2023年05月13日公開
2023年05月13日更新
【ワンピース】シャンクスの「そろそろ奪りに行こうか」の意味は?セリフを考察
シャンクスの「そろそろ奪りに行こうか」というセリフに込められた意味を考察します。なぜ「取る」ではなく「奪る」という字なのかも説明!シャンクスはひとつなぎの大秘宝の在り処を既に知っているのではないかなど、さまざまな側面から解説していきます。また、シャンクスとルフィが交わした約束や、ワノ国まで来てルフィに会わなかった理由なども必見です。ワンピースの「そろそろ奪りに行こうか」のセリフに関する感想や評価も載せています。
目次
シャンクスとは?
初夢…シャンクス?(笑)
— 🌼花菜(Hana)🌻🍮🤙🍄 (@2018_G22andUW) January 2, 2022
「この戦争を終わらせにきた」
って言ってて…アニメ本編見てたのか、RED見てたのかは不明やけどやっぱりカッコイイ✨ pic.twitter.com/uHhflAmjYo
ワンピース1054話で、シャンクスが「そろそろ奪りに行こうか、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」と、ベッグマンに言うシーンがありました。シャンクスの「そろそろ奪りに行こうか」というセリフから、さまざまな憶測が上がっています。
ルフィがひとつなぎの大秘宝を見つけることに、シャンクスは期待していると思っていたファンも多いでしょう。本記事では、「そろそろ奪りに行こうか」というセリフにスポットを当てて、どのような意味があるのかを考察していきます。
ワンピースの作品情報
ワンピースの概要
ジャンプでワンピース読んでる人と語らいたい pic.twitter.com/mlQdNo6H70
— ズマサン🪩 (@ZOZO_is_a_pex) April 7, 2023
「そろそろ奪りに行こうか」というセリフが登場するワンピースは、尾田栄一郎先生による日本の人気漫画作品です。1997年より「週刊少年ジャンプ」にて連載されており、「ワンピ」という略称で親しまれています。「ひとつなぎの大秘宝」を巡って、海賊たちが奮闘する海洋冒険ロマンで、壮大な世界観や巧緻なストーリー設定が特徴です。
2023年3月時点で単行本は既刊105巻となっており、2022年8月時点で国内累計発行部数は、日本漫画最高の4億1000万部を突破しました。本作はアニメ化や映画化、ゲーム化など、メディアミックスも積極的に展開されています。
ワンピースのあらすじ
#ONEPIECE
— HINO🤐 (@Hino_onepiece) February 26, 2022
#ワンピース
今更だけど、ルフィとシャンクスがお互いに「友達」って呼び合うめっちゃ好きなんだよね😁
この年の差で「友達」って呼び合えるのなんか憧れる✨ pic.twitter.com/ty3RvulJ5v
海賊王のゴールド・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝」を、多くの海賊たちが狙う大海賊時代が舞台となっています。主人公のモンキー・D・ルフィもその一人で、命の恩人でもある海賊シャンクスと出会い、海賊王になる夢がさらに強くなりました。17歳になったルフィは冒険の旅へ出発し、仲間を増やしながら「麦わらの一味」として、世界中で有名な海賊へと成長します。
シャンクスのプロフィール
- 異名:赤髪のシャンクス
- 出身地:西の海
- 誕生日:3月9日
- 年齢:37歳→39歳
- 身長:132cm(13歳)→199cm
- 肩書:四皇
- 所属:ロジャー海賊団見習い→赤髪海賊団大頭
- 覇気:覇王色、武装色、見聞色
- 懸賞金:10億4000万ベリー(12年前)→40億4890万ベリー
シャンクスかっけー pic.twitter.com/Om9OWY8BC3
— YONTE ヨンテ (@cuoreyonte) June 6, 2022
「そろそろ奪りに行こうか」というセリフを放ったシャンクスは、赤髪海賊団の大頭です。ルフィの憧れの人物であると共に、「新世界」を支配する大海賊四皇の一人でもあります。赤い髪と左目の上にある3本の傷が特徴です。普段は非常に大らかな性格をしており、周りに侮辱されても大抵のことは笑って受け流しています。ただし、自分の友人を傷つける者がいれば、どのような理由があろうとも許しません。
