同志｣で最強のパワーと破壊力を持っており、｢無敵鉄甲｣という籠手を両腕に装備しています。しかし、戌亥番神は｢二重の極み｣で｢無敵鉄甲｣を壊され、相楽左之助に完敗してしまいました。本記事では、漫画『るろうに剣心』に登場する｢六人の同志｣の戌亥番神について、辰巳との関係や｢無敵鉄甲｣の能力、相楽左之助との戦いなどを紹介します。まずは、漫画『るろうに剣心』の概要を簡単に紹介していきます。

戌亥番神が登場する『るろうに剣心』とは、過去に｢週刊少年ジャンプ｣で連載されていた漫画作品であり、正式名称を『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』といいます。漫画『るろうに剣心』は1994年に｢週刊少年ジャンプ｣で連載がスタートし、1999年に合計28巻の単行本で完結しました。1999年まで連載されていた漫画『るろうに剣心』は、日本の明治時代初期を舞台にした作品となっており、伝説の剣客の戦いや苦悩が描かれています。

漫画『るろうに剣心』の作者は｢和月伸宏｣といい、2017年に児童買春・ポルノ禁止法違反で書類送検された漫画家として知られています。しかし、漫画『るろうに剣心』は全世界で高い人気を博しており、シリーズの累計発行部数が7200万部を超えています。この人気から、漫画『るろうに剣心』は2017年に続編の北海道編が発表されました。また、2023年の7月から新作アニメの放送も行われており、本作は人気を伸ばし続けています。

時は江戸時代末期。長州派の志士・緋村剣心は数多くの佐幕派を殺害し、｢人斬り抜刀斎｣として恐れられていました。しかし、緋村剣心は明治時代の到来と同時に｢不殺（ころさず）｣を誓い、姿を消してしまいます。その後、流浪人となった緋村剣心は東京でメインヒロインの神谷薫と出会い、｢神谷道場｣という道場で暮らし始めます。そして、緋村剣心は新時代での生き方を探すため、自身の過去と向き合うことになるのでした。

本記事で、辰巳との関係や｢無敵鉄甲｣の能力、相楽左之助との戦いなどを紹介する戌亥番神とは、漫画『るろうに剣心』の人誅編に登場するキャラクターです。漫画『るろうに剣心』の人誅編に登場する戌亥番神とは、雪代縁の｢六人の同志｣に所属しているキャラクターであり、ドレッドヘアーと筋骨隆々の肉体が特徴となっています。戌亥番神の誕生日は1853年の4月だと分かっており、身長と体重は178cmの75kgと設定されています。

｢六人の同志｣の1人である戌亥番神は、｢無敵鉄甲｣という籠手を装備しており、拳だけで敵と戦います。しかし、戌亥番神は頭が悪く、非常に荒っぽい性格をしています。また、戌亥番神は強者至上主義を掲げており、仲間の外印に｢バカ丸出しで攻め一辺倒｣と評されています。人誅編の作中で、戌亥番神は緋村剣心と戦うため、｢前川道場｣を蹂躙します。しかし、戌亥番神は相楽左之助に敗北し、緋村剣心と戦うことが出来ませんでした。

本記事で、戌亥番神との関係を紹介する辰巳とは、漫画『るろうに剣心』の人誅編に登場するキャラクターの1人です。漫画『るろうに剣心』の人誅編に登場する辰巳とは、｢闇乃武｣のメンバーであり、オールバックヘアーと髭が特徴となっています。｢闇乃武｣とは、江戸幕府直属の隠密組織であり、｢東の御庭番衆・西の闇乃武｣と称されています。｢闇乃武｣は5人組（人誅編のみ）の隠密組織となっており、辰巳が頭領を務めています。

｢闇乃武｣の頭領を務める辰巳は、｢無敵流｣という格闘術の使い手であり、素手で緋村剣心を圧倒するほどの強さを持っています。｢六人の同志｣の戌亥番神は昔、｢闇乃武｣の頭領・辰巳に師事し、｢術式無敵流｣を継承しました。しかし、師匠の辰巳は雪代巴の裏切りで緋村剣心に敗北し、死亡してしまいました。その後、戌亥番神は師匠の辰巳を殺した緋村剣心に復讐するため、雪代縁が率いる｢六人の同志｣に加入することになりました。

