【オーバーロード】デミウルゴス牧場はどんな施設?行われている実験や両脚羊を解説

人気作品オーバーロードに登場するデミウルゴス牧場は、全貌が中々明かされない注目の施設です。デミウルゴス牧場は主人公陣営のキャラクター・デミウルゴスが責任者を務めている施設であり、とある実験が行われています。ここでは、オーバーロードに登場するデミウルゴス牧場について、行われている実験内容や、聖王国両脚羊(アベリオンシープ)が人間なのか?などの情報をまとめます。

【オーバーロード】デミウルゴス牧場はどんな施設?行われている実験や両脚羊を解説のイメージ

目次

  1. デミウルゴス牧場が登場するオーバーロードとは?
  2. デミウルゴス牧場はどんな施設?
  3. デミウルゴス牧場での実験や両脚羊
  4. デミウルゴス牧場の関係者や従業員
  5. デミウルゴス牧場に関する感想や評価
  6. デミウルゴス牧場まとめ

デミウルゴス牧場が登場するオーバーロードとは?

オーバーロードの概要

デミウルゴス牧場とは、オーバーロードに登場する人気キャラクター・デミウルゴスが管理している施設のことです。デミウルゴス牧場は重要な施設ですが、全貌がはっきり明かされない状態で注目を集めてきました。ここでは、気になるデミウルゴス牧場について詳しい情報を解説します。まずはじめに、デミウルゴス牧場が登場するオーバーロードの作品情報を紹介していきます。

オーバーロードは丸山くがねによるライトノベル作品です。丸山くがねが「むちむちぷりりん」という名前で小説投稿サイト「Arcadia」に投稿した作品で、その後「小説家になろう」でも投稿されるようになっていきます。その後は「小説家になろう」がメインになっています。KADOKAWAエンターブレインから書籍化されました。WEB版や書籍版では設定やキャラクターデザインに差があり、書籍化された後もWEB版が残されています。

オーバーロードは2015年にテレビアニメ化もされており、それをきっかけとしてヒット作品となっていきます。書籍版が刊行された当初は発行部数は10万部単位でしたが、アニメ化の影響を受け売り上げを伸ばし700万部を超えるヒットを記録しています。テレビアニメだけではなくコミカライズや劇場版も制作されるなど、メディアミックスが盛んな人気作品です。

オーバーロードのあらすじ

オーバーロードのあらすじを紹介していきます。オーバーロードの主人公モモンガは、実体験型オンラインゲーム「ユグドラシル」のプレイヤーでした。ある日、ユグドラシルはサービス終了を迎えることとなり、モモンガはその瞬間を待っていました。しかし、予定の終了時間になってもゲームは終了せず、NPCたちは突然自分の意思を持ち始めます。モモンガはゲーム内に転移し、骸骨の姿をした支配者として暗躍していくことになります。

オーバーロードに登場するデミウルゴス牧場に関しての感想には、アニメ化する時が心配だとの感想も見られていました。オーバーロードでは度々ハードな展開が描かれていますが、中でもデミウルゴス牧場の描写は残酷なものです。多くの人の目に触れるアニメとなると、どこまで表現できるのかと注目されていました。

TVアニメ「オーバーロードⅣ」オフィシャルサイト

デミウルゴス牧場はどんな施設?

デミウルゴス牧場とは?

デミウルゴス牧場とは、人気作品・オーバーロードに登場するある施設で、作中でも特に重要な役割を担っています。オーバーロードの主人公・アインズの忠実な部下であるデミウルゴスが、ある目的の為に創立した牧場です。デミウルゴス牧場では、両脚羊(アベリオンシープ)という生物が飼育されており、両脚羊(アベリオンシープ)はデミウルゴスによって発見され、牧場で飼育・繁殖されるようになりました。

デミウルゴス牧場はアベリオン丘陵に作られた牧場で、作中では主にただ「牧場」と呼ばれています。デミウルゴスは牧場で両脚羊(アベリオンシープ)を飼育して、スクロール(巻物)に必要な「羊皮紙」を大量に生産しています。スクロール(巻物)はナザリックにとって非常に重要なアイテムであり、両脚羊(アベリオンシープ)から手に入る羊皮紙の生産に成功したデミウルゴスの成果は、主人であるアインズから褒められていました。

