【天国大魔境】ヒルコは人食いの化け物!正体や高原学園の生徒との関係は?

天国大魔境の人食いヒルコについてまとめています。ヒルコの正体は誰なのか、高原学園の生徒との関係も徹底考察!天国大魔境に登場するヒルコの種類を一覧にして、それぞれの持つ能力や強さなどと併せて紹介しています。また、ヒルコの正体はコナであるのか、トキオとの関係や彼の描く絵についても解説します。黒いアザができる病気になった生徒の中で、ヒルコ化していない子供がいるのはなぜかも説明しているため必見です。

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目次

  1. 天国大魔境のヒルコは人食いの化け物
  2. 天国大魔境のヒルコの正体は誰?生徒との関係は?
  3. 天国大魔境のヒルコの姿や能力を考察
  4. 天国大魔境のヒルコとコナの関係を考察
  5. 天国大魔境のヒルコを一覧で紹介
  6. 天国大魔境のヒルコ人間を考察
  7. 天国大魔境のヒルコに関する感想や評価
  8. 天国大魔境のヒルコまとめ

天国大魔境のヒルコは人食いの化け物

天国大魔境のヒルコは、物語に欠かせない重要キャラクターです。正体は誰なのか、なぜ人食いになったのかなど多くの謎を持っており、読者や視聴者から注目を集めています。天国大魔境の物語には、さまざまな伏線が散りばめられており、ヒルコに関しては特に多いようです。本記事では、ヒルコの一覧や、能力、強さについても考察していきます。天国大魔境のヒルコの謎が気になる人は、ぜひチェックしてみてください。

天国大魔境の作品情報

天国大魔境の概要

ヒルコが登場する天国大魔境は、石黒正数先生が描いたSFアドベンチャー作品です。2018年より講談社の月刊アフタヌーンにて、連載が開始されました。荒廃した世界と外から隔絶された壁の中の世界を、交差しながら繰り広げる物語となっています。「このマンガがすごい!2019」では、オトコ編第1位を獲得した人気漫画です。

天国大魔境のあらすじ

外界から隔絶された施設で、少年少女たちが何不自由なく暮らしていました。トキオはテストを受けている際に、「外の外に行きたいですか?」というメッセージが、浮かび上がってくるのを見ました。そして、「外から2人の人が自分たちを助けに来る。そのうちの1人はトキオと同じ顔をしている」と、ミミヒメが予言します。一方、壁の外ではトキオそっくりの少年マルと少女キルコが、天国の場所を目指して旅をしていました。

ヒルコのプロフィール

天国大魔境のヒルコは、人間を食べる怪物のことをいいます。主人公のマルはヒルコと呼んでいますが、キルコは人食いと言っていました。呼び方は人それぞれで、共通の名称はないようです。また、大きさやビジュアル、能力や強さなども、個体によって違います。中には分裂して個体を増やしていくヒルコもいるため、非常に危険な存在です。

ヒルコの体内には核があり、心臓のような役目をしていると考察します。基本的には、核を破壊されない限りは不死身で、どのような攻撃を受けても死亡しません。たとえヒルコが瀕死の状態になっても、体を硬化させることで仮死状態となり、再び復活するのが特徴です。

特殊能力でヒルコが死亡すると、すぐに体が腐るため残骸はありません。人間を食べる際は、粉々に砕き吸い込むように食べます。しかし、その人間の記憶や性格が、ヒルコに反映することはなく、会話や意思疎通も全くできないようです。

TVアニメ「天国大魔境」公式サイト

天国大魔境のヒルコの正体は誰?生徒との関係は?

考察①ヒルコの正体は高原学園の生徒?

天国大魔境に登場するヒルコの正体は、高原学園の生徒である可能性が高いと考察します。つまり、ヒルコの正体は元人間だったのです。なぜそのように考察できるのか、理由はいくつかあります。高原学園の生徒たちを、ミーナはヒルコと呼んでいました。

また、誰でもヒルコになるわけでなく、身体に黒いアザができる病気を発症した者に限ります。黒いアザができるのは高原学園の生徒のみで、死亡後にヒルコとなる様子です。天国大魔境の単行本8巻で、ヒルコの正体は、高原学園の生徒であることが判明しました。

天国大魔境の人食いが出現し始めたのは、大災害が起こったあとです。大災害は、2024年11月11日に日本で発生した震度7の地震のことをいいます。それからも、津波や余震、異常気象などの天変地異が続きました。1年後には、日本人口の半分以上が、伝染病や飢えによって死亡しています。大災害が続き日本が崩壊寸前の頃に、人食いヒルコが出現しますが、その理由は誰も知りませんでした。

考察②高原学園の生徒がヒルコになる原因は?

