【GATE（ゲート）】伊丹耀司の結婚相手は？女性キャラクターとの恋愛関係を考察

「GATE（ゲート）」の主人公である伊丹耀司は、自衛隊員ながら仕事よりも趣味に生きることを生きがいにしているタイプのキャラクターです。しかし、異世界人に東京が襲われたときの戦いで活躍したことなどをきっかけに特地へ派遣され、そこで自衛隊メンバーとして大きな役割を果たします。

この記事では伊丹耀司が異世界の「特地」で出会ったヒロインたちや、自衛隊員、日本での知人などのなかから誰と結婚するのかについて考察するほか、伊丹耀司の能力などを紹介します。

「GATE（ゲート）」は小説投稿サイト「アルカディア」へ2006年から2009年まで連載されていた作品で、当時の作品名は「自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」でした。作者は自衛隊出身の柳内たくみさんで、本作にはその経験が活かされリアリティーがある自衛隊の設定や兵器などが登場することが特徴です。ライトノベル版はアルファポリスから刊行されていて、本編・外伝含めて10冊で完結しました。

その後、2017年からは海上自衛隊をメインにした「ゲートSeason2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり」が刊行されています。このほか、「ゲート 帝国の薔薇騎士団 ピニャ・コ・ラーダ14歳」をはじめ、複数のコミカライズ作品が刊行されている人気作品です。アニメは2015年7月から1クール目が、2016年1月から2クール目が放送されました。

自衛隊員の伊丹耀司は、休暇を利用して趣味の同人誌即売会へ向かっていました。このとき、新宿には異世界とつながるゲートが開き、そこから異世界の兵士たちが侵略してきました。突然のことに混乱する群衆たちを見た伊丹耀司は、同人誌即売会が中止になりそうなことを悔しがりつつ人命救助に奔走しました。その活躍を認められて、伊丹耀司は不本意ながら昇進します。

「GATE（ゲート）」の主人公である伊丹耀司は、本作がはじまった時点では三等陸尉でしたが、異世界と日本がつながったときの「銀座事件」での功績が認められて二等陸尉に昇格しました。また、特地においても数々の功績をあげていて、炎龍討伐成功の報酬として「卿」の称号を得て下級貴族として叙勲され、さらにダークエルフ族長会議から名誉族長の称号や超特大のダイヤモンドとヤオの身柄の所有権を与えられています。

このように数々の功績を挙げている伊丹耀司ですが、勤務態度は不真面目で仕事のために生きるのではなく、趣味のために仕事をしているというタイプのオタクです。また、不真面目な勤務態度が原因で上司にレンジャー訓練に叩きこまれるなどをした結果、レンジャー徽章や空挺徽章などを所持しています。つまり、性格的には問題はあれど、1人の自衛隊員としてはかなり優秀なキャラクターと言えます。

ここからは「GATE（ゲート）」の主人公である伊丹耀司の結婚相手が誰になるかという、恋愛関係を考察していきます。最初の候補は特地で伊丹耀司が救出したエルフのテュカ・ルナ・マルソーです。テュカはエルフの中でも希少種とされるハイエルフで、実質的に寿命はないとされる存在です。伊丹耀司とテュカとの出会いは、炎龍により壊滅状態になっていたテュカが住む森の中の集落でした。

テュカを守るため父親が彼女を井戸に落とし、その後到着した伊丹耀司たちの部隊が唯一の生存者であるテュカを発見しました。その後自衛隊に保護されたテュカは、伊丹耀司たちとよく一緒に活動する三人娘の1人として作中で活躍します。伊丹耀司たちと合流したばかりのころは、父親の死を受け入れることができずに精神的に不安定で、伊丹耀司に父親の幻を重ねて見ていました。

ですが、伊丹耀司たちとともに炎龍を討伐することでそのトラウマを克服することに成功します。伊丹耀司とテュカが恋愛関係に発展するか、結婚するのかについての考察ですが、もともと2人の関係は恋愛というよりも保護者と被保護者の関係でした。トラウマを克服してからテュカが伊丹耀司を異性として見るようになることが増えますが、恋愛関係まで発展するのは難しいとされています。

伊丹耀司の結婚相手が誰になるかの候補として、ピニャ・コ・ラーダが挙げられます。ピニャは特地の覇権国家である帝国第三皇女という要人で、帝国の要人としてはもっともはやく伊丹たちと遭遇したキャラクターです。結婚相手候補として名前が挙がるピニャですが、2人の出会いは最悪のものでした。自衛隊が占領したアルヌスの丘は帝国にとって聖地であり、その奪還のための大きな作戦が実施されました。

