【転スラ】魔導大帝ジャヒルは「神祖」の高弟の一人！強さ・能力や過去は？

本記事では、転生したらスライムだった件のジャヒルの強さと過去を紹介していきます。ジャヒルは魔導大帝という異名を持つキャラクターのため、作中では圧倒的な強さを見せているようです。ジャヒルとフットマンの関係や、各エピソードの活躍をネタバレしながらまとめていきます。

魔導大帝ジャヒルの強さや過去を知る前に、まずは「転生したらスライムだった件」の基本情報を紹介していきます。転スラは2013年から2015年まで「小説家になろう」で連載されていた小説が原作で、2014年から書籍版が刊行されています。「このライトノベルがすごい！」に何度もランクインしており、作者は「オーバーロードから影響を受けた」とコメントしています。

転生したらスライムだった件の主人公は三上悟です。三上悟は普通のサラリーマンでしたが、通り魔に刺されたことで命を落とし、スライムの体で異世界に転生しました。物語途中に同じ転生者のシズと出会い、肉体を捕食したことでシズの姿に変身する能力を得ています。また、知らず知らずのうちに凄まじい強さを身に着けていたため、魔王の1人に数えられることになりました。

転生したらスライムだった件のジャヒルは、「超魔導帝国」の国家元首です。物語が始まった時点で超魔導帝国は滅びており、当時は「魔導大帝」を名乗っていました。トワイライト・バレンタインによって創られた「真なる人類」の1人で、他者を見下す傲慢な性格をしています。また、フットマンに魂を植え付けているため、物語途中に復活を果たしました。

ここからは、転生したらスライムだった件で描かれたジャヒルの強さと能力を紹介していきます。ジャヒルはトワイライト・バレンタインの高弟の第一位のため、作中では凄まじい強さを見せているようです。

転スラのジャヒルは、「火焔之王」という能力を持っています。圧倒的な熱を操る能力で、ジャヒルは炎を纏って炎帝に変貌しています。元々は「救恤之王  」という能力でしたが、ジャヒルは能力を与えられた時に火焔之王に変化させています。

転スラのジャヒルは、「神祖の血槍」という武器を所持しています。転スラのキャラクターは「存在値」が強さの目安になっており、神祖の血槍の存在値は1000万を超えています。また、ジャヒル自体の存在値が1400万に達しているため、神祖の血槍を使用している時には凄まじい強さを見せています。

転スラのシルビアは、エルメシアの母親です。魔導科学の基礎理論を提唱した天才研究家で、物語途中にトワイライト・バレンタインの高弟の1人であることが分かりました。覚醒魔王級の強さを誇っており、ジャヒルとシルビアの強さは互角といわれています。また、「金剛杵」という神話級の武器を所持しており、雷系の技を得意にしています。

転スラのレオンは、「白金の剣士」の二つ名を持つ魔王です。シルビアは魔王と勇者になる前のレオンの師匠だったため、全力を出せばレオンを倒すことができます。そのため、ジャヒルは魔王を倒せるほどの強さを持っていることになります。

強さや能力を知った後は、転スラで描かれたジャヒルの過去を紹介していきます。ジャヒルは謎だらけの存在でしたが、物語途中にミリムとの意外な関係が明らかになりました。ジャヒルの各エピソードの活躍をネタバレしながらまとめていきます。

転スラのジャヒルは、超魔導大国の国王の肉体を奪っています。カザリームは超魔導大国の姫でしたが、狂った国王に殺害され、実験で醜い男の妖死族として復活しました。また、カザリームはハイエルフの力を失い、実験で妖死族を生み出す禁忌呪法を使えるようになりました。復活後には魔王になりましたが、200年前にレオンに倒されているため、レオンに復讐するために中庸道化連を暗躍させています。

超魔導帝国は大国と100年以上戦い続けており、ジャヒルは戦いを終わらせるためにギィ・クリムゾンを召喚しています。そのため、ギィは一瞬で大国を滅ぼしていますが、対価として超魔導帝国も滅ぼされました。その後、ギィはヴェルダナーヴァとの戦いに敗れ、人類の動向を見守る「調停者」になっています。

転スラのミリムは、「破壊の暴君」の二つ名を持つ魔王です。精霊竜の「ガイア」をペットにしていましたが、ジャヒルにガイアを殺されてしまいます。ジャヒルはミリムを傀儡にしようと考えていましたが、一夜で超魔導帝国の首都を廃墟にされてしまいました。この時にジャヒルも殺され、支配していた国王の肉体を失っています。

ミリムは首都を廃墟にした時に「覚醒魔王」に進化しており、この出来事はおとぎ話として語り継がれています。転スラの作中では、リムルの仲間が大勢殺される騒動が起きており、リムルは「仲間を復活させるために覚醒魔王に進化すること」を決めます。そのため、おとぎ話を信じて同じ行動を行い、最終的には仲間の復活に成功しています。

転スラのフェルドウェイは、妖魔族を統べる妖魔王です。肉体を失ったジャヒルは魂だけの存在になっていたため、フェルドウェイに保護されて復活の機会を待つことになりました。また、フェルドウェイはフットマンの体にジャヒルの魂を植え付けていたため、物語途中にジャヒルがフットマンの肉体を支配しています。

中庸道化連のメンバーはレオンの領地に侵攻しています。フットマンやティアはレオンの側近と戦っていましたが、途中でフェルドウェイの権能による支配を受けてしまいます。ティアはユウキ・カグラザカの力で支配を解かれていますが、フットマンは正気に戻れなかったため、そのままジャヒルに肉体を支配されました。その後、ジャヒルは中庸道化連のメンバーを殺そうとしています。

ジャヒルは転スラの「野望終焉編」に登場しています。前述したように、ジャヒルはフットマンの肉体を支配して復活を果たし、熾天使の力を得たことでシルビアを超えるほどの強さを身に付けました。また、フェルドウェイの操り人形になっていたため、仲間である中庸道化連のメンバーに強力な魔法を放っています。

ジャヒルは転スラの「王都騒乱編」に登場しています。中庸道化連のメンバーを殺そうとしていますが、ティアとカガリはリムルに救出されていました。また、ジャヒルはベニマルと戦っていますが、お互いが炎を得意にしていたため、決着が着かないことで撤退しています。その後、ルベリオスとの戦いに備えて待機しています。

ミリムとの関係や過去を知った後は、転スラに登場したジャヒルに関する感想をまとめていきます。ジャヒルは圧倒的な強さを誇っているため、読者と視聴者から様々な感想が挙がっているようです。ジャヒルとフットマンの繋がりに関する感想もまとめていきます。

転スラのジャヒルは、究極系の能力を持つキャラクターのため、「ジャヒルは強い」という感想が挙がっています。また、「ベニマルと互角の戦いぶりを見せたことが凄い」という感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、ジャヒルはフットマンに魂を植え付けていたため、「フットマンとの繋がりが面白い」「伏線が凄い」という感想が挙がっています。

フットマンはジャヒルに肉体を支配されていますが、肉体が消滅した訳ではないため、「フットマンの復活が気になる」「ティアと再会してほしい」という感想が挙がっています。

本記事では、転スラに登場したジャヒルの強さや過去を紹介していきました。2023年3月時点では、転スラのアニメにジャヒルは登場していないため、「早くアニメでジャヒルを見たい」という意見が挙がっています。ジャヒルが登場した転スラを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。