天国大魔境の高原学園の生徒たちは、黒いアザができて死亡すると、なぜヒルコになるのでしょうか?生徒たちがヒルコになるまでの流れは、まず全身に黒いアザが発症します。そして、症状が悪化すると共に、体が動かせなくなるのです。最後は死亡してしまい、生徒の死体がヒルコに変身すると考察します。ただ、なぜヒルコ化するのかは、作中で明らかにされていません。

大災害が起こったあと、学園側は天国を造り上げようとします。そのためにも、あらゆる免疫が備わった肉体と、特殊能力を持った完璧な生徒を育てるという計画を立てました。おそらく、その過程で遺伝子操作の影響を受けて何らかの弊害をもたらし、不治の病を発症したと考察します。

しかし、死亡後に生徒全員がヒルコになるとは限らないようです。なぜなら、単行本8巻では、400年以上前の「鬼のミイラ」のヒルコが描かれています。このことから、高原学園の生徒以外にも、ヒルコが存在するとわかりました。

考察③高原学園の生徒のヒルコ化を防ぐ方法

黒いアザが発症する病気にかかった生徒が、ヒルコ化するのを防ぐ方法はあるのでしょうか?天国大魔境の原作4巻で、黒いアザの部分を切断する方法があると、宇佐美が発言していました。発症した者が死亡すれば、ほぼヒルコとなるでしょう。それを防ぐには、死亡しないように延命するしか方法はないようです。もちろん、高原学園の生徒でも、発病しないまま人間の状態で死亡すれば、ヒルコにはなりません

または、ヒルコ化する前に、マルの持つマルタッチ能力で核を破壊して死亡させれば、防ぐこともできます。実際に星尾ことミミヒメは、黒いアザの部分を切断されながら延命していました。宇佐美(シロ)は、ミミヒメが死亡してもヒルコ化しない方法を模索します。そして、マルのマルタッチで死亡させる方法に辿り着いたのです。ミミヒメは人間の状態のまま死亡できて、ヒルコになることを防げました。

考察④発病してもヒルコになっていないタラオ

黒いアザを発症しても、誰もがヒルコになるわけではないです。実際に、タラオという人物はなりませんでした。高原学園の生徒であるタラオは、3巻で黒いアザが発症して死亡しています。しかし、タラオは黒いアザの病気だったのにも関わらず、ヒルコにはなりませんでした。タラオの亡骸は先生や生徒に見送られて、人間の状態のまま火葬されたのです。

なぜヒルコ化しなかったのでしょうか?おそらく、死亡してからすぐに火葬されて、ヒルコに変身するための肉体がなかったと考察します。タラオが死亡した時点では、黒いアザができる病気の生徒がヒルコになることを、誰も解明していませんでした。火葬されたタラオから、核のようなものが発見されたことで、黒いアザとヒルコ化が関連付けられたのです。

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天国大魔境のヒルコの姿や能力を考察

天国大魔境のヒルコの姿は、1つだけではありません。ここでは、なぜ鳥や魚の姿をしているのかを考察していきます。持っている能力に関係しているものは、何であるのかも解説していくため、ぜひチェックしてみてください。

考察①ヒルコはなぜ鳥や魚の姿をしている?能力に関連?

人食いヒルコが持っている能力は、元の人間の名前と能力に関連している可能性が高いです。天国大魔境の物語の序盤では、鳥と魚のヒルコが登場しました。それらの姿と能力から、正体は誰なのかを考察することができます。ただ、天国大魔境の単行本8巻まででは、はっきりとした関連性が描かれていたわけではありません。

考察②鳥のヒルコの正体

鳥のヒルコの正体は誰なのでしょうか?単行本1巻に登場する鳥のヒルコの正体は、タカだと考察します。天国大魔境のタカは高原学園の生徒で、優れた運動能力と強靭な肉体を持つ少年です。タカの能力については、天国編で明かされませんでした。

