【組長娘と世話係】霧島透はかっこいい桜樹組の若頭!過去・両親やアニメ声優は?

『組長娘と世話係』の霧島透は、この物語の主人公です。かっこよくて人気のキャラですが、作中では「悪魔」と呼ばれることもあります。冷酷な一面も持った霧島透とは、一体どのようなキャラなのでしょうか?本記事では、組長娘と世話係の霧島透のプロフィールや性格、過去や両親について詳しく解説します。また、アニメで霧島透役を担当した声優の細谷佳正さんのプロフィールと、過去の出演作や担当キャラも紹介します。

【組長娘と世話係】霧島透はかっこいい桜樹組の若頭!過去・両親やアニメ声優は?のイメージ

目次

  1. 霧島透が登場する組長娘と世話係とは?
  2. 霧島透はかっこいい桜樹組の若頭
  3. 霧島透の過去
  4. 霧島透の両親は死亡?母親との思い出も紹介
  5. 霧島透のアニメ声優
  6. 霧島透に関する感想や評価
  7. 霧島透まとめ

霧島透が登場する組長娘と世話係とは?

霧島透とは、『組長娘と世話係』に登場する登場人物の1人です。桜樹組というヤクザの若頭で、組長娘と世話係の主人公でもあります。本記事では、組長娘と世話係の霧島透に焦点を当てて、彼のプロフィールや過去、アニメの声優などを詳しく解説します。まずは、霧島透が登場する、組長娘と世話係の概要とあらすじをチェックしておきましょう。

組長娘と世話係の概要

組長娘と世話係は、組長の娘とヤクザの若頭によるハートフルコメディ漫画です。作者はつきやさんで、webコミックサイトのpixivで作品を公開したのが始まりでした。当初のタイトルは組長娘と世話係ではなく、『極道娘と世話係』というものでした。極道娘と世話係は再度構成を組み立て直し、2018年からコミックライドピクシブで、組長娘と世話係のタイトルで隔週連載されるようになりました。

2020年にマイクロマガジン社の新レーベルであるコミックELMOが開設され、組長娘と世話係はコミックELMOに移籍して連載するようになります。組長娘と世話係は、20023年1月時点で単行本が9巻まで発売されています。2021年にはテレビアニメの制作が発表され、2022年7月から9月にかけて全12話が放送されました。

組長娘と世話係のあらすじ

組長娘と世話係の主人公は、桜樹組の若頭である霧島透です。すぐに暴力で物事を解決しようとする霧島透は、ある日組長から呼び出されます。そして、組長の1人娘である、八重花の世話係として任命されました。最初はぎこちなかった2人も時間とともに仲良くなり、八重花は霧島透とともに楽しい日々を送ることになるのでした。

TVアニメ「組長娘と世話係」公式サイト

霧島透はかっこいい桜樹組の若頭

組長娘と世話係の霧島透は、強くてかっこいいと評判の主人公です。ただ、過去にはさまざまな問題を起こしていて、他の組の人間からは恐れられています。では、組長娘と世話係の霧島透とは具体的にどのような人物か、順に見ていきましょう。ここでは、霧島透のプロフィールと性格を紹介します。まずは基本的なプロフィールを知っておくことで、霧島透の人物像がつかみやすくなるでしょう。

霧島透のプロフィール

初めに、組長娘と世話係の霧島透のプロフィールを紹介します。組長娘と世話係の霧島透は、11月18日生まれの28歳です。血液はB型で、身長は183cmあります。現在は、桜樹組の若頭を務めています。やや長めのボサボサとした髪で、いつもサングラスをつけています。

このサングラスは、過去に当時の若頭だった葵塔一郎からもらったものです。薄ら笑いを浮かべていることが多く、口元からは八重歯がのぞいています。背中から腕にかけて悪魔をイメージした入れ墨が彫られていて、霧島透の目印として知られています。見かけによらず甘いものが好きで、チョコレートやホットケーキなどを好んで食べます。

霧島透の性格

組長娘と世話係の霧島透は、とにかく短気な性格をしています。気に入らないことがあればすぐに暴力を振るい、組長に怒られることもあります。霧島透はその腕っぷしの強さと情け容赦なく相手を叩きのめすところから、「桜樹組の悪魔」として恐れられています。ただ、根は優しく真面目な性格で、八重花の世話係に任命されたときには一生懸命八重花と仲良くなろうとしていました。

また、霧島透は、何か問題が生じるとすぐに家出をする癖があります。過去にも家出をしたことがありましたが、八重花の世話係になった後も家出をしています。このときは、自分のせいで八重花を危険な目に合わせてしまい、どうしていいかわからなくなって桜樹組から逃げ出しました。

