【幸色のワンルーム】ネタバレあらすじ!実写ドラマ化もされた人気漫画の登場人物は?

『幸色のワンルーム』とは、2017年に「ガンガンpixiv」で連載が始まった漫画作品です。漫画『幸色のワンルーム』は誘拐の加害者と被害者の同居生活を描いたサスペンスヒューマンドラマ作品であり、2018年に実写ドラマ化されるほど高い人気を博しています。この人気から、『幸色のワンルーム』は原作漫画のストーリーのあらすじや登場人物に注目が集まっています。本記事では、『幸色のワンルーム』について、原作漫画のあらすじネタバレや登場人物のネタバレ情報、実写ドラマの概要などを紹介していきます。

【幸色のワンルーム】ネタバレあらすじ!実写ドラマ化もされた人気漫画の登場人物は?のイメージ

目次

  1. 幸色のワンルームとは?
  2. 幸色のワンルームの漫画あらすじネタバレ
  3. 幸色のワンルームの登場人物・キャラ
  4. 幸色のワンルームの面白い魅力
  5. 幸色のワンルームの名シーン
  6. 幸色のワンルームが実写ドラマ化!主題歌は?
  7. 幸色のワンルームに関する感想や評価
  8. 幸色のワンルームのネタバレまとめ

幸色のワンルームとは?

開かれた本の写真

『幸色のワンルーム』は累計発行部数が200万部を超える大人気漫画作品であり、2018年に漫画を原作とした実写ドラマが放送されました。このドラマ化により、『幸色のワンルーム』は原作漫画のあらすじや登場人物に注目が集まっています。本記事では、『幸色のワンルーム』について、原作漫画のあらすじや登場人物、ドラマの概要などをネタバレ紹介します。まずは、『幸色のワンルーム』の原作情報を簡単に紹介していきます。

幸色のワンルームの原作の概要

本記事で、あらすじや登場人物、実写ドラマの概要などをネタバレ紹介する『幸色のワンルーム』とは、「ガンガンpixiv」の漫画作品です。漫画『幸色のワンルーム』は「はくり」という漫画家が手掛けており、誘拐犯の青年と少女の奇妙な同居生活が描かれています。元々、漫画『幸色のワンルーム』は『世の中いろんな人がいると言う話』というタイトルでTwitterに公開され、2017年の2月に「ガンガンpixiv」で連載がスタートしました。

その後、漫画『幸色のワンルーム』は合計11巻の単行本で完結しました。漫画『幸色のワンルーム』は誘拐の加害者と被害者の同居生活を描いたストーリーが人気を博し、2億8000万回を超える累計閲覧回数を記録しています。また、漫画『幸色のワンルーム』の単行本の累計発行部数は、2023年1月時点で200万部を超えています。この人気から、『幸色のワンルーム』は漫画を原作とした外伝や実写ドラマなどが制作されています。

幸色のワンルームの元ネタは実在の事件?

はてなマークのイメージ画像

残念ながら、『幸色のワンルーム』の原作漫画は元ネタがあるのか判明していません。しかし、『幸色のワンルーム』の原作漫画は読者の間で、「朝霞市女子中学生監禁事件」が元ネタだと考察されています。「朝霞市女子中学生監禁事件」とは、女子中学生が誘拐・監禁された事件であり、2014年に埼玉県の朝霞市で起きました。「朝霞市女子中学生監禁事件」の被害者の少女は、千葉大学生の男に拐われ、2年間も監禁されていました。

その後、被害者の少女が脱走し、「朝霞市女子中学生監禁事件」は犯人の逮捕で収束しました。しかし、被害者の少女がいつでも逃げ出せる状況にあり、本事件は被害者と加害者が同棲していたという見方もあります。漫画『幸色のワンルーム』は「朝霞市女子中学生監禁事件」の直後に公開され、ストーリーも事件の内容と一致しています。そのため、漫画『幸色のワンルーム』は「朝霞市女子中学生監禁事件」が元ネタだといわれています。

真っ暗な空間に佇む女性の写真

しかし、「朝霞市女子中学生監禁事件」が漫画『幸色のワンルーム』の元ネタだという考察は、作者の「はくり」が否定しています。ただ、作者の「はくり」が否定しても、一度広まった噂は消えることがありません。実際、『幸色のワンルーム』の原作漫画は2023年4月現在も、「朝霞市女子中学生監禁事件」が元ネタだと噂されています。この噂の影響を受け、漫画『幸色のワンルーム』は実写ドラマの放送が一時延期になっていました。

