税金で買った本のネタバレあらすじと感想・評価！漫画の登場人物も一覧で紹介

「税金で買った本」のあらすじや登場人物のネタバレ、面白いと評価されている感想や魅力などについて詳しく深堀りしていく前に、まず最初に、漫画「税金で買った本」の作品情報を紹介していきましょう。

• 作品名：税金で買った本（ぜいきんでかったほん）
• 原作者：ずいの
• 漫画：系山冏（けいやまけい）
• ジャンル：ギャグコメデイ漫画
• 掲載サイト：ヤンマガWeb
• 発表期間：2021年8月〜

漫画「税金で買った本」は、図書館での勤務経験があるずいのが原作、系山冏が漫画を担当しているお仕事ギャグコメディ漫画です。2021年8月から「ヤンマガWeb」で連載がスタートしました。その後、「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」で8位に選出されるなど、面白いと多方面から評価されている人気漫画です。2023年4月現在、累計発行部数が30万部を突破しています。

漫画「税金で買った本」の原作者がずいの、漫画担当が系山冏です。ずいのと系山冏は、共に詳細プロフィールなどが公表されておらず、詳しいことは明かされていません。そんな中、原作者のずいのは図書館での勤務経験があることが判明しています。

漫画「税金で買った本」の1巻のあらすじを、ネタバレしていきましょう。ある日、ヤンキーの石平は、図書館にカードを作りに行きます。しかし、図書館で10年前に借りた本を返却していないことが発覚しました。石平が訪れた図書館では、借りた本を返却すること、手元にない場合は購入して本を弁償しなければ、カードを作ることが出来ないルールがありました。

石平は「10年も前なのに？」と反論していましたが、図書館の職員に説得され続け本を弁償することにします。石平は、返却していなかった児童書の「わくわく☆しりたいどうぶつのなぞ」を書店で購入し、無事に図書館に返却しました。その後、図書館に魅力を感じた読書好きの石平は、図書館でアルバイトをすることになるのでした。

漫画「税金で買った本」の2巻のあらすじを、ネタバレしていきましょう。2巻では、石平が図書館でアルバイトを始めて、一生懸命に働く姿が描かれています。図書館で働き始めた石平でしたが、ある日ヤンキーの友人に図書館に通う姿をからかわれてしまいました。

石平は、恥ずかしくなってしまい、思わず「図書館は好きじゃない」と反論してしまいます。しかし、自分の発言を思い直した石平は、ヤンキーの友人にも読書の良さをわかってもらえるようにと行動します。また、ヤンキーで勉強が苦手な石平が、図書館にやってくる子供に読み聞かせをする姿などが描かれています。

漫画「税金で買った本」の3巻のあらすじを、ネタバレしていきましょう。3巻では、借りた本を長い間返却していなかった利用者が訪れます。しかし、「10年前に借りた本の名前がわからず、返却できない」という利用者に、かつての自分を重ねながら石平は親身に対応していきます。

また、勉強が苦手な石平が、利用者のために著作権について調べるなど、利用者と向き合っていく姿が描かてています。そんな中、石平のことをからかっていたヤンキー友達の山田が図書館に訪れ、図書館でモテる方法を探し始めるのでした。

漫画「税金で買った本」の4巻のあらすじを、ネタバレしていきましょう。4巻では、「夜の図書館でのぬいぐるみのお泊り会」などが描かれています。石平が勤務する図書館では、夜の図書館のお泊り会が開催されることになりました。お泊りをするのは、図書館を利用しにやってきた子どもたちのぬいぐるみです。

夜の図書館で、ぬいぐるみが読書をしているような姿を撮影します。後日、子どもたちにその写真を見てもらいます。このイベントは、「身近なぬいぐるみが読書をすることで、本に興味を持ってもらう」といった意図が含まれていました。ぬいぐるみの個性に合わせてピッタリな本を選んでいくなど、本と向き合い一生懸命仕事をする石平の姿が描かれています。

漫画「税金で買った本」の5巻のあらすじを、ネタバレしていきましょう。5巻では、破られた本が見つかるなど様々なトラブルに遭遇します。石平は、本を大切にしない利用者と向き合い、トラブルやアクシデントと闘っていきます。また、図書館で働いている非正規職員と正規職員の待遇の差なども徐々に明らかになることに。

非正規職員は図書館のことが好きで勤務している人が多い一方で、正規職員はあくまで仕事として勤務しており、すべての人が図書館が好きなわけではありません。そうした点や、待遇の差によって立場の違う職員たちには溝が出来ていました。「職員たちの差を、少しでも縮められないか？」と思った石平が、非正規職員の待遇を向上させる方法を模索していく姿などが描かれています。

漫画「税金で買った本」の6巻のあらすじを、ネタバレしていきましょう。6巻では、石平が繁松さんが運転する車に乗って、図書館の本を色々な地域に届ける「移動図書館」の仕事をしていきます。また、寄贈図書を図書館の本棚に並べるまでなどについても、詳しく描かれています。

図書館の仕事を真面目にこなしていくなかで、様々な利用者が来店してきます。知っている本の場所をいつも訪ねに来る利用者や、露出狂、新刊を真っ先に読みたいという利用者など。そんな様々な利用者を相手に、対応していく図書館の職員たちの姿が描かれています。

税金で買った本の登場人物の1人目が、石平こと石平紀一（いしだいらきいち）です。石平は、金の短髪を逆立てた目つきが悪い強面の男子高校生です。石平は気が短く、喧嘩っ早い性格をしたヤンキーですが、好奇心旺盛な性格をしています。