以前にも家出を繰り返しているところを見ると、霧島透は意外と精神的にもろい性格であることがわかります。根が真面目である分、いろいろと考えすぎてしまうことがあるのでしょう。しかし、霧島透は結局桜樹組へと戻り、再び八重花の世話係として働くことになります。まだまだ過去の自分を捨てきれない霧島透ですが、徐々に精神的にも強くなっていることがわかります。

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霧島透の過去

組長娘と世話係の霧島透のプロフィールに続き、霧島透の過去について見ていきましょう。組長娘と世話係の霧島は、複雑な生い立ちを背負ったキャラです。霧島透の過去を知ることで、プロフィールだけではわからない霧島透の内面を深く知ることができます。ここでは、霧島透の若い頃のエピソードや、桜樹組に入った理由を詳しく解説します。

霧島透の過去①若い頃

組長娘と世話係には、過去の霧島透の姿も何回か出てきます。過去の若い頃の霧島透は、現在よりもさらに短気で喧嘩っ早い性格をしていました。中学生のときには「関わったら殺される」と噂され、他の生徒から恐れられていたほどです。ある日霧島透は同級生の速水雅也から喧嘩を売られ、無表情で返り討ちにしました。そのとき石で殴られた傷が、速水雅也の額には今でも残っています。

さすがにやりすぎだと側にいた北条零に止められますが、霧島透は「こんなヤツ死んだっていいだろ」と無表情に言いました。速水雅也はこの日から霧島透を標的に定め、悪魔と呼ばれている霧島透に再会することを楽しみにしていました。しかし、13年ぶりに会った霧島透は組長の娘のお世話係になっており、まるで毒気が抜けていました。

悪魔と呼ばれている霧島透を倒すことを目標にしてきた速水雅也は、腑抜けてしまった霧島透に怒りを爆発させます。速水雅也の相手をしているうちに一瞬昔の冷酷な目に戻った霧島透でしたが、八重花の心配そうな声に我に返ったのでした。八重花のお世話係になる前は桜樹の悪魔と呼ばれていた霧島透ですが、それよりさらに過去の学生時代から荒んだ性格であったことがわかります。

ただ、現在八重花に優しく接しているように、過去にも優しい一面を見せていることがあります。霧島透と同じ中学校に通っていた北条零は、現在では明るいオネエとして暮らしています。しかし、過去の北条零はオネエであることを隠し、自分に嘘をついて生きていました。北条零はあるとき学校の屋上で霧島透と出会い、そこで自分がオネエであることを告白します。霧島透は北条零の告白にも何の反応もせず、「俺には何の関係もない」と言います。

続けて、「他人に許可をとらないと自由に喋れないのか」と言われた北条零は、今まで本性を隠していたことが馬鹿らしくなります。次の日から北条零はオネエであることを周囲にさらけ出すようになり、堂々と生きることができるようになったのです。北条零はこのときから霧島透を親友だと思い、彼のいつ死んでもおかしくないような生き方を心配していました。

霧島透と北条零は中学卒業後に偶然再会しますが、心身ともにボロボロだった霧島透に北条零は不安になります。そして、「練習台になってほしい」という口実のもと、霧島透の背中に悪魔をイメージした入れ墨を彫りました。この入れ墨には、霧島透がどうなっても必ず自分が見つけ出すという、北条零の強い気持ちが込められていました。

大人になってから霧島透に再会した北条零は、霧島透が過去とは違う柔らかい雰囲気になっていたことに安堵します。そして、霧島透の拠り所が自分ではないことに複雑な思いを抱きつつも、霧島透に安心できる居場所ができたことを喜ぶのでした。

霧島透の過去②桜樹組に入った理由

過去の霧島透はヤクザ嫌いで、ヤクザと見れば片っ端から潰して回るような生活を送っていました。そのため、当時の霧島透はヤクザ界隈で名を知られた存在となり、「ヤクザ潰し」という二つ名をつけられるようになっていました。しかし、それほどヤクザを嫌っていた霧島透が、今では桜樹組の若頭の地位に収まっています。なぜヤクザ嫌いだった霧島透が、ヤクザの世界に足を踏み入れたのでしょうか?

