【勇者、辞めます】レオ・デモンハートがかっこいい!魔王軍に入った理由や正体は?

「勇者、辞めます」のレオ・デモンハートの秘密を明かします!「勇者、辞めます」は、日本の作家クオンタムによるライトノベル作品です。第2回カクヨムWeb小説コンテスト・ファンタジー部門で大賞を受賞した後、漫画版やテレビアニメが制作され、大人気作品の仲間入りを果たしました。この記事では、かっこいいと話題の主人公レオ・デモンハートを特集し、彼の正体・強さや過去、そして魔王軍に入った理由などを考察していきます。

【勇者、辞めます】レオ・デモンハートがかっこいい!魔王軍に入った理由や正体は?のイメージ

目次

  1. レオ・デモンハートがかっこいい
  2. レオ・デモンハートが魔王軍に入ろうとした理由や正体
  3. レオ・デモンハートのかっこいい活躍をネタバレ
  4. レオ・デモンハートの戦闘能力や強さ・性格
  5. レオ・デモンハートのアニメ声優
  6. レオ・デモンハートに関する感想や評価
  7. レオ・デモンハートのかっこいい魅力まとめ

レオ・デモンハートがかっこいい

勇者、辞めますの作品情報

「勇者、辞めます」のレオ・デモンハートは、なぜか突然魔王軍へ入隊したいと言い出します。これまで魔王軍と戦い続けてきたのに、一体なぜなのでしょうか?この記事では、かっこいいレオ・デモンハートにスポットを当て、その正体や魔王軍に入った理由などを探っていきますが、まずは「勇者、辞めます」の作品情報をお届けしましょう。最初に「勇者、辞めます」の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

勇者、辞めますの概要

概要のイメージ

「勇者、辞めます」(正式タイトル:「勇者、辞めます〜次の職場は魔王城〜」)は、日本の作家クオンタムによるライトノベル作品です。この作品は、KADOKAWAの小説投稿サイト「カクヨム」にて2017年1月12日から2月7日まで連載され、第2回カクヨムWeb小説コンテストのファンタジー部門で大賞を受賞しました。

2017年12月から2018年10月まで、カドカワBOOKSより四六判版全3巻が刊行され、その後、富士見ファンタジア文庫にて文庫版全3巻が相次いで刊行されました。メディアミックス展開としては、漫画版「勇者、辞めます」がKADOKAWAの「ヤングエースUP」にて2018年5月31日から連載されています。また、2022年にはテレビアニメが制作され、同年4月から6月までAT-Xをはじめとする複数の放送局で放送されました。

勇者、辞めますのあらすじ

あらすじのイメージ

無敵を誇った魔王軍が勇者に敗れ去りました。捲土重来を期して魔王軍が動き出したちょうどその時、元勇者であるレオが姿を現します。単独で魔王軍を撃破した圧倒的な強さが恐れられ、人間の国から追放されていたのです。レオは、魔王軍に正体を隠して入軍し、再建に取り組みます。やがて、その功績が認められたレオは、軍の幹部に昇りつめます。しかし、レオの真の目的は、単に軍だけではなく全世界の立て直しにあったのです。

レオ・デモンハートのプロフィール

ここからは、メインテーマである「勇者、辞めます」のかっこいいレオ・デモンハートの話題に移ります。レオ・デモンハートは、本作「勇者、辞めます」の主人公で、さまざまな戦闘能力を有しており、人類最強とも言われる勇者です。何でも1人でできてしまうため、やがて仲間が邪魔になり1人で旅にでることになりました。

かっこいいと話題のレオ・デモンハートですが、そのかっこいい理由の1つは、彼が1人旅の途中でエキドナとその四天王をたった1人で討伐した強さにあります。その後もずっと1人で旅を続けてきましたが、やがてレオ・デモンハートは旅を終え聖都レナイェに帰ってきました。

しかし、帰ってみると王からは「人の姿をした怪物」と恐れられ、遠ざけられてしまう始末です。レオ・デモンハートに恐怖心を抱いた王は、翌日から多くの暗殺者や野盗に変装した聖騎士を派遣し始めました。

ところが、レオ・デモンハートは聖王の派遣した暗殺者たちをいとも容易く打ち破ってしまいます。すると聖王は、最後の手段で彼に国外追放を宣告しました。行くあてもなく追い詰められたレオは、悩み苦みます。しかし、そんな中、魔王軍が人材を募集しているという情報を知り、採用試験を受けることを決意します。こうして、レオ・デモンハートは、かつての敵・魔王軍に面接を受けに出向くこととなったのです。

TVアニメ「勇者、辞めます」公式サイト

レオ・デモンハートが魔王軍に入ろうとした理由や正体

レオが魔王軍に入った理由

前項で解説した通り、聖王から国外追放を言い渡され、行く当てもなく彷徨うレオ・デモンハートが耳にしたのは、魔王軍が人材を募っているという噂でした。「もし世界が俺を滅ぼそうとするなら、俺こそが世界を滅ぼしてやる」という思いがレオの中に芽生えました。自分を受け入れてくれる場所は魔王軍だけだと考え、魔王軍の採用試験を受ける決心を固めました。