漫画原作50話にて、視えない斬撃で対象物を攻撃できること、次の攻撃にはふた呼吸の間があることも判明します。また、高速で見ることが不可能なムチ状の物体の攻撃と、よく似ているようです。なぜ鳥の姿をしているのかは、タカという名前が「鷹」をイメージしていると考察します。

考察③魚のヒルコの正体

天国大魔境の魚のヒルコの正体が誰なのかも、気になるところです。原作漫画52話にて、死亡したククが海に葬られたあと、魚のヒルコに変身するシーンが描かれました。そのことにより、正体は高原学園のククであることが判明します。ククは抜群の運動能力を持っており、特殊な手足を使って壁にも張り付き移動できる少女です。

活発でいつも元気だったククは、黒いアザができる病気にかかってしまいます。状態が悪化して身動きが取れなくなり、最後は命を落としました。また、魚のヒルコも窓に張り付いて、移動する能力があります。ククが持っていた能力と、非常に酷似していました。

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天国大魔境のヒルコとコナの関係を考察

考察①ヒルコの正体はコナ?

天国大魔境のコナの正体は誰なのでしょうか?漫画原作8巻の時点では、コナは高原学園の生徒であることしか判明していません。したがって、ヒルコの正体がコナであることも不明です。また、天国大魔境の「魔境編」において、コナは登場していませんでした。そのため、大災害が発生したあと、施設の外へ出たのか、生存しているのかも明らかになっていないのです。

ただ、甲羅を持つヒルコの正体は、コナの可能性があります。なぜなら、予知能力のあるミミヒメが、コナの姿を通して甲羅を持つヒルコにそっくりな怪物を見たためです。甲羅を持つヒルコは2034年の浅草に出現し、オオグソクムシのような姿をしていました。その場で退治されなかったため、そのまま消息不明となっています。

考察②トキオとコナの関係

天国大魔境のトキオとコナの関係は、お互いに気が合い「好き」という感情を持っています。ただ、恋愛感情を含んでいるのではなく、兄妹のように育った友達関係としての好きでした。天国大魔境の漫画原作のシーンで、トキオはコナの描いた魚の絵を貰う約束をします。

しかし、ククに先を越されてしまい、絵を返してくれと言い争いになりました。その際に、「コナの想像するものが好き」と泣きながら訴えます。トキオのことを兄のように慕っていることが、伝わってくるシーンでした。

そして、二人は成長すると共に、互いに恋愛感情を持つようになりました。漫画原作3巻では、トキオとコナは一夜を共にするシーンがあります。その後、トキオは嘔吐をしてしまい、タラオと同じ病気にかかったのではないかと、不安になりました。しかし、トキオの体調不良は、妊娠であることが判明します。

それから、トキオとコナの間には、男の子の赤ちゃんが生まれました。高原学園では、性の概念や男女の区別さえも教えずに、子供たちを育てています。そのため、コナは何も知らず、トキオは自分の妊娠に気づかないまま出産したのです。赤ちゃんを自分の手で抱いたときに、初めて妊娠と出産の事実を知ります。学園側も、トキオの出産は想定外の出来事でした。

考察③コナの絵とは?

コナの絵は、予知能力をイメージして描かれたものだと考察します。コナは自分の想像力で絵を描いていると、ククに話しているシーンがありました。おそらく、コナの言う想像力は、未来を予知する能力であると考察します。なぜなら、ククの未来を予知するような魚の絵を描いているためです。

過去にコナは、魚から無数の人間の腕が生えた絵を描いていました。そのときも、コナは想像で描いたと発言しています。その後、ククが病気で死亡した際、彼女の死体が魚のヒルコへ変身しました。また、コナは赤ちゃんの絵も描いています。その際に、コナは本当の赤ちゃんには顔がないと言いました。

そして、実際にククに連れて行かれた場所で、トキオが見た赤ちゃんには顔がなかったのです。ただ、トキオが見たのは、コナの絵の赤ちゃんではありませんでした。なぜなら、ミーナが出産したといわれた戦士の子供だったからです。その後、トキオが出産しているため、絵の赤ちゃんはコナの子供の未来予知だったといえるでしょう。

