【スパイ教室 】モニカ（氷刃）の強さ・能力は？好きな人や裏切りの理由もネタバレ

本記事では、スパイ教室に登場したモニカの好きな人と裏切りの理由をまとめていきます。スパイ教室のモニカは様々な魅力を持つキャラクターのため、読者と視聴者の人気が高いようです。アニメで、モニカの声を演じている声優のプロフィールも紹介していきます。

モニカの好きな人や裏切りの理由を知る前に、まずは「スパイ教室」の基本情報を紹介していきます。スパイ教室は2020年から刊行されている小説が原作で、「第32回ファンタジア大賞」の大賞を受賞しました。2020年からは漫画の連載がスタートしており、漫画の作画は「せうかなめ」が担当しています。

スパイ教室の主人公は「クラウス」です。クラウスは「世界最強のスパイ」を自称する男性で、「極上」という口癖を持っています。物語冒頭に「チームを結成して不可能任務を遂行せよ」という命令を受け、落ちこぼれの烙印を押された少女たちで「灯」というチームを結成しました。また、少女たちは特殊な能力を持つため、能力を使って活躍していくことになります。

モニカは灯のメンバーで、「氷刃」のコードネームを持つキャラクターです。右目が隠れた水色の髪が特徴的で、「僕」という一人称を使用しています。氷刃には「氷のように鋭い刃」という意味がありますが、養成学校では問題児だったため、裏では「凍り付いて使い物にならない」と揶揄されていました。また、養成学校に入学する前からスパイに対して強い憧れを抱いていたようです。

スパイ教室のモニカは、冷静沈着な性格をしているキャラクターです。また、皮肉屋な一面があるため、年上に対しても文句を言っている姿が描かれています。灯の中ではトップクラスの実力を誇っていますが、人と慣れ合う性格はしていないため、チームの中で心を開くのが遅い印象がありました。

スパイ教室のモニカは、本好きなキャラクターです。毎日のように本を読んでいる姿が描かれており、灯の中でずば抜けた知識量を有しています。また、年下のメンバーに対しては優しく接しているため、実は面倒見が良い性格をしていることが分かりました。灯ではジビアもお姉さんの立ち位置のため、2人が問題児だらけのチームを支えています。

ここからは、スパイ教室で描かれたモニカ/氷刃の能力を紹介していきます。モニカは灯でトップクラスの実力を持つため、様々な場面で活躍を見せているようです。チームにおけるモニカの役割もネタバレしながら解説していきます。

スパイ教室のモニカは、「盗撮」を得意にしているキャラクターです。「様々な場所に置かれた鏡の反射を利用し、一定空間内のあらゆるものを視認する」という能力で、攻撃と防御の両面で能力が役立っています。また、フラッシュで敵の視覚を封じることができるため、仲間のサポートでも活躍しているキャラクターです。

モニカの能力は盗撮とされていますが、本人は「しょぼい特技」と話しています。また、「並外れた演算技術」で一定空間内を一瞬で把握しているため、モニカの本当の能力は演算技術であることが分かっています。モニカは本当の能力を仲間にも隠しているため、仲間は盗撮が能力と思っているようです。

モニカは灯でトップクラスの戦闘能力を持つキャラクターです。腕力だけならジビアが最強と予想されていますが、モニカには演算技術という武器があるため、総合力ではモニカが勝つ可能性が高いです。また、戦闘の駆け引きも得意にしている天才肌のため、灯の中では一目置かれる存在になっています。

モニカは性格以外は完璧なキャラクターで、天才の部類に入る存在です。ですが、養成学校時代には挫折を味わっており、スパイ教室の世界にはモニカを超える天才が存在していることが分かっています。そのため、スパイ教室ではモニカの成長の物語も描かれています。

灯はトラブルメーカーで悪ノリが好きな少女が多いため、冷静沈着な性格をしているモニカはまとめ役を担っています。また、年上に対しては皮肉屋な性格をしていますが、年下のサラやアネットを気遣う様子が描かれているため、実は優しい一面を持つことが分かっています。リーダーのリリィはしっかり者とは言い難いため、モニカやジビアがリリィを支えています。

前述したように、モニカは高い戦闘能力を持つキャラクターで、戦闘時には最前線で戦っています。基本的にモニカとリリィ、ジビアでチームを組んでおり、3人で訓練している様子が描かれています。総合力ではジビアよりもモニカが上ですが、単純な体力や腕力はジビアの方が上になり、訓練中にはモニカも悔しい思いをしているようです。

特殊能力や戦闘能力を知った後は、スパイ教室に登場したモニカ/氷刃の好きな人を紹介していきます。モニカは皮肉屋な性格をしていますが、実はチーム内に好きな人がいることが判明しています。また、モニカの裏切りの理由もネタバレしながら解説していきます。

灯のティアは、「3秒間目を合わせるだけで、相手の願望を読む」という能力を持っています。作中では、モニカがティアの能力を受けるシーンが描かれており、「モニカには好きな人がいる」という事実が発覚しています。好きな人は男性のクラウスと思われていましたが、モニカは男性に対する恋愛感情を嫌悪しており、クラウスではないことが分かっています。

小説の7巻では、1巻と2巻の間のエピソードが描かれており、7巻でモニカの好きな人はリリィであることが判明しました。7巻では、モニカとジビアがクラウスの師匠と戦っていて、師匠に圧倒されたことでモニカは心を折られてしまいます。ですが、リリィが強敵を前にして一歩も引かなかったため、その時からモニカはリリィに対して特別な感情を抱くようになりました。

