【ワンピース】ステューシーはかわいい歓楽街の女王！登場シーンやモデル・正体は？

ステューシーはワンピースに、歓楽街の女王として登場したキャラクターです。この記事ではかわいいと人気の高いステューシーについて、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

ステューシーが活躍するワンピースは、1997年から尾田栄一郎先生が週刊少年ジャンプにて、連載している漫画です。国内外で高い人気を誇る作品で、国内の出版記録を保持・更新しています。海外でも『最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ』としてギネス世界記録に認定されています。累計発行部数も、全世界累計発行部数で、5億1000万部を突破する程の作品になっているのです。

ワンピースはメディアミックス展開も、積極的に行われている作品です。アニメ化はもちろんながらも劇場版映画、舞台など幅広いメディアで展開。さらには、様々なイベントとコラボレーションするなども展開しています。日本を代表する漫画の1つです。

海賊王を目指して冒険を続ける麦わらの一味。ドレスローザでのドフラミンゴファミリーとの戦いを終え、ゾウに到着します。そこには先行したナミ達が、待っていましたが、そこにサンジの姿はありませんでした。サンジはビッグ・マムの部下によって連れ去られてしまっていたのです。サンジは、ジェルマ66とビッグ・マムの結婚式のために、攫われました。その結婚式に、招待客として登場したのがこの記事で紹介するステューシーです。

ステューシーは、ビッグ・マムのお茶会に出席した、闇の世界の帝王の1人として登場したキャラクターです。歓楽街の女王という異名を持っている美女で、金髪のショートヘアが特徴的になっています。また、年齢が最重要機密事項として扱われており、裏社会においても正確な年齢を知るものは少ないと言われています。

基本的に穏やかな性格をしていますが、その実、任務には忠実で、必要なら冷酷さを見せる一面も持ち合わせています。その他明らかになっているプロフィールとしては、身長は179cm、誕生日は4月24日のおうし座で、血液型はS型です。戦闘力としては、覇気は武装色と見聞色を扱え、六式もマスターしています。また、好物はアップルパイであることが明らかになっています。

普段ステューシーは裏社会とはいえ、歓楽街と女王と呼ばれているだけあって、落ち着いた雰囲気を持ち合わせています。ワンピースのキャラクターの中でもかなりおしゃれな服を着ており、気遣いをしているのが見て取れます。年齢は不詳ながら見た目は、モデルのような体型を持つかなりかわいいキャラクターになっています。

ステューシーが、ワンピースに初めて登場したのが86巻の860話です。ビッグ・マムのお茶会の招待客として登場したのです。当初は歓楽街の女王として招待されていたので、ビッグ・マムのお茶会を普通に楽しんでいました。その後、ルフィ達がお茶会をめちゃくちゃにした展開から場が混乱すると、その正体がCP0であることが明らかになります。

ステューシーの狙いは、お茶会冒頭でお披露目された玉手箱でした。この玉手箱は魚人島にあったもので、ルフィを経由してビッグ・マムの手に渡ったものです。しかしこの玉手箱は実は偽物であり、すり替えたられた物を誤って渡してしまいます。ステューシーは、モルガンズと共に玉手箱を開けようとしますが、誤って転落させてしまい大爆発。その結果、ホールケーキ城が崩壊することになるのです。

ステューシーはこの崩壊を月歩を使って回避すると、1度ビッグ・マム海賊団に合流し、爆発を麦わらの一味の仕業だと伝えます。その後は戦いに巻き込まれないよう、隙をみてモルガンズと共にビッグ・マムの縄張りを脱出し、マリージョアに帰還を果たしています。登場回はそこまで多くありませんが、1つ大きな役割を果たしたキャラクターになっているのです。

その後ステューシーは世界会議編やワノ国編でも、登場しています。しかし、世界会議編での登場回は、天竜人の護衛の1人としての登場であり、物語には絡んでいません。ワノ国編でも第三章において、登場回がありますが、この時も、ワノ国にいるCP0とやりとりをするロブ・ルッチのそばにいることが確認された程度でした。