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天国大魔境のヒルコを一覧で紹介

天国大魔境に登場するヒルコは、人間を食べることから「人食い」「怪物」とも呼ばれていました。また、天国大魔境の物語が進むにつれて、高原学園の生徒たちと関係性があることも判明していきます。ここでは、天国大魔境のヒルコについて一覧で解説すると共に、生徒の誰と関係しているのかも考察しています。

ヒルコ一覧①鳥型のヒルコ

翼を使って空を飛ぶことが可能で、鳥の姿に似た種類です。腹部から2本の腕が突き出ており、それぞれ3本ずつムチのようなものが、くっ付いています。攻撃する際は、ムチ状のものを高速で振り回して、切り裂いていくのが特徴です。人間の身体を一瞬でバラバラにでき、頭部が変形して触手となり肉体を食べます。非常に強い攻撃力で、ヒルコ一覧の中でも危険なほうです。

しかし、一方向にしかムチを振れない弱点もあり、それを知ったマルは、マルタッチ能力を使って倒します。正体が誰なのかは、作中で明かされませんでした。ただ、「視えない斬撃で対象を攻撃できる」「次の攻撃にはふた呼吸の間がある」というタカの能力が、鳥型のヒルコの攻撃方法と酷似しています。このことから、正体は高原学園のタカの可能性が高いです。

ヒルコ一覧②幻術のヒルコ

天国大魔境の幻術のヒルコは、本来の姿が不明です。なぜなら、発見されたときに仮死状態だったからです。不滅教団本部の地下駐車場で出現しており、目がカタツムリのように突き出しています。特徴のある目を見ると幻術が発動して、過去に恐怖を味わった体験をしたかのように、相手に幻覚を見せます。そして、精神的ダメージを与えて攻撃するのです。また、周りには仮死状態の小型ヒルコが、複数存在していました。

しかし、なぜ分裂したのかは不明です。最後はマルタッチ能力によって倒されました。しかし、この際に、一匹だけ車の下で生き残った子もいたため、今後再登場をするかもしれません。作中では、正体が誰なのかは明らかになっていませんが、オーマの可能性が高いと考察します。なぜなら、目の部分のマークが、高原学園のオーマの目にあるマークと一致していたためです。

ヒルコ一覧③クモ型のヒルコ

天国大魔境の壁の町に出現した、巨大なクモのような姿をしているヒルコです。強力な冷気を発生させる能力があり、人間を凍らせることもできます。動かない対象者を攻撃することが得意です。キルコのキル光線によって、身体をバラバラにされましたが、腹部には核が見つかりませんでした。おそらく、頭胸部に核があったようで、そのまま逃走しているため生き延びています。

正体が誰であるのか明かされていませんが、壁の町で処刑された女性カップルの1人ではないかと言われています。天国大魔境の高原学園には、イワとナナキの女性カップルがいました。屋根の上で佇んでいた巨大クモの下にある窓枠には、ナナキという名前が書いてあったとされています。このことから、正体はナナキの可能性が非常に高いです。

ヒルコ一覧④甲羅を持つヒルコ

天国大魔境の甲羅のヒルコは、キルコの過去のエピソードとして、浅草レースのときに虫の姿で登場しました。オオゾクムシに似ており、甲羅と複数の脚を持っているのが特徴です。自身の身体を透明化する能力があり、周りに存在を気づかれないため、いとも簡単に人間を食べることができます。

その正体は、コナである可能性が高いです。なぜなら、予知能力のあるミミヒメが、コナの姿を通して甲羅のヒルコの姿を見たためです。また、浅草レースで出現した甲羅のヒルコよりも、さらに大きくて機敏な個体が発見されました。そのため、甲羅のヒルコは2体存在するか、あるいは身体の大きさを自由に変えれるのかもしれません。

ヒルコ一覧⑤魚型のヒルコ

魚に複数の人間の腕が生えたような姿をしています。船と同じ速度で泳ぐことができ、特殊な手を活かして壁や窓に張り付き移動することも可能です。また、口に含んだ水を高圧で発射して、攻撃する能力もあります。

水の膜を全身に纏っており、キルコの銃やキル光線で攻撃しても効果がありません。水の膜で纏われているため、陸上でも活動できます。最後はマルタッチによって殺されました。正体は高原学園のククであることが判明しています。活発で運動神経が抜群だった生前のククと、能力も非常に酷似していました。