幸色のワンルーム

幸色のワンルームの漫画あらすじネタバレ

開かれた本の写真

『幸色のワンルーム』の原作漫画は元ネタの噂から、一時期問題作として扱われていました。しかし、『幸色のワンルーム』の原作漫画は人気が非常に高く、2018年の7月に実写ドラマ化されました。この人気から、『幸色のワンルーム』の原作漫画には、どのようなあらすじなのか気になるといった声が多数寄せられています。ここからは、『幸色のワンルーム』の原作漫画のあらすじについて、1巻から9巻までをネタバレ紹介します。

1巻あらすじネタバレ

あらすじと書かれた木のブロック

ある日、14歳の少女が行方不明になり、テレビのニュースで報道されていました。実は、行方不明の少女は謎の男性に拐われ、自分の写真で埋め尽くされたワンルームに監禁状態にありました。誘拐された人間は基本、恐怖でパニック状態になります。しかし、少女は両親から虐待を受ける地獄のような生活を送っていました。そのため、少女は誘拐犯の男性と一緒に暮らすことを決め、両親のもとに帰るという選択肢を排除します。

予想外の反応を受けた誘拐犯の男性は、少女に戸惑いを感じます。しかし、誘拐犯の男性は下心が一切なく、少女の幸せのために努力することを決意しました。すると、少女が名前を付けて欲しいと頼み込み、誘拐犯は幸せに生きれるように「幸」と名付けます。これにより、少女は「幸」として新たな人生を歩み始めました。その後、誘拐犯と被害者の少女・幸は共同生活を始め、だんだんとお互いの過去や本心が明らかになっていくのでした。

2巻あらすじネタバレ

原作漫画1巻のあらすじで、共同生活を始めた幸と誘拐犯のお兄さんは、平和で穏やかな日々を送ります。しかし、幸はある日、インターネットで幸の誘拐犯を名乗る男性の動画を目にします。もし、誘拐犯を名乗る人物の動画が広まると、本物の誘拐犯であるお兄さんは立場が悪くなってしまいます。そうなれば、幸は虐待のない平和な日常が崩れ去ります。そのため、幸は誘拐犯を名乗る人物の動画に激しい怒りを露わにしました。

その後、幸は誘拐犯を名乗る人物の正体が知り合いだと気付きます。そして、幸は誘拐犯のお兄さんとの平和な日常を守るため、とある決意を固めるのでした。一方、誘拐犯のお兄さんは警察の訪問を受け、窮地に立たされてしまうのでした。

3巻あらすじネタバレ

動画の問題が解決した後、幸と誘拐犯のお兄さんは平和な日常の終わりを予感します。そこで、幸は結婚式場へ足を運び、結婚式を挙げようととお兄さんに提案しました。しかし、幸は警察の危険性と動揺から、結婚式をお兄さんに断られてしまいます。その後、幸はどのような理由で自分を誘拐したのかお兄さんに問いました。この幸の質問がきっかけで、お兄さんの幸を誘拐した理由が明らかになるのでした。

4巻あらすじネタバレ

『幸色のワンルーム』の原作漫画4巻のあらすじで、お兄さんは幸を誘拐した理由を明らかにします。元々、お兄さんは容姿端麗・家事万能のイケメンだったものの、生きる意味を見失っていました。その中で、お兄さんは幸と出会い、彼女に自分を重ねます。その後、お兄さんはストーカー行為を始め、幸の写真で部屋がいっぱいになりました。この時、お兄さんは幸が虐待されていることを知り、本格的にストーキングを始めます。

しかし、お兄さんは自分と正反対の幸と比べ、自殺願望が芽生えてしまいます。そこで、お兄さんは自分自身を嫌いにならないため、幸の誘拐を試みたのでした。この話しを聞いた幸は、お兄さんが自分を利用したことを知ります。しかし、幸はお兄さんを受け入れ、共同生活の続行を提案します。そして、幸とお兄さんの平和な日常が再び始まりました。しかし、お兄さんは幸を探す探偵に目をつけられてしまうことになるのでした。