ホールケーキアイランド編後、ステューシーが本格的な登場回となったのがエッグヘッド編です。当初はCP0の一員として『セラフィムS-ベアをエッグヘッドに返してベガパンクを全員消す』という任務のために上陸します。ルッチやカクと共に上陸を果たすと、エッグヘッドに関する情報を共有しながら先に進んでいきます。

しかし研究層に到着しところで、突如CP0を裏切ります。カクとロブ・ルッチをこれまで見せていなかった能力で眠らせると、ベガパンクの危機を救うことになるのです。

ステューシーが突如、CP0を裏切りベガパンク側についたのには、もちろん理由があります。実はテチューシーの正体は、無法者の研究チームMADSでミス・バッキンガム・ステューシーをモデルに作られたクローンだったのです。ステューシーが、セリフなどからはある程度の年齢であることが確定であるにも関わらず、見た目がかわいいと言われるのもクローンであるが故という可能性もあります。

ちなみに、ステューシーがCP0に所属していたのは、ベガパンクの命令というわけではなく、ステューシー自身の独断での判断でした。CP0所属期間は20年以上に及ぶのですが、それでも躊躇いなくベガパンクに付く判断をしています。

ステューシーの正体が明らかになったことで、考察が進んだとされるのがステューシーがビッグ・マムと親しくしている理由です。ステューシーは、ビッグ・マムのお茶会に呼ばれる形で、初めてワンピースに登場しました。これだけで親しい関係にあるのは明らかです。しかもステューシーの場合、ビッグ・マムのことをビッグ・マムではなく本名であるリンリン呼びをしているのです。

四皇と呼ばれるようになったビッグ・マムをリンリンと本名で呼ぶキャラは極少数です。ワンピース作中では他には同じ四皇のカイドウくらいしかいません。そしてステューシーとカイドウには、1つ共通点があるのです。というのも、ビッグ・マムを含むこの3人はロックス海賊団のメンバーであったことが明らかになっているのです。

正確には、ロックス海賊団のメンバーだったのは、クローンのステューシーではなく、オリジナルのステューシーである、ミス・バッキンガムです。しかし、クローンが製造された時点でのオリジナルの記憶を持っていても不思議ではありません。これらの関係性が、ステューシーとビッグ・マムが親しくしている理由なのではないかと考察されています。

ホールケーキアイランド編においては、ステューシーは間違いなくCP0の一員として任務に当たっていました。ステューシーの任務は玉手箱を世界政府に持ち帰ることです。しかし、なぜ世界政府が玉手箱を求めたのかは不明になっています。これは、古代兵器が関係しているのではないかと考察されているのです。

元々、玉手箱は『魚人島の秘宝』として扱われていました。そして世界政府も古代兵器の1つが魚人島にあることは掴んでいると思われます。このことから、玉手箱の中身こそが、古代兵器にまつわるものであると推測し、回収しようとしたのではないかと考察されています。

もちろん、ワンピース本編で明らかにされたように、実際には古代兵器は、海王類と話すことができるしらほし姫のことです。しかし、世界政府はこの事実を、知らないのではないかと考えられます。その結果として魚人島の秘宝とまで呼ばれた玉手箱を回収しようとしたのではないかと考察されています。

ちなみに、ホールケーキアイランド編にあった玉手箱は実は偽物です。本来、玉手箱の中にあったのは、魚人島編においてホーディ達、新魚人海賊団が使用していたESです。それがなぜ爆弾になっていたのかというと、10年前にホーディ達に泥棒に入られ、ESを持っていかれてしまったことに起因しています。リュウグウ王国の右大臣が、次回また泥棒が入った時のために爆弾を仕掛けていたのでした。

かわいいと言われて人気を集めるステューシー。そのステューシーのモデルなのではないか？と言われているのが、マリリン・モンローです。マリリン・モンローとはブロンドヘアが特徴的な1950年代～1960年代を代表する女優で、魅力的なスタイルから活躍した女優です。モデルになっているのでは？と言われる理由として、ブロンドヘアという共通点があります。

