【オーバーロード】ペストーニャはナザリックのメイド長！裏切りでニグレドと謹慎？

オーバーロードの登場キャラクターのペストーニャ・S・ワンコのプロフィールや裏切り行為などについて詳しく深堀りしていく前に、まず最初に「オーバーロード」の作品情報を紹介していきましょう。

• 作品名：オーバーロード（OVERLORD）
• 原作者：丸山くがね
• ジャンル：ダーク・ファンタジー小説
• 掲載サイト：Arcadia、小説家になろう
• 連載期間：2010年5月〜（Arcadia）、2012年3月〜（小説家になろう）

アニメ作品情報

• 作品名：OVERLORD（オーバーロード）
• 原作：丸山くがね
• 監督：伊藤尚住
• キャラクターデザイン：吉松孝博（第1〜3期）、田﨑聡（第2〜4期）
• 放送局：TOKYO MX他
• 放送期間：2015年7月〜9月（第1期）、2018年1月〜4月（第2期）、2018年7月〜10月（第3期）、2022年7月〜9月（第4期）

「オーバーロード」は、2010年に小説投稿サイト「Arcadia」で連載がスタートした丸山くがね（旧名むちむちぷりりん）の異世界ダーク・ファンタジー小説です。RPGの敵キャラを主人公にした「剣と魔法」の世界の物語が面白いと話題を集め、高い人気を獲得しています。

「オーバーロード」は、2012年には小説家になろうでも掲載がスタートし、2012年に書籍化されました。2015年にはコミカライズもされており、2021年12月にはシリーズ累計発行部数が1100万部を突破している人気作品です。2015年にアニメ1期が放送されて以降、第4期まで放送されており、アニメも高い人気を獲得しています。

オーバーロードの舞台は、2138年。人気だったVRMMORPG（仮想現実体感型オンラインゲーム）のユグドラシルが、サービスを終了してしまいます。有名ギルドのメンバーだったプレイヤーのモモンガは、最後の瞬間までゲームをプレイしながら思い出に浸っていました。しかし、終了時間になってもゲームは終了しません。そして、NPCが意思を持ち始め、モモンガもゲームの世界に転移してしまうのでした。

ペストーニャ・S・ワンコは、ペスという愛称で親しまれているナザリック地下大墳墓の第九階層領域守護者であり、メイド長を務めているオーバーロードのキャラクターです。ペストーニャ・S・ワンコは、顔は犬ですが二足歩行をしています。巨乳でスタイルが良く、人のようなメイド服を着用しているため、身体が犬なのか人間なのかは判明していないキャラクターです。

ペストーニャ・S・ワンコの顔の中心には縫い目があり、ぬいぐるみのようにも見えるオーバーロードのメイドキャラクターです。ペストーニャ・S・ワンコの創造主は、主人公のモモンガが所属していたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の女性プレイヤーの餡ころもっちもちです。

ペストーニャ・S・ワンコは、神官系のスキルを持っています。そのため、高レベルの治癒魔法や蘇生魔法を使うことが可能です。戦闘力は不明ですが、毛皮があるため冷気にも耐性をもっています。話す時には、言葉の語尾に「わん」と付ける愛らしい話し方をするオーバーロードの登場人物です。

ペストーニャ・S・ワンコは、とても穏やかで慈悲深い性格をしています。ペストーニャ・S・ワンコは、治癒魔法が得意であり、人を助けるために魔法を使うとても親切な性格のキャラクターです。オーバーロードの作中では、奴隷として扱われているエルフの切り落とされた耳を魔法で元に戻したり、アインズに殺害された王国兵士のクライムを蘇生させています。

オーバーロードのペストーニャ・S・ワンコは、慈悲深い性格のあまり、アインズに対して裏切り行為を犯し、謹慎処分を受けたことがありました。そこで、アインズへの裏切り行為の内容や謹慎について、詳しく深堀りしていきましょう。ある日、デミウルゴスの指揮の元、「ゲヘナ作戦」が行われました。この作戦で、王国の人間や子供たちが悪魔によって大量に拉致されてしまいます。

