【オーバーロード】クレマンティーヌがかわいい！悲惨な最後とその後を考察

オーバーロードには、サイコパスな一面を持つクレマンティーヌというキャラクターが登場します。クレマンティーヌは悲惨な最後を迎えましたが、作中では彼女の復活を匂わせる描写がなされていました。そこで、本記事ではクレマンティーヌの最後の死亡シーンを紹介しつつ、その後の復活の可能性を考察していきます。それではまず、オーバーロードの作品情報から見ていきましょう。

オーバーロードは丸山くがね先生によるダークファンタジー小説です。アンチヒーロー的作品であるオーバーロードは、ファンタジーアニメの中でもかなりダークな部類に入る作品であるため、作中では多くのキャラクターが悲惨な最後を迎えていました。

また、主人公やその部下たちが平然と非道な行為に及ぶシーンも散見されます。ただ、誰もが主人公になりうるほどの個性豊かなキャラクターや敵が人間という一風変わった作風によって人気を博し、シリーズ累計発行部数は2021年12月時点で1100万部以上の売り上げを誇る作品となっています。

ここでは本記事で紹介するクレマンティーヌの登場回、アニメ版『オーバーロード』の第8話「死を切り裂く双剣」のあらすじを簡単にまとめていきます。本作の主人公であるアインズはモモンという仮の姿で活動していました。冒険者としてその名を町中に広めていたモモンは、森の賢王ことハムスケに騎乗してエ・ランテルに帰還します。一方、クレマンティーヌはンフィーレアを狙い、バレアレ家でその帰りを待っており…

オーバーロードのクレマンティーヌは、「疾風走破」の二つ名を持つ元漆黒聖典のメンバーにしてズーラーノーン幹部の十二高弟の一人です。自らを「人殺しが大好きで、恋して愛している」と語り、気まぐれに人命を奪うような性格破綻者でした。特に意味もなく数々の冒険者を屠っており、「拷問も大好きだよ」の言葉通り可能な限りいたぶって殺すのを楽しんでいます。

人を殺すのが大好きだと公言するほどの殺人狂であるクレマンティーヌは、もともと英雄級の実力を持つスレイン法国最強の漆黒聖典に在籍していたため、彼女に勝てる実力を有する者はズーラーノーン内の高弟で三人しか存在しません。

クレマンティーヌ本人が「まともに戦える王国内の戦士」と明言したのは、ガゼフ・ストロノーフとブレイン・アングラウス、ガガーラン、ルイセンベルグ・アルべリオン、ヴェスチャー・クロフ・ディ・ローファンなどトップクラスの実力者です。

猫のようなかわいさと虎のような危うさを併せ持ったクレマンティーヌは、ネット上で「かわいい」と好評のキャラクターです。ビキニアーマーのような軽装の鎧に、今まで殺した冒険者たちから奪ったプレートの数々を打ち込んでいるようなサイコパスな一面を持つクレマンティーヌですが、果たして彼女にはどのようなかわいい魅力があるのでしょうか？ここからはクレマンティーヌのかわいい魅力を3つ紹介していきます。

オーバーロードにはデミウルゴスやアルベドなどカルマ値が非常に高いゆえに残虐な性格をしたキャラが登場しているのですが、クレマンティーヌもその例に漏れず極めて残虐な性格をしていました。殺害そのものを「愛している」と明言していたり、拷問したうえになぶって殺すことに対して快感を得ていたりします。このような性格になったのには、兄と思われる漆黒聖典のクアイエッセ・ハゼイア・クインティが関係しています。

というのも、クレマンティーヌ本人が「優秀な兄とずっと比べ続けられたから、幼い頃に性的暴力を受けたから、友人が死ぬのを目撃したから、拷問を受けたから、任務で人を殺害し続けたから」と述べていたからです。可憐な見た目に反し、サイコパスな一面を併せ持っているクレマンティーヌのギャップは彼女のかわいい魅力を引き立てていると言えるでしょう。

続いてクレマンティーヌのかわいい魅力の一つとして、ニニャとの関係が挙げられます。ニニャはリ・エスティーゼ王国のエ・ランテルを拠点に活動している女性冒険者です。冒険者チーム『漆黒の剣』における最年少のマジックキャスターであり、「スペルキャスター」の二つ名を持っています。

