2023年06月12日公開
2023年06月12日更新
葬送のフリーレンの作者はどんな人?山田鐘人とアベツカサのプロフィールを紹介
『葬送のフリーレン』の原作担当の作者・山田鐘人先生は、経歴や作品などプライベートな部分も含めて謎の多い漫画家です。山田鐘人先生は2020年より作画のアベツカサ先生とタッグを組み、『葬送のフリーレン』を世に送り出しています。そこで、本記事では『葬送のフリーレン』の原作担当・作画担当の作者である山田鐘人先生とアベツカサ先生のプロフィールや作品を紹介していきます。
葬送のフリーレンとは?
ここからは葬送のフリーレンの作者についてまとめていきます。葬送のフリーレンの作者のプロフィールや漫画家デビューまでの経緯、執筆作品などを紹介するためぜひチェックしてみてください。それではまず、葬送のフリーレンの作品情報から見ていきましょう。
葬送のフリーレンの概要
【本日発売サンデー45号】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) October 4, 2022
第101話「打開策」#フリーレン#frieren pic.twitter.com/vQJq777ecb
- 漫画タイトル:葬送のフリーレン
- ジャンル:少年漫画、ファンタジー
- 原作・原案:山田鐘人
- 作画:アベツカサ
- 掲載誌:週刊少年サンデー
- 発表期間:2020年4月28日~
- 巻数:既刊10巻(2023年3月時点)
- アニメ情報:山田鐘人、アベツカサ(原作)、斎藤圭一郎(監督)、鈴木智尋(シリーズ構成)、MADHOUSE(アニメーション制作)、2023年秋~(放送期間)
『葬送のフリーレン(そうそうのフリーレン)』は、小学館が発行する週刊少年漫画雑誌『週刊少年サンデー』にて2020年22・23合併号より連載中のファンタジー漫画です。単行本は2023年3月時点で10巻が刊行され、累計発行部数は800万部以上の売り上げを記録しました。また、単行本9巻が発売されたと同時にテレビアニメ化が発表され、放送日は2023年秋に予定されています。
葬送のフリーレンのあらすじ
ここでは葬送のフリーレンのあらすじを紹介します。1000年以上の歳月を生き続けている長命なエルフのフリーレンは、かつて勇者パーティーの魔法使いとして魔王を討伐しました。
魔王を倒してから50年後、勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼンと再会し、50年に一度降るという「半世紀(エーラ)流星」を鑑賞します。まもなくヒンメルは亡くなりますが、彼の葬儀でフリーレンは自分がヒンメルについて知ろうともしなかったために、何も知らず別れることとなってしまったことで大きな後悔の念を抱くこととなりました。そこで、フリーレンは人間を知るための旅に出ることに…
葬送のフリーレンの人気の理由
葬送のフリーレンの作者は漫画家活動10年未満と新進ですが、葬送のフリーレンは最近とても注目されている作品となっています。では、なぜ葬送のフリーレンは人気なのか?
その理由には設定がおもしろいというのが挙げられます。魔王討伐後の世界の話はありそうでなかった設定であり、そこに長命のエルフを主人公に据え、既に亡くなってしまった勇者との旅の回想を交えつつ新たな旅をしていくといった絶妙なバランスもおもしろさの秘訣だと考えられます。
葬送のフリーレンの担当編集が応じたインタビュー
「葬送のフリーレン」マンガ大賞2021受賞の際、作者の代理として担当編集である小倉功雅氏が出席してインタビューに応じています。インタビューでは葬送のフリーレン誕生の経緯やその執筆スタイルなどについて語られていました。まず、葬送のフリーレンが誕生したのは、原作担当の作者である山田鐘人先生に小倉氏が「ギャグの読み切りを描いてもらえないか」とオーダーしたことがきっかけとなっているそうです。
結果的に山田鐘人先生とアベツカサ先生がタッグを組むこととなります。その二人の執筆スタイルは山田鐘人先生がネームを描き、それを小倉氏がチェックしたうえでアベツカサ先生へ展開するといった流れとなっており、質問などはメールのやり取りで完結しているそうです。
葬送のフリーレンの原作担当の作者はどんな人?
魔王を倒した勇者一行の後日談を描いた壮大なファンタジー漫画『葬送のフリーレン』の原作担当の作者は、山田鐘人先生です。では、ここから葬送のフリーレンの原作担当の作者・山田鐘人先生のプロフィール、デビューまでの経緯、作品を紹介していきます。
山田鐘人のプロフィール
『葬送のフリーレン』アニメ化決定を受けて、
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) September 13, 2022
原作者・山田鐘人先生とアベツカサ先生のコメント、
さらにアベツカサ先生の記念イラストが到着。
アニメ公式HPの「ここ」よりぜひご覧ください。https://t.co/0YIlp1EuG4#フリーレン #frieren @abetsukasa pic.twitter.com/VJGKg9syh7
- 性別:不明
- 生年月日:不明
- 年齢:不明
- 職業:漫画家
- 活動期間:2013年~
- ジャンル:少年漫画
葬送のフリーレンの原作担当の作者である山田鐘人(やまだかねひと)先生は、2013年に漫画家デビューを果たしています。山田鐘人先生はTwitterなどでの情報発信を一切おこなっていないため、性別や年齢、誕生日などのプロフィールは一切不明となっています。
山田鐘人のデビューまでの経緯
#今日買った漫画 #漫画好きさんと繋がりたい
— まめきち@読書漫画好き (@tanuki_summers) September 23, 2021
「名無しは一体誰でしょう?」
葬送のフリーレンの原作者の作品。
結構面白かったのに、まさかの打ち切り作品だった😭
口コミ見てから買えばよかった😭
でも、面白かった😂 pic.twitter.com/Hj9l4L5Fb1
山田鐘人先生は漫画家としてデビューする以前に、かつて週刊少年サンデーがおこなっていた月例新人漫画賞「まんがカレッジ」に応募しています。そして、『クラスシフト』が入選を受賞し、漫画家としての第一歩を踏み出しました。その後、2013年に連載デビューを果たしています。その際は『週刊少年サンデーS』2013年6月号~2015年5月号にて、原作者として『名無しは一体誰でしょう?』を連載しました。
山田鐘人の作品
『【最終巻】ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア(2)』を読みました!#seisyo58_log_comic pic.twitter.com/7OvAufJVXg
— せい (@seisyo58) September 4, 2022
山田鐘人先生の作品は葬送のフリーレンと名無しは一体誰でしょう?のほかに、『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』があります。この作品は『サンデーうぇぶり』にて2016年9月27日から2017年12月5日まで連載されました。
葬送のフリーレンの作画担当の作者はどんな人?
