ツルネのネタバレあらすじと感想!キャラクター・声優や主題歌も【風舞高校弓道部】

NHK総合テレビにて放送されているアニメ「ツルネ-風舞高校弓道-」。原作は綾野ことこ先生の「夜多の弓道場」です。弓道を舞台にした感動の青春ストーリーで、京都アニメーションが手掛けていることでも話題を呼んでいます。こちらの記事ではツルネについてあらすじをネタバレをしながら解説しています。また、個性的なキャラクターを演じる声優陣や、アニメを盛り上げてくれる主題歌、ツルネを見た人たちの感想についてもまとめ・ネタバレしています。

ツルネのネタバレあらすじと感想!キャラクター・声優や主題歌も【風舞高校弓道部】のイメージ

目次

  1. ツルネとは?
  2. ツルネのあらすじネタバレ
  3. ツルネのキャラクター・声優
  4. ツルネのアニメ主題歌
  5. ツルネのアニメと原作の違い
  6. ツルネを観た感想や評価は?
  7. ツルネのネタバレあらすじまとめ

ツルネとは?

2018年10月22日よりNHK総合テレビにて放送中のアニメ「ツルネー風舞高校弓道部ー。キャッチコピーは「美しい弦音(ツルネ)を響かせたいー。」「もがく青春!」だそうです。放送前から、美しいアニメーションと弓道を融合された世界観が魅力的だと話題になってしまいした。

放送されるや否や、爆発的な人気を博している「ツルネー風舞高校弓道部ー」とはいったいどのようなアニメなのでしょうか。ツルネの原作など、ツルネに関する情報をネタバレしていきます。

ツルネの作品情報

アニメファンから絶大な人気を誇る「Free!」を手掛けた京都アニメーションが新たに手掛けたアニメとしても話題となっている「ツルネー風舞高校弓道部ー」。ツルネは弓道を舞台にしたアニメです。熱血スポ根アニメといった風ではなく、弓道部の男子高校生たちが繰り広げる青春アニメといった風になっています。静かな熱情をうちに秘めた弓道部員たちが青春物語繰り広げます。

原作を知らずとも楽しめ、京都アニメーションならではの美しいデザインや、美しい音楽、弓道の魅力が楽しめる作品となっています。弓道に魅了された青年の無垢な心や、弓道を通じて深め合うチームメイトとの友情を描いており、思春期の甘酸っぱい人間模様を味わうことができるあらすじとなっているようです。

ツルネの原作

ツルネの原作は著者・綾野ことこ先生によるライトノベル「夜多の森弓道場です。KAエスマ文庫より2016年12月から刊行されています。イラストは森本ちなつさんが手掛けています。また、第7回京都アニメーション大賞小説部門審査員特別賞を受賞しています。原作小説は2巻で完結となっており、1巻で1幕の区切りがつくため、その後が気になるのなら2巻を読み進めればいいといった仕様になっているようです。

ツルネの監督

ツルネの監督となったのは「山村卓也」監督です。山村監督は今回が初監督ですが、京都アニメーションの多くの名作で原画・演出・絵コンテなど様々な分野で業績を積んでいるそうです。女性に大人気の「Free!」でも演出を手掛けていたそうで、京アニファンからも安心感を持って任せられると話題となっていました。

ツルネのキャラクターデザイン

ツルネのキャラクターデザインを手がけたのは「門脇未来」さん。2007年「らき☆すた」にて初原画を手掛け、その後2009年「涼宮ハルヒの憂鬱」の第17話「エンドレスエイトVI」で初作画監督を務めています。2013年には「境界の彼方」にて自身初となるキャラクターデザインを担当されています。他にも、「響け!ユーフォニアム」や「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」などの作画監督も務めている高経歴の持ち主です。

小説イラストを担当した森本ちなつさんは、光沢感と愛らしさが際立つ美麗なイラストタッチであるのに対し、門脇未来さんは和を重んじる素朴なデザインとなっています。

ツルネ音響監督

ツルネの音響監督を務めたのは「鶴岡陽太」監督。1991年より、「マクロス7」「∀ガンダム」や「犬夜叉」などの有名なアニメ作品の音楽を数多く手掛けています。最近では「アイドルマスター」「Free!-Eternal Summer-」「けいおん!」「響け!ユーフォニアム」など。これほど有名なアニメ作品を手掛けていると聞けば、安心して任せられる音響監督はいないだろうと話題となっています。

