【ツルネ】アニメの曲一覧！OP・ED主題歌とアーティストをまとめて紹介

『ツルネ -風舞高校弓道部-』は、2016年からKAエスマ文庫にて刊行中小説作品です。ツルネは弓道を題材とした作品で、主人公の鳴宮湊が所属する高校弓道部でのストーリーが描かれています。ツルネは2023年5月現在までに3巻まで刊行されています。原作小説の作者は綾野ことこ先生で、イラストは森本ちなつ先生が担当しています。ツルネは原作小説の他に、アニメ版も制作されています。

ツルネのアニメは、原作小説の出版社でもある京都アニメ―ションが手掛けており、第1期は2018年10月22日から2019年1月う21日にかけて放送されました。その後、2023年1月5日から3月30日までの間に第2期も放送されています。ツルネのテレビアニメはそれぞれ全13話となっており、第1期はOVAが1話追加されています。

2022年8月19日には、ツルネのテレビアニメ第1期の総集編となる『劇場版ツルネ -はじまりの一射-』が公開されました。劇場版のツルネでは、テレビアニメ版では描かれていないエピソードなども追加されています。ツルネの原作となる作品は、第7回京都アニメーション大賞で小説部門審査員特別賞を受賞した『夜多の森弓道場』という作品です。その後、新たにタイトル変更しツルネとして刊行されました。

幼い頃から弓をひいていた鳴宮湊は、目を惹く弓道の腕前の持ち主でした。しかし、中学時代に中学の引退試合で"早気"に陥り、高校にあがってからは弓道をやめてしまいます。鳴宮湊はある日、ふと立ち寄った神社の裏手から、弓を射る音が聞こえてくることに気づきます。鳴宮湊がその弓道場を覗くと、神主の滝川雅貴が弓をひいていました。鳴宮湊は、彼のその姿に魅せられ、再び弓道と向き合うことになっていきます。

ツルネのテレビアニメ第1期のOP（オープニング）曲を担当したのは、人気ロックバンドのラックライフです。ラックライフは、ツルネの他にもさまざまなアニメ主題歌を担当しており、『文豪ストレイドッグス』のED曲「名を呼ぶよ」や、『最遊記RELOAD BLAST』のED曲「リフレイン」、『食戟のソーマ 餐ノ皿「遠月列車篇」』のOP（オープニング）曲「シンボル」なども歌唱しています。

ツルネのテレビアニメ第1期OP（オープニング）曲「Naru」は、ツルネの世界観を描いたような、爽やかで疾走感のある主題歌となっています。こちらのOP（オープニング）曲は、ボーカルのPONさんが作詞・作曲を担当しています。

また、編曲はアニメ『鋼の錬金術師』のOP（オープニング）曲「メリッサ」のプロデュースや、ドラマ『ランナウェイ〜愛する君のために』の主題歌である「歩いて行こう」の編曲を担当した本間昭光さんが手掛けています。

ツルネのアニメ主題歌一覧紹介2つ目は、ツルネのアニメ第1期ED曲の「オレンジ色」を紹介します。こちらのED曲を歌うのは、アニメ『氷菓』のOP（オープニング）曲の「優しさの理由」や、アニメ『魔女の旅々』のED曲など、おおくのアニメ主題歌を歌われているChouChoさんです。こちらのED曲は、ツルネのOP（オープニング）曲の爽快感とは打って変わって穏やかで優しい雰囲気の楽曲となっています。

ED曲「オレンジ色」の作詞・作曲は、アニメ『ラブライブ！スーパースター‼』のキャラクターソング曲「だから僕らは鳴らすんだ」の作曲や、アニメ『異世界のんびり農家』のOP（オープニング）曲「Flower Ring」の作詞・作曲を手がけた藤井万利子さんです。ED曲を歌うChouChoさんは、ツルネの挿入歌「風のソルフェ」の歌唱も担当しています。

ツルネのアニメ1期のOP（オープニング）曲・ED曲一覧、最後はツルネのアニメの挿入歌として使用された楽曲を紹介します。ツルネのアニメの作中で使用された挿入歌は、ChouChoさんが歌う「風のソルフェ」です。こちらの楽曲は、歌唱を担当しているChouChoさんが作詞・作曲を手掛けています。

編曲には、シンガーソングライターのyuiさんがボーカルとして活躍するバンド、FLOWER FLOWERの元キーボードの村山☆潤さんが担当されています。村山☆潤さんは、これまでにアニメ『ブルーロック』のED曲「WINNER」の編曲なども担当しているアーティストです。

ChouChoさんが歌う挿入歌の「風のソルフェ」は、穏やかながらも力強い楽曲となっています。ツルネのアニメ1期挿入歌として使用されたこちらの楽曲は、迷いを断ち切って前に進むことを歌った曲となっています。ツルネの主人公・鳴宮湊の想いとリンクする、ツルネの物語にふさわしい曲となっているため、歌詞を味わいながら聞いてみてはいかがでしょうか？

上記では、ツルネのアニメ1期で使用されたOP（オープニング）曲・ED曲などの主題歌一覧を紹介してきました。次に、こちらの項目では、ツルネのアニメ2期で使用された楽曲を一覧で紹介します。まずは、ツルネのアニメ2期のOP（オープニング）曲として使用された「℃（ドシー）」について紹介します。

こちらの楽曲を歌うのは、ツルネのアニメ1期のOP主題歌を担当したラックライフです。作詞・作曲は、1期のOP主題と同じくボーカルのPONさんが手掛けており、編曲はラックライフ名義となっています。爽やかで疾走感のあるメロディーは、ツルネのアニメ1期OP主題歌「Naru」と同様、成長していくツルネの登場人物たちを彷彿とさせます。

