【亜人】死亡キャラクター一覧！作中での死亡シーンや死因をまとめて紹介

人ならざる者と人間との壮絶な戦いを描いた漫画「亜人」。作中では、多くのキャラクターが佐藤の手で殺害されました。また、彼らの死因や死亡シーンもまた、壮絶なものとなっています。以下では、漫画「亜人」から、作中の死亡キャラ一覧や、それぞれの死因や死亡シーンをまとめました。その他、漫画「亜人」の開始時点で死亡したキャラとその死因、死亡シーンも一覧にまとめて紹介します。

桜井画門先生の漫画「亜人」は、2012年～2021年にかけて「goodアフタヌーン」にて連載されたアクション作品です。単行本は全17巻で構成され、シリーズ累計発行部数は2019年11月時点で900万部を突破しました。また、2015年にアニメ化、2017年に実写映画が製作・公開されました。

アフリカの戦場で死ぬことのない謎の生物・亜人が発見されてから17年。高校生の永井圭は、下校中にトラックに轢かれてしまいます。しかし、奇跡的に一命を取り留めたことで、圭は亜人だったことが判明します。この事故を機に政府や賞金稼ぎに狙われる圭。また、ある目的から接触してきた佐藤の策略に嵌り、圭の人生が狂い始めます。

佐藤率いるテロリストと、亜人の捕獲を目論む政府の攻防戦を描いた漫画「亜人」。作中では、佐藤との戦いに敗れた多くの人物が壮絶な最後を迎えました。その中には、目を背けたくなるような死因や死亡シーンも見られます。以下では、亜人の死亡キャラの死亡シーンや死因を一覧にまとめました。

圭との待ち合わせ場所に、神主が常駐していない神社を選んだ佐藤。しかし、その日は神主が神社に来ていた日でした。この神主も、佐藤の手で容赦なく殺害されています。

Nisei特機工業の社員で、政府による永井圭の人体実験に立ち会った1人です。亜人の人体実験に関わったことで佐藤の暗殺リストに記載されました。リストには第2ウェーブの1番目に名前があり、出張先のホテルで佐藤のIBMに倒れました。

石丸と同様、Nisei特機工業の社員で、第2ウェーブの暗殺リストの2番目に名前が記載されました。作中では、石丸が死亡した翌朝に殺害されています。このような経緯から、犠牲者はリストの上から殺害されたと推測されました。

篠崎生命科学研究センターの研究員であり、亜人管理委員会のメンバーの「三人の研究員」です。佐藤の暗殺リストには、11番目に記載されていました。命の危険を察して別荘に避難したものの、田中のIBMに殺されました。

オグラ・イクヤのボディーガードで、佐藤のリストに名前のなかった人物です。作中では、佐藤による圭の救出作戦の最中、戸崎のマシンガン撃たれて絶命しました。

会社が亜人の人体実験に関わっていたことから、佐藤に目を付けられました。佐藤がハイジャックした飛行機がビルに突っ込み、ビルの崩壊に巻き込まれて死亡しました。

山中と同じ田舎に暮らす老人で、全財産をグランド製薬の株に投資していました。後に、ハイジャック事件により全財産を失い、逆恨みから圭を狙います。山中を人質に取って圭をおびき寄せるも、猟銃自殺にみせかけて殺されました。

佐藤の暗殺リストに記載されていた人物で、後に佐藤の手で殺されています。職業は、ATOMIC医科工業の社員です。

三人の研究員でありながら、佐藤の内通者として岸や戸崎の情報を流していました。秘密の会合に戸崎が遅れ、機嫌を損ねた高橋のIBMに殺害されました。一方、若井の名前は暗殺リストに記載されていません。

佐藤対策班のメンバーであり、戸崎に雇われた人物です。佐藤との戦いで首に銃弾を受け、フォージ安全の中で最初の死亡者となりました。過去には、中村慎也事件にも関与し、木戸に雇われていました。

佐藤対策班の1人で、フォージ安全では2番目の犠牲者となりました。戦闘では、腹に銃弾を受けて致命傷となるも、圭と中野牧をビル屋上へ逃がしています。また、黒木と同様、中村慎也事件にも関わっていました。

戸崎の婚約者であり、本編では事故で意識不明となり、入院生活を送っています。戸崎自身も愛を大切に思っており、莫大な医療費の支払いのために汚れ仕事も行ってきました。しかし、フォージ安全の件が終息した頃に危篤状態に陥り、死亡しました。

