【十字架のろくにん】円比呂は虐めグループのパシリ!最後の拷問・死亡シーンは?

「十字架のろくにん」の虐めグループの一人・円比呂はパシリ的存在のキャラクターです。円比呂は最後に漆間俊からどのような拷問を受けて死亡したのか、白川要を襲った詳細などについても紹介します。十字架のろくにんには多種多様な拷問シーンが登場しますが、円比呂の最後も例外ではありません。彼に対するネット上の感想や評価についてもまとめています。十字架のろくにんの、虐めっこの最後について知りたい人は必見です。

【十字架のろくにん】円比呂は虐めグループのパシリ!最後の拷問・死亡シーンは?のイメージ

目次

  1. 十字架のろくにんとは?
  2. 十字架のろくにんの円比呂は虐めグループのパシリ
  3. 十字架のろくにんの円比呂の最後の拷問・死亡シーン
  4. 十字架のろくにんの非道な行動をネタバレ
  5. 十字架のろくにんの円比呂に関する感想や評価
  6. 十字架のろくにんの円比呂まとめ

十字架のろくにんとは?

十字架のろくにんの概要

「十字架のろくにん」に登場する円比呂(まどか ひろ)は、虐めグループの中でパシリ役をしている少年です。円比呂はどのような人物なのか、最後に受けた拷問の詳細やキャラクターについてを詳しく紹介します。十字架のろくにんは、中武士竜先生が描くサスペンス漫画です。別冊少年マガジンでの連載中は、思うように数字が伸びませんでした。しかし、マガジンポケットへの移籍後、累計100万部を突破する人気作品になりました。

十字架のろくにんのあらすじ

主人公の漆間俊(うるま しゅん)は、至極京(しごく きょう)をリーダーとする5人グループからひどい虐めを受けていました。ある時、至極京の計画によって両親を事故死させられます。車に同乗していた弟は助かったものの植物状態となり、漆間俊は自分の手で復讐することを決意します。かつて軍の秘密部隊に所属していた祖父の力を借りて、高校生となった漆間俊は復讐を決行します。

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十字架のろくにんの円比呂は虐めグループのパシリ

円比呂のプロフィール

円比呂は、5人グループの中でパシリを担当するキャラクターです。「ケヒャ」という口癖が特徴的で、リーダーである至極京の狂信者でもあります。漆間俊の両親を事故死させた際にも、現場で重要な役割を担うこととなりました。虐めグループの中ではあまり脅威と呼べる存在ではないものの、彼の行いは非道なものも多く見られます。胸糞が悪いとされるキャラクターの一人であることは間違いありません。

円比呂はイジメをしていた

円比呂は虐めグループに所属していることもあり、十字架のろくにんの第1話では漆間俊の腹を楽しそうに蹴る姿も見られます。それ以前には、白川要(しらかわ かなめ)に対する虐めを行ったこともあります。彼女に対しては、土ジュースと名付けた液体を飲ませていました。土ジュースの中には、虫や葉っぱといった普通は口にしないであろうものが混ぜられています。それを飲まされた白川要は、ジュースを吐いていました。

こうした虐めは現実世界でもあり得ないことではなく、善悪の判断がつかない幼少期だからこその純粋さともとれるかもしれません。しかし、成長後も彼はさらに非道な行いを続けていきます。過ちを矯正されないまま成長した円比呂は、高校生になっても悪の道を突き進んでいきます。

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十字架のろくにんの円比呂の最後の拷問・死亡シーン

円比呂が受けた拷問の内容

男女を問わず虐めに加担していることがわかる円比呂は、漆間俊の復讐によって死亡しています。続いては、十字架のろくにんの円比呂の死亡シーンの詳細についても紹介します。十字架のろくにんの中には数々の拷問方法が登場しますが、円比呂の受けた拷問は「親指締め」です。親指締めとは、両手の親指を小さな器具で固定し、ネジを回すと圧迫された親指の爪が割れるという拷問です。仕組みはシンプルでも、悶絶ものの痛みを与えます。

どうにか拷問から抜け出した円比呂は、歩けないことに気づきます。彼が意識を失っている間に、足の親指でも同様の拷問が行われていたのです。取れてしまった足の親指は、セロハンテープでくっつけられただけの状態でした。続いて円比呂を拘束し直した漆間俊は、「引き伸ばし台」で手足を限界まで引き伸ばす拷問を行います。引き伸ばしによって関節が外れた状態でも、身体はさらに引き伸ばされていきます。