ツルネのアニメ2期で使用された主題歌一覧2つ目は、ED主題歌の「ヒトミナカ」について紹介します。こちらのED主題歌を歌うのは、ハープでの弾き語りをされているシンガーソングライターの丁さんです。このED主題歌は、作詞・作曲から編曲まで全て丁さんが手掛けており、ハープと丁さんの美しい歌声が幻想的な雰囲気を醸し出しています。

丁さんはSNSで近年話題となっているアーティストで、ツルネのED曲である「ヒトミナカ」でメジャデビューを果たされました。美しい歌声や、ハープでの弾き語りといった目新しいスタイルが、今後も注目されると予想されているアーティストの1人です。丁さんのSNSアカウントは下記の通りとなっているため、気になった人はフォローしてみてはいかがでしょうか？

• Twitter：@TeiHinoto
• Instagram：teihinoto
• TikTok：teihinoto
• YouTube：@teihinoto

劇場版ツルネ -はじまりの一射-は、2022年8月19日に公開されたツルネの劇場版アニメです。公開時期は、ツルネのアニメ第1期が最終回を迎えた後となっており、ツルネのアニメ2期が2023年に放送される半年ほど前に公開された映画となっています。劇場版ツルネ -はじまりの一射-のストーリーは、アニメ1期の内容をなぞったものとなっており、いわゆる総集編映画です。

制作スタッフは1期とほとんど一緒で、監督に山村卓也さん、キャラクターデザインに門脇未来さんが起用されています。ツルネのテレビアニメ1期と違う点としては、脚本を監督の山村卓也さんが担当し、新たに音楽を横山克さんが受け持っていることです。また、音楽を担当した横山克さんは、アニメ2期の音楽担当として継続されています。

劇場版ツルネ -はじまりの一射-の上映時間は102分のため、13話構成のテレビアニメ版のストーリーが大幅にカットされています。しかし、劇場版用に追加されたシーンなどもあるため、テレビアニメ版を見た人も楽しめる内容となっています。劇場版ツルネ -はじまりの一射-が公開された翌年、2023年1月からは、ツルネのアニメ2期が公開され、現在はアニメ3期の放送を待つ視聴者の声も見られています。

劇場版ツルネ -はじまりの一射-の主題歌には、ラックライフの「Hand」が起用されています。アニメの1期・2期と同様に、ラックライフの爽快で力強い歌が、ツルネの物語を彩ります。作詞・作曲は、1期・2期同様にボーカルのPONさんが手掛けており、編曲においてもラックライフ名義で記載されています。この「Hand」は、劇場版ツルネ -はじまりの一射-のために書き下ろされた楽曲となっています。

「Hand」が公開された際のインタビューで、作詞・作曲、そしてボーカルを担当されたPONさんは「弓道と音楽は近しいものだと感じた」と話されています。弓道では、1つの的に全神経を集中させて矢を射ます。そのような意識が、大勢いるライブハウスの観客1人1人に歌が届くよう、気持ちを込める音楽に通ずるとコメントされていました。

また、アニメとその他のシーンで使用される楽曲の違いについては「特に違いはない。全て一緒」と話されています。作詞や作曲をする際には、日常の中でPONさんが感じたり考えたことを曲に乗せるようにしており、作品の主題歌として書き下ろす際には、その作品のイメージに合っているかどうかを意識しているだけだと口にしています。

映画の主題歌タイトルを「Hand」にした理由は、「映画の最後で手をかざすシーンが印象的だったから」「何かを掴み取るには"手"が必要だから」と話されています。ツルネは、早気に陥り、弓道をやめてしまった少年が主人公として描かれています。しかし、再び自分の手で弓をひき、自分の想い描く未来に向かって進む姿を見せるようになっていきます。そのようなストーリーが、まさに「Hand」という曲名とリンクします。

ツルネのアニメでは、OPではスポーツ作品らしい疾走感と爽快感のある楽曲が使用され、ED曲では登場人物たちの心の内を描いたような叙情的な楽曲が起用されています。こちらの方の感想では、ツルネのようなスポーツアニメの曲を聴くと、涙が出そうになるとコメントされていました。登場人物たちに感情移入するような楽曲が、視聴者から好評となっているようです。

ツルネのアニメ1期と2期、そして劇場版映画の主題歌には、人気バンドのラックライフの曲が使用されています。ラックライフは、多くのアニメ作品に楽曲を提供しており、アニメファンから名曲と呼ばれる主題歌もあります。こちらの方も、ツルネで使用されたラックライフの曲がかっこよかったと好評のコメントをされています。

こちらの記事では、アニメの作中で流れているOP（オープニング）曲・ED曲と挿入歌を紹介してきました。ツルネでは、他にも登場キャラクターの声優が歌うキャラクターソングミニアルバム『星をつなぐ』も制作されています。登場キャラクターの歌声を聞きたいという人は、そちらの作品も手に取ってみてはいかがでしょうか？

以上、ツルネ -風舞高校弓道部-のアニメで使用された楽曲を一覧で紹介してきました。ツルネのテレビアニメ第1期では、OP（オープニング）曲にラックライフの「Naru」、ED曲にChouChoの「オレンジ色」、挿入歌にはChouChoの「風のソルフェ」が使用されました。また、アニメ2期のOP曲にはラックライフの「℃」、ED曲に丁の「ヒトミナカ」が起用されています。

アニメ1期の総集編となる劇場版ツルネ -はじまりの一射-では、1期と2期のOP（オープニング）曲を担当したラックライフの書き下ろし楽曲「Hand」が使用されています。こちらの記事では、ツルネの主題歌を紹介していきましたが、ツルネ関連の楽曲作品には、キャラクターソングやサウンドトラックなどのCDもあります。気になった人は、そちらも手に取ってみてください。