ヒルコ一覧⑥大濾過装置のヒルコ

複数の細い脚を持っており、昆虫のような姿をしています。大濾過装置にある部屋で、人間の女性と管で繋がれている状態で発見されました。なぜ管で繋がっていたのか理由は判明していませんが、状況から見てロビンが人体実験を行っていたのでしょう。

繋がれていた女性は、約3か月前に復興省の町に住民登録をしたようです。大濾過装置のヒルコについての詳細は、天国大魔境の物語で明かされていませんでした。正体が誰であるのかも不明です。

ヒルコ一覧⑦鬼のミイラ

ヒルコ一覧の鬼のミイラは、山村の集落に出現しました。閉鎖的な山村で、400年以上も前から鬼のミイラを守る一族がいたのです。その一族は、鬼を封じ続けるという役目を担っています。かなり田舎だったため、大災害が起こったあとは、多くの人が村を離れていきました。しかし、彼らは鬼を守るために残って、ずっと祀り続けていたのです。

鬼のミイラについて「ヒルコだけど心臓がカラカラにひび割れていて、今にも止まりそうだ」と、マルが言っていました。マルは核を破壊して死亡させようと提案しますが、先祖代々ご神体として祀っていた「鬼」であるため、山村の人々に拒否されます。

住人たちは鬼のミイラがその後生きているのか、知らない様子です。正体が誰なのか詳細は不明ですが、高原学園の生徒でないことは判明しています。このことで、ヒルコ一覧が高原学園の生徒だけとは限らないことが、立証されました。

ヒルコ一覧⑧アンジュラス

一覧でアンジュラスと呼ばれているのは、超大型で踊るように動き回るヒルコです。キルコたちが規格外、怪獣と評価するほど、高い攻撃力があります。過去に登場したシーンでは、今ほど大きくなくノロノロと這うように移動している様子が描かれていました。

現在は体の中心から8本の触手のような長い脚が生えており、ブンブン振り回すように動かして移動しています。ヒルコ一覧のアンジュラスは、復興省が名付けました。正体となっている人間の名前と関係しているようですが、誰かまでは明らかにされていません。

ただ、高原学園のアンズが踊りを得意としていたことから、彼女がアンジュラスになったと考察されています。また、漫画原作49話では、アンジュラスがいるエリアで、タカが子連れで登場するシーンも描かれていました。「アンジュラス」と「アンズ」という名前も、どことなく似ているようです。

ヒルコ一覧⑨ヘルムと戦っていたヒルコ

一覧のヘルムと闘っていたヒルコは、身体の上部がクラゲで、下部はタコのような姿をしています。石を投げられても砕くことができ、キル光線で跳ね返すことも可能です。このことから、身体の周りにバリアを纏っていることが考察できます。

正体が誰なのかや、詳細についても明かされていません。ちなみに、ヘルムは「地獄夢」という漢字で書き、怖い名前のイメージを持つ少女です。ヒルコに食べられそうになりましたが、マルとキルコに助けられます。

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天国大魔境のヒルコ人間を考察

天国大魔境のヒルコ一覧によると、さまざまな容姿と能力を持った、複数の個体で存在することが判明しました。また、正体が誰なのかも、それぞれのヒルコによって違います。ここでは、そもそも天国大魔境のヒルコとは何であるのか、誰から生まれたのかも考察していきます。

考察①ヒルコ人間とは?

天国大魔境のヒルコ人間は、「ヒルコの核」を持っている人間のことです。そして、ヒルコと同じような特殊能力を持っています。天国大魔境の漫画原作8巻まででいうと、高原学園の生徒以外でのヒルコ人間は2人いました。1人目はトトリという名前の少女で、マルがヒルコの核を確認して明らかになっています。キルコとマルがテントの町を訪れた際に、自分の経営するホテルを売り込んできました。

孤児だったため自営団で育ててもらい、団員に対しての情が実の両親よりも厚いようです。ちなみに、トトリの両親は、高原学園の元生徒であるタカとアンズだったことも判明しています。また、2人目は十五で、「クモ型のヒルコ」と同様に、冷気を発する能力が備わっていました。十五の核はまだ発見されていないものの、「あの子がヒルコだ」とマルが言っています。

考察②ヒルコ人間は誰から生まれた?