貴族に奪われた姉を救うために力を求め、若年で第二位階までを修めたものの、運悪くクレマンティーヌと遭遇し最後に死亡してしまいました。それもチームメンバーがニニャを逃がそうとしたことがかえってクレマンティーヌの嗜虐心を掻き立てしまい、それを満たすためにさんざん酷い拷問を受けた後に殺されてしまっています。クレマンティーヌの極めて残虐な性格を表すエピソードの一つと言えるでしょう。

オーバーロードのクレマンティーヌは最後に悲惨な死を遂げました。クレマンティーヌは人間を殺すことや弱者をいたぶることを好む性格破綻者ですが、その性格が不幸を呼んでしまったのです。では、ここからクレマンティーヌの悲惨な最後をネタバレありで見ていきましょう。また、クレマンティーヌはその後復活するのかを考察するため、併せてチェックしてみてください。

クレマンティーヌはオーバーロードの原作2巻にて初登場しました。クレマンティーヌはンフィーレアの護衛をしていた銀級冒険者チーム「漆黒の剣」の前に立ちふさがります。

その後クレマンティーヌは漆黒の剣のメンバーを殺害し、あらゆるマジックアイテムを扱えるンフィーレアを拉致しました。一方その頃、アインズの仮の姿であるモモンに対して人一倍の親しみと憧れを抱き、積極的に会話をしていたニニャが、クレマンティーヌに拷問され死亡したことがモモンの耳に入ります。その行為に激怒したモモンは、クレマンティーヌと戦うことにしました。

そしてクレマンティーヌは自分の前に立ちはだかったモモンと戦うこととなりますが、モモンに対して激しい攻撃を繰り出すも全く聞かず、正体を現したアインズによって抱きしめられる形で圧迫されそのまま死亡しました。

ダークファンタジーという特性上、オーバーロードの戦闘シーンでは頭が吹き飛んだり血しぶきを上げるなど悲惨な光景がよくみられるのですが、このクレマンティーヌの最後の死に様はランキング上位に並ぶほどの壮絶ぶりでした。というのも、アインズによって抱きしめられたことで、次第に歯や爪が落ちていき、最後には血まみれでぐちゃぐちゃになりながら死亡したのです。

オーバーロードには原作小説とそれをもとにしたアニメのほかに、小説投稿サイトである「Arcadia」と「小説家になろう」にて連載中のweb小説があります。原作小説とアニメにおけるクレマンティーヌは死亡しましたが、web小説では死亡せず、アインズのもとからなんとか逃げ出して一命をとりとめていました。さらに、「あんなのに勝てるわけがない」と言い放ち、ズーラーノーンからも逃亡しています。

では、原作小説とアニメにおけるクレマンティーヌはその後復活するのでしょうか？まず、アインズに殺害され死亡したクレマンティーヌの遺体は冒険者に引き取られています。しかし、その翌日に遺体安置所に置かれていたクレマンティーヌの遺体がその場から消えていました。これ以降、クレマンティーヌがどうなったかは不明です。

ただ、これはおそらくクレマンティーヌがいつか復活し、再登場するというフラグを意味していると考えられます。実際にネット上ではこの描写によって、「クレマンティーヌが死亡後に復活した」というように噂されていました。また、クレマンティーヌは何者かに蘇生され復活し、オーバーロードのスピンオフ作品に登場しているようです。では、ここからクレマンティーヌのその後の登場回を見ていきましょう。

クレマンティーヌはその後、「ひかりTV」で独占配信された「ちびキャラアニメ」にて、「ぷれぷれぷれあです クレマンティーヌ逃亡編」という章で登場しています。ぷれぷれぷれあです クレマンティーヌ逃亡編では、何者かの手によって復活したクレマンティーヌの姿が描かれていました。

誰がクレマンティーヌを復活させたのは不明ですが、この作品内で判明した「クレマンティーヌは『漆黒聖典』の追っ手から逃げている」「登場するユリ・ルプスレギナ、ソリュシャン・エントマなどのプレアデスメンバーと面識がない」「クレマンティーヌとすれ違ったモモンが復活したことに触れていない」といった情報から、クレマンティーヌを復活させたのはナザリックのメンバーではなく漆黒聖典である可能性が高いです。