『ツルネ ―風舞高校弓道部―』公式サイト

ツルネのあらすじネタバレ

見ている人を魅了するアニメ「ツルネ」。いったいどのような作品なのでしょうか。ツルネのあらすじを少しネタバレしていきます。

弓道との出会い

第1話「少年は矢庭に」では主人公の鳴宮湊が弓道と出会うきっかけとなったあらすじが描かれています。小学生の湊は、母親と一緒に見に行った弓道の大会を見に行くことに。そこが、湊と弓道が初めて出会いう場所となります。弓を射る美しい弦音に魅了された湊は、自分もいつかあんな美しい矢を射ってみたいと思い弓道を始めるのでした。しかし、中学校3年生の時、県大会決勝という大事な試合で湊は突如「早気(はやけ)」となってしまいます。

早気とは弓をいっぱいに引いた状態のまま矢を放つタイミングをはかる「会(かい)」という姿勢が十分に保てず、矢を放してしまう癖のこと。弓道家にとっては大病ともいえる病気です。試合中に早気になってしまった湊は「県大会優勝を逃してしまったのは自分のせいだ」と思い込んでしまいます。そして何より、早気となり今まで通り弓を引けなくなってしまった湊は弓道から遠のいてしまうのでした。

再会

早気となってしまった湊は弓道を辞め、中高一貫校である桐先高校に進学することなく、自宅近所の公立高校・風舞高校に進学します。そして、桐先中学弓道部で一緒に弓道をしていた幼馴染の竹早静弥も一緒に風舞に進学することに。湊と静弥は風舞で、小学校5年生のときの同級生・山之内遼平と再会します。

弓道部がないからと選んだはずの風舞高校でしたが、そこでは弓道部を復活し顧問の森岡先生が部員を集めていました。弓道部が復活することを知り、即入部を決める静弥と遼平。そして、如月七緒と小野木海斗も弓道部に入部することを決めます。湊も誘われますが、早気のことがあるため、湊は静弥の誘いを断り続けるのでした。

鳴宮湊の秘密

湊が高校で弓道をやりたがらないのには、もう一つ理由がありました。それは、小学校高学年のとき、交通事故でお母さんを亡くしているということにありました。母親がいないため、家のことは全て自分がやらなくてはならないからと、湊は弓道部の勧誘を断ります。そんなある日、湊はたまたま通りかかった夜多森弓道場で幼い頃憧れた弦音と再会します。

弦音に引き寄せられて行った先の弓道場で、湊は「一万射」している滝川雅貴(マサさん)と出会うことに。美しい弓を引くマサさん魅せられた湊は、自分が早気であり弓から遠ざかっていることをつい告白してしまいます。すると、「辛かったな」と共感してくれるマサさん。マサさんは、自分が早気にかかっていた経験を生かし、湊に早気について教えてくれるようになります。こうして、湊とマサさんだけの秘密の夜の稽古が始まったのでした。

ツルネのキャラクター・声優

1人1人が個性的で、とても魅力的なキャラクターの多いツルネ。ツルネに登場する主なキャラクターとそのキャラクターに声を当てている声優さんについてまとめてみました。こちらではキャラクターと声優さんについてネタバレしています。

鳴宮湊/上村祐翔

ツルネの主人公・鳴宮湊(なつみやみなと)。風舞高校1年生、弓道部所属です。小学生の時、母親と見た弓道に魅せられ弓道の道へ。早気になったことで弓から逃げるように風舞高校に進学してくるものの、結局は弓に魅せられて弓道部に所属することになってしまいます。小学6年生の時に事故に遭い、母親は他界。現在は父親と2人暮らしをしています。

弓に復帰するきっかけとなった弓道の師であり、部のコーチの「マサさん」に憧れるたり、同じ弓道場に通っていた「愁」に引け目を感じたり、幼馴染の静弥と衝突し悶々としたり…些細な出来事にも大きく心を揺さぶられてしまう、まだ未熟で高校生らしい姿が描かれてします。

湊の声優を務めたのは上村裕翔さん。「神々の悪戯」の戸塚月人、「文豪ストレイドッグス」の中島敦、「ダーリン・イン・ザ・フランンキス」のヒロなどを演じています。25歳と若い上村さんですが、4歳から劇団に入所しており、数多くの役を演じられています。今後も数多くの作品で活躍すること間違いなしの若手声優さんです。

竹早静弥/市川 蒼

風舞高校1年生、弓道部部長・竹早静弥(たけはやせいや)。新入生代表を務めるほどの秀才です。湊の家の向かいに住んでおり、親友で幼馴染です。静弥が飼っているクマという名の大型犬(バニーズ・マウンテン・ドッグ)は作品中にもたびたび登場します。面倒見が良く大人びた性格をしていますが、湊が絡むと冷静さを欠くことも。

黒縁メガネに泣きボクロが印象的ですが、弓を引くときはメガネを外します。本人曰く「眼鏡を外すのは無防備どころか完全攻撃態勢」。大人しい印象ですが、部のコーチ・滝川に対して「あなたのことが嫌いです」とはっきり毒を吐く場面も。