ステューシーのモデルがマリリン・モンローなのではないかと考察される理由が他にもあります。それはマリリン・モンローが、ベガパンクのモデルであるとされるアインシュタインとの交流があったという逸話が残っていることです。モデルではないか？と考察されるそれぞれの人物の関係性も相まって、ステューシーのモデルはマリリン・モンロー説が浮上しています。

ステューシーの強さを考察する上で、1番の不明点となっているのが、カクやロブ・ルッチを裏切った際に使用した能力です。首元に噛みつき、対象を眠らせる能力を持っており、その能力を使用した際には、悪魔の羽根のようなものが生えていました。特徴的にはヴァンパイアに代表される吸血鬼のような能力者である可能性が考えられています。

しかし、この能力が悪魔の実の能力に依存するものであるのかは不明になっています。ステューシーの正体がクローンということもあり、オリジナルであるミス・バッキンガム・ステューシーの体質や種族的な特徴である可能性もあるのです。仮に、悪魔の実の能力だとすれば、一応、ベガパンクは動物系悪魔の実の能力の複製は出来ます。このことから、オリジナルのアクアのを与えられた、或いは、複製した悪魔の実を与えられた可能性もあります。

ちなみに、この悪魔の実に由来すると思われる能力については、CP0のメンバーにも隠していた可能性が高いです。エッグヘッド編での登場回において、裏切った際、隙をついたカクはともかく、ロブ・ルッチも対応できずに眠らされてしまったためです。この能力を使わずに、CP0に20年も所属していたと考えると、強さは不明ながらも相応の実力者であったと言えます。

CP0として活動する際、隠していた悪魔の実と思われる能力の代わりにある程度の強さを持つために使用していたのが六式です。六式は世界政府に関連するキャラクターが度々使用する体術で、人体を武器に匹敵させるとも言われています。この六式のうち、ステューシーは、指銃、月歩、紙絵の3種類の使用が確認出来ます。

特に指銃は飛ぶ指銃として使用しているなど、基本技以上の技も習得するほどの強さを持っていることが分かっているのです。

エッグヘッド編での登場回では、カクやロブ・ルッチを破っていることから、単純に強さでステューシーが2人を上回っていると言われることもあります。しかし、この2人との戦闘は、とても正面対決といえるものではないのです。ステューシー自身、「まともに戦うほど愚かではない」と公言しており、正面対決になれば、ロブ・ルッチやカクの方が強い可能性も高くなっています。

仮にもロブ・ルッチは、動物系の悪魔の実の能力を覚醒させています。覚醒してもそれでも自我を保てているなど、新世界編での登場回では確実に強くなっています。そのようなロブ・ルッチはどちらかといえば正面対決を好む傾向にあります。それに対し、ステューシーは、必要であれば、自身の悪魔の実と思われる能力や六式にこだわらず、小道具なども使用して勝利を収めているのです。

ステューシーは正体不明の悪魔の実など、強さも未知数な部分が多いキャラクターです。ただし、六式を使えたりと、間違いなく一定以上の強さを持っています。しかも、普段は、正体不明の悪魔の実の力を使っていないと考えられるので、強さを隠してるとも言えるのです。基本的にワンピースの世界では悪魔の実の能力者はその能力をフル活用した戦い方がデフォルトになるので、悪魔の実の能力に頼らずともある程度戦えるのは強みです。

また、ステューシーの最大の強さのポイントといえるのが、自身が諜報員であることを生かしており、正面から戦うことにこだわっていません。必要とあらば、隙をつくことも厭わない強さを持っているので、そういう意味では非常に強いキャラクターになっているといえます。

アニメワンピースにおいて、ステューシーの声優を担当したのが、金月真美さんです。元々は子役として1970年代から活躍しており、高校入学から声優にシフトするようになりました。2000年以降は、結婚したこともあり、それまで演じていた役は継続しつつも、新規にキャラを演じる機会は減りました。しかし、時折、母親役や先生役など、大人の女性キャラを演じる形で活動を続けています。

金月真美さんは、アニメワンピースにおいては、ステューシー以前にもいくつかのキャラクターを演じていました。ステューシー以外の持ち役としては、ミス・メリークリスマス役、ボニー役、シャーロット・コンポート役などを担当しています。