デミウルゴス牧場が登場した経緯

オーバーロード作中にデミウルゴス牧場が登場した経緯を解説します。オーバーロード作中で、主人公のアインズはスクロールに使用する羊皮紙を入手するようにデミウルゴスに命じます。ユグドラシルのアイテムが手に入らなくなったアインズは、代わりとして使える物を探していました。スクロールは非常に便利で重要度の高いアイテムだったため、デミウルゴスは良質なスクロールに使える羊皮紙を探します。

スクロールの材料を探していたデミウルゴスは、ローブル聖王国で多数の両脚羊(アベリオンシープ)を発見します。両脚羊(アベリオンシープ)から手に入る羊皮紙からは、良質なスクロールができると発見したデミウルゴスは、両脚羊(アベリオンシープ)を大量に確保して牧場を作りました。デミウルゴス牧場では質の良い羊皮紙を作り出すため、両脚羊(アベリオンシープ)の皮を剥ぐなどの作業が行われるようになりました。

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デミウルゴス牧場での実験や両脚羊

デミウルゴス牧場での実験

オーバーロードに登場するデミウルゴス牧場では、両脚羊(アベリオンシープ)が飼育されており、スクロールの原料になる羊皮紙が生産されています。デミウルゴス牧場では両脚羊(アベリオンシープ)の飼育の他にも、様々な実験が行われています。羊皮紙の質に関しての実験では、両脚羊(アベリオンシープ)の年齢や性別で差が出るのか調べられています。

実際に「生後10年」の両脚羊(アベリオンシープ)から、上質なスクロールが生産される描写もされていました。デミウルゴス牧場では皮を剥いだ両脚羊(アベリオンシープ)はそのまま殺していましたが、無駄がなく生産ができるようにと、回復魔法で治癒させ繰り返し皮を剥ぐことで生産性をあげています。両脚羊(アベリオンシープ)では、回復魔法の効果に関しての実験も行われていました。

両脚羊(アベリオンシープ)を使った回復魔法の効果実験からは、対象者が回復魔法を拒否した場合、傷が残ってしまう場合があると分かっています。また、異種交配実験では、同種の羊であれば繁殖は可能でも、羊ではない種族とは交配できないことも判明しています。

デミウルゴス牧場の両脚羊(アベリオンシープ)の正体は人間?

オーバーロード作中で、デミウルゴス牧場では両脚羊(アベリオンシープ)が飼育されていると明かされていますが、この両脚羊(アベリオンシープ)の正体は人間だと考えられています。WEB版では、両脚羊(アベリオンシープ)ははっきりと人間と描写されています。デミウルゴスはアインズに両脚羊(アベリオンシープ)のことを報告する際、「二足歩行する羊」だと説明しています。

アインズは元々は人間の転生者です。両脚羊(アベリオンシープ)が人間であると知れば、不快に感じるかもしれないと推測したデミウルゴスは、敢えて比喩して報告をしたと考えられています。アインズはデミウルゴスの言葉の真の意味を汲み取ってはおらず、両脚羊(アベリオンシープ)は単にキメラのような生物で家畜であると認識しています。

両脚羊(アベリオンシープ)が人間であると考えれば、スクロールを作る為に皮を剝がしたり、異種で交配実験を行っていることが非常に残虐な事実として浮かび上がってきます。

デミウルゴス牧場の外伝小説がある?

オーバーロードはコミカライズなどで様々なスピンオフが展開されている人気作品です。オーバーロードのスピンオフ作品の中には、デミウルゴス牧場を舞台とした外伝小説もあります。

タイトルは『皆もおいでよ「デミウルゴス牧場」』で、本編のオーバーロードとは少し設定が異なっていますが、スクロールを生産する目的のため、両脚羊(アベリオンシープ)が飼育されているという点は共通しています。

デミウルゴス牧場の今後は?