そのため、原作やアニメ、そしてこのスピンオフ作品にて死亡したクレマンティーヌの遺体を回収したのも漆黒聖典である可能性も高いと言えます。

ちなみにこのスピンオフ作品におけるクレマンティーヌは、最後にシズに酒場から連れてこられた場所にて、モモンが腕力で巨石を遥か彼方に投げ飛ばすという身体能力を目撃してしまい、彼女の常識や自身が崩れ去ったことによって精神崩壊を起こしています。そして最後に「お花きれい」というセリフを放ったクレマンティーヌは、晴れやかで無垢な表情となっていました。

オーバーロードの2D探索型アクションゲーム『OVERLORD: ESCAPE FROM NAZARICK』では、なんとクレマンティーヌが主人公を務めていました。この作品はオーバーロードのオリジナルストーリーが展開されており、そのストーリーはモモンことアインズによって殺されたクレマンティーヌがナザリックで蘇生され復活するところから始まります。

その後クレマンティーヌは復活したばかりだったものの、容赦なく「ナザリックからの脱出」という実験に参加させられることとなりました。最終的にクレマンティーヌはナザリックからの脱出に成功します。最後にクレマンティーヌが脱出したということは、この作品のストーリーはクレマンティーヌがナザリックによって蘇生され復活したルートともいえるでしょう。

オーバーロードのスマホ向けゲームアプリ『MASS FOR THE DEAD（オバマス）』では、本編とは大きく異なる形でクレマンティーヌが登場しました。クレマンティーヌといえば露出度の高い軽装の装備が特徴的ですが、このゲームではなんとシスターのような服を着用しています。

整った顔立ちをしているクレマンティーヌはネット上で「かわいい」と人気のキャラクターで、スピンオフ作品『ぷれぷれぷれあです クレマンティーヌ逃亡編』やゲームアプリ『MASS FOR THE DEAD（オバマス）』、2D探索型アクションゲーム『OVERLORD: ESCAPE FROM NAZARICK』など本編以外の作品にも登場していました。

その中でも特に印象深いのがオバマスに登場したクレマンティーヌです。では、ここからオバマスに登場したクレマンティーヌについて詳しく紹介していきます。

前述したようにクレマンティーヌは、オバマスにてシスターのような服を着た「聖女」バージョンの姿で登場しました。オバマスでのクレマンティーヌは冒険者や住民たちから「聖女」と呼ばれており、本編の極めて残虐な性格とは真逆のお淑やかで誠実な性格をしています。どうやら、エ・ランテルで追手に深手を負わされ死ぬ寸前だったところを誰かに助けられたことをきっかけに慈悲の心に目覚めたようです。

クレマンティーヌが慈悲の心に目覚め、「聖女」と呼ばれるようになるまでの経緯はオバマスのキャラストーリー『混沌の記憶』とキャラ紹介で知ることができます。前述したようにクレマンティーヌは、スレイン法国の「漆黒聖典」を抜け、エ・ランテルへと逃げ込みました。

そのときに追手から攻撃を受け、行き倒れて意識を失ってしまいます。その後クレマンティーヌは「誰か」によって助けられ、「自分に恩を返すより困ってる都市民に返して欲しい」と言われたようです。その誰かによる言葉をきっかけに、クレマンティーヌは避難民に対する慈善活動をおこなうようになり、次第に「聖女」と呼ぶ声が多くなっています。

ちなみにクレマンティーヌを助けた「誰か」の正体は不明です。ただ、瀕死の重症を負っていたクレマンティーヌを治したことから、相当高位の神官か相当高位のポーションの持ち主であったことが分かります。

オバマスでは周囲から「聖女」と呼ばれ絶大な信頼を集めていたクレマンティーヌですが、オバマスで登場するクレマンティーヌは本編で死亡し、復活したクレマンティーヌではありません。また、『ぷれぷれぷれあです クレマンティーヌ逃亡編』では、「復活したものの、最後に自身を喪失し改心する」という話が出てきていましたが、その話とオバマスでの「改心して聖女になる」という話は無関係です。

