【カラダ探し】解と異の違いは？最後の結末や原作小説・漫画・映画の時系列を解説

『カラダ探し』は小説投稿サイト「エブリスタ」で話題を集めたウェルザード先生による携帯小説で、2014年には漫画化もされました。さらに、2022年10月14日には実写映画が公開されています。そこで、ここからはカラダ探しの原作小説・漫画・映画の時系列や見るおすすめの順番、漫画「カラダ探し 解」と漫画「カラダ探し 異」の違いを紹介していきます。それではまず、カラダ探しの作品情報から見ていきましょう。

• 小説タイトル：カラダ探し
• ジャンル：サバイバルホラー
• 著者：ウェルザード
• イラスト：嘉村朗（ケータイ小説文庫版）、村瀬克俊（スターツ出版文庫版）、wogura（双葉社ジュニア文庫版）
• レーベル：ケータイ小説文庫、スターツ出版文庫、双葉社ジュニア文庫
• 刊行期間：2013年8月24日～2015年1月24日
• 巻数：全8冊（ケータイ小説文庫版）、全2冊（スターツ出版文庫版）、全12冊（双葉社ジュニア文庫版）

『カラダ探し』は日本の小説家・漫画家のウェルザード先生によるサバイバルホラー小説です。小説投稿サイト『エブリスタ』にて2011年12月1日から2014年5月7日にかけてオンライン小説として投稿されました。漫画版は少年ジャンプ＋にて2014年9月26日から連載されています。その後漫画版に準拠した内容のwebアニメ版が配信され、2022年には実写映画版が公開されました。

ここではカラダ探しのあらすじを紹介します。県立逢魔高校では50年前の強姦・バラバラ殺人の犠牲者である血まみれの少女の幽霊「赤い人」が学校の怪談として語られていました。赤い人に遭遇してしまった生徒から、分割されて校舎に隠された8つの体のパーツを探すよう頼まれた森崎明日香たちは、恐怖するままカラダ探しをしていた中で、これがルールに縛られたデスゲームであることを知り…

2022年9月より漫画『カラダ探し 異』の連載が開始され、2022年10月からは実写映画が公開された『カラダ探し』。カラダ探しは漫画シリーズや実写映画以外に小説もあり、小説版「カラダ探し」、漫画版「カラダ探し」、「カラダ探し 解」、「カラダ探し 異」と多くの作品が存在します。

カラダ探しシリーズを読んでいる方の中には、カラダ探し解と異の違いに困惑している方もいるようです。そこで、ここからはカラダ探し解と異の詳細をまとめながらその違いを解説していきます。

• 作品タイトル：カラダ探し解
• 原作・原案など：ウェルザード
• 作画：村瀬克俊
• 掲載サイト：少年ジャンプ＋
• 発表期間：2017年12月29日～2019年1月25日
• 巻数：全5巻

『カラダ探し解』はケータイ小説文庫にて2013年から2015年にかけて刊行された書籍版を村瀬克俊先生がコミカライズした『カラダ探し』の続編です。少年ジャンプ＋にて2017年12月29日から2019年1月25日にかけて配信されています。カラダ探し解のあらすじは柊留美子をはじめとした高校生たちが、謎の少女に死を告げられ、呪いのデスゲーム「偽のカラダ探し」に巻き込まれるところから始まりました。

また、小説版はカラダ探し「第一夜」 上下巻、カラダ探し「第二夜」 上下巻、カラダ探し「第三夜」 上下巻、カラダ探し「最終夜」 上下巻と4章に分かれているのですが、カラダ探し解は第一章（1巻1話～7巻59話）、第ニ章（8巻60話～11巻97話）、最終章（12巻98話～17巻152話）となっており、小説版とは違い「第三章」がありません。

実はカラダ探し解は小説の「第三夜」部分となっています。つまり小説版の第三章はカラダ探し解と同じです。そのため、小説通りに読むならば、第一章「カラダ探し」1巻1話～7巻59話、第二章「カラダ探し」8巻60話～11巻97話、第三章「カラダ探し解」、最終章「カラダ探し」12巻98話～17巻152話となります。