その作戦に動員された諸国王連合軍は、特地の人たちにとって未知なる自衛隊の装備に太刀打ちできずに大敗北を喫します。その戦いに敗れた兵士たちの一部は盗賊となり、イタリカの街を襲いました。ピニャは配下の薔薇騎士団とともにアルヌスの丘へ偵察に向かう途中に立ち寄ったイタリカでこの戦いに巻き込まれます。イタリカの街の領主は当時11歳と幼いミュイ・フォルマルだったため、代わりにピニャが指揮を執ります。

伊丹耀司たちは特地で出会ったレレイたちが収入を得るため、そして特地の経済や流通を調べるためにイタリカへ向かっていました。そこで盗賊に襲われているイタリカに気付き急行します。伊丹耀司たちがイタリカへ到着したとき、ピニャは目的の自衛隊員である伊丹耀司たちが急に現れたことや、エムロイの亜神であるロゥリィが現れたことで混乱します。

イタリカ防衛のためにどうしても自衛隊やロゥリィを味方に引き入れたいピニャは、意を決してイタリカの門を思い切り開きます。そこにあったのは伊丹耀司の顔面で、強烈に打ち付けてしまいました。その後、自衛隊と和平交渉をおこない和解しましたが、今度はそのことを知らない薔薇騎士団員が伊丹耀司を拉致して暴行を働くという事態を引き起こします。

そのことでさらなる窮地に追い込まれましたが、必死の謝罪と伊丹耀司の気にしないという発言などで事なきを得ます。その後、日本に訪れたピニャはそこで日本の文化、とりわけ同人誌にはまってしまいBLに目覚めます。しばらくして、帝国の次期皇帝に任命されたピニャは兄のゾルザルに幽閉されます。それを救出したのは伊丹耀司たちでした。

そのあと正式に皇太女となったピニャは周囲から婿取りをしてほしいと声が上がります。その候補の1人が伊丹耀司でした。実際に、ピニャは伊丹耀司を意識している様子がありますがすんなりとはいかないようです。その理由の1つが、同人誌と出会ったことで特地の常識にはない恋愛の形に憧れたことや、ライバルが多数いることなどです。

伊丹耀司の結婚相手が誰になるかの予想として、ロゥリィ・マーキュリーが挙げられます。ロゥリィは見た目は幼い少女ですが、その正体はエムロイの亜神であり外見だけが幼いまま固定されていて、実年齢は941歳です。死を司る神のエムロイに仕えていて、一般的に「死神ロゥリィ」という名前で呼ばれ畏怖されている存在です。伊丹耀司とロゥリィの出会いは、炎龍から避難する一行に伊丹耀司たちが同行しているときです。

はじめてみる存在の伊丹耀司たちが嘘をついていないかを確認するため同行し、伊丹耀司たちを信用したあとも一緒に行動するようになります。とくに伊丹耀司に対しては特別な感情を抱いているかのように、誘惑をしたりからかったりするシーンが数多く描かれます。また、伊丹耀司はロゥリィにより眷属にされました。それにより、伊丹耀司はケガをしてもそれをロゥリィが肩代わりをするという不死身に近い能力を持ちます。

また、伊丹耀司はロゥリィとの眷属契約の影響で死後の魂はロゥリィのもとへ送られることが確定しました。伊丹耀司とロゥリィの恋愛関係についてですが、ロゥリィはなんども誘惑しますが、伊丹耀司はロゥリィの幼い見た目などもありのらりくらりと交わしています。しかし、お互いに好意を抱いているのは間違いないとされているので結婚の有力候補の1人となっています。

伊丹耀司の結婚相手が誰になるかの予想として、ヤオ・ロゥ・デュッシが挙げられます。ヤオはダークエルフの女性で、自衛隊が炎龍を倒したと聞いてアルヌスの丘へやってきました。その理由は、ヤオたちの部族が炎龍のため危機的状況になっているのを自衛隊に助けてもらうためでした。ヤオは族長からその身を差し出してでも協力を取り付けろと命じられていて、ヤオ自身もそれに異論がなくその言葉通りの行動をとろうとします。

しかし、自衛隊員に協力してもらえず落ち込んでいるときに「伊丹」という名前を聞いて一縷の望みを託しました。ですが、このときヤオは協力を取り付けるためとは言えテュカに真実を突き付けて心を壊すという暴挙に出てしまいます。結果的に伊丹耀司たちの手によって炎龍を撃退することに成功しましたが、ヤオはダークエルフ族からの礼として伊丹耀司へ献上されます。

ヤオは奴隷として差し出されますが、伊丹耀司はそれを拒否します。そのため奴隷ではありませんが、2人の関係は主従関係に近いです。ヤオとしては伊丹耀司に対して性的なアピールをしますが、伊丹耀司は取り合いません。2人は恋愛関係には発展しないだろうとされているほか、ほかのメンバーも彼女を同等のライバルとして見ていないようです。

