【オーバーロード】グロいシーン一覧まとめ！残酷な場面・死亡シーンを紹介

『オーバーロード』は、丸山くがねさんによるライトノベルです。2010年に小説投稿サイトのArcadiaで連載が始まり、その後小説家になろうにも掲載されるようになりました。2012年7月からは書籍版の刊行も始まり、web版と同時に連載が続いています。オーバーロードは漫画やアニメにもなり、劇場版アニメの制作も決まっています。

鈴木悟は、モモンガという名前でVRゲームの「ユグドラシル」をプレーしていました。ユグドラシルはサービスを終了することが決まり、モモンガは1人でそのときを待っていました。ゲームにログインしたままサービス終了時刻を迎えますが、モモンガはそのままゲームの世界に留まっていました。ゲームのNPCたちが自我を持って動くのを見て、モモンガは自分もゲーム内のキャラになってしまったことに気づくのでした。

オーバーロードのメインキャラは人間以外の種族がほとんどで、人間のような倫理観を持ち合わせていません。人間を嫌っているキャラも多く、作中ではグロい殺戮シーンがいくつか登場します。死亡したキャラの中には、残酷な最後を迎えたキャラもいます。ここでは、オーバーロードに出てきたグロいシーンや、残酷な死亡シーンをまとめて紹介します。

オーバーロードのカジットとクレマンティーヌは、「ズーラーノーン」という秘密結社のメンバーです。2人は、アンデット退治に訪れたアインズやナーベラルと戦うことになります。アインズとナーベラルは冒険者としてやって来たため、カジットとクレマンティーヌは2人を侮っていました。正体を隠したままのナーベラルは本来の力が出せず、カジットが使役している骨の竜を倒すのに苦戦していました。

しかし、アインズからの命により魔物としての力を解放すると、一瞬で骨の竜を粉砕しました。そして、骨の竜とともに、カジットのことも雷撃の魔法で焼き尽くしたのでした。カジットは成す術もなく灰となり、最後を迎えました。カジットの最後のシーンはそれほどグロいものではありませんでしたが、ナーベラルの「虫けらでも焼けるといい匂いがする」というセリフからは残酷さが伝わってきました。

一方のクレマンティーヌは、作中でも死亡シーンがグロいと話題のキャラです。クレマンティーヌが戦った相手は、冒険者のモモンに扮したアインズでした。自分が勝つと信じて疑わなかったクレマンティーヌでしたが、アインズはクレマンティーヌの攻撃をもろともせずに彼女を捕まえます。

アインズはクレマンティーヌをがっしりと抱きかかえ、そのままジワジワと力を入れて体を締め付けていきました。クレマンティーヌは目や口から血を流し、最後はアインズに背骨をへし折られて死亡しました。クレマンティーヌはゆっくりと苦しめながら最後を迎えるという、非常に残酷でグロい殺され方をしました。

オーバーロードのシャルティアは、アインズにとって自分の子供のように大切なナザリックの守護者です。シャルティアはアインズに心から忠誠を誓っていますが、あるとき精神を支配されてアインズを裏切ってしまいました。シャルティアを助けるためには一度殺すしかなく、アインズはシャルティアと戦うことになります。最終局面では片腕を欠損するなど、グロいシーンがありました。

オーバーロードのガガーランとティアは、冒険者パーティー「蒼の薔薇」のメンバーです。人間の中では実力のあるほうですが、デミウルゴスの炎魔法によって死亡させられました。一瞬にして炎に焼き尽くされるというグロい殺され方をしたガガーランとティアでしたが、その後蘇生魔法で復活しています。

オーバーロードのガゼフ・ストロノーフは、リ・エスティーゼ王国の戦士長です。ガゼフはアインズに命を救われたことがあり、アインズのことを尊敬していました。しかし、アインズがバハルス帝国と手を組んで攻めてきたため、敵同士となりました。ガゼフに自分の正体を明かしたアインズは、自分の配下に入るように言います。しかし、ガゼフはこれを断り、アインズに一騎打ちを申し込みました。

アインズはガゼフの申し出を受け、一騎打ちでガゼフを一瞬にして葬りました。見届人としてその場にいたクライムとブレインは、目の前で何が起きたかまったく理解できませんでした。アインズは一騎打ち開始とともに時間を止め、即死の魔法をガゼフにかけたのでした。お互いに好意を抱いていたガゼフとアインズが殺し合う、残酷なシーンでした。

カルネ村の村民は、オーバーロードで初めてグロい殺され方をした人たちです。カルネ村はスレイン法国の騎士によって襲われ、女子供も容赦なく殺されました。アインズが気まぐれで助けたことで村は救われますが、半数もの村民が残酷な最後を迎えました。