5巻あらすじネタバレ

幸と誘拐犯のお兄さんは探偵から逃れることに成功するものの、ワンルームで住めなくなります。そこで、幸とお兄さんは海に近いアパートの一室で新たな共同生活を始めました。しかし、お兄さんは探偵に顔や車のナンバーがバレ、監視されてしまいます。これにより、幸の平穏な日常は完全に崩れ去ってしまいました。平穏な日常を失った幸は、不安と過去の傷から精神が不安定になり、探偵2人の殺害をお兄さんに頼み込むのでした。

6巻あらすじネタバレ

『幸色のワンルーム』の原作漫画6巻で、誘拐犯のお兄さんは探偵の松葉瀬聖と八代涼太郎に追い詰められてしまいます。探偵の松葉瀬聖と八代涼太郎はお兄さんの隣の部屋に引っ越し、盗聴器で幸の存在を突き止めました。窮地に立たされたお兄さんは、幸の頼みを受け入れ、探偵の松葉瀬聖と八代涼太郎の殺害を決意します。そして、お兄さんと幸は松葉瀬聖と八代涼太郎の探偵コンビと衝突することになるのでした。

7巻あらすじネタバレ

探偵の松葉瀬聖は誘拐犯のお兄さんを追っているものの、幸と同じ辛い過去を抱えていました。松葉瀬聖は幼い頃、宗教にハマった母親から、悪魔がいるという理由で虐待を受けていました。この辛い過去から、松葉瀬聖は幸を自分と重ねます。そこで、松葉瀬聖は幸の引き取りを提案します。もし、松葉瀬聖に引き取られると、幸は今より良い暮らしができます。そのため、幸は松葉瀬聖の提案に頭を抱えてしまうのでした。

8巻あらすじネタバレ

『幸色のワンルーム』の原作漫画8巻は、正体不明のお兄さんの過去が描かれています。幸を誘拐したお兄さんは赤ちゃんの頃、両親に捨てられました。この時、お兄さんはホームレスの男性に拾われ、「ハル」と名付けられます。その後、ハルはホームレスの集落で生活を始めるものの、自身を拾ったホームレスが問題を起こし、集落から離れます。そして、成長したハルは自立し、ホームレスの男性と関係が悪化してしまうのでした。

9巻あらすじネタバレ

ハル(お兄さん)はホームレスの男性との過去を思い出し、幸せになるのが自分の望みだと気付きます。一方、幸は自身の辛い過去と向き合い、お兄さんと幸せになることを決めました。これにより、ハルと幸は前を向いて生き始めます。しかし、お兄さんの前に松葉瀬聖の知り合いの刑事が現れ、幸は実家に戻ることを決意します。そして、『幸色のワンルーム』の原作漫画はクライマックスへと向かい始めるのでした。

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幸色のワンルームの登場人物・キャラ

ペンが置かれたノートの写真

確かに、漫画『幸色のワンルーム』は主人公のお兄さんとヒロインの幸にスポットを当ててストーリーが展開されています。しかし、漫画『幸色のワンルーム』の作中には、様々な事情を抱えるキャラクターが数多く登場しています。この様々な事情を抱えるキャラクターは、漫画『幸色のワンルーム』の面白い魅力の1つとなっています。ここからは、漫画『幸色のワンルーム』の登場人物について、一覧でネタバレ紹介していきます。

登場人物①お兄さん

最初に紹介する漫画『幸色のワンルーム』の登場人物は、主人公のお兄さんです。漫画『幸色のワンルーム』に登場するお兄さんは、ヒロインの幸を誘拐した張本人であり、長めの銀髪とマスク姿が特徴となっています。お兄さんは主人公であるものの、年齢や誕生日が謎に包まれており、本名すら分かっていません。しかし、お兄さんは捨て子であることが判明しており、自身を拾ったホームレスに「ハル」と名付けられていました。

過去に「ハル」と名乗っていたお兄さんは、家事万能のイケメンであり、生活習慣も一切問題がありません。しかし、お兄さんは幸を幸せにしたいという思いから、自分が犯罪者だと思っていません。幸に対しては下心が一切なく、彼女の面倒をしっかり見ています。作中で、お兄さんは両親から虐待を受けていた少女を誘拐し、「幸」と名付けます。その後、お兄さんは幸と心を通わせ、最終的に結婚を約束するようになりました。