オーバーロード作中で、スクロールを生産する為に作られたデミウルゴス牧場。デミウルゴスは両脚羊(アベリオンシープ)を発見し、飼育することで羊皮紙の確保に成功しました。その功績を褒めていたアインズですが、両脚羊(アベリオンシープ)が人間であることは知らず、デミウルゴス牧場に直接訪れたこともありません。

オーバーロード12巻では、デミウルゴス牧場があるローブル聖王国が舞台になると明かされています。アインズがデミウルゴス牧場に直接赴いた時、そこで行われている残虐な実験などの事実を知った時、どう反応するのか注目を集めています。

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デミウルゴス牧場の関係者や従業員

デミウルゴス

デミウルゴス牧場の関係者や従業員を紹介していきます。まず、デミウルゴスはデミウルゴス牧場を設立したキャラクターで責任者です。デミウルゴスはアインズの忠実な部下であり、ナザリックの地下大墳墓の第七階層守護者です。アインズの言う事は全て正しいと思っており、アインズの発言を深読みしすぎたり、受け取り方を間違えることも度々あります。

デミウルゴスはアインズの部下として非常に有能で、万能なスキルと活躍から「デミえもん」と呼ばれているキャラクターです。人間の事はおもちゃのようにしか思っておらず、両脚羊(アベリオンシープ)のことは愛しているものの、親に子の皮を剥がさせて苦しむ姿を愛でるなど、悪魔らしい所業をしています。

プルチネッラ

デミウルゴス牧場で、デミウルゴスの補佐をしているキャラクターがプルチネッラです。プルチネッラは仮面をつけた道化師の姿をしているキャラクターで、すべての者を幸せにするために創造されています。デミウルゴス牧場の両脚羊(アベリオンシープ)も幸せにするべく行動していますが、「他者の犠牲による幸せ」のように非常に歪んだ方法を用いています。

トーチャーたち

デミウルゴス牧場で働くトーチャーたちは、治癒魔法が使えるので活躍しています。デミウルゴス牧場では両脚羊(アベリオンシープ)から一度皮を剥いだあとに治癒魔法をかけ、再度皮を採取できるようにしています。トーチャーたちは治癒魔法を使って両脚羊(アベリオンシープ)を癒し、皮剥ぎをして働いています。

サキュバスたち

デミウルゴス牧場ではサキュバスのように、魅了(チャーム)が使える悪魔も働いています。精神的に不安定な両脚羊(アベリオンシープ)のや交配実験のために、サキュバスたちの魅了が活躍しています。

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デミウルゴス牧場に関する感想や評価

デミウルゴス牧場に関しての感想や評価をいくつか紹介します。まず、デミウルゴス牧場に関しての感想で多いのが、「えぐい」といった残酷だというものでした。デミウルゴス牧場では、「二足歩行の羊」と説明された両脚羊(アベリオンシープ)が飼育・繁殖されていいますが、その正体は人間だと分かっています。悪魔のデミウルゴスは牧場で両脚羊(アベリオンシープ)を使って、様々な残酷な実験もしています。

実験だけではなく、そもそも「皮を剥ぐ」という行為が非常に残酷なものです。羊皮紙の鮮度にこだわるために生きたまま皮を剥いでおり、人間がそんな目に合っていると思えば非常に残虐だと感じる人が多いです。デミウルゴス牧場は比喩的に表現されてはいますが、人間が家畜として扱われている恐ろしい場所だと認識されていました。

オーバーロード作中に登場するデミウルゴス牧場は、実情が気になる場所だと注目されていました。作中でも両脚羊(アベリオンシープ)=人間を家畜として扱っていると描写されたデミウルゴス牧場ですが、牧場がどのような状態なのか詳しく描かれている訳ではありません。人間が家畜になっているという点を考えていくと、どんな生活をしているのか気になるといった声も挙がっていました。

オーバーロードのデミウルゴス牧場に関しては、映像化できない程ダークでえぐいといった感想も挙がっていました。オーバーロードはアニメ化もされている人気作品ですが、デミウルゴス牧場の件に関しては、明確に映像化できないと予想されています。また、書籍版ではWEB版よりも表現がマイルドになっており、アニメなどで映像化される時には、残酷すぎる描写は少なくなると予想されています。

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デミウルゴス牧場まとめ

ここでは、オーバーロードに登場するデミウルゴス牧場についてまとめています。デミウルゴス牧場では両脚羊(アベリオンシープ)が飼育・繁殖されており、スクロールを生産するのに必要な羊皮紙の生産が行われています。作中では両脚羊(アベリオンシープ)が人間であると暗に示されており、人間を使った交配実験や皮剥ぎなど、非常に残酷なことが行われている施設だと判明しています。

デミウルゴス牧場は作中に明確に登場しておらず、主人公のアインズは両脚羊(アベリオンシープ)が人間であると知りません。そのため、デミウルゴス牧場が今後どうなっていくのか注目されていました。是非、オーバーロードをチェックして、デミウルゴス牧場の今後に注目してみて下さい。

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