【たまこまーけっと】みどりの好きな人は誰？たまこやもち蔵との関係を考察

こちらの記事では、『たまこまーけっと』のアニメに登場するキャラクター、みどりの情報を紹介していきます。みどりのプロフィールをはじめとして、みどりが思いを寄せている好きな人や、アニメで声を演じている声優も紹介しています。みどりがどのような人物なのか気になっている人は参考にしてみてください。

みどりの情報の他にも、たまこまーけっとを見た人のみどりに関しての感想・評価などについても紹介しています。まずは、下記の項目でたまこまーけっとの作品概要と物語のあらすじを紹介しています。たまこまーけっとの作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

たまこまーけっとは、2013年に放送された京都アニメーションによるオリジナルテレビアニメです。原作は京都アニメーション名義で制作されており、アニメ監督は、『けいおん！シリーズ』やアニメ映画『聲の形』で監督を務めた山田尚子さんです。シリーズ構成は『デジモンアドベンチャー』や『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』などの脚本も手掛けてる吉田玲子さんが担当されました。

キャラクターデザインと原案を担当した堀口悠紀子さんは『らき☆すた』や『けいおん！シリーズ』のキャラクターデザイン、音楽担当の片岡知子さんはテレビCMやゲームなどの音楽も手掛けています。たまこまーけっとは、2013年の1月9日から3月27日までの間に全12話で放送されました。

原作アニメが終了した翌年の2014年4月26日には、たまこまーけっとの続編となるストーリー『たまこラブストーリー』が公開されています。ほかにも、アニメが放送されていた2013年には、たまこまーけっとに出演している声優陣によるWEBラジオや、キャストトークイベントなども開催されました。

うさぎ山商店街の花屋の娘・北白川たまこは、ある日、人間の言葉を喋る鳥と出会います。デラ・モチマッヅィと名乗ったその鳥は、自分が使える国の王子の妃候補を探しに来たと言います。デラとのやりとりの最中に、たまこが彼の国で求愛とされる行動をとってしまったことで、デラはたまこの家に住み着いてしまいます。デラという新たな住人が増え、たまこの生活はさらに賑やかになっていきます。

こちらの項目では、たまこまーけっとに登場するキャラクター、常盤みどりのプロフィールを紹介していきます。みどりは、たまこまーけっとの主人公である北白川たまこの幼なじみです。小学4年生の時に知り合ってからは、高校生になる現在まで一緒に過ごすようになりました。学年はたまこと同じ高校2年生で、誕生日は8月19日です。たまこまーけっとの公式情報では血液型がB型でバトン部であることが判明しています。

現在は商店街に住んでいないものの、祖父がうさぎ山商店街でおもちゃ屋を経営している関係で、商店街の会合に顔を出すこともあります。肩にかからない程度の金髪ストレートヘアをしており、髪には常磐色の髪留めを刺しています。語尾に「だね」とつけるのが口癖で、性格はサバサバしています。たまこのことはとても大切な親友と思っており、好きな人の1人として接しています。

また、もう1人の幼なじみ・もち蔵の好きな人がたまこであることに気づいており、その感情に対して複雑な思いを持っているようです。このようなみどりの態度から、たまこまーけっとの視聴者からは「みどりの恋愛相手・好きな人はたまこかもち蔵なのではないか？」という声があがっています。みどりの好きな人については、次の項目『たまこまーけっとのみどりの好きな人は誰？』で紹介しています。

たまこまーけっとのアニメを見た人の考察では、みどりが好きな人の候補に2人のキャラクターがあげられています。そのうちの1人が、たまこまーけっとの主人公・たまこです。なぜみどりの好きな人の名前にたまこがあがっているのかというと、みどりがたまこに向ける感情に、友人以上のものを感じることがあるからです。

みどりとたまこは、小学生のときからの付き合いです。家族が商店街で店を開いているという共通点があることからも、ほかの同級生たちよりも親しい間柄となったことが予想されます。学校でも一緒に居る親友のみどりとたまこですが、みどりはたまこと一緒にいる時に、意味深な態度を見せることがあります。バレンタインが間近になった時、みどりとたまこ、かんなは3人で誰にあげるのかという会話をしていました。

みどりはしっかりもので男女共にモテることから、たまことかんなにひやかしを受けます。その後、みどりはたまこに「たまこは誰かにあげる？」と会話を続けました。その時のみどりの声は、何かを恐れているような、不安げな声色をしていました。また、たまこがみどりの髪を褒めた際に、たまこがみどりの髪に触れると、みどりは動揺したように瞳を動かす姿も見られています。

そのようなみどりの行動から、たまこまーけっとを見た人からは「みどりの好きな人はたまこなのではないか？」という考察があげられることが多いようです。また、たまこまーけっとの作中で「誰が誰を好きになるのかは自由」といったセリフが登場するという演出も、女性であるみどりが同性のたまこを好きだという伏線なのではないかと考えられているようです。

前記の項目では、みどりの好きな人がたまこであるという考察を紹介しました。しかし、アニメ視聴者からは「みどりが好きなのはもち蔵なのではないか？」という予想もされています。みどりがもち蔵を好きだと考えられる理由は、みどりがもち蔵に対して複雑そうな表情や態度を向けることがあるからです。商店街のPRビデオを作った際に、みどりはもち蔵と共にカメラ係をしていました。

その時、みどりはどこか落ち着かなそうなそわそわとした態度を見せています。また、もち蔵がたまこに告白しようとするのを、阻止しようという動きもみせていました。そのような態度から「みどりはもち蔵が好きだけれど、照れくさくて正直になれないのではないか？」と予想する人もいます。そのような感情に加え、もち蔵がたまこを好きだということを知っているため、どのように接していいのか分からないという可能性もあります。