登場人物②幸

2人目に紹介する漫画『幸色のワンルーム』の登場人物は、メインヒロインの幸です。漫画『幸色のワンルーム』に登場する幸とは、主人公のお兄さんが誘拐した14歳の少女であり、黒髪と額に巻いた包帯が特徴となっています。幸はメインヒロインであるものの、年齢以外のプロフィールが謎に包まれています。また、「幸」という名前もお兄さんが付けたものであり、幸の本名は漫画『幸色のワンルーム』で「×××」と表記されています。

幸は実の両親から虐待を受けており、学校でもいじめられています。さらに、幸は学校の先生に強姦されており、身体中に傷痕があります。この辛い経験から、幸は恐怖心や常識、痛覚などがありません。漫画『幸色のワンルーム』の作中で、幸は自殺しようとした際、お兄さんに誘拐されます。この時、幸は一切恐怖せず、お兄さんに名前を付けるよう頼みました。その後、幸は幸せを見つけ、お兄さんが唯一の心の拠り所となりました。

登場人物③お兄さんの保護者

子供を肩に乗せる男性の写真

お兄さんの保護者(太田)とは、ホームレスの登場人物であり、故人として漫画『幸色のワンルーム』に登場しています。漫画『幸色のワンルーム』に登場するお兄さんの保護者は、不器用な性格をしているものの、心優しく、お兄さんから「おっさん」と呼ばれています。お兄さんの保護者は『幸色のワンルーム』の原作漫画6巻の回想シーンで初登場し、両親に捨てられてしまったお兄さんに「ハル」という名前を与えました。

登場人物④幸の母

頭を抱える女性の後ろ姿の写真

漫画『幸色のワンルーム』に登場する幸の母とは、幸と暮らしていた女性のキャラクターであり、名前が一切分かっていません。幸の母親は非常に暴力的な性格をしており、床に食事を投げるなどして娘の幸に虐待を行っていました。また、幸の母親は世間の目を気にし、幸の捜索願を警察に出したりや、探偵に幸の行方探しを依頼しています。そのため、ヒロインの幸は実の親子であるものの、母親に対して一切愛情を持っていません。

登場人物⑤幸の父

拳を握りしめる男性の写真

漫画『幸色のワンルーム』に登場する幸の父とは、母と共に娘の幸を虐待したキャラクターであり、名前が不明となっています。幸の父は酒に溺れており、毎日酔っていたことが分かっています。酒に酔った幸の父は非常に暴力的であり、酒瓶で殴って娘の幸を虐待していました。この幸の父の虐待が原因で、幸は身体中に酷い傷痕が多数あります。また、幸は痛覚や恐怖心も欠落してしまったため、実の父を愛したことがありません。

登場人物⑥幸の同級生たち

机と椅子が並べられた教室の写真

漫画『幸色のワンルーム』に登場する幸の同級生たちとは、幸をいじめていたキャラクターです。漫画『幸色のワンルーム』に登場する幸の同級生は、幸を邪魔者扱いし、いつも酷いいじめを行っていました。しかし、幸の同級生は幸の母と同じく、世間体を気にしており、テレビのインタビューで心配するフリをしていました。ちなみに、幸の同級生はモブキャラクターであるため、漫画『幸色のワンルーム』で名前が用意されていません。

登場人物⑦駄菓子屋のお婆さん

駄菓子が並べられた棚の写真

漫画『幸色のワンルーム』に登場する駄菓子屋のお婆さんとは、お兄さんの家の近くで駄菓子屋を経営している老婆のキャラクターです。漫画『幸色のワンルーム』の作中で、お兄さんと変装した幸は近くの駄菓子屋を訪れます。この時、駄菓子屋のお婆さんは変装に騙され、幸を男の子だと思い込みました。その後、駄菓子屋のお婆さんは松葉瀬聖にお兄さんと幸の行方を聞かれ、仲の良い兄弟が駄菓子屋に来たと答えていました。