漫画『るろうに剣心』の人誅編で、戌亥番神は相楽左之助に敗北し、そのまま退場することになりました。そのため、戌亥番神は漫画『るろうに剣心』ファンに脳筋キャラとして扱われています。しかし、戌亥番神は｢無敵鉄甲｣という強力な籠手を装備しています。また、戌亥番神は｢術式無敵流｣も会得しているため、決して弱くありません。ここからは、漫画『るろうに剣心』に登場する戌亥番神の強さや装備について、紹介していきます。

上述で紹介した通り、漫画『るろうに剣心』の人誅編に登場する戌亥番神は、｢無敵鉄甲｣という防具を装着しています。戌亥番神の｢無敵鉄甲｣とは、両手に装着する鋼鉄製の籠手であり、瓦のように重なった見た目が特長となっています。｢無敵鉄甲｣は攻撃力と防御力の両方を上げることが出来、拳銃の銃弾を簡単に叩き落とせます。また、｢無敵鉄甲｣は全体に微妙な傾斜が設けられているため、敵の攻撃を逸らすことも可能となっています。

これらの性能から、戌亥番神は｢六人の同志｣で｢無敵鉄甲｣という二つ名が付けられています。漫画『るろうに剣心』の人誅編で戌亥番神は｢無敵鉄甲｣を使い、｢前川道場｣の師範と門下生を半殺しにしました。しかし、戌亥番神は相楽左之助の攻撃を受け、｢無敵鉄甲｣に傷が付いてしまいます。その後、戌亥番神は｢新・無敵鉄甲｣を装備し、相楽左之助に挑みます。しかし、｢新・無敵鉄甲｣が｢二重の極み｣で壊れ、戌亥番神は敗北を喫しました。

漫画『るろうに剣心』に登場する戌亥番神は、｢闇乃武｣の頭領・辰巳に弟子入りした際、彼から｢術式無敵流｣という格闘術を継承しました。辰巳から継承した｢術式無敵流｣とは、プロレスやマーシャルアーツを混ぜ合わせた格闘術であり、｢轟斧爆｣・｢雷神車｣・｢阿修羅砕｣という3つの必殺技が存在しています。戌亥番神が使う｢術式無敵流｣は非常に強く、漫画『るろうに剣心』の作中で｢前川道場｣の師範と門下生を瀕死に追い込みました。

漫画『るろうに剣心』の人誅編で、戌亥番神は雪代縁の｢六人の同志｣に加入し、緋村剣心の命を狙います。しかし、戌亥番神は相楽左之助との戦いで敗北し、武人としてのプライドを傷つけられます。さらに、戌亥番神は緋村剣心と戦うことも出来ず、退場してしまいました。この経緯から、戌亥番神は｢六人の同志｣であまり目立っていません。ここからは、戌亥番神の緋村剣心を狙う理由や相楽左之助との戦いについて、紹介していきます。

漫画『るろうに剣心』に登場する戌亥番神は江戸時代後期、｢闇乃武｣の頭領・辰巳に弟子入りし、戦い方や｢術式無敵流｣を学びました。しかし、戌亥番神は｢人斬り抜刀斎｣時代の緋村剣心に敗北を喫し、｢闇乃武｣も壊滅してしまいます。その後、戌亥番神は辰巳を殺した緋村剣心に復讐するため、雪代縁と｢六人の同志｣を結成しました。しかし、｢六人の同志｣の戌亥番神は緋村剣心に復讐心を抱いておらず、辰巳を慕う心も持っていません。

また、戌亥番神は緋村剣心に負けた辰巳を心の底から見下しています。実は、戌亥番神は辰巳の弟子である自分が弱いと思われたくないため、緋村剣心の命を狙うようになったのでした。これが理由で、戌亥番神は雪代縁と手を組んだのです。雪代縁と手を組んだ戌亥番神は、｢六人の同志｣の仲間から最強籠手の｢無敵鉄甲｣を貰います。そして、戌亥番神は剣術道場の｢前川道場｣を襲撃し、相楽左之助と戦うことになりました。

漫画『るろうに剣心』の人誅編で、｢六人の同志｣は緋村剣心を少しでも苦しめるため、彼の関係者を襲い始めます。この時、戌亥番神は｢神谷道場｣と関係が深い｢前川道場｣を襲い、師範や門下生を半殺しにしました。すると、相楽左之助が｢前川道場｣に駆けつけ、戌亥番神は彼と対峙します。当初、戌亥番神は｢無敵鉄甲｣と｢術式無敵流｣で相楽左之助を圧倒していました。しかし、戌亥番神は｢二重の極み｣で｢無敵鉄甲｣が壊れてしまいます。