• 作品タイトル：カラダ探し異
• 原作・原案など：ウェルザード（原作小説）、土城温美（映画脚本）
• 作画：村瀬克俊
• 掲載サイト：少年ジャンプ+
• 発表期間：2022年9月24日～2023年3月11日
• 巻数：全3巻

『カラダ探し異』は2022年10月より橋本環奈さん主演で公開された実写映画『カラダ探し』のコミカライズ版です。カラダ探し異は公式にて「もう一つの『カラダ探し』開幕！！」と紹介されていることから分かるように、小説や漫画とは違う世界線の明日香たちが描かれています。カラダ探し異は土城温美氏による脚本がベースとなっているため、小説や漫画版と比べると物語の展開が早いです。

カラダ探しの漫画や映画は、2011年12月1日より小説投稿サイト「E★エブリスタ」にて発表されたウェルザード先生による小説が原作となっています。では、原作小説・漫画・カラダ探し解・カラダ探し異・実写映画はどのような順番で見れば良いのでしょうか？ここからはそれぞれの時系列や見るおすすめの順番を紹介していきます。

• 小説カラダ探し：2011年12月1日 ～ 2014年5月7日
• 小説カラダ探し前夜：2016年8月4日
• 漫画カラダ探し：2014年9月26日 ～ 2017年12月8日
• 漫画カラダ探し解：2017年12月29日 ～ 2019年1月25日
• 漫画カラダ探し異：2022年9月24日～
• 映画カラダ探し：2022年10月14日

では、原作小説・漫画・映画はどのような順番で見れば良いのでしょうか？まず、漫画カラダ探しとカラダ探し解はセットとなっているため、漫画カラダ探しの次にカラダ探し解を読むと物語が繋がります。また、カラダ探し異と映画は、漫画カラダ探しとカラダ探し解とは違う世界線となっているため、先でも後でも良いと考えられます。

そして、原作小説は最後が素晴らしいため、最後の締めとして読むと良いでしょう。ここでカラダ探しの原作小説・漫画・映画を見るおすすめの順番をまとめると、漫画『カラダ探し』全巻から順に、漫画『カラダ探し 解』全巻、映画『カラダ探し』、漫画『カラダ探し 異』、小説『カラダ探し』全巻となります。

カラダ探しの小説と漫画の主な違いは、最後の結末です。小説版の登場人物たちはほとんど救われることなく、その最後はどちらかと言うとバッドエンドでした。それを踏まえた漫画版では、登場人物たちの「生死」という点についてかなり変更されています。では、ここから小説版と漫画版の最後の結末を見ていきましょう。

まずはじめに小説版の最後の結末を紹介します。崩れ始めた小野山家から脱出した高広と明日香。明日香は高広と一緒に小野山家から出てくる光を眺めていると、その光の中に遥や美雪、健司、武司の姿を見たような気がしました。その後ひび割れた世界が崩れ落ち、明日香は目を閉じます。気が付くと座っていた体勢のまま目が覚め、隣には寝ている高広がいました。明日香は高広を起こし、遥をいつ小野山家からもっていくかと問いかけます。

しかし、高広はカラダ探しのことを忘れていました。その後学校に戻り、死んだ美雪を抱きしめていた翔太がいる屋上に向かいます。すると美雪は消えており、翔太だけがそこにいました。翔太は「明日香、俺、どうしたのかな？ずっとここにいただけなのに胸が張り裂けそうなほど悲しいんだ。ほら、涙が出てるだろ？」と言います。翔太にもカラダ探しの記憶が残っていなかったのです。

そこでやっと、明日香は赤い人の墓に向かった人たちはみんな死んでしまったということに気づきました。しかし、みきの呪いが解けたことで眠りから解放された小川は、明日香のもとにやってきてカラダ探しのことを話し出します。1年3か月後、明日香は卒業式を迎えていました。卒業式が終わった後、明日香は在校生の「おめでとうございます！」という声が飛び交う中で「明日香！ありがとう！」と聞こえてきました。