伊丹耀司の結婚相手が誰になるかの予想として、レレイ・ラ・レレーナが挙げられます。レレイは特地の人間族で、見た目通りの15歳の少女です。魔法使いとして将来を嘱望されているほか、頭脳明晰でいち早く日本語を理解して通訳などで活躍します。また、好奇心旺盛で日本のものに興味を示して車の運転などもできるようになりました。

レレイは伊丹耀司に懐いていて、結婚相手として選んだようです。それは「三日夜のならわし」という、特地の風習を勝手に行ったことからわかります。「三日夜のならわし」とは三日間寝所を共にした男女は夫婦として認められるという風習で、伊丹耀司が知らないうちにレレイはそれを達成していました。もちろんそれですぐに伊丹耀司と恋愛関係になったり、結婚するというわけではありません。

それでも、伊丹耀司の結婚相手候補としてかなり有利な位置にいるとされています。レレイは、日本と特地をつなぐ通訳としてなくてはならない存在であり、さらに伊丹耀司に対して積極的にアピールする力もあります。また、レレイは自分のことを「伊丹の配偶者」と自称しています。

伊丹耀司の結婚相手が誰になるかの予想として、栗林志乃が挙げられます。栗林志乃は伊丹耀司の部下で、当初はオタクで真面目に仕事をしない様子の伊丹耀司のことを嫌っていました。しかも、栗林が憧れているレンジャーなどの訓練を伊丹耀司が修了していることを知り暴れることがありました。それでも、2人の関係はそれほど悪くありません。

とくに、web版においては栗林は伊丹耀司を守るために負傷して自衛隊を退役しています。また、彼女自身も伊丹耀司を気にかけるようになり、日本に戻ってから伊丹耀司を追いかけているようです。ライトノベル版とweb版は別の展開を見せているので、2人の関係がどうなるかわかりませんが、栗林が伊丹耀司の結婚相手候補の1人であることは間違いないようです。

伊丹耀司の結婚相手が誰になるかの予想として、葵梨紗が挙げられます。葵梨紗はもともと伊丹耀司と結婚していた相手で、新宿事件や伊丹耀司の特地派遣などをきっかけに離婚しました。離婚した最大の理由は、伊丹耀司が梨沙に対して抱いている感情がLOVEではなくLIKEであることに梨沙が気づいたことでした。離婚した後も友人関係の2人は、再婚することはないのではないかとされています。

「GATE（ゲート）」の主人公である伊丹耀司の性格は、仕事よりも趣味を優先するといういい加減な性格です。ですが、お人よしで困っている人がいれば率先して救出するシーンが数多く描かれています。

伊丹耀司はいい加減な性格ですが、自衛官としてかなり有能です。レンジャー徽章や空挺徽章という、厳しい訓練を修了した者しか手に入れていない徽章を所持しているほか、特殊作戦群に所属していました。とくに、「本気になった伊丹は誰も捕まえられない」というほど、逃げるという場面においてトップクラスのスキルを所持しています。

「GATE（ゲート）」で伊丹耀司役を演じる声優は諏訪部順一さんです。諏訪部順一さんは1996年から声優活動を開始し、テレビアニメ「テニスの王子様」の跡部景吾役でブレイクしました。また、アニメ声優としてだけではなく、ナレーターや音楽活動など幅広く活躍しています。

• テニスの王子様 跡部景吾
• 魔法遣いに大切なこと 小山田雅美
• Fate/stay night アーチャー
• BLEACH グリムジョー・ジャガージャック
• うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ 神宮寺レン
• 黒子のバスケ 青峰大輝
• 甘城ブリリアントパーク 栗栖隆也
• 文豪ストレイドッグス 織田作之助
• 異世界食堂 店主
• ブルーロック 馬狼照英

「GATE（ゲート）」には数多くのヒロインが登場しますが、それだけではなく伊丹耀司や菅原といった男性キャラがかっこいいという声があります。

伊丹耀司にはさまざまな結婚相手候補がいますが、そのなかでもピニャ殿下と結婚してほしいというファンの方がいました。

「GATE（ゲート）」を視聴して、伊丹耀司や自衛隊の活躍がかっこいい、気持ちいいという感想があります。また、レレイがかわいかったという声がたくさんありました。

「GATE（ゲート）」の伊丹耀司の結婚相手や恋愛をする相手が誰かや、その能力などについて紹介しました。不真面目そうにみえて特地や日本で活躍する伊丹耀司に注目をして、本作を楽しんでみてはいかがでしょうか？