スマイリーのネタバレあらすじと登場人物!狂気の新興宗教サスペンス漫画の感想は?

男性向け漫画雑誌『週刊漫画娯楽』にて連載されている漫画『スマイリー』は、「人は笑顔によって幸せになれる」という考えを持っている新興宗教団体「心笑会」に立ち向かう主人公・鴨目友司の活躍を描いた作品です。そこで、本記事ではスマイリーの漫画あらすじをネタバレありで紹介します。また、スマイリーの登場人物や面白い魅力、ネット上の感想・評価も紹介するため、あらすじネタバレと併せてチェックしてみてください。

スマイリーのネタバレあらすじと登場人物!狂気の新興宗教サスペンス漫画の感想は?のイメージ

目次

  1. スマイリーの漫画とは?
  2. スマイリーの漫画あらすじネタバレ
  3. スマイリーの登場人物・キャラ
  4. スマイリーの漫画の面白い魅力
  5. スマイリーに関する感想や評価
  6. スマイリーのネタバレまとめ

スマイリーの漫画とは?

スマイリーの概要

スマイリーは日本文芸社発行の男性向け漫画雑誌『週刊漫画娯楽』にて連載されている新興宗教サスペンス漫画です。2023年4月現在は単行本4巻まで刊行されており、同年6月には5巻の発売が予定されています。新興宗教団体「心笑会」の教祖である笑嫣とその息子・笑光の不気味さや狂信的な信者たちなど、今後のストーリー展開が気になる作品となっていました。

スマイリーの作者

スマイリーの漫画の作者は、服部未定先生です。服部未定先生の漫画作品はスマイリーのみとなっており、残念ながらそれ以外の情報は明かされていません。

スマイリーの漫画あらすじネタバレ

それでは早速、スマイリーの漫画あらすじをネタバレありで見ていきましょう。あらすじはスマイリーの漫画1巻から4巻までを紹介していきます。

1巻あらすじネタバレ

まずはじめにスマイリーの漫画1巻のあらすじをネタバレを交えて紹介します。愛娘を不慮の事故で亡くしたフリーライターの鴨目友司(かもめゆうし)は、絶望し抜け殻のような日々を送っていました。しかしある日、宗教団体「心笑会」のパンフレットが彼の運命を変えます。そこには友司のもとを去って行った妻が姿が映っていたのです。そこで、友司は現職の刑事であり旧友でもある魚住に、心笑会のことについて聞くことにしました。

魚住は真顔で「そこだけはやめとけ」と言います。しかし、魚住の忠告に背き、友司は心笑会への潜入を決意。その後、友司は「佐藤甲平」という偽名を使い、心笑会に入団します。入団したその日は心笑会のイベントが開催されるとのことだったため、友司は笑嫣という人物が取り仕切っているイベント会場を見に行くことにします。そこで友司が見たのは大勢の信者たちが狂ったように笑っている姿でした。

その様子を見た友司は「ここの連中は狂ってる」との印象を受け、心笑会について創設者や設立日などを調べることにします。しかし、突然編集長にまで調べることをやめるように忠告されました。魚住だけでなく編集長にまで忠告された友司でしたが、それでも調べるのをやめることなく「この宗教団体"心笑会"には何があるのか…」と音信不通になった妻の恵を探し始めます。

そして、信者である鈴村由香が心笑会について何か知っているようだと掴み、鈴村の弱みを探し始めるのですが、鈴村が裸で顔が潰されるという事件が起きてしまいます。

2巻あらすじネタバレ

続いてスマイリーの漫画2巻のあらすじをネタバレを交えて紹介します。2年前、友司がまだ「週刊胡蝶」で働いていた頃。友司は真実を追求するためには手段を選ばないというスタイルで仕事に取り組んでいました。そのような友司にとっての心の支えとなっているのが、娘の唯と愛妻の恵の存在でした。友司は仕事から家に帰ると唯と恵がいるという状況に、「笑う門には本当に福が来るんだな」と幸せを噛みしめていました。

しかしある日、人の両腕が見つかるという事件が起きます。その事件から10日後、公園で同じ男性の右足が見つかります。その後、娘を迎えに幼稚園に赴いた友司、そこには唯と一緒に遊ぶ不気味な笑顔の子供・祐太がいました。そして、唯は誕生日を迎えます。その日は両腕が見つかるという事件から2週間が経っていました。友司は唯の誕生日ケーキを買って帰る途中、「バラバラ事件の胴体が見つかった」という連絡を受けます。

さらに、友司が一瞬だけ目を離したとき、唯は車に轢かれてしまいました。それを機に友司は仕事をやめ廃人のようになってしまいます。そして現在、気が付くと目の前に心笑会の信者である鈴村がいました。鈴村は「お目覚めですか?鴨目さん」と言います。

