【アンデッドアンラック】フィルは円卓メンバーⅣ!謎多き少年の能力と正体は?

アンデッドアンラック(アンデラ)のフィルの正体に迫ります!アンデッドアンラックは、日本の漫画家・戸塚慶文氏の創作による漫画で、コミックス150万部超を売り上げた人気作品です。この記事では、「対未確認現象統制組織ユニオン」の円卓メンバーの1人で、Ⅳの席に座っている謎めいた少年フィルを取り上げます。これから彼の正体に迫るとともに、不感の能力や強さ、そして性格などについて考察していきます。

【アンデッドアンラック】フィルは円卓メンバーⅣ!謎多き少年の能力と正体は?のイメージ

目次

  1. アンデッドアンラックのフィルは円卓メンバーⅣ
  2. アンデッドアンラックのフィルの能力と正体
  3. アンデッドアンラックのフィルの性格や活躍
  4. アンデッドアンラックのフィル以外の円卓メンバー
  5. アンデッドアンラックのフィルに関する感想や評価
  6. アンデッドアンラックのフィルまとめ

アンデッドアンラックのフィルは円卓メンバーⅣ

アンデッドアンラック(アンデラ)の作品情報

アンデッドアンラックのヒロイン・風子とアンディが加入した「対未確認現象統制組織ユニオン」の円卓メンバーの1人にフィルという謎めいた少年がいます。本記事では、アンデッドアンラックのフィルを取り上げ正体に迫っていきますが、その前にまずはアンデッドアンラックの作品情報をお届けしましょう。最初にアンデッドアンラックの概要説明、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

アンデッドアンラック(アンデラ)の概要

概要のイメージ

「アンデッドアンラック(公式略称はアンデラ)」は、日本の漫画家・戸塚慶文氏の創作による漫画作品です。集英社「週刊少年ジャンプ」の2019年9号に読み切り漫画「アンデッド+アンラック」として登場した後、翌2020年8号より連載を開始し現在に至っています。

連載開始後たちまちにして人気作品となった「アンデラ」は、同年の「次にくるマンガ大賞 2020」ではコミックス部門で第1位を獲得します。アンデラの単行本は、ジャンプ・コミックスより15巻まで刊行され、2022年3月時点での累計発行部数は全世界で150万部超を記録しています。また、2022年8月にはテレビアニメ化が発表され、2023年10月より放送予定となっています。

アンデッドアンラック(アンデラ)のあらすじ

あらすじのイメージ

18歳の風子は、10年前に愛する両親を抱きしめたことで、その後両親が乗っていた飛行機の事故を引き起こし、数百名の乗客諸共死なせてしまいます。触れた相手を不幸にする異能「不運(アンラック)」を持つ風子は、それから10年間誰とも接触せずに生活します。ある日、愛読漫画の完結を機に彼女は自殺を決意するのですが、その時、不死(アンデッド)の男性「アンディ」と出会います。

フィルのプロフィール

ここからは、メインテーマであるアンデッドアンラックのフィルの話題に入っていきます。最初はフィルのプロフィールからです。

フィルは、「対未確認現象統制組織ユニオン」の円卓メンバーで、Ⅳの席に座っている不感(アンフィール)の否定者です。見た目は少年ですが、年齢・身長・体重などプライベート情報は機密事項として公開されていないため詳細は不明です。

フィルは、幼く中性的な容姿をしており、半袖半ズボン姿でズボンはサスペンダーで留めています。いつも無表情で幼児のように指をくわえているのも特徴です。また、両手両足には古代遺物を装着しており、このため足は技師のように見えますし、体全体が人形のようでもあります。これまでにフィルが声を発した描写はなく、円卓メンバーの中でも謎の多いキャラクターと言えます。

対未確認現象統制組織ユニオンとは?

アンデッドアンラックの対未確認現象統制組織ユニオンとは、否定者やモンスターであるUMA(ユーマ)を監視・調査する謎の組織で、人々の命を守るために否定者を含む多数のメンバーで構成されています。一般市民の安全を保つことを最優先に考えており、そのためには否定者に対して非道な手段を用いることもあります。以前、アンディはこの組織に10年間幽閉され、実験台として扱われていたとされています。

TVアニメ『アンデッドアンラック』公式サイト

アンデッドアンラックのフィルの能力と正体

フィルは不感の否定者

ここからは、漫画「アンデッドアンラック(アンデラ)」に登場するユニオンの円卓メンバーの1人、フィルの能力や正体について考察していきます。

フィルは、感情を読むことができない否定者であり、「UNFEEL-不感-」の能力を持っています。この不感の能力の詳細は明らかにされていませんが、フィルに感情が乏しいことも関係しているようです。