しかし、振り返ってみても誰の声なのか分かりません。さらには小川が自分も聞こえたと明日香に伝えます。そして、次に「本当にありがとう！私たちを忘れないでいてくれて！」と聞こえたと同時に小川が西棟の屋上を指さしました。すると、そこには遥、美雪、武司、健司、八代先生の姿がありました。「袴田君！ぼく頑張るから！誰にも負けないように頑張るから！」と号泣しながら言う小川に、武司が軽く手をあげます。

その声に誰よりも早く反応したのが結子でした。結子にはカラダ探しの記憶がありませんでしたが、なぜか涙を流して周りを見渡しています。その後、屋上にいたみんなはスーっと煙のように消えてしまうのでした。ちなみに、戦いの果てに生き残ったのは、明日香、高広、小川、翔太、結子、日菜子、理恵の7人です。

続いて漫画版の最後の結末を紹介します。まず、高広と明日香が崩れ始めた小野山家から脱出したところまでは漫画版と小説版に違いはありません。漫画版では最終的に最後まで戦った高広と明日香、屋上で死んだ美雪と一緒にいた翔太、袴田から逃がしてもらった結子の4人が生き残りました。ただ、カラダ探しの記憶が残ったのは美紀の影響で最後まで戦った高広と明日香のみです。そのほかの人の記憶はすべて消されていました。

ここまでカラダ探し解と異の違いやカラダ探しの原作小説・漫画・映画の時系列、小説と漫画の最後の結末の違いなどをまとめてきました。では、最後にカラダ探し解と異に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上ではカラダ探し異とカラダ探し本編、カラダ探し解の違いや時系列などに関する声があがっていました。

カラダ探しに関する声があがっています。どうやらこの方はカラダ探し解と実写版を見終え、カラダ探し異の方を最新まで見ている状態だそうです。感想では「コンプリートしそう」と言われていることから、カラダ探しは解と異、本編、実写と多くのシリーズがあると認識されていることがうかがえます。

カラダ探し解と異、カラダ探しに関する声があがっています。こちらではカラダ探し異とカラダ探し、カラダ探し解の違いを気になされているようです。他に投稿された感想ではカラダ探し異が実写版のコミカライズ版であるということに驚きの声があがっていることから、カラダ探しの原作小説・漫画・実写映画の違いに困惑している方が多いことがうかがえます。

カラダ探しの時系列に関する声があがっています。どうやらこの方はカラダ探しとカラダ探し解、異の時系列が気になっているようです。カラダ探し本編を読み終えた後にカラダ探し解と異の時系列を確認しようとされていることから、カラダ探し本編を高評価されていることがうかがえます。

本記事ではカラダ探しの解と異の違いを紹介し、最後の結末や原作小説・漫画・映画の時系列を解説してきました。カラダ探しの原作小説・漫画・映画の時系列と見るおすすめの順番は次の通りです。

• 小説カラダ探し：2011年12月1日 ～ 2014年5月7日
• 小説カラダ探し前夜：2016年8月4日
• 漫画カラダ探し：2014年9月26日 ～ 2017年12月8日
• 漫画カラダ探し解：2017年12月29日 ～ 2019年1月25日
• 漫画カラダ探し異：2022年9月24日～
• 映画カラダ探し：2022年10月14日

1. 漫画「カラダ探し」全巻
2. 漫画「カラダ探し 解」全巻
3. 映画「カラダ探し」
4. 漫画「カラダ探し 異」
5. 小説「カラダ探し」全巻

カラダ探しの原作小説と漫画は、最後の結末に大きな違いがあります。原作小説の結末の最後はどちらかと言うとバッドエンドですが、漫画版ではハッピーエンドと言える形で完結していました。カラダ探しの原作小説・漫画・実写映画を見る際は、本記事の時系列やおすすめの順番、原作小説・漫画・実写映画の違いを参考にしていただければ幸いです。