【オーバーロード】シャルティアがヤツメウナギになったシーンは？怖い真の姿とは？

こちらの記事では、人気ライトノベル『オーバーロード（OVERLORD）』に登場する、シャルティアのヤツメウナギのシーンについて紹介していきます。普段はゴスロリ風のかわいい姿をしているシャルティアですが、真の姿がヤツメウナギのようで怖いと話題となっています。詳しくは『シャルティアがヤツメウナギになったシーンや怖い真の姿』の項目の中で紹介しているのでチェックしてみてください。

他にも、シャルティアがオーバーロードの作中で見せている強さや能力、かわいい魅力が詰まったシーンなどについても紹介しています。まずは、下記の項目でオーバーロードの作品概要と物語のあらすじを紹介しているので、オーバーロードがどのような作品なのかおさらいしたい人は目を通してみてください。

オーバーロードは、小説投稿サイト『小説家になろう』にて連載されている、人気ライトノベルです。ジャンルは異世界転移もので、主人公が世界の悪として君臨するダークファンタジーとなっています。作者は丸山くがね先生で、書籍版のイラストはso-bin先生が手掛けています。もともとは、小説投稿サイト『Arcadia』にて2010年5月9日に連載が開始された作品でした。

2012年3月30に小説家になろうにも投稿が開始されたことでさらに人気となり、2023年4月現在では、アニメが4期に渡って放送される大人気作品となりました。書籍は現在16巻まで刊行されており、原作小説の他に本編のコミカライズやスピンオフ漫画なども制作されています。2021年12月時点では、シリーズ累計発行部数1100万部を記録し、大ヒットしたライトノベル作品として知られています。

自身がプレイしていたゲームを通して、プレイヤーのモモンガは異世界に転移します。その世界では、NPCだったはずのキャラクターたちが、自らの意思で動いていました。モモンガは所属していたギルド名"アインズ"を名乗り、異世界で生活することにします。そして、部下の前で冗談半分で口にした「世界征服」という単語によって、アインズは世界を脅かす魔王として君臨することになっていきます。

シャルティアは、アインズの忠実な部下の1人として登場するキャラクターです。ゴシック調のドレスを身に纏った、銀と赤い目を持つ美しい少女で、その姿は吸血鬼のように見えます。階層守護者の役職を担っており、担当する階層は第1階層から第3階層の墳墓です。他の階層守護者と同じく、もともとはアインズが異世界に転移する前にプレイしていたゲームのキャラクターで、ペペロンチーノによって作成されました。

通常時でさえも、階層守護者最強の攻撃力を持つシャルティアですが、血を浴びることで"血の狂乱"という特殊能力が発動します。血の狂乱を発動したシャルティアは、ヤツメウナギのような真の姿に変貌します。血の狂乱によってヤツメウナギのような真の姿になったシーンについては、次の項目『シャルティアがヤツメウナギになったシーンや怖い真の姿』で紹介しているので、そちらを参照してみてください。

オーバーロードの作中で、アインズに対し、他の守護者同様に厚い忠誠心を見せているほか、1人の人物として愛している姿を見せています。そのため、アルベドと正妻の座を巡って対峙するシーンが見られています。語尾に「ありんす」という言葉をつけたりと、廓言葉を使う癖があります。しかし、感情が高ぶると普通の言葉遣いとなることから、自らのキャラ設定として使用していることがうかがえます。

シャルティアは、オーバーロードの作中で真の姿に変身するシーンが登場します。そのシーンを見たオーバーロードの視聴者の間では、その姿が怖いと話題となりました。シャルティアの真の姿は、髪がメデューサのような束となり、大きく開いた口を取り囲むように鋭い牙が生えています。また、普段は美少女の姿をしているシャルティアの顔はブヨブヨとなり、普段の可憐な姿からはかけ離れた怖い見た目となります。