石平は、幼少期に両親が離婚していて、母親に引き取られており、家庭環境は貧しいようです。父親の影響で本が好きで、幼少期はよく図書館に通い本を借りていたようです。図書館で借りた本を長い間返却しておらず、カードが作れなかったことがきっかけで、図書館に興味を持ち、図書館でバイトを始めた主人公です。

税金で買った本の登場人物の2人目が、早瀬丸（はやせまる）です。早瀬丸は、石平がバイトしている図書館司書です。早瀬丸は、黒髪を1つにまとめたヘアスタイルで、メガネをかけたおとなしそうな雰囲気の女性です。スタイルが良い美人で、おっとりとした雰囲気をしています。優しく面倒見の良い性格で、説明をすることが好きな頼りになるお姉さんです。

税金で買った本の登場人物の3人目が、白井（しらい）です。白井も、早瀬丸と同じく石平がバイトしている図書館で勤務する職員です。白井は、黒の短髪のマッチョな男性であり、四角いフレームのメガネをかけています。

白井は、図書館と本が大好きな貧弱な文学青年でした。白井は、ある日「動物は自分よりも強い相手とは争わない」といった本を見て、筋トレをすることを決心します。そして、体を鍛え上げていったキャラクターです。トレーニングして自信がついたのか、なにかと力で物事を解決しがちで、図書館のルールを守らない人には感情的に接してしまうキャラクターです。

税金で買った本の登場人物の4人目が、今村（いまむら）です。今村は、黒のボブヘアで長めの前髪をした図書館司書の女性で、寄贈を担当しています。今村はとても真面目で、アガリ症ですがどんな利用者にも丁寧に対応する職員です。しかし、とても気弱な性格で、不要な本だったとしても寄贈の申し出を断ることが出来ないといった一面ももっています。

税金で買った本の登場人物の5人目が、梨原（なしはら）です。梨原は、ふんわりした雰囲気の初老女性で、図書館が出来たときから働いているベテラン職員です。利用者のニーズに応える「貸出至上主義」のため、「良書主義」の角野と選書会議でいつも対立しています。

税金で買った本の登場人物の2人目が、朝野（あさの）です。朝野は、ウェーブがかったロングヘアを一つに束ねている図書館司書の女性です。ざっくばらんでコミュ力が高い性格で、子供にとても優しく対応しており、図書館では児童係を担当しています。

朝野は、子供に優しい一方で、大人には厳しく対応してしまうスタイルの良い女性です。朝野は、「優しくされることを子供扱いされている」と考えているため、対等になりたいと男性には特に厳しくされたがっています。

税金で買った本の登場人物の7人目が、角野（かどの）です。角野は、黒のボブヘアにメガネをかけた真面目そうな雰囲気の女性です。角野は図書館の司書資格をもつ正規職員であり、資料担当をしています。落ち着いた性格の持ち主で、常識のあるキャラクターです。本の有益さや社会的価値を大切にしている「良書主義」のため、「貸出至上主義」の梨原と選書会議でいつも揉めています。

漫画「税金で買った本」のあらすじや登場人物をネタバレしたところで、面白いと評価されている魅力についても考察していきましょう。税金で買った本の面白い魅力の1つ目が、「図書館司書のリアルな姿を描いている」です。

税金で買った本は、図書館で働く図書館司書や職員、バイトの姿を描いたお仕事漫画です。図書館の仕事に着目しており、本の修繕や管理などといった裏側の仕事が丁寧に描かれています。原作者のずいのには、図書館での勤務経験がありよりリアルな図書館の仕事が描写されているため、「知らなかった図書館の仕事が知れて面白い」といった評価が多く、面白い魅力の1つになっています。

税金で買った本の面白い魅力の2つ目が、「魅力的な登場人物」です。税金で買った本は、「登場人物が個性的で、お仕事漫画なのに面白く描かれている」といった評価を集めています。ヤンキーの主人公が図書館でバイトをしていたり、マッチョで暴力的な職員がいたりと個性的で魅力的なキャラクターが多数登場しており、面白い魅力の1つになっています。

漫画「税金で買った本」は、「面白いお仕事漫画」といった感想が多く評価されている人気作品です。「図書館の仕事内容について深く考えたことがなかったので、とても面白い」といった感想や、「この漫画を見ると図書館に行きたくなってしまう」といった声が多く、高評価を獲得しています。

漫画「税金で買った本」は、図書館の利用者とのやり取りはもちろんのこと、図書館に置く新しい本の選書などについても詳しく描かれています。「何気なく図書館で手にしている本も、ちゃんと会議されて並べられているんだと関心した」などといった感想が多く、この漫画で図書館により興味を持つ人も多いです。

漫画「税金で買った本」は、「お仕事漫画が苦手だったけど、面白く読めた」といった感想もあがっています。「お仕事漫画なのに、堅苦しさがなくすぐに読めてしまった」といった評価も上がっており、魅力の1つに「登場人物が個性的で魅力的」といった声も。「図書館に興味が無くても、面白かった」といった感想も上がっており、多くの人から評価されている人気作品です。

漫画「税金で買った本」は、「とても面白いので、もっと色々な人に知ってほしい」といった感想が多く、「アニメ化してほしい」とアニメ化を望む声も多くあがっています。「アニメ化して、多くのこどもに見てほしい」といった感想や、「実写ドラマ化されてほしい」といった感想も上がるなど、高評価を集めている人気作品です。

漫画「税金で買った本」は、「図書館の仕事が細かく描かれており、知らなかった仕事内容がわかって面白い」と評価されている人気漫画です。税金で買った本のあらすじや登場人物のネタバレ、面白い魅力などを見て気になった方は、一度「税金で買った本」を見てみてはいかがでしょうか？