鈴村は偽名で入団したはずの友司の本名を知っていたのです。心笑会に隠し事をしても無駄だと悟った友司。そして、鈴村はゆっくり話しをしようと言い、二年前のバラバラ事件の真実、被害者・早川が殺された理由、そして鈴村と恵との関係などを話しました。こうして鈴村により過去を知った友司は動き始めます。

3巻あらすじネタバレ

続いてスマイリーの漫画3巻のあらすじをネタバレを交えて紹介します。友司は週刊胡蝶編集部内に心笑会の信者がいると確信していました。そして、編集長も心笑会の殺人の証拠を掴んでいた長岡が殺害されたことで、編集部内にも心笑会の信者がいるということに気づきます。そして、長岡の元相棒である山本は編集長に「俺はもう逃げません」と告げます。一方、編集長は長岡の死を警告と捉えました。

しかし、見知らぬ男が山本の携帯から友司に電話し、指定場所に向かうよう指示を与えます。友司が指定場所に向かうと、そこには山本の無惨な姿がありました。そして、その現場にいたのは週刊胡蝶編集部の今浪でした。今浪は友司に「これ以上 心笑会を探るならあなたは家族ではなくなる」と告げ、心笑会の殺人の証拠が入っているUSBメモリを友司に手渡します。

友司は証拠をいとも簡単に手渡した今浪の行動を疑問に思い、USBメモリの映像を見てみると、そこには心笑会の信者たちが人を殺す様子と恵の姿が映っていました。映像を見た友司は自責の念にかられ、驚くべき行動に出ます。

そしてもう一人、友司に忠告していた魚住も心笑会を潰そうと独自に動き始めていました。その後、魚住は自殺したとされる編集部の立石の元妻に、自分の母親もまた心笑会の信者だったという話をします。魚住は家族をめちゃくちゃにした母親とその元凶である心笑会を憎んでいたのでした。

4巻あらすじネタバレ

続いてスマイリーの漫画4巻のあらすじをネタバレを交えて紹介します。半年前、友司は山本と唯、恵の件について考え、自暴自棄になっていました。山本は自分が心笑会のことを探っていたことが原因で死んだこと、唯は仕事に夢中になって目を離したことが原因で車に轢かれたこと、恵はちゃんと向き合っていれば宗教に入ることもなかったことなど、すべては自分のせいで起こったことなのだと。

そんなとき、心笑会に潜入して殺された長岡の娘である真から友司の携帯に電話がかかってきました。真は友司に対して「お父さんが殺された理由知ってるんじゃない?」と言います。その問いに対し、友司は「もう、自分にはその事件は追えない…」と答えるも、真は「私のために追ってよ お父さんが殺された理由教えてよ」と言いました。

その言葉に責任を取らなければならないと感じた友司は、魚住に連絡を取り、「お前に全部話す」と山本からのUSBの映像を魚住に見せます。恵が殺害に関わっていた証拠となるUSBメモリの中身を見せた友司から、相当な覚悟を持っていることを知った魚住は、心笑会を摘発すべく動いている極秘チームに合わせることにしました。

友司は彼らとともに心笑会を根から潰さなければならないと、内部から情報を提供することを約束します。そして現在、半年間情報を集め徳を積んだ友司は、笑光に会うことを決意していました。さらに、心笑会の信者である鈴村もまた過去を後悔し、独自に動き始めます。

スマイリーの登場人物・キャラ

先にスマイリーの漫画あらすじをネタバレありで紹介してきました。では、次にスマイリーのあらすじに登場したキャラクターについて、一覧形式で詳しく見ていきましょう。

登場人物①鴨目友司

1人目に紹介するスマイリーの漫画の登場人物は、本作の主人公である鴨目友司(かもめゆうじ)です。以前はジャーナリストとして真実を追求することに情熱を持っていましたが、娘の唯を交通事故で亡くし、絶望した妻にも去られてしまったことにより不愛想で売れないジャーナリストとなってしまいました。新興宗教団体「心笑会」のパンフレットに音信不通だった妻の姿が映っていたため、心笑会に潜入することにしています。

登場人物②鴨目恵

2人目に紹介するスマイリーの漫画の登場人物は、友司の妻である鴨目恵(かもめめぐみ)です。娘の唯を交通事故で亡くし、そのまま音信不通になっていました。小さな記事を書いて何とか食い繋いでいた友司の前に現れた、心笑会の勧誘員に渡されたパンフレットには信者として載っていますが、入信した理由や居場所などの詳細は不明です。

