【GATE(ゲート)】ピニャ殿下は帝国の第三皇女!伊丹との関係や担当声優は?

「GATE(ゲート)」は小説投稿サイト「Arcadia」に原作が投稿されていた作品で、作中にはピニャ殿下というキャラクターが登場します。ピニャ殿下は異世界にある帝国の第三皇女で、帝国側の要人としてはもっとも早く日本の自衛隊と接触した人物です。この記事では「GATE」のピニャ殿下の過去や結婚、主人公の伊丹との関係のほか、ピニャ殿下を演じる声優の戸松遥さんについて紹介します。

【GATE(ゲート)】ピニャ殿下は帝国の第三皇女!伊丹との関係や担当声優は?のイメージ

目次

  1. ピニャ殿下は帝国の第三皇女
  2. ピニャ殿下の過去や伊丹との関係
  3. ピニャ殿下のアニメ声優
  4. ピニャ殿下に関する感想や評価
  5. ピニャ殿下まとめ

ピニャ殿下は帝国の第三皇女

ピニャ殿下は「GATE(ゲート)」に登場するキャラクターで、帝国の第三皇女という高い地位にいるキャラクターです。帝国側の人物としてもっとも早くメインストーリーに絡むキャラクターで、アニメ版でも活躍シーンが描かれています。この記事では、ピニャ殿下の結婚や伊丹との関係、声優の戸松遥さんについて紹介します。

GATE(ゲート)の作品情報

GATE(ゲート)の概要

Aboutと書かれたノート

「GATE(ゲート)」は柳内たくみさんが手がけた小説で、初出は小説投稿サイト「Arcadia」に掲載されていた「自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」です。2010年にはアルファポリスからライトノベル版が本編・外伝含めて10冊刊行されています。また、海上自衛隊を主人公にした「ゲートSeason2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり」が2017年から刊行されています。

自衛隊が主人公の異世界物の「GATE」は、作者の柳内たくみさんが自衛隊経験者ということが活かされた作品です。また、漫画版は本編だけではなくピニャ殿下を主人公にしたスピンオフ「ゲート 帝国の薔薇騎士団 ピニャ・コ・ラーダ14歳」をはじめ複数作品出版されています。アニメ版は2015年7月から1クール目が、2016年1月から2クール目が放送されました。

GATE(ゲート)のあらすじ

あらすじ

陸上自衛隊員の伊丹耀司は、あくまでも趣味のために仕事をするというスタンスを貫いています。趣味の同人誌即売会へ向かう伊丹でしたが、このとき東京に異世界とつながるゲートが開き、異世界からの侵略者たちが攻め込んできました。伊丹は自衛隊員として奮闘し、二等陸尉に昇進します。さらに、ゲートの先にある異世界の「特地」へ派遣されることになりました。

ピニャ殿下のプロフィール

プロフィール

ピニャ殿下はる異世界「特地」にある帝国の第三皇女です。帝国は特地において覇権国家で、第10位の皇位継承権を持っています。本名はピニャ・コ・ラーダで、側室の娘にあたります。父親のモルト・ソル・アウグスタスにとっては、5番目の子供となります。

ピニャ殿下は帝国の第三皇女として育てられたためか、気位が高く帝国貴族以外を見下していました。しかし、伊丹や自衛隊との出会いで衝撃を受け、帝国至上主義が崩れて性格も柔らかくなりました。ピニャ殿下が来日したときに伊丹の前妻である葵梨沙の部屋で女性向け同人誌を見ます。そこで「これが地球の芸術か」と感動してBL趣味に目覚めてしまいます。また、非常時にはリアリストとして物事を判断する力を持ちます。

TVアニメ『 GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 』公式サイト

ピニャ殿下の過去や伊丹との関係

ピニャ殿下の過去

ピニャ殿下は「GATE(ゲート)」の中でもとくに重要な帝国の第三皇女として産まれました。幼少期に騎士団ごっこをはじめ、それはその後に正式な騎士団である「薔薇騎士団」となりました。ピニャ殿下は自身が騎士団に憧れていただけではなく、帝国のために活動したいという思いがあり騎士団を作りました。しかし、男尊女卑の考えが強い帝国では、儀仗兵扱いしかされませんでした。

儀仗兵としての活動以外求められていなかった薔薇騎士団に転機が訪れます。それは、自衛隊が聖地アルヌスを占領し、帝国軍が反撃を試みるも撃退されたあとでした。皇帝にそのことを質問すると、ちょうどいいとばかりに薔薇騎士団へ現地を視察するようにと指示します。これが薔薇基壇のはじめての遠征で、そのことがピニャ殿下や薔薇騎士団の運命を大きく動かしていきます。

ピニャ殿下の結婚の噂が流れた理由

ピニャ殿下には「GATE(ゲート)」の作中で結婚のうわさが流れたことがあります。その理由としてもっとも大きいのは、ピニャ殿下が次期皇帝に任命されたことが理由です。ピニャが次期皇帝に任命されるまでにはさまざまなことがありました。とくに、彼女の兄であるゾルダルがクーデターで帝国の実権を握った際は、ピニャ殿下と皇帝が帝都で幽閉されてしまいました。

それを救出したのは伊丹たちで、ピニャ殿下は日本へ避難しました。日本に行ったピニャ殿下は、すぐに特地に戻ることなく日本での生活を謳歌します。しかし、ピニャ殿下の配下であるシェリーによって特地に連れ戻され、このタイミングで皇帝の後継者である皇太女に据えられました。このあと、帝都をゾルダルから責められますが、自衛隊の救援が駆け付けるまで持ちこたえて勝利します。