たまこまーけっとの続編である映画・たまこラブストーリーでは、みどりがもち蔵のたまこへの気持ちを後押しする姿が見られています。この行動は、どちらにしてもみどり自身の失恋を決定づけるものとなります。しかし、たまこが好きな人である場合と、もち蔵が好きな人である場合で、みどりの感情に違いが生まれる重要なシーンです。

たまこまーけっとの作中では、みどりの好きな人が誰であるのかは明かされていません。みどりの好きな人が誰なのか、その違いでたまこまーけっとの物語の雰囲気に違いが生まれます。そのため、みどりの好きな人は、アニメ視聴者から重要な要素として注目を集めています。

みどりは、バレンタインが近づいてきた時に、たまことかんなに冷やかされるほどモテます。実際に、バレンタインの日には、校門の前で待っていた男子生徒からプレゼントを贈られています。なぜみどりがそれほどに人気なのかというと、彼女のサバサバとした性格がその要因といえるでしょう。

体育館でバドミントンをしていた生徒のシャトルがたまこの額に命中した際には「こんなところにおでこ置いとくのがいけないので」と、ユーモアを交えながら当ててしまった生徒をフォローしています。その後、たまこの体を気遣う優しさも見せました。そのように、さっぱりとしつつも優しさも持ちあわせているところが、男女問わず人気の理由だと考えられます。

また、そのように明るく中性的な顔を見せている反面、クマのぬいぐるみを大切にしているというかわいい一面も持っています。たまこと電話している時には、そのぬいぐるみを抱きながら会話しています。そのような女の子らしいギャップも、彼女の魅力を引き立てているといえるでしょう。

たまこまーけっとの作中には、みどりが可愛いクマのぬいぐるみを持っているシーンが登場しています。このクマのぬいぐるみは、みどりにとってとても大切なものです。たまこがデラが慕う国王のお妃候補になった際には「クマのぬいぐるみを取り上げられたような気持ち」と口にしています。このクマのぬいぐるみは、それだけみどりにとって思い入れの強いものです。

たまこまーけっとの最終回では、みどりやたまこたちの日常に加わった異国の少女・チョイに、自身の大切にしているクマのぬいぐるみとそっくりのぬいぐるみをプレゼントしていました。みどりが持っているクマのぬいぐるみではないものの、それと似たクマのぬいぐるみをプレゼントするというこの行為は、それだけチョイのことを大切な友人だと感じていたという証ではないでしょうか？

こちらでは、たまこまーけっとのアニメでみどりの声を演じた声優を紹介します。みどりの声を担当した声優は、『聲の形』の植野直花の声優や、『けものフレンズ2』のカルガモの声優に抜擢された、金子有希さんです。金子有希さんは、声優事務所の青二プロダクションに所属している声優で、2010年代から声優活動を開始されました。

たまこまーけっとのみどりは、金子有希さんのテレビアニメ初レギュラーの役となっています。プロの声優として活動する以前は、青二プロダクション付属の養成所・青二塾の大阪校第25期生として声の演技を学ばれていました。生年月日は1987年1月19日で、福岡県出身であると公開されています。テレビアニメ以外にも。バラエティ番組やCMのナレーション声優としても活躍されています。

• 高森藍子（アイドルマスターシンデレラガールズ）
• 仮面ライダーキバーラ（ライダージェネレーションシリーズ）
• 新卒ギャングスタフェネッカ（白猫プロジェクト）
• 重装機兵レイノス（リーナ＝ライセン）
• 神撃のバハムート（高森藍子）
• 天穹のアルクルス（イリス・フォルトゥナ）
• アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実（水鳥ミウ）
• テイルズ オブ クレストリア（レベッカ）

みどりは、たまこまーけっとの作中でたまこに対して意味深な態度を見せています。みどりとたまこは仲の良い幼なじみで親友です。そのため、たまこの恋愛を気に掛ける姿を見せていますが、作中ではそれが友情からくる嫉妬なのか、恋愛感情なのかは明言されていません。視聴者の感想では「みどりの感情がどちらなのか気になる」という声が多くあがっています。

こちらの方の感想では「たまこラブストーリーを見た後にたまこまーけっとを見ると、みどりに対しての理解が深まる」という意見があげられています。たまこラブストーリーは、たまこまーけっとの後日を描いた続編となっているので、気になった人は手に取ってみてください。

たまこまーけっとの主人公はたまこですが、作品を見た人からは「みどり視点で見ると、また違ったストーリーを楽しめる」と評判です。公式ストーリーでは、異国に嫁がなければいけないドキドキ感を楽しめます。一方、みどりの感情に寄り添ってストーリーを見てみると、切ないラブストーリーを感じることができます。

以上、たまこまーけっとの登場キャラクター・常盤みどりのプロフィールや好きな人を紹介してきました。みどりはしっかり者のたまこの幼なじみで、明るく優しい中性的な性格で、同級生たちからも人気のキャラクターです。アニメの中では、たまこに対して友人以上の感情を持っているような姿が描かれていました。一方で、たまこに対しての意味深な態度は、もち蔵のことが好きという気持ちからの葛藤という意見も見られています。

たまこまーけっとはテレビアニメ版の続編となる、映画・たまこラブストーリーも公開されています。こちらの作品では、たまこまーけっとのその後が描かれており、もち蔵のたまこへの想いを応援するみどりの姿を見ることができます。複雑な恋心に揺れるみどりを見たいという人は、こちらの作品も手に取ってみてはいかがでしょうか？