オーバーロードの漆黒の剣は、アインズがモモンとして活動していたときに出会った冒険者のチームです。モモンは漆黒の剣のメンバーと一緒に依頼をこなし、少し情も芽生えていました。しかし、漆黒の剣のメンバーはアインズが側を離れていたときに、クレマンティーヌによって虐殺されてしまいます。

漆黒の剣のメンバーが殺されるシーンは描かれませんでしたが、死亡シーンはグロいものでした。特にニニャの死体は目をえぐり取られるなど損壊が激しく、見るに堪えない姿をしていました。クロマンティーヌによる残虐な殺戮は、感情の起伏が少ないアインズをも不快にさせました。

カルネ村を襲ったスレイン法国の騎士たちは、アインズによってグロい殺され方をしました。アインズはカルネ村でデスナイトを呼び出し、法国騎士たちを片っ端から虐殺しました。容赦なく斬られて血しぶきをあげる騎士たちの姿に、思わず目を背けてしまった人もいるのではないでしょうか？法国騎士たちは、自分たちが行った殺戮よりもさらにグロい方法で死亡させられたのでした。

リザードマン部族は、それまでアインズたちとは何の関わりもなく平和に暮らしていました。しかし、アインズが侵略を決めたことで、その平和が壊れてしまいます。リザードマンたちは部族同士で同盟を組み、アンデット軍に立ち向かいます。リザードマンたちは一度はアンデット軍を退けますが、次にやってきたのは軍の司令官であるコキュートスでした。

コキュートスに向かっていったリザードマンたちは、残酷に殺されていきます。しかし、コキュートスは無駄な殺しはしなかったため、リザードマンの犠牲は最小限に抑えられました。ザリュース・シャシャなどの主な戦士は死亡しましたが、後に蘇生させられてアインズの配下となっています。

犯罪組織の八本指を殲滅したのは、アインズ配下のセバスです。セバスはツアレを助け出すために八本指のアジトへ向かい、メンバーを皆殺しにします。八本指のメンバーは、セバスの攻撃を防ぐ間もなく殺されます。頭を吹き飛ばされる八本指の最後のシーンは、どれもグロいものでした。

ナザリックはデミウルゴスの計画により、バハルス帝国と同盟を組みます。リ・エスティーゼ王国との戦争に赴いたアインズは、魔法によって7万もの兵士を一度に瞬殺しました。その後、死亡した兵士の命と引き換えに、「子ヤギ」と呼んでいるモンスターを召喚します。

このモンスターの見た目もグロい上、モンスターが人々を踏み潰していくシーンは恐怖を覚えるほどです。このシーンを目撃した帝国軍の兵士は、味方の攻撃にも関わらず、あまりの残酷さに震えていました。トラウマで除隊する兵士も出たほどの、グロいシーンでした。

ワーカーチームであるフォーサイトのメンバーは、ナザリック地下大墳墓の調査依頼を受け、ナザリックへと侵入を開始しました。フォーサイトのメンバーは調査の最中でアインズと対峙し、それぞれグロい殺され方をします。まず、リーダーのヘッケランと恋人のイミーナは、2人とも実験材料として寄生虫の巣の材料にされてしまいました。アルシェは一度は逃亡するも、結局はシャルティアにつかまって絶望感を与えられます。

アルシェは苦痛なく殺されましたが、死亡後はナザリックの住人のエサや材料として解体されました。ローバーデイクはすぐに殺されることはなく、アインズの実験台となりました。その後彼がどうなったかは明らかになっていませんが、死ぬよりも辛く残酷な日々を送っていることは確かでしょう。軽い気持ちからナザリックに潜入してしまった4人の最後は、それぞれに残酷でグロいものでした。

オーバーロードは、劇場版アニメの上映が決定しています。グロいシーンが苦手な人は、映画にグロいシーンが出てくるか前もって調べておくと良いでしょう。オーバーロードの映画は聖王国編が映像化されるとわかっているため、原作の内容を把握しておくのがおすすめです。ここでは、オーバーロードの聖王国編の内容や、映画の公開日について解説します。

オーバーロードの劇場版アニメは、テレビアニメの4期と同時に制作が発表されました。しかし、いつ公開されるかは、まだわかっていません。公式Twitterでも「制作進行中」としか書かれていないため、公開日はまだ決定していないと推察されます。