仲間を大切に想う姿は、幼少期のルフィに大きな影響を与えた様子です。また、シャンクスの少年時代は、海賊王ゴール・D・ロジャー率いるロジャー海賊団に在籍していました。バギーとは海賊見習いとして乗船しており、腐れ縁の間柄です。ルフィのトレードマークの麦わら帽子を、彼に預けたのもシャンクスでした。
シャンクスの「そろそろ奪りに行こうか」のセリフの意味を考察
昔のシャンクスと現在のシャンクス#onepiece pic.twitter.com/Mter1kQwoy
— いつき (@luffy030852) May 30, 2022
ワンピース1054話のシーンで、シャンクスが「そろそろ奪りに行こうか、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」というセリフを、ベックマンに対して言いました。ここでは、シャンクスの「そろそろ奪りに行こうか」というセリフの意味を考察していきます。また、彼はひとつなぎの大秘宝が、どこにあるのかを知っているような描写もあるため、その点も掘り下げて考察していきます。
考察①「奪る」という漢字になっている理由
シャンクス率いる赤髪海賊団は、ワノ国の近海へ来ていました。彼はベン・ベックマンと一緒にお酒を飲みながら、ルフィの手配書を見ています。フーシャ村でルフィと出会ったことや、ゴムゴムの実を食べて海で泳げなくなった彼を助けたことなども、回想していました。
そろそろ奪りに行こうか
— いけだ (@ikeda_qq) August 28, 2022
"バチュンビラ配り"(寝坊しました) pic.twitter.com/B6RLVki4nM
回想した後にシャンクスは「そろそろ奪りに行こうか、ひとつなぎの大秘宝」というセリフを言ったのです。このタイミングで「そろそろ奪りに行こうか」というセリフを放ったのは、何か意味があるのでしょう。ルフィの手配書を見た後のセリフだったため、彼に関係している可能性は高いです。
そして、注目すべき点は「そろそろ奪りに行こうか」というセリフの「奪る」という言葉です。「奪る」という言葉の中には、「奪う」という意味も含まれています。そうだとすれば、ひとつなぎの大秘宝はすでに誰かが持っているという意味なのかもしれません。また、ひとつなぎの大秘宝とルフィの存在が、深く関係している可能性もゼロではないでしょう。
考察②シャンクスは既にひとつなぎの大秘宝の在り処を知っている?
シャンクスの「そろそろ奪りに行こうか」というセリフから考察すると、ひとつなぎの大秘宝を、誰かから奪うという意味にもとれます。そうすると、彼はひとつなぎの大秘宝の在り処を、すでに知っている可能性が非常に高いです。なぜなら、在り処を知っているからこそ「そろそろ奪りに行こうか」という発言をしたと考察できるためです。
頂上戦争でシャンクスが「この戦争を終わらせにきた」って言った時ちょーカッコイイって思った。 pic.twitter.com/5H6LxSXuk4
— 赤髭ルンルン船長 (@YuZfio8NpSnOUb0) August 30, 2017
もちろん、ロジャーや共に旅をしていたその一味は、ひとつなぎの大秘宝の在り処を知っているでしょう。シャンクスは当時見習いだったため、旅に同行せず在り処を知っていないとしても、重要な情報は得ているはずです。
また、ひとつなぎの大秘宝の在り処を知っていても、奪りに行くための条件が揃うまでタイミングを見ていたのかもしれません。そして、いよいよそのタイミングがやって来たため、「そろそろ奪りに行こうか」というセリフが出てきたのだと考察します。
シャンクスとルフィの約束や会わない理由
シャンクスとルフィの約束
幼い頃のルフィが住んでいたフーシャ村に、シャンクスたちは滞在していました。彼は次の航海を最後にして、村へは戻らないと決心します。赤髪海賊団の新たな旅への出発に、シャンクスと親しくなったルフィも、見送りに出ました。これまでルフィは、自分も一緒に連れて行ってほしいと頼みましたが、シャンクスは受け入れてくれなかったのです。
赤髪海賊団がもうここへは戻って来ないとわかっていても、見送りの祭には、もう連れて行ってほしいと言いませんでした。海賊として航海をすることの厳しさを、ルフィは悟ったのでしょう。この時すでに、ルフィは自分が海賊となって海へ出ることを、決意していたのです。ルフィは自分の決意をシャンクスに伝えると、彼は「お前なんかが海賊になれるか!」と鼓舞するように言いました。
だからよ おれは"海賊王"になるんだよ!!! 偉くなりてェわけじゃねェ!!!