2020年より山田鐘人先生とタッグを組み、葬送のフリーレンを世に送り出した作画担当の作者はアベツカサ先生です。ここからは葬送のフリーレンの作画担当の作者・アベツカサ先生のプロフィールや作品を紹介していきます。
アベツカサのプロフィール
- 性別:不明
- 生年月日:1995年生まれ
- 年齢:27歳または28歳
- 出身地:茨城県
- 職業:漫画家
- 活動期間:2017年~
- ジャンル:少年漫画
〔連載開始までの道のり〕
— 【公式】少年サンデー編集部 (@shonen_sunday) March 31, 2021
マンガ大賞2021大賞受賞の「葬送のフリーレン」も連載開始までこんな道のりがありました…!
お2人の先生方も、きっかけは同じ賞への投稿からだったのです。#葬送のフリーレン#新世代サンデー賞https://t.co/K58cgXESXG pic.twitter.com/pJ9BzK5zH1
葬送のフリーレンの作画担当の作者であるアベツカサ先生は、2017年に『週刊少年サンデーS増刊』に掲載された『カノン』で漫画家デビューを果たしています。翌年には『MEET UP』が第82回(2018年6月)小学館新人コミック大賞少年部門で佳作を受賞しました。
葬送のフリーレンは初連載の作品ですが、本作で第14回マンガ大賞と第25回手塚治虫文化賞新生賞を受賞し、楽天Kobo電子書籍Award2023コミック部門「世界に届けたい!一押しコミック」では1位に選出されていることから、知名度が一気に上昇したことがうかがえます。
アベツカサの作品
葬送のフリーレンの作画アベツカサ
— 📕マンガマン📕 (@boku1523) April 12, 2021
小学館新人コミック大賞・少年部門・佳作
「MEET UP」https://t.co/21RivrcK3V pic.twitter.com/yddjrONrCa
- 殺人鬼vs.殺人鬼(『週刊少年サンデーS』2020年3月号・別冊ふろく「サンデーmini」掲載)
- 図書館の水と油 ( 新世代サンデー賞・2015年度11月期・努力賞)
- カノン(『週刊少年サンデーS』2017年6月号掲載)
- MEET UP(第82回小学館新人コミック大賞少年部門・佳作)
葬送のフリーレンの作者に関する感想や評価
ここでまで葬送のフリーレンの作画担当・作画担当の作者である山田鐘人先生とアベツカサ先生のプロフィールを紹介してきました。では、最後に葬送のフリーレンの作者に関して寄せられたネット上の感想や評価を紹介します。ネット上では葬送のフリーレンの原作担当・作画担当の作者である山田鐘人先生とアベツカサ先生が描く女性キャラクターや名言の特徴などに注目されているようです。
「葬送のフリーレン」5巻(原作:山田鐘人, 作画:アベツカサ)
— 枝📚 (@edacomicdiary) July 18, 2021
この作者、女性と言えばツンデレなのかと思うほど強気な女性がどんどん出てくる。長寿で経験では負けないフリーレンが他人の不安を理解するのに昔の仲間とのエピソードを思い出して納得しているシーンなど、独自の魅力でやっぱり面白い。 pic.twitter.com/cLxpnDweyO
葬送のフリーレンの作者に関する声があがっています。感想では葬送のフリーレンの作画担当・作画担当の作者である山田鐘人先生とアベツカサ先生の作品に対し、ツンデレなのかと思うほどの強気な女性を描かれていると感じているようです。
葬送のフリーレンという漫画、名言が多いけれどそのどれもに押しつけがましさがまったくない。どの台詞もその人物から発せられているのがとても自然なんだ。作者の「良いこと言ってやろう」感をまったく感じない。だからすっと心に入ってくる
— 羊(よう) (@C0201I) July 6, 2021
葬送のフリーレンの作者に関する声があがっています。感想では葬送のフリーレンの作者の「良いことを言ってやろう」感を全く感じないために、名言・名セリフに押しつけがましさがなくスッと心に入ってくるとのことです。
本を読む気が起こらないのだけど、葬送のフリーレンだけは読んでる。この作者は大事な人を亡くした経験があるんだと思う。
— PRTS ぴーと (@tomotorisa) January 26, 2022
葬送のフリーレンの作者に関する声があがっています。感想では葬送のフリーレンの作者は、大事な人を亡くした経験があると推測されているようです。
葬送のフリーレンの作者まとめ
本記事では葬送のフリーレンの原作を担当した山田鐘人先生と、作画を担当したアベツカサのプロフィールをまとめてきました。山田鐘人先生とアベツカサ先生はどちらもキャリアとしては10年未満の漫画家でした。その二人が初タッグを組み、生み出されたのが今話題の葬送のフリーレンです。葬送のフリーレンは今後どのような物語となっていくのか?これからも葬送のフリーレンに注目しておきましょう。