円比呂の死亡の理由

漆間俊による復讐の拷問を受けた円比呂は、最後には死亡してしまいます。その死因となったのは、全身を引き伸ばされて出血多量になったことによるものでした。けれど、漆間俊の考えた拷問は痛みによる物理的なものだけではありません。拷問を受けている場に、彼の妄信する至極京が現れたのです。これで助かると安堵した円比呂でしたが、あろうことか至極京は引き伸ばし台のハンドルを回し始めたのです。

絶望した円比呂は、あれほど妄信していた至極京に対して暴言を吐きます。瀕死の円比呂は、走馬灯のように過去のことを思い出しました。そして、本当は至極京にとって自分が何でもない存在なのだということを認めます。精神的にも大きく絶望した円比呂は、そのまま死亡してしまいました。その場にいた至極京の正体は、お面をつけた漆間俊の祖父です。事前に浴びた幻覚剤によって、円比呂は最後に幻覚を見ていたのでした。

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十字架のろくにんの非道な行動をネタバレ

円比呂は漆間俊の両親を殺害した?

十字架のろくにんの中でも壮絶な拷問の末に死亡した円比呂は、死亡するまでの間に数々の非道な行いをしてきました。続いては、円比呂の行った非道な行動についてもネタバレと共に紹介ます。復讐の発端となった漆間俊の両親の事故には、円比呂も大きく関わっていました。殺害計画を立てたのはリーダーの至極京で、車がやってくると予想される地点に二人は待ち構えていました。どのように事故を起こすのか、円比呂は知らされていません。

どうするのかと問われた至極京は、立っていた高所から突然円比呂を突き落としました。受け身も取れずに血だらけで車の前に転がり出た円比呂は、一歩間違えば轢き殺されていた可能性もあります。しかし、咄嗟にハンドルを切ったことにより車は崖下へ転落し、円比呂は助かりました。呆然とする彼のことを心配もせず通り過ぎていく至極京は、「よくやった」と褒めます。その言葉を受けた円比呂は、嬉しそうに笑いました。

円比呂は小さな子供に本気で怒る

漆間俊に対して非常な行いをする円比呂は、小さな子供を相手にしても容赦がありません。明らかに自分よりも弱いとわかる小さな子供に対して、自分のことをバカにしたと因縁をつけて怒るシーンがありました。子供は泣きながらそのようなことをしていないと訴えますが、円比呂は頑なに「自分のことをバカにした目で見ていた」と言います。そこに現れた至極京たちに、「バカにされたから教育的指導をしている」と答えました。

しかし、無理矢理謝らせようとしている円比呂に対して、至極京はその行為をやめるように言います。始めはなぜ止めるのか理解できていない様子の円比呂も、至極京の静かな圧にゾッとして子供を解放しました。虐めグループ5人の中でも、彼は小心者でもっとも精神年齢が幼いキャラクターだといえるのかもしれません。理由なき殺人を企てる至極京たちの目にも、そうした行いはダサいものとして映っていたようです。

円比呂は学生に洗剤を飲ませた?

同じグループの千光寺克美(せんこうじ かつみ)と右代悠牙(うしろ ゆうが)が、漆間俊の復讐によって殺されてしまいます。それを知った円比呂は怯えからか、残る全員で早く漆間俊を殺そうと提案します。しかし、至極京と久我大地(くが だいち)はその案に乗りませんでした。そのことに腹を立てた円比呂は、公園で座っていた見知らぬ中学生くらいの男の子に目をつけます。そして、突然男の子の顔面を鷲掴みにしました。

二人には面識もなければ、男の子は彼の存在を認識すらしていない状態でした。「さっき自分をバカにした目で見た子供に似ている」という理由で、円比呂は男の子の口に漂白剤のボトルを突っ込みます。それまで漂白剤を手にしていたわけではないことから、わざわざどこかで調達してきたものと考えられます。突然のことに抵抗もできない男の子は、やがて泡を噴いて倒れてしまいました。男の子がその後どうなったのかは、描かれていません。