ペストーニャは、アインズから「拉致された子どもたちは処分するように」といった命令を受けていました。しかし、ペストーニャは、優しく慈悲深い性格のため、拉致された子どもたちを処分することが出来ず、ニグレドと共に子供たちを保護してしまいます。

普通に考えればとても良い行動をしたように思えますが、アインズの命令が絶対の世界では、受け入れられることはありませんでした。それどころか、「子供を保護した行為は、アインズに反発した裏切りだ」とみなされてしまい、ペストーニャとニグレドは裏切り者とみなされ、処分を受けることになってしまいます。

ペストーニャが裏切りを行った相手のアインズことアインズ・ウール・ゴウンは、ナザリック地下大墳墓の主であり、オーバーロードの主人公です。骸骨のような見た目をした最強の魔法詠唱者であり、モモンガこと鈴木悟というサラリーマンが転移してしまったキャラクターです。

アインズは見た目とは異なり、温厚な性格の持ち主で、無駄な殺傷などは好まないキャラクターです。しかし、アンデッド化したこともあり、感情の起伏が抑制されており、人間だった頃の精神はほとんど消失しています。そのため、自分が知らない関わりがない人達は、躊躇せずに殺害出来るようになってしまいました。

「子供を処分せよ」というアインズの命令に背き、子供たちを保護したペストーニャとニグレドは、謹慎処分を受けることになります。アインズの指示に背いたペストーニャとニグレドに対して周囲は厳しく、アルベドからは「斬首にするべき」といった意見も上がりました。しかし、アインズは二人を殺害することはなく、謹慎処分にしています。二人の謹慎期間については、明かされておらず不明です。

ペストーニャと同じく謹慎処分を受けたニグレドは、ナザリック地下大墳墓に所属しているNPCで、第五階層の氷結牢獄内の一室の領域守護者です。ニグレドは、黒のロングヘアをした女性で、喪服のような真っ黒な衣装に身を包んでいます。

ニグレドは、暗闇では美人に見えますが、実際は顔の皮膚が欠損していて、筋肉組織がむき出しになっています。そのため、感情が表情から読み取れないキャラクターです。ニグレドはグロテスクな外見をしており不気味ですが、茶目っ気があり優しく、常識のあるまともな性格をしています。

オーバーロードのペストーニャ・S・ワンコの謹慎後についても、ネタバレしていきましょう。ペストーニャは謹慎後に、孤児院の運営に携わっています。アインズは、魔導国内に孤児院を設立することを決定しました。そして、その孤児院の運営の全てを、慈悲深いペストーニャに任せています。命令に背いてまで子供を保護した優しいペストーニャには、ピッタリな役職だと考えられています。

ペストーニャは謹慎後に孤児院の運営に携わっていましたが、その後アインズにまた意見をしています。その意見が、「王国での殺戮を辞めてほしい」というものでした。オーバーロードの14巻で、フィリップが起こした事件の影響で、アインズは作戦を変更するを余儀なくされました。作戦の変更内容は、影から支配していたものを、武力行使で支配する形式に変更するといったものです。

アインズは、王国内にいる人間をほぼ処分しようと考えていました。そんなアインズに対し、ペストーニャは「殺戮をしないでほしい」と意見しています。アインズは、デメリットが多すぎるペストーニャの考えを却下しました。しかし、プレイヤーだった頃に餡ころもっちもちに受けた恩や、2人の懸命な説得を聞いて、「人間は殺害するが、少数の人間は殺害しないで生存させる」と約束を交わします。

「オーバーロード」の登場キャラクターのペストーニャ・S・ワンコのプロフィールを深堀りしたところで、アニメでペストーニャ・S・ワンコを演じた声優キャストについても紹介していきましょう。