フィルが持っている武器は、古代遺物である「アーティファクト」で、装着すると精神が狂う可能性があると指摘されています。しかし、「UNFEEL-不感-」の能力によって、その影響が軽減されていると考えられています。このことからも、フィルが感情を読めない理由には、「UNFEEL-不感-」の能力が関係している可能性が高いと推測されます。

フィルの武器

フィルは「UNFEEL-不感-」の否定者であり、義肢に古代の遺物である「アーティファクト」を装備しています。この装備は四肢全てに装着され、肘や膝も球体関節になっています。特に両腕に装着されたアーティファクトは、レーザービームを出し対象を焼却する武器として機能しています。

さらに、義足をバーニア(噴射装置)に変えることで飛行が可能になり、義肢の取り換えもできます。実際にフィルは黙示録アポカリプスの捕獲の際には、腕を岩に変形させる様子を見せました。このように、四肢を自由に入れ替えることができるため、彼の身体は人形のような作りになっていると考えられます。

フィルの強さ

フィルは不感の能力を持っていますが、次に彼の強さについて考えてみましょう。彼は古代遺物(アーティファクト)を身に着けていますが、その実力は未知数です。「アンデラ」の中でもフィルの強さについては明確に描かれていません。ただし、古代遺物を扱えるのですから、相当な戦闘力を持っている可能性があります。

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アンデッドアンラックのフィルの性格や活躍

ネタバレ①フィルの性格

アンデッドアンラックの中でも、フィルというキャラクターは多くの謎に包まれた存在で、強さだけでなく性格についても全く分かっていません。作品内では親指を咥えている描写があることから、精神的に未熟さを感じさせます。その反面、何事にも動じない冷静な一面もあります。

また、表情がほとんど変わらないため、フィルの感情を読み取ることはできず、見る者に不気味な印象を与えることもあります。彼が本来どのような性格をしているのか、多くの人々が気になっていることでしょう。

ネタバレ②フィルの活躍

「対未確認現象統制組織ユニオン」の円卓メンバーのNo.4であるフィルは、UMAのバーンとイートの捕獲に成功しその活躍が評価されます。しかし、フィルについてはアンデッドアンラック(アンデラ)作中でもあまり詳しい描写がなく、その強さや性格についても謎が多いままです。

それでも、フィルが古代遺物(アーティファクト)を装備していることから前述の通りかなりの強さを発揮する可能性があり、フィルの強さや性格の解明については今後の活躍に期待が寄せられています。

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アンデッドアンラックのフィル以外の円卓メンバー

円卓メンバー①ジュイス

ここからは、不感の能力を持つフィルが所属するユニオンの円卓メンバーたちを紹介します。最初のジュイスは、円卓メンバーNo.1の地位についている女性です。人の目を引くロングヘアと顔の上半分を隠している仮面、そして軍服風の衣服を身に着け、腰にはサーベルを帯刀しています。また、彼女は「対未確認現象統制組織ユニオン」の創始者であり、他のメンバーからは「ボス」と呼ばれています。

ジュイスは、相手の正義を否定し逆の行動を強制する不正義(アンジャスティス)の否定者であり、発動するには仮面を外すなどの条件が必要です。彼女は風子の討伐を指示しましたが、風子とアンディが円卓に加わったことでその命令は撤回され、後に風子たちに謝罪しました。

円卓メンバー②シェン

次に、ユニオンの円卓メンバーNo.2のシェンについて紹介します。彼は中華風の服を身に着け、中国語を交えて話す筋肉質の好青年です。戦闘狂であり、強敵との戦いを何よりも好みます。主に中国拳法で戦い、古代遺物の「如意金箍(にょいきんこ)」、「金斗雲」、そして師匠であるファンを倒して入手した「随芯鉄幹」を武器として使用します。

シェンは、他対象強制発動型の不真実(アントゥルース)の否定者で、対象者を視界に捉えるだけで対象者が取ろうとする行動の逆の行動を起こさせることができます。ただし、この能力を発動するためには、対象に接近し対象を好きになる必要があります。

円卓メンバー③ビリー

ユニオンの円卓メンバーのNo.3に位置するビリーは、スーツ姿にサングラスをかけた男性です。自己を「ボク」と呼び、柔和で気楽な雰囲気を持つ人物で、銃を武器にしています。ビリーは盲目で、足につけた拍車の音で周囲を判断していますが、その正体はUNDERのボスであることが判明します。表向きは間の抜けた人の良さを漂わせていますが、本性は冷徹な合理主義者であり、神を殺すためには多数の一般人を犠牲にすることも厭いません。

彼の能力は、組織の登録上は不可信(アンビリーバブル)の否定者ですが、実際には不公平(アンフェア)の否定能力者です。彼は、他者の否定能力を複数コピーして所持することができ、1人につき能力は1つであるという公平性を否定します。ただし、コピーするには制約条件があり、自分を敵対視している否定者の能力しか使えません。