帝国に戻り実権を握ったかに見えたピニャ殿下ですが、ゾルダルとの争いで心が折れて日本へ逃げた彼女を素直に認める者はあまり多くありません。そこで早く政治力がある婿を迎えてほしいという声が大きくなります。ですが、ピニャ殿下の結婚についてはなかなか前に進んでいきません。その最大の理由は、ピニャ殿下自身の「乙女心」です。

ライラックで描かれたハートマーク

もともとは帝国の第三皇女としての教育を受けていて、皇族の結婚は政治的な意味合いが強いことを理解しているピニャ殿下ですが、日本で同人誌に触れることで乙女心が芽生えてしまいました。さらに、ピニャ殿下の理想が高すぎることや、政治的な問題もあり婿選びが難航します。そこでピニャ殿下の婿候補になったのは伊丹でした。ですが、作中で伊丹を婿に迎えたという描写はありません。

ピニャ殿下と伊丹の関係

ピニャ殿下と伊丹の出会いはイタリカでした。アルヌスの丘を攻めた連合諸王国軍が敗北し、敗残兵が盗賊になります。盗賊になった彼らが狙ったのがイタリカの街です。このとき、薔薇騎士団の作戦のためアルヌスの丘に向かったピニャ殿下は立ち寄ったイタリカの街を防衛することになります。圧倒的な盗賊たちの物量に押し込まれそうになったとき、伊丹たちがイタリカへ到着します。

伊丹たちがイタリカへ向かったのは、特地の物流調査や、保護しているレレイたちが竜の鱗を売るためでした。伊丹とピニャ殿下はここで出会うのですが、それは最悪の形でした。開門を要求した伊丹たちに対して、ピニャ殿下は戸惑い、そして混乱したまま門を強く開け放ちます。その結果、伊丹の顔を思い切り門扉で打ち付けるという失態を犯してしまいます。

また、このあと伊丹たちや自衛隊の協力のもとイタリカを襲っていた盗賊を一掃することに成功しますが、ピニャは常識外れの自衛隊の力を恐れて「帝国が滅ぶかもしれない」と不安を抱きます。そこで、和平交渉を成功させようとしたピニャ殿下たちですが、自衛隊側が大した要求をせずにすべて受け入れて驚きました。ですが、伊丹とピニャの間にはまたトラブルが発生します。

それは、和平交渉を終えた伊丹たちがアルヌスの丘へ帰還途中に、薔薇騎士団のボーゼスたちが伊丹を痛めつけ捕らえてイタリカへやってきたことです。ボーゼスたちにはわからなかったことであったとはいえ、和平交渉が決裂するのではと不安になるピニャ殿下でした。ですが、伊丹たちは大きな問題にせず事なきを得ます。このあと、日本へ赴くなど伊丹とピニャ殿下は交流を深めます。

また、先ほどの項で紹介した通り、伊丹がピニャ殿下の婿候補の1人になりました。しかし、伊丹はハーレム状態で数多くの女性が近くにいるため、すんなり結婚するのは難しいとされています。

ピニャ殿下のアニメ声優

戸松遥のプロフィール

プロフィールと書かれたボード

「GATE(ゲート)」でピニャ殿下役を演じる声優は戸松遥さんです。戸松遥さんは2005年から2006年にかけて行われた「ミュージックレイン スーパー声優オーディション」で合格を果たし、さらに翌年の「東宝芸能の「シンデレラ」オーディション」で最終選考まで進出しました。戸松遥さんがアニメ声優としてのデビュー作は2007年の「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」です。

その後、アニメ声優として「ソードアート・オンライン」のアスナ役をはじめさまざまなメインキャラクターを演じる人気声優です。また、声優の寿美菜子さん、高垣彩陽さん、豊崎愛生さんとともにユニット「スフィア」を結成し、音楽活動でも人気になります。

戸松遥は結婚している?

結婚式のブーケ

声優の戸松遥さんは、2019年1月11日にブログで一般男性と結婚したことを報告しました。また、2021年2月10日には、第一子として女児を出産したことを報告しています。

戸松遥の主な出演作品や演じたキャラ

  • 絶対可憐チルドレン 三宮紫穂
  • To LOVEる -とらぶる- ララ・サタリン・デビルーク
  • 宙のまにまに 蒔田姫
  • 刀語 否定姫
  • あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 安城鳴子
  • ソードアート・オンライン アスナ
  • ハピネスチャージプリキュア! 氷川いおな(キュアフォーチュン)
  • GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり ピニャ・コ・ラーダ
  • ホリミヤ 堀京子
  • あやかしトライアングル 鳥羽弥生

ピニャ殿下に関する感想や評価

帝国の第三皇女として奔走するピニャ殿下は、さまざまなトラブルに見舞われます。不憫だけど幸せになってほしいという感想がありました。

ピニャ殿下ははじめて日本を訪問したときに、生卵をかけた牛丼をおどおどしながら食べ始めました。しかし、一口食べるとおいしそうに勢いよくかきこみます。このシーンを見て、牛丼チェーンへ行きたくなったという方がいます。

「GATE(ゲート)」のファンの方の中には二期アニメの放送を熱望している方や、後日談でピニャ殿下と伊丹の結婚を望んでいる方がいます。

ピニャ殿下まとめ

まとめと書かれた黒板

「GATE(ゲート)」のピニャ殿下について紹介しました。ピニャ殿下は帝国の第三皇女らしい、気位の高いキャラクターですが、自衛隊や伊丹の影響で性格が変わっていきます。ピニャ殿下に注目をして、「GATE(ゲート)」を視聴してみてはいかがでしょうか?

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