天国大魔境のヒルコ人間は、いったい誰から生まれたのでしょうか?トトリは幼い頃に両親を亡くして、孤児になりました。作中では明かされていませんが、母親のアンズは、ヒルコのアンジュラスになったと考察されています。なぜなら、トトリの父親であるタカが、アンジュラスを守っていたためです。

天国大魔境の漫画原作5巻で、タカが死亡したと明かされていました。したがって、高原学園の生徒の血を引いた子供であるため、トトリにはヒルコの核があるのでしょう。

一方、天国大魔境の十五は、クモ型のヒルコと同じ、冷気を発する能力を持っていました。このことから、十五の母親は高原学園のナナキであると考察できます。ナナキとイワは、お互いに好意を抱く女性カップルでした。しかし、女性同士では赤ちゃんを授かれないと知った2人は、第3者の男性に精子提供をお願いしたのだと考察します。

その父親となる男性がジューイチだったのです。ジューイチは普通の人間ですが、母親が高原学園のナナキだったため、十五はヒルコ人間となったのでしょう。

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天国大魔境のヒルコに関する感想や評価

天国大魔境の物語は、謎だらけで情報量も多く面白いため、大好きな作品だという評価も上がっています。特にヒルコとの戦闘シーンは、視聴者側にまで緊張感が伝わってきたという声もありました。また、作画もしっかりしており、見応えがあったという感想もあります。意思疎通ができたと思わせてから、女将を殺したシーンは意表をつかれたという声もありました。天国大魔境は、先の読めない展開が視聴者の興味を引きつけるようです。

天国大魔境のヒルコは、高原学園の子供たちだったことが判明します。ファンの中では、なぜ高原学園の子供たちなのかと、SNS上でさまざまな考察が上がりました。また、生徒の中でもヒルコになる子とならない子がいるのはなぜかと、疑問視されています。ネタバレになりますが、高原学園の生徒でも、黒いアザができる病気を発症した子供がヒルコ化します。

したがって、人間の状態のまま死亡すれば、ヒルコ化することはありません。実際にミミヒメは、身体にできた黒いアザの部分を切断して人間のまま死亡したため、ヒルコ化になることを防ぐことができました。天国大魔境は2周見ると、いろいろな真実が見えてきて、さらに面白くなるという感想も上がっています。

天国大魔境のヒルコ(トキオ)は、高原学園の園長が作り出しましたが、核が存在することは知りませんでした。そのため、彼らがやがて人食いの怪物になることを、予想できなかったという考察が上がっています。世界が崩壊しても、それに耐えられる生命体を生み出すことが、学園側の目的でした。しかし、アスラは予知能力で未来がわかっていたため。自殺したのだという声もあります。

天国大魔境のアニメ版13話で、マルがキルコを助けに行ってくれて良かったという声があります。また、圧倒的な身体能力でキルコを救ったマルは、ヒルコと対戦する以外の場でも、強いことがわかったという感想も上がりました。

天国大魔境のアニメ第1期は、13話が最終話となります。今後アニメ第2期が放送される可能性は高いです。天国へ行くゴールとはどういうことなのか、具体的になったところで終わりました。先の展開が非常に楽しみだという声が、非常に多く上がっています。

天国大魔境のヒルコの正体が、高原学園の子供たちと判明して、衝撃を受けたファンは多いでしょう。ただ、正体がわかった上で再度本作を見なおすと、初回と違った感情が湧きおこるという感想もありました。中には、切なくて胸が痛むという人もいうようです。

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天国大魔境のヒルコまとめ

天国大魔境に登場するヒルコは、人間を捕食する非常に危険な怪物です。一覧を見てもわかるように、1つの個体だけでなく多くの種類が存在します。また、正体は元人間で、高原学園の生徒たちだと判明しました。ただ、生徒が全員ヒルコ化するわけでなく、黒いアザを発症する病気にかかった子供たちの死体に限られます。発病した者は、死亡しないように延命するしか、方法は見つかっていません。

また、病気にかかり死亡しても、すぐに火葬すればヒルコ化するのを防げる可能性もあります。それぞれのヒルコは、元の人間の名前や能力に深く関連していると考察もありました。天国大魔境の重要キャラであるため、まだまだ解明されていない謎も多いです。今後どのような展開になっていくのか、ぜひ注目してみてください。

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