【ダンまち】クロエ・ロロは元暗殺者？過去や強さ・レベルをネタバレ解説

本記事では、ダンまちに登場したクロエの過去や正体、レベルをネタバレしながら紹介していきます。クロエは豊穣の女主人の問題児の1人で、作中では面白い言動を見せています。クロエとアーニャの関係や、アニメで声を演じた声優も紹介していきます。

クロエの過去や正体を知る前に、まずは「ダンまち」の基本情報を紹介していきます。ダンまちは2013年から刊行されている小説で、2023年7月時点で累計発行部数1200万部を突破しています。2014年から2020年の「このライトノベルがすごい！」にランクインしており、2013年から2019年には漫画も連載されていました。作者の大森藤ノは「Arcadia」に小説を投稿しており、ダンまちで賞を受賞してデビューしています。

ダンまちの世界にはダンジョンが存在しており、ダンジョンでは無限にモンスターが生み出されています。また、約千年前に神が地上に降り立ち、神の眷属になった人間たちでファミリアが組織されました。主人公のベルは白髪と赤い瞳が特徴的な少年で、女性との出会いを求めて冒険者になりましたが、ダンジョンで片角のミノタウロスに殺されそうになっています。

ダンまちのクロエは、オラリオの酒場「豊穣の女主人」で働いているウエイトレスです。猫耳と尻尾を持つ21歳の猫人で、トラブルばかりを起こしているため、相棒のアーニャと「おバカ猫の1と2」という扱いを受けています。神を真似て「ニャー」という語尾を使用しており、本来の性格は泣き虫で怖がりのため、キャラ作りを止めれば真面目な口調で会話します。

ここからは、ダンまちに登場したクロエの過去や正体をネタバレしながら解説していきます。クロエは豊穣の女主人のトラブルメーカーですが、物語途中に意外な過去が明らかになりました。クロエの強さとレベルや、アーニャとの関係もまとめていきます。

クロエは豊穣の女主人のウエイトレスで登場したキャラクターですが、正体は元暗殺者です。オラリオの外には犯罪系組織「セクメト・ファミリア」が存在しており、クロエはセクメト・ファミリアで生まれました。そのため、生まれながらに暗殺者になることを宿命付けられていましたが、母親に命を庇われたことで脱退を決意し、条件である上級騎士殺害を達成して脱退しました。

クロエは人を殺す方法しか知らなかったため、ファミリア脱退後も殺し屋で食い扶持を稼いでいました。また、早々にレベル3に上がる才能を持っていたため、脱退後には調子に乗っていましたが、オラリオに入った時に実力者のシャクティに殺されかけています。その時の出来事はトラウマになっているため、本編でもシャクティが苦手な様子が描かれていました。

ダンまちのクロエは、本編が始まる5年前に殺し屋の廃業を決意しました。そのため、「リュー暗殺」という最後の依頼を受け、リューが働く豊穣の女主人に侵入しましたが、店長のミアに返り討ちにされてしまいます。また、ミアに1億ヴァリスの借金を背負わされたため、強制的に豊穣の女主人で働くことになりました。本編の「女神祭」では、シルを守るためにガリバー兄弟と戦っています。

2023年7月時点で、ダンまちのクロエのレベルは4です。暗殺者はオラリオでは稀有な職業で、クロエは敏捷と器用を活かした戦いを得意にしています。また、様々な薬品を扱う「調合」というアビリティを持つため、薬品を使って相手の動きを制限しています。犯罪組織にいた時には酷い生活を送っていたため、その時に毒に対する耐性を身に着けました。

ダンまちのクロエは、「フェレス・クルス」という魔法を使用しています。フェレス・クルスは「実体のない幻影を生み出す魔法」で、攻撃や防御はできないですが、クロエは攪乱や陽動に使用しています。レベル4は低くない数値ですが、オラリオにはレベル7とレベル6の冒険者が存在しているため、クロエの強さは中堅クラスです。

ダンまちのアーニャは、豊穣の女主人のウエイトレスです。明るく元気な性格をしており、客足が減るほどの音痴です。過去にフレイヤ・ファミリアに所属していましたが、兄が負傷する騒動が起きた時にファミリアを追放されました。アーニャは相手のステータスを低下させるスキルを持つため、クロエと相性が良いキャラクターです。

クロエとアーニャは、ダンまちのwebサイトで次回予告を担当しています。本編では問題児として描かれていますが、次回予告には適当な性格のゲストキャラクターが登場しているため、2人がツッコミ役に回っています。また、アプリゲーム「メモリア・フレーゼ」では、2人のコンビが活躍するエピソードが描かれています。

強さや正体、レベルを知った後は、ダンまちのアニメでクロエを演じた声優を紹介していきます。ダンまちは2015年からアニメが放送されており、アニメでは豪華な声優陣がキャラクターの声を演じています。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

ダンまちで豊穣の女主人のクロエを演じたのは、声優の洲崎綾です。洲崎綾は石川県出身で、2010年から声優活動を行っています。生年月日は1986年12月25日で、所属事務所は「アイムエンタープライズ」です。大学在学中に「日本ナレーション演技研究所」に入所しており、卒業後はOLをしていましたが、退職後に声優デビューしました。ファンからは「あやっぺ」という愛称で呼ばれています。

声優の洲崎綾は、アニメ「亜人」で「永井慧理子」というキャラクターを演じています。永井慧理子は主人公の永井圭の妹で、生まれながらに病弱な体を持つため、総合病院で療養しています。幼少期は兄と仲が良かったですが、海斗を見捨てたことで「クズ」と思っています。永井慧理子が登場した本作は、2016年にアニメが放送されていました。

声優の洲崎綾は、「異世界のんびり農家」「闘神機ジーズフレーム」「魔法少女特殊戦あすか」「バトルガール ハイスクール」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビューして3年ほどは端役を演じており、2013年の「キルラキル」「たまこまーけっと」の出演で知名度を上げました。プライベートでは、2019年に結婚を発表しています。

強さや過去、正体を知った後は、ダンまちに登場したクロエに関する感想をまとめていきます。豊穣の女主人は美女揃いのため、読者から様々な感想が挙がっているようです。クロエの魅力や声優に関する感想をまとめていきます。

ダンまちの読者からは、「クロエは猫耳で可愛い」「実は泣き虫なのが可愛い」という感想が挙がっています。また、暗殺者の職業を持つため、「戦闘中のクロエはかっこいい」という感想も挙がっています。

ダンまちのクロエとアーニャは仲良しコンビのため、読者からは「2人の関係が好き」という感想が挙がっています。また、トラブルを起こす度に怒られているため、「問題児な言動が笑える」という感想も挙がっています。

ダンまちのクロエは二面性があるキャラクターのため、「クロエを演じた洲崎綾の演技が上手い」「洲崎綾は声の使い分けが上手い」という感想が挙がっています。また、豊穣の女主人のメンバーは、アニメ5期以降で活躍が増えるため、「アニメの続編を制作してほしい」という感想も挙がっています。

本記事では、ダンまちに登場したクロエの過去や正体、強さを解説していきました。クロエは豊穣の女主人のトラブルメーカーですが、本来の性格は泣き虫のため、ギャップが可愛いキャラクターと言われています。また、クロエの登場シーンを増やしてほしいという意見も挙がっています。クロエが登場したダンまちを読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。