登場人物⑧佐藤美穂

白いドレスを着た女性の写真

佐藤美穂とは、漫画『幸色のワンルーム』の原作漫画2巻で初登場した女子大学生のキャラクターです。漫画『幸色のワンルーム』の原作漫画2巻で初登場した佐藤美穂は、アルバイト先の居酒屋で「東山」と名乗るお兄さんと出会い、一目惚れします。しかし、佐藤美穂は強引なアプローチが原因で、お兄さんに嫌われてしまいます。その後、佐藤美穂は店長から聞いたお兄さんの架空の住所に騙され、そのまま作中から姿を消しました。

登場人物⑨形切診

地面に置かれた白い仮面の写真

9人目に紹介する登場人物は、形切診です。漫画『幸色のワンルーム』に登場する形切診とは、幸の学校で働いている教師のキャラクターであり、ウサギの仮面が特徴となっています。形切診は教師であるものの、正体が強姦魔であり、幸に脅迫と強姦を行っていました。また、形切診は他の生徒にも手を出していたことが分かっています。作中で、形切診は幸がお兄さんに誘拐された後、幸に対して強い執着心を持ち始めます。

この執着心から、形切診は幸を誘拐した張本人だと名乗り、ウサギの仮面を付けてインターネットに動画を投稿しました。動画で形切診は幸にしか分からない言葉を残し、幸を学校の体育館におびき出そうとします。この時、形切診はそのまま幸を誘拐しようとしていました。しかし、形切診はお兄さんに居場所を特定され、幸誘拐の計画が失敗に終わります。その後、お兄さんが通報したことで、形切診は警察に逮捕されることになりました。

登場人物⑩警察官

サイレンを鳴らすパトカーの写真

漫画『幸色のワンルーム』に登場する警察官とは、お兄さんが買い物先で出会った警官のキャラクターです。漫画『幸色のワンルーム』の作中で、お兄さんは買い物をした際、警察官に万引き犯だと勘違いされます。その後、形切診の動画投稿から数日経った際、警察官はお兄さんの家を訪れ、ワンルームの中を見ようとしました。この警察官の登場がきっかけで、お兄さんと幸の平穏な日常は、だんだんと崩れ去ることになりました。

登場人物⑪松葉瀬聖

11人目に紹介する松葉瀬聖とは、探偵の登場人物です。漫画『幸色のワンルーム』に登場する松葉瀬聖は、「松葉瀬探偵事務所」という探偵事務所の所長を務めている29歳のキャラクターであり、右目を隠した長い赤髪と黒色のスーツ姿が特徴となっています。探偵の松葉瀬聖は洞察力と推理力が凄まじく、警察から時折捜査の協力を頼まれています。しかし、松葉瀬聖は身長が164cmと非常に小さく、29歳の男性に一切見えません。

また、松葉瀬聖は落ち着きがなく、度々中学生に間違われてしまっています。実は、松葉瀬聖は過去に熱狂的な宗教信者の母親から虐待を受けていました。そのため、松葉瀬聖は自身の過去をヒロインの幸に重ねています。漫画『幸色のワンルーム』の作中で、松葉瀬聖は誘拐犯のお兄さんを追い、自分とよく似た幸の引き取りを提案します。しかし、幸が自分の辛い過去と向き合ったことで、松葉瀬聖は提案を断られてしまいました。

登場人物⑫八代涼太郎

最後に紹介する登場人物は、八代涼太郎です。漫画『幸色のワンルーム』に登場する八代涼太郎とは、「松葉瀬探偵事務所」で松葉瀬聖の助手をしているキャラクターであり、金髪と黒色のスーツ姿が特徴となっています。八代涼太郎は探偵であるものの、緊張すると本音を言う癖があり、就職活動に失敗した過去を持っています。しかし、八代涼太郎は本音を言う癖が面白いと松葉瀬聖に評価され、「松葉瀬探偵事務所」に就職しました。

致命的な欠点を抱える八代涼太郎は、非常に真面目な性格をしており、お人好しで面倒見が良い姿を度々見せています。ただ、「松葉瀬探偵事務所」に就職して半年しか経っていないため、八代涼太郎の探偵としての実力は未熟といえるでしょう。漫画『幸色のワンルーム』の作中で、八代涼太郎は松葉瀬聖と協力し、お兄さんと幸の行方を追います。その中で、八代涼太郎は松葉瀬聖と同じく、誘拐事件の被害者の幸に命を狙われてしまいます。