｢無敵鉄甲｣を壊された戌亥番神は相楽左之助に敵愾心を抱き、｢前川道場｣から撤退しました。その後、戌亥番神は｢新・無敵鉄甲｣を装備し、他の｢六人の同志｣と｢神谷道場｣を襲撃します。この時、戌亥番神は相楽左之助と再戦し、斬馬刀を破壊しました。しかし、戌亥番神は相楽左之助の｢二重の極み｣を受け、｢新・無敵鉄甲｣が壊れてしまいます。そして、戌亥番神は相楽左之助の頭突きで気絶し、警官に逮捕されることになりました。

漫画『るろうに剣心』の実写映画には、数多くの人気俳優が出演しています。また、ストーリーやアクションシーンの完成度も高く、実写版『るろうに剣心』は第1作の興行収入が30億円を超えるほどの人気を博しています。この人気から、実写版『るろうに剣心』は｢京都大火編｣や｢伝説の最期編｣などの続編が制作されています。ここからは、漫画『るろうに剣心』の実写映画で戌亥番神を演じた俳優について、紹介していきます。

漫画『るろうに剣心』の実写映画で、｢六人の同志｣の戌亥番神を演じたのは、須藤元気です。実写映画で戌亥番神を演じた須藤元気とは、1978年の3月8日に東京都で生まれた元総合格闘家であり、日本の政治家として活動しています。須藤元気は高校生の時からレスリングを習い、大学時代に｢全日本ジュニアオリンピック｣で優勝しました。その後、須藤元気はアメリカで格闘技を学び、2002年の2月11日に格闘家デビューします。

この時、須藤元気は映画『凶気の桜』に出演し、俳優デビューも飾りました。俳優デビューした須藤元気は、総合格闘家として数々の試合で活躍し、2006年に歌手活動を始めます。しかし、須藤元気は2006年に｢K-1PREMIUM2006Dynamite!!｣で引退宣言を行い、格闘技の世界から去ってしまいました。そして、須藤元気は2019年に｢参議院議員通常選挙｣で初当選し、政治家として活動するようになりました。

須藤元気は実写版『るろうに剣心』の戌亥番神以外に、映画『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』の泉京水（ルナ・ドーパント）も演じています。また、須藤元気は映画『凶気の桜』やテレビドラマ『メイド刑事』にも出演しています。さらに、須藤元気はCMの出演数も多く、俳優として高い知名度を誇っています。

漫画『るろうに剣心』に登場する戌亥番神には、戌亥番神が好きといった感想が多く寄せられていました。漫画『るろうに剣心』に登場する戌亥番神は現代風の服を着用しており、キャラクターデザインが1人だけ違っています。また、装備の｢無敵鉄甲｣や技もかっこよく、戌亥番神は漫画『るろうに剣心』で高い人気を博しています。

漫画『るろうに剣心』に登場する戌亥番神には、戌亥番神を雑魚扱いする感想も多く寄せられていました。確かに、戌亥番神は｢無敵鉄甲｣と｢術式無敵流｣を使う実力者です。しかし、戌亥番神は相楽左之助に完敗し、逮捕されてしまいました。また、戌亥番神は｢六人の同志｣で唯一緋村剣心と戦っていません。これらが理由で、戌亥番神は漫画『るろうに剣心』ファンに雑魚扱いされています。

漫画『るろうに剣心』に登場する戌亥番神には、戌亥番神が強いといった感想も多く寄せられていました。上述の感想で紹介した通り、戌亥番神は雑魚キャラ扱いされています。しかし、戌亥番神は｢闇乃武｣の頭領の弟子であり、｢前川道場｣を1人で蹂躙しています。また、戌亥番神は作中で何度も相楽左之助を圧倒しています。そのため、戌亥番神は｢六人の同志｣のメンバーに相応しいキャラクターといえるでしょう。

本記事では、｢六人の同志｣の戌亥番神について、辰巳との関係や｢無敵鉄甲｣の能力、相楽左之助との戦いなどを紹介しました。確かに、｢六人の同志｣の戌亥番神は雑魚キャラ扱いされているキャラクターです。しかし、戌亥番神は戦闘シーンや装備がかっこよく、漫画『るろうに剣心』の読者に強い印象を与えました。もし、戌亥番神が気になる方は、漫画『るろうに剣心』の人誅編で戌亥番神の活躍をチェックしてみて下さい。