面接の際には、「人間どもを滅ぼし、魔族の千年王国を築くために、新生魔王軍に入隊したい」と堂々と宣言していましたが、その真の目的は別のところにありました。レオ・デモンハートは、エキドナが「賢者の石」を求めていることを知り、エキドナがどのような人物なのかを知るために行動していました。そして、賢者の石を託すに値する人物と分かれば、エキドナに賢者の石を手渡すつもりでした。

レオはエキドナの本性や考え方を知り、賢者の石を託すことに決めます。賢者の石とは、レオの心臓の一部である「アカシック・エンジン」という装置です。体内にある賢者の石を渡すために、レオはエキドナと四天王を敵として演じ、自分自身を破壊させました。

あとは、エキドナがレオの体から賢者の石を取り出すだけです。しかし、レオの計画は思わぬ結果に終わります。エキドナや四天王は、彼に致命傷を与えず生かしたのです。結果的に、レオの命を懸けた計画は失敗に終わりました。

レオは正体を隠し黒騎士オニキスとして採用される

レオは四天王にこれまでの出来事を伝え、苦労の末に採用に漕ぎつけます。しかし、エキドナから正式な許可を得ていなかったため、彼は正体を隠しゴッドハート卿と名乗ることにしました。その後しばらくの間、レオは正体を隠してシュティーナの仕事を手伝っていました。

正体を知られないために、レオは自分の名前をゴッドハート卿、ブラッドソード卿、オニキス卿の中からどれにするか悩みます。悩んだ末に、正体を隠す仮の名をオニキス卿とすることにしました。こうして、レオの正体は四天王だけが知ることとなったのです。エキドナを含む他の魔王軍は、新たな仲間として正体不明のオニキス卿を迎え入れることになりました。

レオの過去

過去のイメージ

続いて、レオ・デモンハートの過去について解説していきます。過去からずっと、見た目が20歳前後のレオですが、実は生まれは約3000年も前のことになります。彼の正体は、魔王軍に立ち向かうために創り出された12人の生体兵器「デモン・ハート・シリーズ」の1人だったのです。

レオは、デモン・ハート・シリーズの5番目の個体で、名前を「DH-05-LEO」といいます。彼らは皆、過去にそれぞれ特別な能力を持っていましたが、レオは将来には極限の強さを持つ可能性を秘めていました。戦闘を通じて過去の敵の能力を分析し、自身のものにする力を持っています。結局、魔王軍との戦いで生き残ったのはレオだけだと思われていました。

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レオ・デモンハートのかっこいい活躍をネタバレ

活躍①四天王の教育係になる

オニキス卿は、シュティーナの業務の負荷軽減に見事な手腕を発揮した後、他の四天王の問題解決にも取り組みます。最初は兵站部隊を指揮する獣将軍リリの問題にコミットします。過去に「アホの子」として扱われていたリリは、そもそもリーダーシップを発揮するタイプではありません。彼女には部下との協力の重要性を教え、兵站部隊の効率化に成功しました。

次にレオが手がけたのは、行方不明となっていた無影将軍メルネスのコミュ力向上です。彼女には、大衆食堂でウェイトレスをさせたり、面接の練習を行ったりしてコミュニケーションのスキルアップを図りました。

最後にレオが取り組んだのは、竜将軍エドヴァルトの抱える問題です。エドヴァルトは、まさに脳筋と言える人物で、過去にはスパルタ指導で部下を絶望の淵に追い込んでしまったこともあります。エドヴァルトには「初めての仕事や敵に対して苦戦するのは当然」という考え方を教えます。こうして四天王の仕事は、飛躍的に改善されていきました。

活躍②エキドナとの飲み会

過去のレオは、無表情で機械的な性格の優等生として知られ、コミュニケーションも得意ではありませんでした。しかし、エキドナとの飲み会で、上司の心をつかむ方法を披露します。上司であるエキドナのグラスが空になると、ただちにお酒を注ぐことで、「気が利くやつだ」という印象を与えたり、どんどん飲ませて酔い潰すことも可能です。

また、事前に料理を把握しておくことで話を広げやすくなったり、上司からの質問に的確に答えることは最高の自己アピールとなることなど、コミュ力のテクニックを積極的に紹介していました。

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レオ・デモンハートの戦闘能力や強さ・性格

レオ・デモンハートの戦闘能力や強さ

ここからは、かっこいいレオ・デモンハートの戦闘能力や強さについて考察していきます。「勇者、辞めます」の物語は、レオが魔王城の扉を叩き、採用試験に挑む場面から始まります。通常、真の強さを持つ勇者ならここで剣を抜いて戦闘を開始するでしょう。