佐藤対策班の1人で、黒木・平沢と共に戸崎に雇われた裏稼業の人物です。フォージ安全戦では、最初の犠牲者となった黒木の遺言を受けとめています。防弾ベストの着用により致命傷を免れたものの、佐藤のIBMに背中を貫かれ、頭部を潰されて死亡しました。

厚生労働省の亜人担当の職員で、佐藤の暗躍を阻止するべく対立します。最終ウェーブにて、亜人管理委員会による亜人への人体実験を告発します。告発前に曽我部を殺害し、その際に受けたアイスピックの刺し傷が原因で命を落としました。また、第2ウェーブの暗殺リストでは、10番目に記載されています。

高橋の弟で、佐藤の協力者です。当初は亜人として招集されるも、後にその正体は普通の人間と判明します。最終ウェーブにて入間基地を舞台に対亜人特選群と戦い、首を撃ち抜かれ死亡しました。

フォージ安全社社長で、戸崎の大学時代の同級生です。防弾ベストの実験台として亜人の田中を利用したことで、佐藤の暗殺リストの6番目に記載されました。佐藤の襲撃時には社長室のセーフティルームに避難するも、佐藤の銃撃を受けて死亡しました。

亜人管理委員会の極秘データが戸崎に持ち出されたことを知り、彼の暗殺計画を立てました。麻酔銃で戸崎を追い詰めるも、包丁で腹部を刺されて死亡しました。死の直前、戸崎の横腹にアイスピックを突き刺し、後に致命傷となって戸崎の命を奪いました。

入間航空自衛隊基地所属の自衛官で、階級は1尉です。基地に侵入したIBMを佐藤だと思い込み、彼を解放しました。後に佐藤によって殺害・死亡しました。

入間航空自衛隊基地所属の3尉で、基地に侵入した佐藤と応戦しました。佐藤の爆薬攻撃で致命傷を負い、仲間の流れ弾を受けて死亡しました。

作中世界の内閣総理大臣で、入間航空自衛隊基地に佐藤が侵入したことを受け、シェルターに避難しました。しかし、ひそかに発信機がつけられており、佐藤に居場所を特定されてしまいます。そして、佐藤の最終ウェーブスタート宣言と同時に、銃殺されました。

入間基地で総理が佐藤に捕まったことを受け、総理代理についた人物です。後に佐藤を乗せた戦闘機が国会議事堂を襲撃し、死亡しました。

作中世界の官房長官で、総理大臣が捕まったことを受け、総理代理らと会議を行っていました。後に、佐藤の襲撃に巻き込まれて死亡しています。

総理大臣の危機を受け、国会議事堂から招集がかかった陸上自衛隊のトップです。花田総理代理を中心とする会議に参加するも、その最中、佐藤に襲撃されました。

自衛隊のトップであり、国会議事堂への会議に出席していた1人です。会議中に佐藤の戦闘機が突っ込み、他の出席者と共に死亡しました。

総理大臣の拘束を受け、政府側から会議に参加した人物です。国会議事堂の会議室にいたため、佐藤の襲撃によって死亡しました。

国会議事堂の会議室にいた政府側の人物で、総理大臣の危機について話し合っていました。その後、他の出席者と同様、逃げ場がないまま殺害されました。

総理大臣が佐藤に捕まったことを受け、国会に召集された航空自衛隊のトップです。陸上・統合幕僚長と共に佐藤の襲撃に巻き込まれ、死亡しました。

以下では、漫画「亜人」の作中時点で死亡が語られたキャラの死因や死亡シーンを、一覧にまとめて紹介しました。

亜人管理委員会のメンバーであり、中村慎也事件と関わりのある人物です。特別な亜人である中村を特別措置法に基づいて捕獲を試みます。しかし、誤って裕介を殺害、中村のフラッド現象を引き起こし、多数のIBMによって殺害されました。また、木戸の部下として黒木、平沢、鈴村の3人が雇われています。

中村慎也の幼少期からの親友で、木戸の発砲から親友を庇って死亡しました。亜人になりかけだったため、完全な復活はできません。一方、銃創は回復を見せ、遺体はアメリカの某施設に送られました。

麻薬や臓器売買など裏稼業に手を染めている中国マフィアです。中華屋でのミーティング中に抗争に巻き込まれ、死亡したことが判明しています。また、叔父の存在は、後の佐藤に大きな影響を与えました。