霧島透が桜樹組に入るきっかけを作ったのは、ある1人の人物でした。その人物とは、当時桜樹組の若頭だった葵塔一郎です。ある日葵塔一郎は、ヤクザ相手に銃を向けている霧島透と出会います。倒れてしまった霧島透を、葵塔一郎は桜樹組に連れていきました。

葵塔一郎が根気良く霧島透の面倒を見続けたことで、霧島透は徐々に心をひらいていくようになります。そして、最終的には葵塔一郎を「兄貴」と呼んで慕うようになりました。また、霧島透は葵塔一郎だけでなく、自分を受け入れてくれた桜樹和彦と妻の美幸にも深い恩義を感じています。

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霧島透の両親は死亡?母親との思い出も紹介

組長娘と世話係の霧島透は、八重花と接する中で自分の両親を思い出すことがあります。作中の描写から、霧島透の両親はすでに死亡していることがわかっています。ここでは、霧島透の両親が死亡したことがわかるシーンや、霧島透と母親の思い出などを紹介します。

霧島透の両親は死亡している?

組長娘と世話係には、過去の霧島透の幸せそうなシーンも登場します。それは、霧島透が子供の頃のエピソードです。霧島透は作中でたびたび過去の自分を振り返ることがあり、幼い頃の回想シーンでは優しそうな母親や父親の姿を見ることができます。霧島透の両親の詳細なプロフィールは不明ですが、霧島一家が仲の良い家族だったことは回想シーンを見ただけでもわかります。

しかし、現在では霧島透の両親はすでに亡くなっています。この事実がはっきりとわかるのは、組長娘と世話係の48話です。この回では霧島透が墓参りに行き、「お母さん、お父さん」と呟くシーンがあります。このことから、この墓が霧島透の両親のものであることがわかります。このシーンは、アニメでも最終回に描かれました。

また、霧島透の両親の死には、ヤクザが絡んでいることも判明しています。そのため、霧島透はヤクザに恨みを抱き、一時期ヤクザを潰して回っていたのでした。霧島透の両親の死の具体的な内容は現時点では不明ですが、今後の展開で明らかになっていくと推察されます。

霧島透と母親が過ごした誕生日

組長娘と世話係では、霧島透が八重花の誕生日にオムライスを作ってあげるというエピソードがあります。霧島透は八重花の叔母である黒崎香菜美に教わりながら、不器用な手つきでオムライスを作りました。八重花はそのプレゼントに喜び、美味しそうにオムライスを食べました。なぜ霧島透が八重花にオムライスをプレゼントしたのかというと、昔自分の誕生日に母親が作ってくれたものだったからです。

霧島透の家はプレゼントを買うほどの余裕がなく、母親はプレゼント代わりに霧島透が好きなオムライスを作ってくれていました。そのときの幸せな記憶が残っていた霧島透は、八重花にもオムライスを作ろうと思い立ったのです。八重花が自分の手作りオムライスに喜ぶ姿を見た霧島透は、プレゼントは形に残るものが全てではないということの、本当の意味を知ったのでした。

母親にとってカランコエの花は特別な花だった?

組長娘と世話係の霧島透の母親は、花が大好きな女性でした。霧島透の母親が花を好きな理由は、花が可愛くてキレイなだけでなく、花言葉が楽しめるからです。霧島透の母親は、特にカランコエという花を大事にしていました。カランコエは、霧島透が母親のお腹にいるときに、両親が生まれてくる子供のことを思って買った花だったのです。

幼い頃の霧島透は、母親にカランコエの花言葉を尋ねました。しかし、母親は答えを教えてくれず、大人になったら自分で調べるように言うのでした。成長した霧島透は、図鑑でカランコエの花言葉を調べます。そこには「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」などと一緒に、「あなたを守る」という言葉が載っていました。

その花言葉通り、自分を守るために命を落とした母親を思い、霧島透の心はさらに荒んでしまいます。その後、八重花の世話係となった霧島透は、久しぶりに母親が好きだったカランコエを目にします。八重花と一緒に訪れた花屋でカランコエを見て、霧島透は母親のことを思い出しました。

カランコエが霧島透の母親が好きだった花だと聞いた八重花は、その花を母親に買うように勧めます。霧島透は八重花に言われてカランコエを買い、それを両親の墓前に供えました。霧島透にとって複雑な思い出が詰まったカランコエでしたが、ようやく穏やかな気持ちでその花と向き合うことができるようになったのでした。

霧島透のアニメ声優

組長娘と世話係は、原作だけでなくアニメも人気がある作品です。組長娘と世話係のアニメでは、霧島透役を声優の細谷佳正さんが担当しました。声優の細谷佳正さんはアニメだけでなく、組長娘と世話係のドラマCDでも霧島透役を務めました。ここでは、声優の細谷佳正さんのプロフィールと、これまでに出演した作品や担当してきたキャラを紹介します。

細谷佳正のプロフィール

まずは、テレビアニメで霧島透を演じた、声優の細谷佳正さんのプロフィールから紹介します。細谷佳正さんは1982年2月10日生まれのB型で、2023年で41歳になりました。出身地は広島県尾道市で、身長は176cmです。高校時代は演劇部と剣道部を掛け持ちしていましたが、後に演劇部だけに専念することになりました。