• 名前：新井里美（あらいさとみ）
• 愛称：さとみん、サトミー、さとみっこ
• 生年月日：1980年7月4日
• 出身地：埼玉県
• 職業：声優
• 事務所：新井声作所

ペストーニャ・S・ワンコを演じた新井里美は、高校卒業後に声優を志し、専門学校東京アナウンス学院の放送声優科に通います。卒業後にゆーりんプロに所属し、2001年に映画「私はケイトリン」のオーディションに合格。そして、「私はケイトリン」の主人公の吹き替えで声優デビューを果たしています。その後、吹き替えのみならずアニメ声優としても活動を開始し、多くの作品に出演している人気声優です。

• アニメ「アークエとガッチンポー」：ジャスミン、プリプリクラゲ役
• アニメ「蒼穹のファフナー」：要咲良役
• アニメ「まほらば〜Heartfuldays」：蒼葉梢役他
• アニメ「ToLOVEる-とらぶる-」：ペケ役
• アニメ「ネットゴーストPIPOPA」：ポット役
• アニメ「とある科学の超電磁砲」：白井黒子役
• アニメ「生徒会役員共」：畑ランコ役
• アニメ「咲-Saki-シリーズ」：花田煌役
• アニメ「問題児たちが異世界から来るそうですよ？」：白夜叉役
• アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」ベアトリス役

吹き替え作品代表出演作

• 映画「スイート・ライフシリーズ」：ロンドン・ティプトン役
• 映画「アニマル・ハウス」：シェリー役
• 映画「キムと森のオオカミ」：キム役
• 映画「誘拐騒動/ニャンタッチャブル」：パティ・ランドール役
• 映画「ピンクパンサー」：チェリー役
• ドラマ「おとぼけスティーブンス一家」：ルビー・メンデル役
• ドラマ「ザ・ホワイトハウスシーズン4」：ゾーイ・バートレット役
• ドラマ「CIA:ザ・エージェンシー」：ダニア役
• ドラマ「私はケイトリン」：ケイトリン・ゼーガー役

「オーバーロード」のペストーニャ・S・ワンコは、「優しくて魅力的なので好き」といった声が多く、原作から人気を集めていたキャラクターです。コミカライズ化やアニメ化されるとより人気を獲得し、「メイド服姿のペストーニャが可愛すぎる」といった声や、「ペストーニャが一番オーバーロードで好き」といった感想があがっています。

「オーバーロード」のペストーニャ・S・ワンコは、人気キャラクターではあるものの主要キャラクターではないため、「アニメ化してほしいけど、登場するのか？」と登場前は不安な声も上がっていました。アニメでペストーニャが登場すると、「ペストーニャをアニメ化してくれて嬉しい」といった声や、「ペストーニャとニグレトのシーンをしっかり描いてくれていて感動した」といった声が上がっています。

オーバーロードは、「魅力的なキャラクターが多く、引き込まれていくストーリーが好き」といった声が上がっています。そんな多くの魅力的なキャラクターの中でも、「ペストーニャがオーバーロードのキャラクターで一番好き」といった声が多く、人気を集めています。

「オーバーロード」は原作も高い人気を獲得していますが、アニメを見て作品を知ったといった声も多くあがっています。そんなアニメファンからもペストーニャは支持されており、「最初はえ？と思う外見だったが、好きになった」といった声が上がっています。また、「ペストーニャが一番可愛い・好きなのでフィギュアなどのグッズを販売してほしい」といった声が上がっている人気キャラクターです。

「オーバーロード」のキャラクターのペストーニャ・S・ワンコは、とても優しい性格をした可愛らしい領域守護者です。主人公のアインズに対する裏切り行為をしてしまい、謹慎処分まで受けてしまいますが、人気を集めている魅力的なキャラクターです。プロフィールや性格、裏切り行為の内容などを見てペストーニャ・S・ワンコが気になった方は、一度「オーバーロード」を見てみてはいかがでしょうか？