【ダンジョン飯】シスルはダークエルフの狂乱の魔術師！登場シーンや名言も紹介

本記事では、「ダンジョン飯」に登場したシスルの過去や名言を紹介していきます。シスルは冒険者に対して強い敵意を見せていますが、作中では可愛い一面も描かれているようです。シスルの登場巻や言動をネタバレしながらまとめていきます。

シスルの名言や登場巻を知る前に、まずは「ダンジョン飯」の基本情報を紹介していきます。ダンジョン飯は2014年から連載されている漫画で、2023年4月時点でコミック12巻が刊行されています。2022年8月にアニメ化が発表されており、制作は「キルラキル」「ダーリン・イン・ザ・フランキス」などで知られる「TRIGGER」の予定です。

ダンジョン飯の作者は「九井諒子」です。九井諒子は同人作家の活動を行っており、2011年に商業作家としてデビューしています。ダンジョン飯は2016年の「このマンガがすごい！」で1位にランクインしており、累計発行部数は850万部を突破しました。

ダンジョン飯では、ダンジョンに挑む冒険者たちの物語が描かれています。とある離島の墓地の壁から「地下に通ずる空洞」が出現し、そこから這い出てきた男が「黄金の国」の存在を明かしました。そのため、冒険者がダンジョンに挑む時代が到来しましたが、ライオス一行はレッドドラゴンとの戦いで壊滅的な被害を受けてしまいます。また、金銭的余裕が無かったため、食料を現地調達することになりました。

ダンジョン飯のシスルは、ダンジョンを創造した魔術師です。褐色の肌と銀髪が特徴的なエルフで、「狂乱の魔術師」という異名を付けられています。時空間と魂魄に干渉する「禁忌の黒魔術」を自由に使用でき、人間とは比べものにならない寿命を誇っています。また、「ダンジョンはデルガル国王のもの」という考えを持つため、ダンジョンに無断で足を踏み入れた冒険者に敵意を見せています。

シスルは感情的で独善的な性格をしており、他者とは正常なコミュニケーションを取れない状態になっています。物語冒頭から存在は示唆されており、ライオスが食糧を求めてうろついていた時に初めて姿を見せました。また、迷宮の力の根源は「悪魔翼獅子」で、悪魔翼獅子を2冊の本に封じて持ち歩いています。

ダンジョン飯の黄金郷は、「地下深くに囚われた黄金の国」のことです。シスルは「黄金の国」のデルガル国王に強い忠誠心を抱いていましたが、目の前で国王が毒殺されてしまいます。その頃から黒魔術に傾倒しており、黄金郷の住人に「不死の呪い」をかけました。また、黄金城がダンジョンの正体のため、シスルは侵入者である冒険者に敵意を見せています。

物語が始まる約千年前には、天災や他国の侵略で王国が滅亡の危機に瀕していました。その頃にシスルは城の地下に封じられていた「本」を手にしており、膨大な魔力を手に入れたことでダンジョンを作りました。当初は「黄金郷の民を守る」という想いを抱いていましたが、数十年の地下暮らしに嫌気が差したことで狂気に憑りつかれ、狂乱の魔術師と呼ばれる恐ろしい存在に変貌しました。

プロフィールや黄金郷について知った後は、ダンジョン飯のシスルの登場巻を紹介していきます。狂乱の魔術師のシスルは、重要な役割を担っているキャラクターのため、様々な場面に登場しています。シスルの過去や言動をネタバレしながらまとめていきます。

シスルはダンジョン飯の10巻に登場しています。物語が始まる千年前には、王国が天災と侵略で滅亡の危機に瀕しており、国王がシスルに「魔術で状況を打開できないか」と尋ねました。そのため、シスルは「無限に魔力を引き出せるダンジョン」に目を付け、「翼獅子」と契約を結びました。また、翼獅子に「王国の平穏」を望み、ダンジョンの魔物を使って他国の侵略を防いでいます。

シスルは「誰も死なせたくない」という考えを抱いていたため、黄金郷の住人に不死の呪いをかけました。ですが、住人は「黄金郷から地上に出たい」という想いを抱き始めたため、住人とシスルの意見が対立してしまいます。その後、暴走したシスルは誰の言葉にも耳をかさない状態に陥り、ダンジョンを出ようとしたデルガル一家は肉体と魂を分離されました。

シスルはダンジョン飯の2巻に登場しています。腹を空かせたライオスは「動く絵画」の中に潜り込み、食糧を求めて彷徨っていました。ライオスが入った絵にはデルガル王が描かれていたため、途中でシスルと遭遇してしまいます。そのため、シスルはライオスに攻撃しましたが、間一髪の所でライオスは絵から脱出しました。

シスルはダンジョン飯の4巻～5巻に登場しています。ファリンはライオスの妹で、物語序盤にレッドドラゴンに捕食されています。そのため、ライオスのパーティーがレッドドラゴンを倒した時に蘇生されましたが、自身が生み出したレッドドラゴンを倒されたシスルが怒りを見せています。シスルはライオスたちを別空間に飛ばし、ファリンを自身の眷属である魔物に変えました。

シスルはダンジョン飯の8巻に登場しています。ダンジョンは「1階でも黄金が取れる」という噂を聞きつけた冒険者たちで溢れかえっており、シスルは「人が増えたら襲撃しよう」と考えていました。ですが、計画は見破られており、逃げ込んだ自宅でライオスたちとの戦闘になりました。その後、ライオスが「食べることの大切さ」を説きましたが、シスルはライオスを植物の魔物で縛り上げています。

過去や黄金郷との関係を知った後は、ダンジョン飯で誕生したシスルの名言を紹介していきます。シスルは狂乱の魔術師と呼ばれる恐ろしい存在ですが、作中では面白い名言が誕生しているようです。

シスルの部屋に冒険者が訪れた時に誕生した名言です。シスルは自分が使いやすいように物を置いていましたが、勝手に片付けられたことで激怒しました。シスルは他者とのコミュニケーションが難しい状態のため、必要以上の怒りを見せてしまったようです。

シスルがライオスと話していた時に誕生した名言です。ライオスは「食べることの大切さ」をシスルに説明していましたが、シスルはライオスを植物で縛り上げました。植物は「永遠に食べ物を与え続ける魔物」だったため、ライオスが殺されかける衝撃的なシーンが描かれています。

過去や黄金郷との関係を知った後は、ダンジョン飯に登場したシスルに関する感想をまとめていきます。ダンジョン飯は累計発行部数850万部を突破している人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

ダンジョン飯のシスルは男性ですが、中性的な容姿をしているため、読者から「シスルは可愛い」という感想が挙がっています。また、「九井諒子は可愛い男性キャラクターを描くのが上手い」という感想も挙がっています。

ダンジョン飯のシスルは、些細なことで激昂する感情的な性格をしているため、読者から「シスルは言動が面白い」という感想が挙がっています。また、住人を守るという想いが強すぎたことで暴走しているため、「シスルの過去が切ない」という感想も挙がっています。

ダンジョン飯は2022年8月にアニメ化が発表されていますが、2023年4月時点では放送日や声優が不明です。そのため、「シスルの声を演じる声優が気になる」という感想が挙がっています。また、ダンジョン飯は人気漫画のため、「声優は豪華なキャスティングになる」と予想されています。

本記事では、ダンジョン飯に登場したシスルの過去や名言を紹介していきました。シスルは黄金郷の住人を守ろうとしていましたが、想いが強すぎることが暴走に繋がってしまったようです。また、感情表現が激しい性格をしているため、シスルの登場回は面白いと言われています。シスルが登場した本作を読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。