静弥の声優を務めたのは市川蒼さん。「ダーリン・イン・ザ・フランンキス」のミツルや、「JustBecause!」の泉瑛太などを演じられています。2017年からアニメ声優として活躍し始めた今後期待大の新人声優さんです。

山之内遼平/鈴木崚汰

風舞高校1年、弓道部・山之内遼平(やまのうちりょうへい)。明るく人懐っこい性格で、部のムードメーカー的存在です。湊と静弥とは小学生時代を共に過ごすも、小学5年生の時に転校してしまい、風舞高校で久々に再会します。弓道は中学の授業で習った程度。本格的に弓道を始めるのは高校のようです。

明るい遼平ですが、実は2つ上の仲良しの姉が引きこもりという裏設定も。高校に進学後にイジメにあい、引きこもりとなっているのだそうです。遼平の夢は姉を含んだ「家族旅行」。大型犬のような心優しい遼平に惹かれるファンも多いのではないでしょうか。

遼平の声優を務めたのは鈴木崚汰さん。「奴隷区」の大田ユウガや「火の丸相撲」西郷・首藤正臣などを演じられています。2016年に声優デビューをしていますが、まだ名の付くキャラクターはおおくなりません。今後期待大の声優さんです。

如月七緒/矢野奨吾

風舞高校1年生、弓道部・如月七緒(きさらぎななお)。合言葉は「メッハー」。入学直後からファンクラブが結成されるほど女子に人気があります。女の子好きで一見チャラチャラしたようにも見えますが、実は思慮深く冷静。何でも器用にこなしますが、実は色々と考えながら行動しているようです。

海斗とはいとこです。すぐに突っかかっていってしまう短気な海斗のストッパー兼フォロー役もこなします。

七緒の声優を務めたの矢野奨吾さん。「アイドルマスター SideM」の岡村直央などを演じられています。まだ名のつかない役が多いですが、最近はアイマスでキャラソンを出すなどして活躍中。今後が楽しみの若手新人声優です。

小野木海斗/石川界人

風舞高校1年生、弓道部・小野木海斗(おのぎかいと)。目つきが鋭く、言葉数も少ないため誤解されがちですが、実は仲間想い。弓道に真剣に取り組んでいるため、1度弓道から逃げた湊には何かと突っかかっていました。マサさんのことを尊敬し、兄のように慕っています。

喧嘩っ早そうに見えますが、実は読書が趣味で愛猫を溺愛しているといった裏設定も。素直な性格ではありませが、桐先高校の双子が湊を馬鹿にするシーンでは湊を庇い、仲間のために闘うといった姿も見られます。

海斗の声優を務めたのは石川界人さん。「ハイキュー!!」の影山飛雄や僕のヒーローアカデミアの飯田天哉などを演じられています。2014年の第8回声優アワードでは新人男優賞を受賞しています。25歳と若いですが、数多い主演を演じており、今若手で一番人気の声優に間違いないでしょう。

滝川雅貴/浅沼晋太郎

湊が弓道に復帰するきっかけをくれた謎の男・滝川雅貴(たきがわまさき)。通称マサさん。夜多神社の神守をしながら風舞高校弓道部のコーチをしています。イケメンなのになにかとおやじ臭いのがたまに傷ですが、弓道の腕前は一流。マサの弓道の師はお爺さんであるようですが、その辺は謎に包まれています。

滝川蓮(たきがわれん)という異母兄弟がおり、蓮はカメラマンです。風舞高校弓道部の合宿や試合の写真を撮るためにたまに現れます。

マサさんの声優を務めたのは浅沼晋太郎さん。東京喰種の西尾錦や、あんさんぶるスターズの月永レオなどを演じられています。ベテラン声優でありながら、舞台演出家もされているようです。

藤原愁/小野賢章

桐先高校1年生、弓道部・藤原愁(ふじわらしゅう)。湊と静弥の中学時代の部活仲間ですが、湊が早気になってからは疎遠になっていました。たまたま迷い込んできた小学生の湊を弓道の練習に引き入れたのが愁です。2人は同じ師に習っていました。

愁の声優を務めたのは小野賢章さん。「ハリーポッターシリーズ」のハリー役、「アイドリッシュセブン」の七瀬陸や「黒子のバスケ」の黒子テツヤなどを演じられています。数々の主演を演じる大人気声優さんです。

ツルネのアニメ主題歌

見ていると切なくなるような、でも心が熱くなるような―そんなツルネのあらすじにぴったりなOP/EDの主題歌をご紹介します。一度聞くと耳から離れなくなってしまうような名曲となる主題歌です。ツルネのあらすじにもぴったりな歌詞となっているので、歌詞にも注目です。