大学受験に失敗して進路に悩んでいたときに『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』を見て、キャラがワープするシーンに感銘を受けて声優になることを決めます。2002年に東京アナウンス学院を経て、マウスプロモーション付属俳優養成所に入所しました。2004年にマウスプロモーションの正式な所属となりますが、2014年からはフリーで声優活動を行っています。

声優デビューしたばかりの頃は、海外ドラマや映画の吹き替えをメインに行っていました。2007年にOVAの『テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇Semifinal』に出演して以来、徐々にテレビアニメでの仕事も増えていきます。2010年にテレビアニメの『刀語』で主役の鑢七花役を担当してからは、さらにテレビアニメへの出演が増えました。

細谷佳正さんは2014年に第8回声優アワード助演男優賞を受賞し、2016年には第10回声優アワードで同じく助演男優賞を受賞しています。2017年4月に喉の治療のため一時声優活動を休止しますが、同年の8月には無事に復帰を果たしました。

細谷佳正の主な出演作品や演じたキャラ

細谷佳正さんのプロフィールに続き、過去に出演した主な作品や担当キャラを紹介します。細谷佳正は声優デビューしたばかりの頃は、テレビアニメでは名前のない端役を担当することがほとんどでした。しかし、2010年に『会長はメイド様!』の黒崎竜之介や『刀語』の鑢七花を演じてから、徐々にメインキャラを演じることが増えていきます。

話題となった人気作にも多く出演しており、『進撃の巨人』のライナー・ブラウンや『キングダム』の王賁、『ゴールデンカムイ』の谷垣源次郎などを演じています。また、声優の細谷佳正さんは、『テニスの王王子様』の白石蔵ノ介をはじめ、スポーツ漫画のキャラを担当することが多いです。

細谷佳正さんがこれまでに出演したスポーツアニメと担当キャラは、『黒子のバスケ』の日向順平、『ダイヤのA』の結城哲也、『ハイキュー』の東峰旭などです。スポーツアニメ以外にも『アルスラーン戦記』のダリューンや『斉木楠雄のΨ難』の窪谷須亜蓮など、さまざまなジャンルのアニメに出演しています。近年では、『半妖の夜叉姫』の麒麟丸や『ましろのおと』の澤村若菜、『大海原のカイナ』のカイナなどを担当しています。

霧島透に関する感想や評価

組長娘と世話係の霧島透には、「かっこいい」や「イケメン」といった感想がいくつも寄せられています。霧島透の外見が好みという人は多く、一目で推しになったというコメントもありました。また、暴力的な霧島透が八重花には優しく接するという、大きなギャップに魅力を感じる人も大勢いました。

組長娘と世話係の霧島透は、外見だけでなく声もかっこいいと評判です。声優の細谷佳正さんは、かなり低い声でアニメの霧島透を演じています。この低音ボイスが好きだという人は多く、非常に高評価を得ていました。また、アニメの霧島透の声に癒やされるというコメントや、八重花に対する優しい話し方が好きというコメントもありました。

組長娘と世話係の霧島透に関しては、八重花との関係が好きだという感想も多く見られました。組長娘と世話係の霧島透と八重花は、初めはお互いに馴染めずにギクシャクしていました。しかし、時間が経つにつれて絆が深まり、今ではお互いになくてはならない関係になっています。この2人の関係性が組長娘と世話係の魅力でもあり、この作品が人気である理由のひとつでもあるようです。

組長娘と世話係では、まだ霧島透の母親の詳しい死因などはわかっていません。アニメでも霧島透の過去がわかるシーンは断片的にしか放送されなかったため、母親のことも含めて霧島透の過去が気になってしまう人もいたようです。いろいろと謎が残ったままアニメ1期が終わってしまったため、アニメ2期を望む声が上がっていました。

霧島透まとめ

組長娘と世話係の主人公である、霧島透のプロフィールや性格、過去についてまとめました。桜樹組の若頭であるというプロフィールだけを見ると、霧島透は強くて怖いキャラだというイメージを持たれることもありまます。しかし、霧島透は強いだけでなく、本当は人の心に寄り添える優しさを持っています。

これまでの霧島透は自分でも感情のコントロールができていませんでしたが、八重花と一緒に過ごすことでようやく自分の内面と向き合うことができるようになりました。霧島透には過去に両親を亡くした過去があるため、今後辛い展開が訪れる可能性もあります。しかし、八重花が側にいる限りは、以前のような「悪魔」に戻ることはないでしょう。

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