金月真美さんがワンピース以外でこれまでに演じたキャラクターとしては『ときめきメモリアル』の藤崎詩織役『スターオーシャンEX』のセリーヌ・ジュレス役『餓狼伝説』の李香緋役『ジェネレーションオブカオス』のロゼ役『ガザラキ』のミハル役『無双OROCHI』シリーズの妲己役『テイルズオブシンフォニアラタトスクの騎士』のアリス役などを担当しています。

ここからは既にワンピースを視聴している人の、ステューシーに関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。ステューシーは、ホールケーキアイランド編において登場したキャラクターの中でも、特にかわいいと人気のあるキャラクターになっています。特に、ル・フェルドとのやりとりなど、落ち着いた女性らしさを持ち合わせているのがかわいいと言われる要因になっています。

立場も相まってエッグヘッド編までは決して、登場回も多くないキャラクターでした。しかし、要所で活躍を与えられるなど、ワンピース作中でも冷遇されたキャラクターになっています。登場回の度に服装も変わっているなど、かわいい見た目に合わせて服装などにもこだわりが見られるキャラクターになっています。

ステューシーは初登場回からかわいいと言われていました。加えて、その正体が明らかになっていくにつれて、どんどん人気が高まったキャラクターです。登場したのは、決して早くはありませんが、四皇ビッグ・マムの縄張りという緊迫した場面で登場したキャラクターとしては、かなりインパクトを残したとされているのです。

さらに、彼女の人気を高める要因になったのがやはりエッグヘッド編でのかわいい姿です。やっていることは裏切り行為ではありますが、ベガパンクのために、これまで20年以上所属した組織をあっさり捨ててしまえるのが凄いとされています。

ステューシーのかわいい魅力の1つとされているのが、正体が少しずつ明かされながらも、同時に多くの謎を残しているミステリアスな点があります。ベガパンクに作られたクローンであることが明らかになっても、その能力は不明であったりするのがその代表例になっています。特に、能力については様々な考察が行われる形になっています。

そもそもこの能力が、オリジナルであるミス・バッキンガム・ステューシーからのものなのか、ステューシー自身に与えられたものなのかも不明です。悪魔の実の能力にも思えますが、ベガパンクが絡んでいるとなるとそれ以外の可能性も上がってきます。やはりベガパンクが絡んでいるキャラクターということもあり、通常ではない能力を持っていても不思議ではないとして様々な考察が行われているキャラクターになっているのです。

また、最近のワンピースの新キャラクターは、モデルが分かりやすいこともあり、ステューシーのモデルについても様々な考察が行われています。記事で紹介したように見た目はマリリン・モンローがモデルとされていますが、立場や境遇などは別の所をモデルにしているのではないか、とも考察されているのです。いずれにしても、モデルに名前が挙がる人物はかわいいと言われることが多いです。

ステューシーは、正体や強さを隠し続けてきたキャラクターだけに、実はベガパンクのことも裏切って別の勢力と繋がっている可能性もあるのではないかと考察されています。特にステューシーの能力は、油断を誘えば相手がどれだけ強くとも無効化できる可能性があるので、非常に強力な能力になっているといえます。エッグヘッド編のキーマンになるのではないかと考察されているのです。

ステューシーはワンピースにおいて、歓楽街の女王としてホールケーキアイランド編で登場したかわいいキャラクターです。かわいい見た目とは裏腹に、実はCP0の諜報員であり、そしてベガパンクが作り出したクローンの完成体でもあります。その強さは、諜報員らしく、真正面から戦うものではないものの、悪魔の実の覚醒状態に至ったロブ・ルッチを無効化できる程です。

かわいい見た目もあって登場回も多く、登場回の度に様々な秘密や正体、強さが明らかになっているキャラクターです。それだけに、これで終わりではないのではないかと考察されており、さらなる裏切りなども考慮されるキャラクターになっています。ワンピースの今後の物語のキーマンになる可能性が高いので、今後の活躍にも注目しながらワンピースを視聴してみましょう。