クレマンティーヌはオーバーロードのアニメ第1期・8話にて初登場しました。オーバーロードのアニメ第1期は2015年7月7日から9月29日まで放送されています。では、クレマンティーヌのアニメ声優は誰なのか？ここからクレマンティーヌの声を担当した声優のプロフィールをはじめ、主な出演作品や演じたキャラを紹介していきます。

• 名前：悠木碧（ゆうきあおい）
• 本名：八武崎碧（やぶさきあおい）
• 愛称：あいちゃん、こども先生
• 生年月日：1992年3月27日（31歳）
• 出生地：千葉県山武市
• 職業：声優、女優、歌手、タレント
• 活動期間（声優）：2003年～
• 活動ジャンル（声優）：アニメ、ゲーム、吹き替え
• デビュー作：『キノの旅（サクラ役）』

アニメ版『オーバーロード』にてクレマンティーヌ役を演じたのは、声優事務所「青二プロダクション」に所属し、声優・女優・歌手・タレントとして活動している悠木碧さんです。悠木碧さんは2003年に声優活動をスタートし、その後2008年に『紅』の九鳳院紫役で初めてヒロインを演じています。さらに、翌2009年には初めて主人公を演じ、それを機に多くの作品で主要キャラを演じるようになったようです。

• 2008年～：紅（九鳳院紫 役）
• 2009年～：アキカン!（ぶど子 役）
• 2009年～：夢色パティシエール（天野いちご 役）
• 2010年～：ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド（ミナ・ツェペッシュ 役）
• 2010年～：百花繚乱 サムライガールズ（柳生十兵衛 役）
• 2010年～：それでも町は廻っている（辰野俊子 役）
• 2011年～：魔法少女まどか☆マギカ（鹿目まどか 役）
• 2011年～：異国迷路のクロワーゼ The Animation（アリス・ブランシュ 役）
• 2012年～：戦姫絶唱シンフォギア（立花響 役）
• 2012年～：咲-Saki- シリーズ（高鴨穏乃 役）

• 2012年～：DOG DAYS シリーズ（クーベル・E・パスティヤージュ 役）
• 2012年～：イナズマイレブンGO シリーズ（菜花黄名子、森村好葉 役）
• 2013年～：やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。（比企谷小町 役）
• 2014年～：信長協奏曲（お市 役）
• 2014年～：七つの大罪（ディアンヌ 役）
• 2014年～：ソードアート・オンライン シリーズ（ユウキ / 紺野木綿季 役）
• 2015年～：ワンパンマン（戦慄のタツマキ 役）
• 2016年～：逆転裁判 〜その「真実」、異議あり!〜（綾里真宵 役）
• 2016年～：僕のヒーローアカデミア（蛙吹梅雨 役）
• 2022年～：あたしゃ川尻こだまだよ〜デンジャラスライフハッカーのただれた生活〜（川尻こだま 役）

ここまでクレマンティーヌのかわいい魅力をはじめ、最後の死亡シーンやその後、オバマスで見せた聖女姿、担当声優などをまとめていきました。では、最後にクレマンティーヌに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

こちらではオーバーロードに登場するクレマンティーヌの最後に関する声があがっています。どうやら、この方はクレマンティーヌの最後に「悲惨すぎる」と感じたようです。

こちらではオーバーロードに登場するクレマンティーヌの悲惨な末路に関する声があがっています。どうやら、この方は「クレマンティーヌ以上に悲惨な末路迎える人がいる」とのことから、クレマンティーヌの悲惨な末路に衝撃を受けたことがうかがえます。

こちらではオーバーロードに登場するクレマンティーヌの魅力に関する声があがっています。どうやら、この方はクレマンティーヌのことを「かわいい」と高評価されているようです。

本記事ではオーバーロードに登場するクレマンティーヌのかわいい魅力や最後の死亡シーンを紹介し、その後復活するのかを考察してきました。オーバーロードの漫画やアニメを見る際は、本記事のまとめを参考にしつつ、クレマンティーヌの最後の死亡シーンやその後に注目していただければ幸いです。