— 名言の海賊王 (@words_onepiece) May 2, 2023
by ルフィ
出典:ONE PIECE 第800話(80巻)https://t.co/UwPOuacXUs#ONEPIECE pic.twitter.com/YpSedA5bNt
シャンクスはルフィの様子を見て、まるで我が子の成長を頼もしく思うような表情を浮かべています。そして、シャンクスは自分が被っていた麦わら帽子を取り、「この帽子をお前に預ける」と言って、ルフィの頭に被せました。驚いたルフィは、涙が溢れるのをこらえきれず、帽子の陰に隠れて泣きます。
シャンクスは「俺の大切な帽子だ。いつかきっと返しに来い、立派な海賊になってな」と言うのでした。そして、シャンクス率いる赤髪海賊団は、次の航海へと出発します。このことが、ルフィの海賊王を目指すきっかけとなったのは確かです。シャンクスとルフィの約束が、どのような形で果たされるのか、今後も注目しておきましょう。
シャンクスがルフィと会わない理由はなぜ?
シャンクスが「そろそろ奪りに行こうか」と言ったということは、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を狙う時期が来たということを意味します。ただ、彼はまだルフィには会わないと言っていることから、自分たちだけで探し出せると思っているかもしれません。
この名シーンにおけるルフィ視点とシャンクス視点のカットがそれぞれまた良い😭✨✨#ONEPIECE pic.twitter.com/yf0Hb08WjT
— .Log【ワンピース考察】 (@manganouA) May 26, 2022
また、シャンクスはルフィのことを、すでに立派な海賊に成長したと認めている可能性は高いです。そして、ルフィは「シャンクスたちを越える海賊になる」とも言っていました。二人で交わした約束にそのことも含まれているため、シャンクスはまだルフィに会わないと考察することもできます。つまり、ルフィがシャンクスを越える(倒す)ことで、ようやく麦わら帽子を彼に返すことができるのでしょう。
そうすると、二人はいずれ戦うことを意味しているとも捉えられます。シャンクスは自身の左腕を犠牲にしてまで、ルフィの命を救いました。ルフィにとって彼は大恩人であり、目標とする人です。だからこそ、憧れであるシャンクスと戦い勝利することで、恩返しをしようと思っている可能性もあります。
シャンクスはラスボス?五老星との関係を考察
シャンクスと五老星の関係
ワンピースの五老星とは、世界のあらゆるものを牛耳っている5人の老人のことです。世界政府の頂点に君臨しており、最高権力者となります。五老星の正体については、謎に包まれていることが多いです。ワンピースの907話では、五老星とシャンクスが繋がっていたことが判明します。
シャンクスが五老星の元を訪ねた際に話した「ある海賊」って誰の事だと思う?🤔ちょうどレヴェリー前のタイミング。うーん、ロックス、カイドウ&ビッグマム、黒ひげ…それともルフィ!?🏴☠️#ONEPIECE pic.twitter.com/9FFB1lV4I7
— .Log【ワンピース考察】 (@manganouA) May 27, 2022
彼らのいる聖地マリージョアの奥にあるパンゲア城には、海賊は侵入することができない場所です。しかし、シャンクスは、そこに入ることができました。このことから、シャンクスは普通の海賊ではないといえます。彼は「ある海賊について話をする」という目的で入り、五老星も「君だから時間を取った」と話しており、非常に信頼している様子です。
また、シャンクスと五老星は、この時以外にも会ったことがあり、密な交流を持っていると考察できます。シャンクスは政治に携われるほどの立場に置かれており、世界情勢についても熟知している可能性が高いです。これらのことから、シャンクスは世界会議にも参加できるような王族か、五老星と同じ天竜人であるかもしれません。
シャンクスはラスボスで黒幕?