このシャルティアの真の姿は、実在する「ヤツメウナギ」をモデルとしています。ヤツメウナギとは、世界中の河川に生息している生き物で「生きた化石」と呼ばれることもあります。実物のヤツメウナギも、真の姿になったシャルティアのように丸い口をしており、その周囲を牙が囲っています。「ウナギ」という名前がついているものの、ウナギとは関係の無い種族で、体の構造から魚とも別の生き物とされています。

"無顎類"と呼ばれる原始的な体の造りをしており、そのような生物は殆どが絶滅していることから、生物の専門家から貴重な生き物として研究対象にされています。また、ヤツメウナギの名前の「ヤツメ」の由来は、目に平行して空いている7つの穴が目に見えることから「8つの目をもつウナギのような生物」という意味で"ヤツメウナギ"と名付けられています。

シャティアが初めてヤツメウナギのような真の姿になったのは、オーバーロードのアニメ第1期10話「真祖」のシーンです。シャルティアが属する真祖（トゥルー・ヴァンパイア）のクラスは、"血の狂乱"という固有スキルを持っています。この血の狂乱とは、一定量の血を浴びることで真の姿に戻り、攻撃力が劇的に上昇するというスキルとなっています。

しかし、血の狂乱が発動すると、シャルティアは敵と味方の区別がツク程度の精神状態となってしまいます。そのため、血の狂乱の発動時は、アインズであろうともシャルティアの行動を制御することが難しくなります。血の狂乱は、いわゆるバーサーカー状態となるため、事前に計画していた作戦の決行に支障をきたすスキルといえます。

そのため、アインズはいつ血の狂乱が起こるか分からないシャルティアを、作戦から外すことが多い傾向にあるようです。シャルティアの血の狂乱が初めて作中に登場したのはアニメ第1期の10話ですが、他にもシャルティアの血の狂乱が発動しているシーンがあります。

そのシーンはアニメ第3期8話の「一握りの希望」で登場しました。ナザリック地下大墳墓に侵入してきたアルシェという人間を捉えたシャルティアは、彼女を殺害します。その時、血を浴びたシャルティアは血の狂乱によって真の姿へと変身しました。

「ヤツメウナギのような見た目で怖い」と言われることも多いシャルティアの血の狂乱ですが、このスキルは驚異的な強さを付与するメリットを持っています。シャルティアはアインズの部下の中でも特に攻撃力に特化したキャラクターで、血の狂乱が発動することで攻撃力が上昇し、バーサーカー状態となります。血の狂乱が発動しても、シャルティアは敵味方の判別はついているため、仲間が怖い思いをすることはありません。

しかし、普段のシャルティアに比べると、判断力は格段に低下しているため、作戦を立てた者から見ると怖いスキルといえるでしょう。また、見た目もヤツメウナギのような怖い姿へと変化するため、かわいいシャルティアの姿が好きなファンにとっても怖いスキルのようです。

ヤツメウナギのような見た目に変化し、バーサーカー状態となる"血の狂乱"は、シャルティアが保有する強力な能力です。しかし、ヤツメウナギの姿にならずとも、シャルティアは多くの魔法スキルで戦いを行うことができます。一例としては、目が合った相手を思いのままにする「魅了の魔眼」や、時間を巻き戻し傷などを回復する「時間逆行」などがあります。

シャルティアは、ヤツメウナギのような姿になったり、階層守護者最強ともいえる攻撃力を持っています。しかし、シャルティアの強さはそれだけではありません。シャルティアは神器級・伝説級のアイテムを装備しているため、シャルティア本人の能力と相まって高い攻撃力・防御力を備えています。装備を壊しても、シャルティア本人自体が怪物じみた強さを持っているため、人間からは怖い存在といえるでしょう。

上記では、シャルティアのヤツメウナギのような真の姿について紹介してきました。ヤツメウナギの姿はまさに怪物といった怖い姿でしたが、ここからはシャルティアのかわいい魅力を紹介します。まず1つ目は、アインズが大好きなところです。普段は廓言葉を使って上品に見せているシャルティアですが、大好きなアインズの前ではデレデレとした態度を見せています。アインズからの一挙一動を全て喜ぶ、従順な姿がかわいいと評判です。

