【テニスの王子様】リチャード・坂田は聖イカロスの部長！登場シーンや声優は？

現在は「新テニスの王子様」が、ジャンプスクエアにて連載中の「テニスの王子様（テニプリ）」シリーズにおいて、聖イカロス中の部長であるリチャード・坂田は、かませ犬的キャラクターとして有名です。また、見た目と方言のギャップも、「面白い」と高評価されました。この記事では、テニプリのリチャード・坂田を特集します。リリアデント・クラウザー（蔵兎座）戦での名シーンや、彼を演じたアニメ声優などを紹介していきます。

テニスの王子様（テニプリ）は、美形男子キャラクターが多数登場することから、女性を中心に大反響を呼んだ漫画です。また、強さのインフレが起き、どんどん荒唐無稽の度合いが高まっていく試合シーンにも、注目が集まりました。新テニプリが継続中であるので、現在も新規ファン層の拡大に成功しているとのことです。この章では、テニスの王子様の作品情報を取り上げていきます。

テニスの王子様（テニプリ）は、1999年から2008年までの約9年間、週刊少年ジャンプ誌上にて連載されました。2023年3月現在、掲載誌をジャンプスクエアに移行して、新テニスの王子様が連載中です。コミックスは、テニプリが全42巻、新テニプリは38巻まで刊行されました。許斐剛原作の同作品は、テレビアニメ版、実写映画版、小説版、ミュージカル版など、多様なメディミックスが行われていることでも知られているのです。

テニスの王子様（テニプリ）は、青春学園中等部テニス部のメンバーを中心にして、彼らが全国大会を目指して習練していく様子を描いた作品です。主人公は越前リョーマで、彼は中学1年生にも拘わらず、全米を席巻したテニススキルで、青学のルーキーとして名を馳せていきます。越前リョーマら青学の前に立ちはだかるのは、跡部景吾を擁する氷帝学園や、亜久津仁のいる山吹中など、ライバル強豪校の面々でした。

リチャード・坂田は、山形県にある中学校の聖イカロス中テニス部の部長です。リチャード・坂田の身長と体重は、168cmと51kgで、血液型はAB型、1月28日に生まれました。彼は日系のイギリス人で、ドレッドヘアに褐色の肌、そしてサングラスが外見上の特徴です。元々は交換留学生でしたが、正式に聖イカロス中に編入されました。リチャード・坂田は、山形弁を話し、「HAHAHAHA…」という笑い声がファンに衝撃を与えました。

テニプリのリチャード・坂田は、右利きで、プレイスタイルはカウンターパンチャーとして描かれました。カウンターパンチャーとは、粘り強いストロークで相手を前面に出させて、ロブやパッシングショットで相手を抜くスタイルです。つまり、彼は体力と忍耐を兼ね備えていました。また、「みちのくの流れ星（シューティングスター）」の異名があり、ギャラリーから脚の動きが見えないほどの俊足の持ち主でもあります。

2000年代における週刊少年ジャンプの看板作品の一つとして、今もなお根強い人気を誇るテニスの王子様（テニプリ）に登場するリチャード・坂田は、強そうな容姿であることから活躍が期待されましたが、別の意味でファンにインパクトを与えました。その試合が、新テニプリでのリリアデント・クラウザー戦です。この章では、リチャード・坂田の登場シーンを、クラウザー戦を中心に、2項目に分けてネタバレ紹介していきます。

テニプリに登場するリチャード・坂田の登場シーンで、印象的とされているのが、彼の他選手に対する挑発ぶりです。彼の挑発方法は、相手の足を引っかけるという卑劣なものでした。そして、つまづいた相手を、「HAHAHAHA…」と笑い飛ばすのです。彼の挑発に遭った選手は、手塚国光とリリアデント・クラウザーでした。手塚国光とは対戦しませんでしたが、クラウザーからは手痛いしっぺ返しを食らうことになるのです。

リチャード・坂田とリリアデント・クラウザーとの試合は、新テニプリの脱落タイブレークマッチの一戦として描かれました。試合前にクラウザーに足をかけて挑発したリチャード・坂田でしたが、「アイスマン」の異名を持つほど冷酷なプレイスタイルのクラウザーに全く歯が立つことなく、ストレート負けを喫した上に、フェンスに磔にされてしまいます。この場面は、新テニプリの中でも屈指の名シーンとして、高評価されました。

メガヒット漫画であるテニスの王子様（テニプリ）は、メディミックスの一環としてテレビアニメ版がよく知られています。また、OVA版もリリースされており、原作とアニメのファン双方を喜ばせました。リチャード・坂田は、どちらにも登場したキャラクターですが、演じた声優が異なっているのです。この章では、OVA版で彼を演じた声優の置鮎龍太郎と、テレビアニメ版で彼を演じた津田英佑について特集していきます。

声優の置鮎龍太郎は、1969年11月17日に、福岡県北九州市で生まれ、大阪府で育ちました。血液型はO型で、青二プロダクションに所属しています。また、舞台俳優としては劇団ヘロヘロQカムパニー所属です。幼い頃より声優を志していた彼は、高校卒業後に青二塾大阪校に入りました。塾内選考で青二プロのオーディションに合格したことで上京し、1989年のテレビアニメ「ドラゴンクエスト」のリリパット役で声優デビューします。

置鮎龍太郎は声優デビュー以降、順調にキャリアを重ねており、現在に至るまで人気声優の一人に挙げられています。置鮎龍太郎はテニプリのアニメ版では手塚国光役が有名ですが、その他の主な出演作品と、演じたキャラクターは下記の通りです。

• 新機動戦記ガンダムW：トレーズ・クシュリナーダ役
• 地獄先生ぬ～べ～：鵺野鳴介役
• 名探偵コナン：冲矢昴役
• キン肉マンⅡ世：ケビンマスク役
• 鋼の錬金術師：スカー役
• BLEACH：朽木白哉役

津田英佑は、1970年10月27日に、東京都で生まれました。血液型はB型で、オフィスマトバに所属しています。プライベートでは、同じく声優の深見梨加と結婚しました。1992年に舞台俳優としてデビューすると、2000年のミュージカル「レ・ミゼラブル」のマリウス役で一躍注目されています。後に声優活動を開始しました。津田英佑の主なアニメ出演作品と演じたキャラクターは、以下の通りです。

• こちら葛飾区亀有公園前派出所：孔雀パトリック役
• 真・女神転生Dチルドレン ライト＆ダーク：新皇帝レミエル役
• 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ：ジーク・ロイド役
• 家庭教師ヒットマンREBORN!：アーペ役
• GUNSLINGER GIRL：ラウーロ役
• 凱旋バトル モンスーノ：ドルーク役

この章では、テニスの王子様のリチャード・坂田に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。リチャード・坂田は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、漫画とアニメのファンだと思われる方のツイートです。語尾に「～だべ」と付けて話す人は、一様にテニプリのリチャード・坂田の影響を受けているのではないかと推察しています。

こちらは、テニプリのアニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。新テニプリの5話を観て、出オチ要因にすらなれなかったリチャード・坂田のことを、残念だったとつぶやいていました。

こちらは、テニスの王子様の大ファンだと思われる方のツイートです。新テニプリのテレビアニメ版を観て、リチャード・坂田のファンになったとつぶやいています。

この記事では、テニスの王子様（テニプリ）に登場するリチャード・坂田を特集しました。かませ犬キャラクターとして知られる彼に注目して、テニプリを見てください。