オーバーロードの聖王国編は、ヤルダバオトに扮したデミウルゴスがローブル聖王国に攻め込むところから話が始まります。聖王国編では、聖王国王女のカルカがグロい殺され方をするシーンがあります。カルカはヤルダバオトにつかまり、こん棒代わりに振り回されます。カルカは腐った肉片となり、最後はあたり一面に飛び散りました。

オーバーロードの中でも際立ってグロいシーンで、どう映像化されるかが注目されています。また、女子供が残酷に殺されるシーンなどもあり、かなりグロい内容になることが予測されます。大画面でグロいシーンを観ることに抵抗がある人は、周りの評判などを聞いてから鑑賞するかどうか決めると良いでしょう。

オーバーロードの主人公は、アンデットのアインズです。アインズはもともと現実世界に生きていた青年で、鈴木悟という平凡なサラリーマンでした。鈴木悟は自分が異世界で「至高の御方」と呼ばれ、ゲームで仲間たちと一緒に作ったNPCたちから崇められます。

アインズはNPCたちの期待に応えようと、支配者としてふさわしい振る舞いをします。その演技力はまさに堂に入っており、普通のサラリーマンだったことを忘れさせるほどです。主人公アインズの威圧感ある演技力が、オーバーロードの面白さのひとつだといえるでしょう。

アインズに仕えているNPCたちは、悪魔やヴァンパイアなどの異形種ばかりです。これらの主要キャラはどれも個性的で、それぞれに違った魅力を持っています。可愛い女性キャラも多く、見ているだけでも楽しめるでしょう。女性キャラもただ可愛いだけでなく、それぞれに癖のある性格をしています。強烈な個性がぶつかり合うことで、オーバーロードはさらに面白い作品になっているのです。

主人公が異世界へ転生する話は、オーバーロード以外にも数多く存在します。しかし、オーバーロードは主人公がゲームの世界に入ると同時に、ゲーム内のNPCごとさらに異世界にトリップするという珍しい設定です。また、主人公とそれに仕えるキャラが、人間とは敵対する存在であるというところも面白い魅力のひとつです。

アインズ率いるナザリック一行は、人間から見るとまるで魔王軍のような存在です。人間を容赦なく殺戮するシーンも多く、他のヒーロー作品とはまったく毛色が異なります。他の作品にはない珍しい設定やストーリーが、作品に新鮮な面白さを与えてくれます。

オーバーロードのアニメで主役のアインズを演じたのは、声優の日野聡さんです。日野聡さんはオーバーロードの作中で、アインズと鈴木悟の2つの人格を演じ分けています。この演じ分けが見事で、鈴木悟の声は別人が演じていると思った人もいるようです。日野聡さんは1978年8月4日生まれのAB型で、アメリカのサンフランシスコ生まれです。5歳までサンフランシスコで過ごし、その後は東京で育ちました。

もともと舞台俳優を目指していましたが、『ER緊急救命室』の吹き替えをしたことをきっかけに声優を目指します。2011年の6月までぷろだくしょんバオバブの所属でしたが、同年の7月からアクセルワンの所属となりました。日野聡さんはオーバーロードのアインズ以外に、『ハイキュー!!』の澤村大地、『鬼滅の刃』の煉獄杏寿郎、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』のフェルなどを演じています。

オーバーロードのアルベドは、守護者たちの頂点に立っているキャラです。アインズがまだモモンガとしてゲームの終わりを迎えようとしていたとき、冗談でアルベドの設定に「モモンガを愛している」と付け加えます。この設定変更のせいで、アルベドはアインズに異常なまでの執着を見せるようになります。アニメのオーバーロードのアルベド役は、声優の原由実さんです。

原由実さんは、1985年1月21日生まれのB型で、大阪府大阪市の出身です。日本ナレーション演技研究所でレッスンを受け、その後アーツビジョンに正式に所属することになります。2012年から歌手活動も行っていましたが、声優業に専念するため2018年で歌手活動を休止しています。原由実さんはこれまでに、『THE IDOLM@STER』の四条貴音や『怪盗ジョーカー』のアイ、『ラーメン大好き小泉さん』の高橋潤などを演じてきました。

オーバーロードのシャルティアは、ナザリック地下大墳墓の第1から第3階層までの守護者です。アインズへは崇拝と同時に愛情も抱いていて、アルベドと争うこともしばしばあります。オーバーロードのアニメでは、シャルティアを声優の上坂すみれさんが担当しました。上坂すみれさんは1991年12月19日生まれのO型で、神奈川県の出身です。