先述のように、シャンクスは「そろそろ奪りに行こうか」と、ひとつなぎの大秘宝を奪いに行くような発言をします。また、ワノ国近海まで来ておきながら、ルフィとは会いませんでした。このことからも、実は世界政府側の人間ではないか、彼こそがラスボスで黒幕ではないかという説も浮上しています。
シャンクスのこれまでの行動を振り返ってみると、ルフィを命がけで助けたこともあります。賞金首になったというニュースを見ると、喜んで宴を開きました。また、頂上戦争の前日に、白ひげを攻撃しようとするカイドウを止めます。他にも、白ひげとエースを埋葬しました。これらの彼の行動から、世界政府と同じ思惑だとは考察しにくいです。
一なる処 ワンピース
— Keikana Linek金融・医療・ネット改革⏰RTのジャンヌダルク🔱グループRTで大拡散中 (@xOgv51L4Ux8MPjY) May 2, 2023
ワンピースでルフィは第1話から
俺は海賊王になる‼️と、バカみたいに言い続けてる
途中では自分は出来ないから
頼るとも言うし
1人絶望しても仲間が居るからとも言っている
出来ないから頼る
仲間が居てくれたから頑張る
この漫画は哲学だと思う
泣いても最終話で笑う人が偉人 pic.twitter.com/pX7gxUhshO
人のために喜んで宴を開いたり、自分には関係のない戦争を止めようとする人物が、ラスボスで黒幕の可能性は低いと考察します。シャンクスは世界を動かそうというよりは、バランスを保ちながら、被害を最小限に抑えようとしての行動だとも考察できます。シャンクスにとっても、ロックスの存在は脅威です。彼が復活をすれば、世界のバランスも崩れるでしょう。
五老星に接近したのも、ロックスの復活を妨害しようとした可能性があります。ある海賊について話があると言ったのも、おそらくロックスのことでしょう。シャンクスは「そろそろ奪りに行こうか」と発言したり、黒幕のような動きを見せています。しかし、全ては世界のバランスを保とうとしているための行為かもしれません。立場上ルフィと戦うことになっても、以前のように彼を応援する優しいシャンクスであることを期待しましょう。
シャンクスの「そろそろ奪りに行こうか」に関する感想や評価
シャンクスが黒と囁かれてるけど
— 🐰ちぇも(りっくん) (@Chemokun_) August 5, 2022
シャンクスがひとつなぎの大秘宝を狙いに行く宣言は因縁である黒ひげを潰し、ルフィが海賊王になることで自分にとってロジャーの時に成せなかった責務を全うできる唯一の方法
全てを知ってるシャンクスがゴムゴムの実を輸送船から奪いルフィに託したと考えると胸アツ pic.twitter.com/42NkjehlEZ
「そろそろ奪りに行こうか」という発言で、シャンクスは黒幕ではないかという声も上がっています。しかし、ひとつなぎの大秘宝を狙うということは、因縁である黒ひげを潰すことであり、ルフィが海賊王になるこができる方法でもあるのです。
ロジャーの時に果たせなかった責務を全うするために、「そろそろ奪りに行こうか」というセリフを放ったと考察する人もいました。また、シャンクスは全てを知った上で、ゴムゴムの実を輸送船から奪いルフィに託したとすると、胸が熱くなるというファンもいます。
バギーのワンピース“取り”に行くぞォ!!!
— 🍡ティンクルにゃー🐈⬛🌸 (@freesnok) April 27, 2023
“取る”って字だったから!!
やっぱり…
シャンクスのそろそろ“奪り”に行こうかワンピースの“奪う”って字を使ってるのって何かしらの伏線なんだろうな🤔 pic.twitter.com/zlWNXknKRr
バギーが発言したときは「ワンピースを取りに行くぞ」の「取る」という字で書かれていました。しかし、シャンクのときは「そろそろ奪りに行こうか」の「奪る」という字だったのです。このことからも、やはり何かしらの伏線ではないかと考察する多くの声が上がっています。
シャンクスが
— ヘラユイ (@okitayuialter) July 25, 2022
そろそろ奪りに行こうか、ワンピース
って言ってるから明らかにルフィの敵になるんよな
シャンクス悪党だった?!
シャンクスが「そろそろ奪りに行こうか」と発言したことに対して、明らかにルフィの敵になると考察する人もいます。「シャンクスは悪党なのか!」と、衝撃を受ける声もありました。
「そろそろ奪りに行こうか」というセリフから、シャンクスが黒だという声が上がっています。一方で、ロジャーのときに果たせなかった自分の責務を全うするためで、黒ではないという声など、さまざまな憶測が上がっているようです。シャンクスの「そろそろ奪りに行こうか」と言った意味が明かされるのを、楽しみに待ちましょう。
シャンクスの「そろそろ奪りに行こうか」の意味まとめ
覇気というものが身に纏えるのなら
— しゃもじん@割り箸ファイヤーマン (@RYAnrxFSuLXbpES) April 16, 2023
シャンクスの左腕は覇気で生やすことが出来るかもしれない💪( ¨̮ 💪)
覇気電話なるものも
使えるぐらいマスターしてるのだから。
だから
四皇なのかもしれない pic.twitter.com/f1RJo7udRl
シャンクスの「そろそろ奪りに行こうか」というセリフから、ラフテルまたはワンピースの場所を、彼はすでに知っている可能性が高いです。ワンピースが最終章ということもあり、「そろそろ奪りに行こうか」というシャンクスの大きな決断と発言は、ファンにも大きな衝撃を与えました。シャンクスはどのタイミングでルフィと再会するのか、今後の展開に注目していきましょう。