幸色のワンルームの面白い魅力

面白い魅力①結婚を前提にした誘拐

最初に紹介する漫画『幸色のワンルーム』の面白い魅力は、幸とお兄さんの結婚を前提にした誘拐です。誘拐をテーマにした漫画作品は基本、加害者から逃げ出そうとする被害者の姿が描かれています。しかし、誘拐の被害者となったヒロインの幸は違い、加害者のお兄さんを受け入れています。逆に、幸は警察からの逃亡を決意し、お兄さんに結婚を申し込みます。誘拐犯のお兄さんに結婚を申し込んだ理由は、幸の過去が関係しています。

幸はお兄さんに誘拐されるまで、両親からの虐待や学校でのいじめに苦しんでいました。もし、お兄さんと一緒に暮せば、幸は虐待やいじめの苦しみから解放されます。これが理由で、幸はお兄さんを受け入れ、結婚を申し込んだのです。一方、お兄さんは不幸に苦しむ幸の幸せを願い、彼女と結婚を前提にした共同生活を始めます。この幸とお兄さんの奇妙な関係は、漫画『幸色のワンルーム』の最大の魅力といえるでしょう。

面白い魅力②ほのぼのとした雰囲気

2つ目に紹介する漫画『幸色のワンルーム』の面白い魅力は、ほのぼのとした雰囲気です。主人公のお兄さんとヒロインの幸は、誘拐の加害者と被害者の関係にあります。しかし、幸は一切嫌がらず、お兄さんに自身の意見を伝えています。一方、加害者のお兄さんは料理や映画のレンタルなどを行い、幸に幸せを味わって貰おうとしています。この関係性から、お兄さんと幸の2人は、ほのぼのとした奇妙な共同生活を送っています。

面白い魅力③幸とお兄さんの約束

3つ目に紹介する漫画『幸色のワンルーム』の面白い魅力は、幸とお兄さんの約束です。幸とお兄さんは最初、警察から逃げ切ったら結婚すると約束します。逆に、逃走が失敗すれば、幸とお兄さんは死ぬと誓いました。その後、お兄さんは自分から離れないよう幸と指切りで約束し、結婚を目指して前向きに生き始めます。この幸とお兄さんの結婚の約束は、漫画『幸色のワンルーム』で最も重要なキーワードとなっています。

幸色のワンルームの名シーン

洋書が並べられた本棚の写真

漫画『幸色のワンルーム』はほのぼのとした日常シーンが多い作品です。しかし、漫画『幸色のワンルーム』は名シーンが非常に多く、多数の読者を虜にしています。この名シーンは、漫画『幸色のワンルーム』が高い人気を博す理由の1つに数えられています。ここからは、漫画『幸色のワンルーム』の名シーンについて、ネタバレ紹介していきます。

名シーン①初めて一緒に食事をする

最初に紹介する名シーンは、お兄さんと幸が初めて食事をするシーンです。漫画『幸色のワンルーム』の作中で、お兄さんは夕食の買い物をした際、万引き犯に間違われます。この時、お兄さんは自分が誘拐犯だと思い知りました。その後、お兄さんは幸と初めて一緒に食事をし、幸が普通の子供と違うことを実感します。これがきっかけで、お兄さんは幸の幸せのために生きるようになるのでした。

名シーン②家出少女に幸という名前をつける

2つ目に紹介する名シーンは、お兄さんが誘拐した少女に「幸」と名付けるシーンです。上述で紹介した通り、ヒロインの幸は両親に虐待される地獄のような日々を送っていました。この辛い日々を捨てるため、幸は名前を付けて欲しいとお兄さんにお願いします。そして、お兄さんは幸せになれるよう「幸」と名付け、奇妙な同居生活が始まりました。ちなみに、お兄さん以外「幸」と呼んでおらず、幸の本名は「×××」と表記されています。

名シーン③子猫と自殺の直前に再会する

3つ目に紹介する名シーンは、幸が自殺前に子猫と再会するシーンです。幸はお兄さんと出会う前、自分が出来る「普通」をやりきって自殺すると子猫に話します。結局、幸は「普通」が全く出来ず、河原で自殺しようとしました。この時、幸は子猫と再会し、生きることの絶望を口にします。しかし、子猫が親猫のもとへ帰り、幸は一人ぼっちで自殺を試みます。すると、誘拐犯のお兄さんが現れ、幸の人生は大きく変わることになるのでした。

幸色のワンルームが実写ドラマ化!主題歌は?