登場人物③鴨目唯

3人目に紹介するスマイリーの漫画の登場人物は、友司と恵の娘である鴨目唯(かもめゆい)です。友司と誕生日ケーキを買いに行った帰り、友司が事件の詳細を電話で聞いている最中に、赤信号で信号無視をしてきた車に撥ねられて死んしまいます。

登場人物④魚住

4人目に紹介するスマイリーの漫画の登場人物は、友司の友人である魚住(うおずみ)です。現職の刑事で、友司に心笑会には絶対に関わらないよう忠告するなど心笑会の何かを知っている様子でした。顔が潰された殺人事件について捜査をしていたところ、警察上層部から圧力がかかり、捜査の担当から外されてしまっています。

登場人物⑤鈴村由香

5人目に紹介するスマイリーの漫画の登場人物は、心笑会の信者である鈴村由香(すずむらゆか)です。本人曰く恵の友人とのことですが、友司が恵の話をした際に表情が変わっていました。友司の協力者なのか、それとも友司の敵なのかは物語が進むにつれて明らかになっていきます。

スマイリーの漫画の面白い魅力

「人は笑顔によって幸せになれる」という考えを持っている新興宗教団体「心笑会」に立ち向かう主人公・鴨目友司の活躍を描いたスマイリーは、ネット上で「面白い」と話題になっているようです。では、どのような面白い魅力があるのか?ここからはスマイリーの面白い魅力を4つ紹介していきます。

面白い魅力①斬新なストーリー

スマイリーは宗教にスポット当てた宗教サスペンス漫画です。主人公の友司は宗教団体「心笑会」に入信しますが、彼の周りの人は心笑会に関わることを止めるよう忠告していました。なぜなら、心笑会のことを調べていた人物はことごとく行方不明、自殺しているからです。このように不気味な宗教団体に隠された秘密に、読者は続きを見たくなる衝動にかられることでしょう。

面白い魅力②心笑会の巨大さと狂気

友司が潜入した宗教団体「心笑会」は信者数が2万5000人いるとされ、警察や行政、マスコミなどあらゆるところに信者がいました。そのため、友司にとって誰が味方なのか、誰が敵なのか分からなくなっています。さらに、団体の幹部などは漫画の表紙に載っているような不気味な仮面を被り、選ばれた信者は生きたまま顔面の皮をはがされた上で他人の顔の皮を被されているなど信者たちの狂気さは寒気すら覚えてしまいます。

面白い魅力③心笑会との戦い

上述のようにあまりに巨大な宗教団体に対し、友司が勝てる手段はあるのかと絶望してしまいますが、現職の刑事である魚住や極秘チームといった頼れる助っ人もこの戦いに身を投じていきます。心笑会に入信した友司もまた組織の中で一層の信頼を得て、幹部に近づくという形で戦っていました。

面白い魅力④考察要素がある

スマイリーの漫画はサスペンス要素が含まれているだけあり、心笑会が恐れられる理由や心笑会の秘密、友司の妻・恵の入信理由など、4巻時点ではすでにさまざまな考察要素がありました。これを機にスマイリーの漫画の謎を考察してみるとよいかもしれません。

スマイリーに関する感想や評価

ここまでスマイリーの登場人物・キャラや漫画の面白い魅力を交え、漫画あらすじをネタバレありで紹介してきました。では、最後にスマイリーの漫画に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。どうやらネット上ではスマイリーの漫画の魅力や不気味な印象を与える表紙に関して感想・評価をあげている方が多いようです。

感想や評価:スマイリーが面白過ぎる!!

こちらではスマイリーの魅力に関する感想・評価があがっています。どうやらこの方は、スマイリーの漫画を「面白過ぎる」と高評価されているようです。

感想や評価:完結したら映画化されそう

こちらでもスマイリーの魅力に関する感想・評価があがっています。どうやらこの方は、スマイリーの漫画を「面白過ぎる」と評価すると同時に、今後の実写映画化を期待されているようです。

感想や評価:表紙が不気味

こちらではスマイリーの表紙に関する感想・評価があがっています。どうやらこの方は、スマイリーの漫画表紙に対して「不気味」という印象を抱かれているようです。

スマイリーのネタバレまとめ

本記事ではスマイリーの漫画のあらすじネタバレや登場人物、感想をまとめてきました。警察内部や政治家、メディアの中にも侵食している新興宗教団体「心笑会」。スマイリーの漫画は実在しそうなカルト集団の生々しさが、読み進めていくとじわじわと押し寄せてきます。

また、心笑会の「失笑」と称して顔の顔を剥がし、顔面を潰すといった心笑会の敵対者に対する容赦のなさに恐ろしさを覚えます。そのような不気味なカルト集団である「心笑会」に主人公がどのようにして立ち向かっていくのか?今後も主人公の活躍は必見です。

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