しかし、レオは剣ではなく履歴書を取り出します。面接では、堂々と元勇者であることを名乗り、勇者の道を踏み外した過去を正直に告白しました。剣術をはじめ黒魔術、精霊魔術などほぼ全ての戦闘能力を使いこなす強さを持っているようでした。

面接の際には、単独でエキドナを打ち破った偉業を自慢し、即戦力として新生魔王軍への参加を希望しました。しかし、過去の魔王軍との経緯から、不合格とされてしまったのは言うまでもありません。そこでレオは、副試験官の四天王たちを拉致し彼らの説得に取りかかります。そして、見事採用されることとなったのです。

レオ・デモンハートの性格

性格のイメージ

レオは「勇者、辞めます」作中で最強キャラであり、自身の強さをよく自覚しています。最初はその圧倒的な強さゆえに「仲間なんていらない」と考えていました。しかし、魔王軍への参加後は魔王軍のメンバーを仲間とみなし、困っている仲間に手を差し伸べるなど非常に面倒見のよい性格へと変わりました。

レオ・デモンハートは、表情豊かに話し方といい、メルネスにコミュニケーションスキルを指導するなど、人付き合いに長けています。ただし、魔王エキドナによれば、実際の彼は真面目な性格をしており、明るい性格は単に演技の可能性もあるということでした。

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レオ・デモンハートのアニメ声優

小野賢章のプロフィール

アニメ「勇者、辞めます」でレオ・デモンハートを演じたのは、声優の小野賢章(おの・けんしょう)です。ここで、小野賢章のプロフィールや経歴を紹介します。小野賢章は、1989年10月5日生まれで福岡県出身、身長170cm・体重 52㎏と日本人の平均的な体型をしています。特技は、体操・バスケットボールといわゆるスポーツマンで、趣味でギター演奏を楽しんでいるようです。

小野は、劇団ひまわり傘下の砂岡事務所に所属し、子役として芸能活動をスタートさせます。現在はアニモプロデュースに所属し、声優そして俳優として活躍しています。声優としての小野は、映画「ハリーポッター」シリーズで主人公を演じたダニエル・ラドクリフの吹き替えとしてお馴染みの方も多いことでしょう。

小野賢章が声優としてブレイクしたのは、2012年のテレビアニメ「黒子のバスケ」の主人公・黒子テツヤ役でした。舞台版でも黒子テツヤを演じ、彼の代表作となりました。また、2014年2月には歌手デビューを果たし、シングル曲「FANTASTIC TUNE」と「ZERO」は、「黒子のバスケ」のOP・EDテーマ曲に採用されています。

小野賢章の主な出演作品や演じたキャラ

次に、アニメ「勇者、辞めます」のレオ・デモンハート役の声優・小野賢章の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

  • ハリー・ポッターシリーズ(ハリー・ポッター)
  • 黒子のバスケ(黒子テツヤ)
  • ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(ジョルノ・ジョバーナ)
  • 田中くんはいつもけだるげ(田中)
  • SPY×FAMILY(ユーリ・ブライア)
  • アイドリッシュセブン(七瀬陸)
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(ハサウェイ・ノア)
  • 文豪ストレイドッグス(芥川龍之介)
  • おじゃる丸(坂ノ上おじゃる丸)
  • アオアシ(中村平)

レオ・デモンハートに関する感想や評価

ここまで「勇者、辞めます」のかっこいいレオ・デモンハート特集をお届けしてきましたが、最後にレオ・デモンハートに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、「勇者、辞めます」が神展開だと絶賛する方のツイートからです。声優・小野賢章の演じるレオ・デモンハートがとてもかっこよく、鳥肌が立ったそうです。

続いて紹介するのは、レオの過去が判明してから面白さが増したと言う方のツイートからです。特にラストの叫びが皮肉が効いていてよかったそうです。

最後に紹介するのもレオ・デモンハートの過去に関するツイートからです。生い立ちが語られてから、レオに感情移入できるようになったとのことです。タイトルの持つ意味にも感動したそうです。

レオ・デモンハートのかっこいい魅力まとめ

ここまで、「勇者、辞めます」のかっこいい主人公レオ・デモンハートにスポットを当て、彼の正体や強さ、そして魔王軍に入った理由などについてこうさつしてきました。

まとめのイメージ

レオ・デモンハートの正体は、3000年ほど前、魔王軍に立ち向かうために創り出された12人の生体兵器「デモン・ハート・シリーズ」の1人でした。やがて、人類最強の強さがわざわいし、レオは聖王から国外追放を言い渡されてしまいます。

行く当てのないレオが耳にしたのが魔王軍の人材募集の噂です。「世界が自分を滅ぼそうとするなら、こちらこそ世界を滅ぼしてやる」という思いが芽生え、魔王軍への入隊を決意し採用面接に臨みました。レオが魔王軍に入ろうとしたのには、こうした事情からでした。

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