円比呂の漆間を壊す作戦

怒りの矛先を漆間俊に向けた円比呂は、今度は正々堂々と戦うことを宣言します。漆間俊の通う明関高校では、文化祭を控えていました。演劇で白川要と共に主役を演じることとなった漆間俊は、練習などに忙殺される中で円比呂の宣戦布告を受けます。彼の作戦は単純なもので、無名で特製のコーヒーを差し入れして漆間俊を下痢にしてやるというものでした。内容は非常に子供じみている上に、その作戦は彼も知らないところで失敗に終わります。

さらに、正々堂々と言いながら漆間俊との対決の際には自分の音声を録音し、居場所がバレないように工作します。その上で、自分は漆間俊の背後から忍び寄り、だまし討ちをしようとしたのです。至極京のように頭の回転が良いわけではない円比呂の計画は、あっさりと見破られ漆間俊に捕まってしまいます。

円比呂の幼少期

十字架のろくにんの中でもかなり歪んだ人間性だとわかる円比呂は、幼少期からこのような人間だったわけではありません。パシリのような体質は変わっていないものの、幼少期はどちらかといえば純粋な少年でした。ある時、工作の時間に至極京から「ロボットを作ってほしい」と頼まれます。難しい形状だったために即答できなかった彼は、それでも至極京の頼みだからと必死になってロボットを制作しました。

多くの時間を費やしたロボットが完成し、それを至極京に見せるとすごいと褒めてもらうことができます。しかし、その直後に至極京はロボットを手で壊してしまったのです。呆然とする円比呂に、人が頑張って作ったものを破壊する方が楽しいと言われました。その言葉を受けて、彼は漆間兄弟の作った砂の家を泣きながら破壊します。それ以来、円比呂は誰かが作ったものを壊す喜びを覚えて歪んだ性格になっていきます。

円比呂は白川を襲った?

前述の通り、円比呂は幼少期に白川要を虐めていました。その対象が漆間俊に変わって以降は、関わりはなかったものと考えられます。けれど、漆間俊に宣戦布告をした際に彼女に邪魔をされてしまいます。そのことに対する恨みと同時に、彼は綺麗な女性へと成長した白川要に対して、性的な興奮を覚えていました。始めは計画のために高校に潜入した円比呂は、そこで白川要と出会います。異変を感じ取った白川要が、自ら彼のもとへ向かったのです。

その瞬間、円比呂は計画のことも忘れて白川要に襲い掛かりました。人気のない校舎裏で彼女の服を破り始めた円比呂は、抵抗する白川要にアイスピックを見せます。脅された状態の白川要は動くこともできず、円比呂に襲われてしまいました。その時のことを思い出して興奮が治まらない円比呂は、脳内で「ほとんど合意のような状態であった」と都合の良い変換までしています。後に「白川要はもう自分の彼女だ」とする発言も見られます。

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十字架のろくにんの円比呂に関する感想や評価

十字架のろくにんの中でも小者臭さが強い円比呂は、読者からはどのように思われているキャラクターなのかも気になるのではないでしょうか?続いては、十字架のろくにんの円比呂に関するTwitter上での感想や評価についても、少しだけ紹介します。

十字架のろくにんに登場する他のキャラクターに比べても、特に記憶に残りやすいのが彼の特徴的な「ケヒャ」という笑い方です。円比呂という本名よりも、「ケヒャ」というあだ名で呼ぶファンも少なくありません。非情なキャラクターであるものの、ある意味では虐めっこの中でもっとも親しみのあるキャラクターなのかもしれません。

十字架のろくにんの中でも、円比呂が可愛いと感じている人の感想もありました。通常であれば、殺人にすら加担するような人間性を肯定することは少ないはずです。しかし、少しおバカなところと見た目により、可愛さが勝ることもあるのかもしれません。

一方で、最後まで胸糞の悪いキャラクターだという感想もありました。これまでにしてきたことは、至極京に半ば洗脳のような状態にされていた部分もあるかもしれません。しかし、白川要に対する行いは間違いなく彼の欲望により実行されたものです。そのことに対して嫌悪感を抱くファンも少なくなく、この出来事によって彼のことを完全に嫌いになったという声もありました。

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十字架のろくにんの円比呂まとめ

十字架のろくにんに登場する円比呂について、どのような人間なのか、最後はどのような拷問の末に死亡したのかといった情報を紹介しました。非情な行いばかりしてきたキャラクターでありながら、至極京の存在が無ければ真っ当な人生を送っていた可能性もある悲しい人物です。十字架のろくにんには目を背けたくなる拷問シーンも多いものの、悪に至るまでの過程にも注目したい作品かもしれません。

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