最初の所属事務所であるスペースクラフトを退所後、フリーランスを経てボイスキットに移籍しました。上坂すみれさんの主な出演作品と担当キャラは、『パパのいうことを聞きなさい！』の小鳥遊空、『アイドルマスター シンデレラガールズ』のアナスタシア、『スター☆トゥインクルプリキュア』のキュアコスモなどです。2022年には、『うる星やつら』の2代目ラム役として話題になりました。

オーバーロードのアウラは、ナザリック地下大墳墓第6階層の守護者です。ダークエルフの少女ですが、製作者のぶくぶく茶釜によって男装をさせられています。アニメのオーバーロードでは、声優の加藤英美里さんがアウラ役を担当しています。加藤英美里さんは、1983年11月26日生まれのB型です。出身地は東京都福生市で、所属事務所はスターダストプロモーションです。

以前は81プロモーションに所属していましたが、2022年に退所して現在の事務所に移籍しました。加藤英美里さんは、『らき☆すた』の柊かがみや『Wake Up,Girls！』の近藤麻衣、『SPY×FAMILY』のベッキー・ブラックベルなどを演じています。また、2011年には、NHK『おかあさんといっしょ』の人形劇で、ミーニャの声を担当しました。

オーバーロードのマーレは、アウラの双子の弟です。アウラと同じく、第6階層を守護しています。性別は男ですが、「男の娘」という設定にさせられスカートを履いています。アニメのオーバーロードでマーレ役を担当したのは、声優の内山夕実さんです。内山夕実さんは1987年10月30日生まれのA型で、出身地は東京都です。

アーツビジョンに入所して別名義でデビューしていますが、家庭の事情で一度退所します。その後、再びアーツビジョンの所属となりますが、2017年に大沢事務所に移籍しました。内山夕実さんの主な出演作品と担当キャラは、『ドキドキ！プリキュア』のダビィ、『ニセコイ』の宮本るり、『Re:ゼロから始める異世界生活』のパックなどです。

オーバーロードのデミウルゴスは、ナザリック地下大墳墓の第7階層の守護者です。冷静沈着な知恵者で、ナザリックの内政から外交、軍事まで、さまざまな役割を担っています。アニメでデミウルゴスを演じたのは、声優の加藤将之さんです。加藤将之さんは1972年9月23日生まれのA型で、東京都出身です。

もともとマウスプロモーションの所属でしたが、現在は賢プロダクションの所属となっています。加藤将之さんはこれまでに、『宇宙兄弟』の真壁ケンジ、『ゼロから始める魔法の書』のホルデム、『うちのメイドがウザすぎる！』の高梨康弘などを演じてきました。

オーバーロードのコキュートスは、ナザリック地下大墳墓の第5階層の守護者です。昆虫のような姿の戦士で、魔法を使った攻撃もできます。アニメでコキュートス役を担当したのは、声優の三宅健太さんです。三宅健太さんは1977年8月23日生まれのA型で、沖縄県の出身です。アミューズメントメディア総合学院を卒業後、81プロデュースの所属となりました。

三宅健太さんは、『ポケットモンスター 』シリーズで多くのポケモンを担当しているだけでなく、第3シリーズの「ダイヤモンド＆パール」からはロケット団のサカキの声を演じるようになりました。その他、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のモハメド・アヴドゥル、『僕のヒーローアカデミア』のオールマイト、『異世界迷宮でハーレムを』のアランなどを担当しています。

オーバーロードの聖王国編はファンからも人気の高い作品で、テレビで放送されないことにがっかりする声も上がっていました。しかし、グロいシーンが多いため、劇場版アニメとなることに納得しているファンも大勢いるようです。グロいシーンが好きな人からは、聖王国編がアニメ化されることを喜ぶ声が上がっていました。

オーバーロードは、グロいけれど面白いと評判です。グロいシーンやホラーシーンが好きな人にとっては、強くおすすめできる作品のようです。ただ、グロいシーンや残酷な死亡シーンが苦手な人は、見ないほうがいいというコメントも上がっていました。

オーバーロードのアニメでグロいシーンが初めて出てくるのが、第1期の3話です。そのため、「3話がグロい」という感想が多く見られました。1話と2話にそれほどグロいシーンがなかったため、3話に突如として出てきたグロいシーンに驚く人も多かったようです。

オーバーロードに出てくるグロいシーンや、登場人物たちの残酷な最後などをまとめました。オーバーロードは主人公がアンデットということもあり、人間たちを容赦なく殺していくシーンも少なくありません。そのため、残酷な最後を迎えるキャラが多く、死亡シーンがグロい描写になることもあります。オーバーロードはグロい以外にも面白い魅力も多くあるため、残酷な描写が苦手でなければぜひ一度視聴してみてください。