幸色のワンルームの実写ドラマの概要

『幸色のワンルーム』の原作漫画は2017年の2月に「ガンガンpixiv」で連載が始まりました。その数ヶ月後、『幸色のワンルーム』の原作漫画は累計閲覧回数が8000万回を超え、SNSで一躍話題になります。これにより、漫画『幸色のワンルーム』は「ドラマL」の第二弾作品として実写ドラマ化されることが決定しました。「ドラマL」とは、2018年から放送されている日曜日の深夜ドラマの名称であり、朝日放送テレビが制作しています。

漫画『幸色のワンルーム』のドラマは山田杏奈(幸役)と上杉柊平(お兄さん役)を主演に起用しており、原作と結末が違う作品として知られています。当初、漫画『幸色のワンルーム』のドラマは誘拐事件を肯定したような内容から、放送が延期されました。しかし、朝日放送テレビの社長が放送を決定し、ドラマ『幸色のワンルーム』は2018年の7月から9月にかけて、「ドラマL」の第二弾として放送されることになりました。

幸色のワンルームの実写ドラマのキャスト

  • 幸役:山田杏奈
  • お兄さん役:上杉柊平
  • 形切診役:戸塚純貴
  • 幸の父親役:清水伸
  • 幸の母親役:雛形あきこ
  • 谷本香奈実役:わたなべ麻衣
  • 工藤陽子役:赤座美代子

  • 毛利正人役:大西信満
  • 石川真希役:青井乃乃
  • 宮島小春役:齊藤なぎさ
  • 迫田詩織役:佐々木舞香
  • 竹下竜役:木下ほうか
  • 監督:本田隆一、玉澤恭平
  • 脚本:保木本真也

幸色のワンルームの実写ドラマの主題歌

漫画『幸色のワンルーム』の実写ドラマで、主題歌に起用された楽曲は、「音色」です。「音色」とは、大人気ロックバンドの「FLOW」が歌う楽曲であり、ドラマ『幸色のワンルーム』のタイアップ曲として制作されました。「音色」を歌う「FLOW」は、数多くのアニメ作品の主題歌を手掛けているロックバンドです。そのため、「音色」は漫画『幸色のワンルーム』の世界観や幸とお兄さんの心情が丁寧に描かれた楽曲となっています。

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幸色のワンルームに関する感想や評価

『幸色のワンルーム』には、『幸色のワンルーム』の原作漫画が面白いといった感想が多く寄せられていました。漫画『幸色のワンルーム』は誘拐の加害者と被害者の共同生活を描いた唯一無二の作品であり、他の作品だと味わえない面白さを与えてくれます。また、登場人物や名シーンも魅力いっぱいであり、漫画『幸色のワンルーム』は2023年4月現在も高い人気を博し続けています。

『幸色のワンルーム』には、『幸色のワンルーム』のドラマが面白いといった感想も多く寄せられていました。確かに、漫画『幸色のワンルーム』は内容や誘拐事件の関連性から、実写ドラマの放送が延期されていました。しかし、ドラマ『幸色のワンルーム』は原作漫画に負けないほど面白く、キャスト陣も非常に豪華となっています。そのため、『幸色のワンルーム』のドラマは原作漫画と同じく、高い人気を博しています。

『幸色のワンルーム』には、アニメ化を望む感想も多く寄せられていました。漫画『幸色のワンルーム』はこれまで、実写ドラマや外伝漫画が制作されています。しかし、漫画『幸色のワンルーム』は2023年4月現在までに、アニメ化が一度も行われていません。そのため、漫画『幸色のワンルーム』は多数のファンにアニメ化を望まれています。

ドラマL『幸色のワンルーム』|朝日放送テレビ

幸色のワンルームのネタバレまとめ

本記事では、『幸色のワンルーム』について、原作漫画のあらすじや登場人物、ドラマの概要などを紹介しました。『幸色のワンルーム』は誘拐犯と被害者の奇妙な同居生活を描いた作品であるため、重苦しいシーンが多数あります。しかし、『幸色のワンルーム』のような作品は他になく、新鮮な面白さを味わうことが出来ます。そのため、本記事を最後まで読んだ方は、『幸色のワンルーム』の漫画やドラマを一度チェックしてみて下さい。

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