円卓メンバー④タチアナ

ユニオンの円卓メンバーNo.4フィルの後に続くNo.5は、ロシア出身の幼女・タチアナです。彼女は、前面にレンズ状のハッチがついた「球(スフィア)」と呼ばれる巨大な球体状のメカにこもっており、戦闘時には機械のアームを伸ばして攻撃します。

5歳の誕生日に突然能力を手に入れたタチアナは、自分の家とその周囲を消し飛ばし、両親も圧死させてしまいました。自分への接触を否定する不可触(アンタッチャブル)の否定者で、自分以外のものを無条件に消し飛ばしてしまう「UTエリア」という不可触の空間を持っています。

円卓メンバー⑤山岡一心

山岡一心は、ユニオンの円卓メンバーのNo.6で、鎧武者のような巨体の甲冑をまとった23歳の無口な女性です。兜の口の部分から本体の目が見えることがあります。

彼女は、長身で筋骨隆々な姿をしていましたが、気弱で臆病な性格からクエストに参加できません。その代わりに壊れない武器を造って組織に貢献していました。コミュニケーションは古風な口調の筆談で行い、自身のことを「某(それがし)」と言いますが、普段は現代女性の口調で話します。

一心は、不壊(アンブレイカブル)の否定者で、他対象任意発動型です。彼女は物に「不壊」を宿す能力を持ち、決して壊れない武器を作ることができますが、自信や覚悟が足りないと力が消えてしまいます。

円卓メンバー⑥トップ=ブル=スパークス

円卓メンバーのⅦ(No.7)の座席についているのは、トップ=ブル=スパークスです。彼はピンクゴールドの髪色と茶褐色の肌をした15歳の少年ですが、非常に気が短く能動的な性格をしています。

また、不停止(アンストッパブル)の能力を持っており、それを利用して高速で走ることができますが、止まるためには肉体の形状を大きく変化させる必要があります。つまり、あえて骨折などをして加速をリセットしなければならないのです。

円卓メンバー⑦ニコ=フォーゲイル

ユニオンの円卓メンバーのNo.8、ニコ=フォーゲイルは、バンダナで髪を逆立て、不気味な笑みを浮かべた男性です。彼は卓越した技術者で、組織が使用する武器や装備の開発を担当しています。少なくとも50年前からメンバーの1人であり、自身のラボを組織内に持っています。

ニコは、自身の忘却を否定する不忘(アンフォーゲッタブル)の否定者で、自己対象強制発動型です。あらゆる出来事を忘れることができなくなり、辛い記憶であっても鮮明なまま記憶されてしまいます。また、彼は脳波で操ることができる小さな黒い球体「サイコポッドベリーズ」を使用して戦います。

円卓メンバー⑧重野力

最後にご紹介するのは、円卓に新たに加わったNo.11のメンバー、重野力です。気弱な17歳の高校生で、過去に自身の能力が原因で両親を亡くしています。その贖罪のため自身の能力を人々の役に立てるために組織に加入しました。

重野力は「不動(UNMOVE/アンムーブ)」の否定者で、自分の手足が動かない状態で視界に入るあらゆるものの動きを否定します。この能力を受けた人や物はその場で動けなくなり、落下物や銃弾も空中で静止させることができます。ただし、手足が動くと能力は解除されるため、ビクッと震えるだけで能力が発動しないことがあります。

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アンデッドアンラックのフィルに関する感想や評価

ここまでアンデッドアンラック(アンデラ)のフィル特集をお届けしてきましたが、最後にフィルに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、話をするシーンが1つのないフィルの謎を解明するツイートになります。「不感」の能力により五感が封じられていたためと推測しているようです。

続いて紹介するのは、宇宙編になってアンデッドアンラックの面白さが倍増したと喜ぶツイートからです。特に、ラストのフィルの描写がホラー作品なみに不気味で楽しめたそうです。

最後に紹介するのは、フィルを救出するミッションの結末に不安を抱く方のツイートからです。宇宙で生まれ育ったフィルには、地球に連れて帰っても重力に耐えられないのでは?という懸念がわいてきたそうです。

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アンデッドアンラックのフィルまとめ

ここまで、「アンデッドアンラック(アンデラ)のフィルは円卓メンバーⅣ!」と題して、謎多き少年フィルの正体や不感の能力・強さを考察し、またユニオンの他の円卓メンバーの情報もお届けしてきました。

まとめのイメージ

アンデッドアンラックのフィルは、ユニオンの円卓メンバーNo.4に位置する少年で、不感(アンフィール)の否定者です。彼は古代遺物(アーティファクト)を装備していることから、相当な強さを持っていると考えられていますが、その真相はまだ明らかにされていません。

作中の描写で彼が何事にも動じない一面を持っていることは明らかですが、彼の性格や強さの詳細については、未だ解明されていません。フィルに関する謎がアンデラの今後の展開で明かされるのを期待しましょう。

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