アメリカの亜人研究の第一人者であるオグラ・イクヤ。永井圭の視察のために来日し、佐藤対策班のメンバーに加わりました。作中ではオグラの息子ついて言及され、8歳の時に死亡したことが語られています。一方、死因は電柱に走ってぶつかったとされ、不可解な死に方でしょう。

下村泉が高校1年生の時に事故死した実父です。後に、母親の再婚により姓が変わったものの、偽名を名乗る際に父親の姓が採用されました。

下村泉の母親で、再婚後は「田井中」の姓を名乗ります。娘が亜人と判明し、国に差し出すことを提案する夫に反対の意思を示しました。娘を守るため、夫と刺し違える形で死亡しました。

下村泉こと田井中陽子の義父、母親の再婚相手です。義理の娘が亜人と発覚後、娘の今後について妻と言い争いになりました。実母から反対されても、娘を国に売ることを諦めません。最後は、妻に包丁で刺されて死亡しました。

死亡キャラ一覧まとめで取り上げたキャラの多くは、佐藤と名乗る謎のテロリストによって殺害されました。一体、佐藤とは何者だったのでしょうか。主人公・永井圭に近づいた理由も気になるでしょう。以下では、漫画「亜人」から佐藤と圭の関係や、佐藤の最後についてまとめました。

幼少期から普通の人間とは異なる感性を持っていた佐藤。アメリカ軍として戦地に赴き、退役後は叔父を頼って来日しました。叔父が抗争で命を落とし、危機的状況に陥った佐藤でしたが、ここで自分が亜人だったことに気が付きます。また、これまでの経歴から、死のスリルに快楽を見いだしていた佐藤。さらなる快楽を求めて、日本での大規模なテロを計画します。

田中を仲間に引き入れ、亜人と判明して間もない圭にも注目しました。そして、圭を政府の人体実験に差し出すことで、彼の人間社会からの訣別を目論見ます。しかし、佐藤の思惑通りにいかず、やがて2人は対立関係に発展しました。亜人同士の戦いは初めてだった圭。一方、佐藤はこれまでにない強敵の登場に、興味をそそられていきます。

佐藤と圭による亜人同士の戦いは、圭の勝利に終わりました。戦いに敗れて気絶した佐藤は、対亜人特選群に身柄を拘束されました。その際、佐藤は特殊な設備に入れられ、亜人を殺す方法が見つかるまで冷凍保存されます。また、この設備の稼働年数は200年と定められています。しかし、稼働を終えた200年後に佐藤がどのようになっているかは、誰も分らないでしょう。

以下では、佐藤をはじめとする人々の狂気が怖いとも評された、亜人の死亡キャラに関する感想や評価を、一覧にまとめました。

恋人を救うため、時には無謀な行動も厭わない戸崎。恋人の死を乗り越え、佐藤との戦いに挑んだものの、曽我部の手で壮絶な最後を迎えました。漫画「亜人」の死亡キャラの中では、佐藤以外の者に殺害されたものの、その死因は残酷なものでした。また、戸崎の人生は自分の首を自分で絞めるような過酷なものであり、最後まで報われることのなかった人生が悲しいとの声も見られます。

漫画「亜人」では、嫌味なキャラで知られる曽我部。戸崎の後輩であり、かつ彼の後任候補とされていました。SNSでは、憎まれ役のようなキャラクター性が支持される一方、やはり曽我部をよく思わないファンも存在します。死亡シーンでは、戸崎の返り討ちに遭って倒れた曽我部。彼に良い印象を持てなかったファンからは、曽我部が倒れてスッキリしたと感想も寄せられています。

驚異的な回復能力を持つ亜人は、不死身と呼べるでしょう。一方、怪我を治すためには、一度死ななければなりません。そのため、漫画「亜人」では、怪我の修復のためにわざと死ぬ亜人も登場しています。死なないことが分かっていても、回復のために死亡する亜人たちに恐怖や狂気を感じたファンもいるでしょう。また、亜人たちの考えに怖いとの声も寄せられ、回復のために死亡することに思い切りがよすぎるとの意見も見られます。

漫画「亜人」の死亡キャラの死因や死亡シーンを一覧にまとめて紹介しました。作中で死亡するキャラの多さも特徴にあげられる「亜人」。一覧まとめで紹介したように、死亡キャラの中には政府の重鎮も含まれています。主人公・永井圭の活躍はもちろん、彼と敵対する佐藤の暗躍もこの作品の見どころです。欲望を満たすためなら手段を選ばない佐藤の狂気が、恐怖を掻き立てるでしょう。