シャルティアの登場シーンで特に「かわいい」と評判なのが、アインズに椅子にされるシーンです。シャルティアは、洗脳にかかり自分の主であるアインズと戦うことになります。その後、洗脳は解けますがアインズに反逆するような行動をとってしまったことに対し、シャルティアは後悔します。アインズははじめ、自分の失態であることから、シャルティアに罰を与えるつもりはありませんでした。

しかし「罰を与えることで罪悪感を拭うこともある」と助言され、アインズはシャルティアに罰をうけさせることにしました。その罰というのは、アインズの椅子になることでした。アインズのことを愛しているシャルティアにとって、この罰はむしろご褒美といえるものだったようで、アインズが自分に乗ってくれることに喜ぶ姿を見せています。

アニメ視聴者や漫画読者からは、「シャルティアのおバカな一面もかわいい」と人気です。シャルティアは感情の起伏が激しく、ずる賢いところがあります。しかし、自分の感情に振り回され、目先の結果しか見えていない部分も持っています。そのような短絡的なところが、おバカでかわいい魅力の1つとなっています。

シャルティアは、一見すると胸の大きな巨乳キャラに見えます。しかし、その実態は下着にパッドを大量に詰め込んで作った偽装巨乳です。シャルティアが巨乳を騙っているのは、貧乳好きのシャルティアの制作者・ペペロンチーノが、キャラデザを他の人に依頼したことが原因となっています。

シャルティアが巨乳キャラにデザインされてしまったため、ペペロンチーノは「シャルティアは貧乳を気にして大量のパッドを入れている」という設定にしました。作者の趣味によって偽装巨乳キャラとなってしまったシャルティアは、作中でたびたび胸の大きさを気にしている姿をみせており「そのようなコンプレックスを持っているところがかわいい」と評価されています。

• 愛称：すみぺ、スミーニャ、軍団長
• 誕生日：1991年12月19日
• 血液型：O型
• 身長：160センチ
• 出身地：神奈川県
• 事務所：ボイスキャット
• 代表作：『中二病でも恋がしたい！』凸守早苗役、『アイドルマスター シンデレラガールズ』アナスタシア役、『スター☆トゥインクルプリキュア』ユニ役

• ノンナ、ぴよたん（ガールズ&パンツァー）
• ピーチ・マキ（鬼灯の冷徹）
• アレッタ（異世界食堂）
• リーン（異世界はスマートフォンとともに。）
• クロエ（小林さんちのメイドラゴン）
• 令嬢剣士（ゴブリンスレイヤー）
• 長瀞さん（イジらないで、長瀞さん）
• 魔王アリエル（蜘蛛ですが、なにか？）
• ラムちゃん（2022年版うる星やつら）
• アナスタシア（アイドルマスターシンデレラガールズ）

シャルティアのヤツメウナギのような真の姿は、「怖い」「虫っぽい」というネガティブな意見が多く見られています。そのようななかで、こちらの方は「ヤツメウナギのときのシャルティアがかわいい」というコメントを投稿されています。モンスター系のキャラクターや悪役キャラが好きな人からは「かわいい」「かっこいい」という評価もされているようです。

一方で、こちらの方は「シャルティアは好きだけど、ヤツメウナギ状態は嫌い」という意見をあげられています。ゴスロリ風の令嬢のような見た目や、「ありんす」という見た目とのギャップにハマったという人からは、ヤツメウナギのような真の姿は受け入れがたいようです。

こちらの方は「シャルティアのヤツメウナギの回がトラウマ」とコメントされています。シャルティアの真の姿は、ヤツメウナギという実在の生き物をモデルにしており、その奇怪な姿が生理的に受け付けないという人の声もあがっています。

以上、オーバーロードに登場するシャルティアのヤツメウナギの姿について紹介してきました。シャルティアは"血の狂乱"というスキルを持っており、血を浴びるとヤツメウナギのような真の姿になるという特性を持っています。アニメでは、第1期10話の「真祖」と、第3期8話の「一握りの希望」の回で見ることができるので、気になった人はチェックしてみてください。