オープニング主題歌「Naru」

OP主題歌を担当したのはLUCK LIFE(ラックライフ)さん。4人組のロックバンドです。「放て胸の深くまで 刺さって抜けない音になれ」という歌い出だしの歌詞は、ツルネの世界観や弓道場を舞台に繰り広げられるあらすじにとてもぴったりです。他にも文豪ストレイドッグスや食戟のソーマなど、色々なアニメのOP/ED主題歌を担当されています。

エンディング主題歌「オレンジ色」

ED主題歌を担当したのはChouCho(ちょうちょ)さん。部活帰りの5人を優しく照らしてくれる夕焼けのような、優しくほっこりする主題歌となっています。「泣いた日笑った日傷ついて傷つけた すべては明日へと続いていく」とサビがありますが、弓道を通じて青春するツルネのあらすじにぴったりな歌詞です。ご本人も「青春時代を思い出して温かい気持ちになってもらえたら」と語っていました。

ツルネのアニメと原作の違い

アニメ「ツルネ」と原作「夜多の森弓道場」ではあらすじが若干違う部分もあるようです。アニメと原作ではどの辺りが違うのかを調べてみました。

原作との違い①湊との会話の長さ

第7話で湊と愁が再開するシーンも原作と少し違っていたようです。アニメの愁は言葉数が少なく、千と万が海斗と揉めているシーンも「千、万…」と名前を呼ぶだけで宥めています。しかし、原作の愁は「今日は饒舌がすぎるよ」ときちんと宥める言葉を発しています。

また、湊と静弥、愁が再開したシーン。静弥との会話はほど原作通りですが、湊との会話はもっと長いのだそうです。愁が耳元で囁くシーンがありましたが、原作では「湊、俺は必ず戻ってくると信じていたよ。また湊の射を俺に見せてくれ」とはっきりと伝えているそうです。

原作との違い②湊の中学時代を打ち明けるタイミング

湊と静弥が実は桐先中学弓道部だったということは、アニメでは下僕合宿で明かされていました。しかし、原作では大会予選で桐先高校の双子(千と万)が海斗に絡んできた辺りで明かされることになっていたようです。現大会予選がはじまる回は第7話にあたります。

原作との違い③アニメ8話での愁の言動

第8話でも原作とアニメで違うようです。愁が静弥に放った「君は弓を愛していないから」。このセリフを愁が言う前に、原作では静弥が湊に想いを打ち明けるシーンがあったようです。アニメでは愁に言われ何も言い返さない静弥でしたが、原作では「僕も弓道が好きなんだ」と言っています。

ツルネを観た感想や評価は?

アニメ「ツルネ」を見た人たちはどのような感想を抱いているのでしょうか。Twitterで呟かれている感想を探してみました。

貴公子・愁の人気が高いようです。愁がかっこいい、素敵などの感想が多く見受けられました。京アニならではの美しさで弓を射るシーンがかなり好評を博しているようです。

お正月はツルネの一挙放送が放送されていたようです。通常放送を見ていなかった人たちが、お正月休みの間に見ていたようです。お正月放送ではツルネにハマったという感想も多く見受けられました。

ネタバレとなりますが、湊はマサさんのことを最初幽霊だと思っていました。これは湊がマサに消えない欲しいと頼んでいたシーンです。マサのことを幽霊と勘違いするおっちょこちょいな湊もかわいいという感想が多かったです。

ネタバレとなりますが、10話で熱で動けなくなっている静弥を湊が見つけ駆け寄ってくるシーンです。愁とマサさんから弓道について問われ悩んでいた静弥でしたが、湊の一言で静弥は救われます。感動したという感想がとても多い回でした。

ツルネは腐女子の方々からも人気が高いようで、キャラクター同士の掛け合いがいいとの感想も多く見受けられました。腐女子を盛り上げるシーンを必ず盛り込んでくるあたり、さすが京アニだと話題となっています。

ツルネのネタバレあらすじまとめ

いかがだったでしょうか。「ツルネー風舞高校弓道部ー」についてまとめてみました。個性あふれるキャラクター陣は、どのキャラクターも魅力的です。Twitterで呟かれている他の人の感想は、共感できるものがあったのではないでしょうか。

ツルネを盛り上げてくれる主題歌もとても魅力的でした。ラックライフ・Chouchoともに今後とも目の離せないアーティストであること間違いないでしょう。

弓道を舞台に描かれる高校生たちの青春ストーリーは、あらすじ・ネタバレを知って尚楽しめる作品となっています。まだ一度も見ていない人は一度是非、見てみてはいかがでしょうか。見てしまうと、誰かと感想交換をしたくなってしまうほどオススメの作品です。

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