任務を終えたモニカとリリィは、帰国するためにトラックの荷台に乗り込みました。この時にリリィが「モニカちゃんも極上の天才ですよ！」と言って抱き着き、体温が上昇して動悸を感じたモニカは、「自分はリリィが好き」という恋心に気付いています。その後、モニカはリリィの写真を持ち歩くようになり、クラウスとティアはモニカの好きな人が誰なのか気付いています。

小説の7巻では、灯と「諜報機関CIM」の戦いが描かれています。このエピソードでモニカはリリィに告白していますが、返事は保留になりました。また、リリィは「百合の花」で、モニカには「秘めた恋」という意味があるため、物語が始まる前から2人の恋愛エピソードは書かれる予定だったようです。

物語途中には、モニカが灯に対する裏切りを見せています。スパイチームの「蛇」はリリィを人質に取り、モニカに対して「リリィをフェンド連邦のダリン皇太子暗殺犯にする」と脅迫しました。リリィが暗殺犯になれば灯の解体は必然だったため、モニカは要求を飲んで裏切りを決意します。

蛇の要求を飲んだモニカは、「グレーテを斬りつける」「エルナを蹴り倒す」「ティアの右腕を負傷させる」「アネットの骨を折る」という裏切りを見せています。また、灯を抜けたモニカには「緋蛟」というコードネームが与えられましたが、本気で裏切る気は無かったため、最終的には灯に戻りました。とはいえ、仲間を負傷させてしまったため、アネットから制裁を受けて仲直りしています。

前述したように、モニカは裏切りを見せていますが、灯のメンバーは「モニカは裏切っていない」と気付きました。また、モニカはゲルデを追っていましたが、隠れ家のアパートで蛇のメンバーに襲われて死亡したと思われていました。ですが、遺体が見つからなかったため、灯のメンバーがアパートの地下を捜索し、生きていたモニカは保護されています。

好きな人や裏切りの理由を知った後は、スパイ教室で描かれたモニカ/氷刃の過去を紹介していきます。モニカは優れた能力を持つスパイですが、意外な過去を経験していることが分かりました。養成学校でモニカが落ちこぼれになった理由も解説していきます。

スパイになる前のモニカは、芸術家の一族に生まれた子供でした。天才肌のモニカは、どのような分野でも器用にこなしていましたが、両親や兄弟から「精密なだけで魂がない」と言われてしまいます。そのため、モニカは「自分には芸術の才能が無い」と考えるようになり、芸術に対する興味を失っていきました。その頃に「灼骨」のヴィレと出会い、スパイに憧れて養成学校に入学しています。

養成学校に入学したモニカは、優秀な成績を収めており、「自分にはスパイの才能がある」と思っていました。そのため、「焰」の選抜試験を受けましたが、試験官を務めるハイジとの戦いで圧倒されてしまいます。ハイジは13歳で焰に加入した本当の天才だったため、ハイジに敗れたモニカは劣等感を抱くようになりました。

自分が天才ではないことに気付いたモニカは、養成学校のカリキュラムで手抜きをするようになり、ギリギリの成績で日々を過ごしていました。そのため、落ちこぼれ扱いを受けることになりましたが、灯に加入したことで少しずつ自信を取り戻していきます。

好きな人や裏切りの理由を知った後は、スパイ教室のアニメでモニカ/氷刃を演じている声優を紹介していきます。スパイ教室には高い知名度を持つ声優が出演しているため、モニカの声も人気声優が担当しているようです。声優のキャリアや所属事務所の情報をまとめていきます。

スパイ教室のアニメでモニカ/氷刃を演じたのは、声優の悠木碧です。悠木碧は千葉県出身で、2003年から声優活動を行っています。生年月日は1992年3月27日で、所属事務所は「青二プロダクション」です。ファンからは「あおちゃん」という愛称で呼ばれており、2012年からは音楽活動も開始しています。

声優の悠木碧は、アニメ「異世界おじさん」で「メイベル」というキャラクターを演じています。メイベルは本作ヒロインの1人で、「凍神剣」を守っている氷の一族の末裔です。労働意欲がゼロのため、自堕落な性格を送っており、主人公の嶋㟢陽介に対して特別な感情を抱いています。メイベルが登場した本作は、2018年から連載されている漫画が原作で、2022年から2023年までアニメが放送されていました。

声優の悠木碧は、「幼女戦記」「僕のヒーローアカデミア」「戦記絶唱シンフォギア」「ソードアート・オンライン」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビューしてからしばらくは端役を演じており、「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどか役でブレイクしたといわれています。

好きな人や裏切りの理由を知った後は、スパイ教室に登場したモニカ/氷刃に関する感想をまとめていきます。モニカは様々な魅力を持つキャラクターのため、読者と視聴者から様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したモニカの好きな人に関する感想もまとめていきます。

スパイ教室のモニカ/氷刃は、整った容姿を持つ女性キャラクターのため、「モニカは可愛い」「モニカはイケメン」という感想が挙がっています。また、年下に対しては優しい性格をしているため、「モニカはギャップが可愛い」という感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、スパイ教室のアニメでは、声優の悠木碧がモニカ/氷刃の声を演じています。悠木碧は演技の幅がかなり広い声優のため、「悠木碧の演技力が凄い」「悠木碧が演じるモニカがかっこいい」という感想が挙がっています。また、「モニカの活躍エピソードが楽しみ」という感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、モニカはリリィに対して恋心を抱いているため、「2人の百合な関係が可愛い」という感想が挙がっています。また、「全ての任務が終わったら結婚してほしい」という感想も挙がっているようです。

本記事では、スパイ教室に登場したモニカ/氷刃の能力や裏切りを紹介していきました。モニカはリリィに告白していますが、リリィはハッキリとした返事をしていないため、2人の今後が気になっている読者が多いようです。モニカの活躍エピソードを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。