【スパイ教室】ジビア（百鬼）がかわいい！悲しい過去・能力やアニメ声優も紹介

本記事では、スパイ教室に登場したジビア/百鬼のかわいい魅力と過去を紹介していきます。スパイ教室はキャラクター人気が高い作品のため、読者と視聴者からジビアに対して様々な意見が挙がっているようです。ジビアが百鬼と呼ばれている理由や、アニメで声を演じている声優のプロフィールもまとめていきます。

ジビア/百鬼のかわいい魅力と過去を知る前に、まずは「スパイ教室」の基本情報を紹介していきます。スパイ教室は2020年1月から刊行されている小説が原作で、2020年5月からは漫画の連載もスタートしています。作者の「竹町」は、2020年から活動しているライトノベル作家で、「ファンタジア大賞」の大賞を受賞してデビューしました。

スパイ教室では、不可能任務に挑むスパイの少女たちの物語が描かれています。物語が始まる前には、世界規模の戦争が起きており、各国が「戦争はコストパフォーマンスが悪い」と認識を改めました。そのため、各国は同時期にスパイの養成を始め、スパイたちによる「影の戦争」が繰り広げられることになります。

スパイ教室のジビアは、不可能任務に挑む「灯」のメンバーです。短い白髪と泣きボクロが特徴的で、「百鬼」というコードネームで呼ばれています。普段は勝ち気で不良な性格をしていますが、本当は優しい心と正義感を持っているため、自身の得意な分野でチームに貢献しています。灯のメンバーは「時間」をテーマにした決め台詞を持っており、ジビアの決め台詞は「攫い叩く時間にしてやんよ」です。

ここからは、スパイ教室で描かれたジビア/百鬼の悲しい過去を紹介していきます。ジビアは優れた能力を持つスパイですが、物語途中に最悪な過去を経験していることが判明しました。ジビアが落ちこぼれのスパイになった理由もネタバレしながら解説していきます。

スパイ教室の「虚」は、「人食い」の異名を持つギャングの首領です。ジビアは虚の娘として生まれ、「何も与えずに奪い方だけを教える」という教育を受けていました。また、ジビアには妹と弟がいますが、妹と弟も人殺しのために作られたことが判明しています。父親は子供に対して愛情を抱いていないため、「自分の教育でどのように成長するのか」を娯楽にしていたようです。

虚にとって女性は「欲望を満たすための道具」で、誘拐のような形で子供を奪っていました。そのため、ジビアは母親について覚えておらず、誰の愛情も受けないまま育ちました。また、ジビアは生まれながらに優しい性格をしていたため、妹と弟のことを大切にしています。

ジビアは犯罪の英才教育を受けていましたが、虚の思う通りには成長しませんでした。そのため、妹と弟を守るために組織の情報を警察に密告し、組織から逃亡して孤児院に入院しています。また、入院した孤児院は貧しい場所だったため、ジビアは「妹と弟にお腹いっぱいに食べさせる」という目的を持ってスパイ養成学校に入学しました。

養成学校に入学して4年が経ちましたが、ジビアは勉強面に苦戦していました。また、妹と弟は孤児院に残っており、虚に恨みを持つ敵対組織が孤児院を襲撃する事件が起きてしまいます。この時に妹と弟は殺害されたため、愛する人と目的を失ったジビアは精神が不安的になりました。

妹と弟を失ったジビアは、精神が不安定になって校内で暴力事件を起こしています。また、どこで何をしているのか分からない生活を送っており、毎日のように血の匂いをさせて帰宅していたことが分かっています。前述したように、ジビアは勉強面に苦戦していたため、不良生徒のレッテルを貼られたことで退学寸前に追い込まれました。

ジビアは退学寸前に追い込まれていましたが、ギリギリの所でクラウスにスカウトされて灯に加入しました。灯は落ちこぼれのスパイで構成されていますが、ジビアは高い戦闘能力と技能を使って活躍していきます。また、メンバーの少女たちは似た境遇を持つため、ジビアは少しずつ本物の笑顔を取り戻していきます。

悲しい過去や落ちこぼれになった理由を知った後は、スパイ教室で描かれたジビア/百鬼の能力を紹介していきます。灯のメンバーはそれぞれが特殊な能力を持つため、ジビアも面白い能力を見せています。ジビアが百鬼と呼ばれている理由やかわいい魅力もまとめていきます。

ジビアの特技は「窃盗」です。他のメンバーと比べると地味な印象がありますが、ジビアは激しい戦闘中にも相手の物を盗む技術を持っています。また、スパイは表立った行動を見せないことが大前提のため、ジビアは灯にとって必要不可欠な存在であることが分かります。

ジビアは「他人の意識から姿を消す能力」も持っています。前述したように、ジビアは「犯罪の英才教育」を受けているため、この能力は幼少期に見つけたことが分かっています。また、窃盗の能力と相性が良いため、「相手に気付かれないように物をすり替える」という活躍も見せました。

ジビアは高い戦闘能力を持つキャラクターです。柔軟性と腕力、体力の水準が高いため、灯の中では接近戦でも活躍しています。スパイとしての総合力はモニカがトップですが、単純な戦闘ならばジビアが最強と予想されています。ジビアは養成学校の勉強に苦戦していたため、頭を使う任務を苦手にしています。

前述したように、モニカはスパイとしての総合力が高いため、ジビアはモニカと自分を比較して悔しい思いをしているようです。また、モニカは皮肉屋で協調性が無いキャラクターのため、挑発を受けたジビアが怒る様子が描かれています。ですが、接近戦はジビアとモニカに任せておけば問題がないため、実は相性が良い関係のようです。

灯のメンバーにはコードネームが与えられており、コードネームにちなんだ能力を持っています。ジビアのコードネームは「百鬼」で、コードネームの由来は「百鬼夜行」であることが分かっています。百鬼夜行は「深夜に鬼や幽霊が徘徊すること」で、ジビアのコードネームには「次にどんな行動を取るのか予測できない」という意味があります。

スパイ教室のジビアは、勝ち気で不良のような言動を見せているキャラクターです。ですが、本当は優しい心を持っており、面倒見が良い性格をしているため、灯ではお姉さんのような立ち位置になっています。メンバーに対して「お姉ちゃんになること」を宣言しているため、自身の性格を自覚していることが分かります。

灯は妹タイプのトラブルメーカーで構成されているため、ジビアは灯にとって必要不可欠な存在であることが分かります。また、17歳のジビアは、18歳のティアやグレーテよりも年下ですが、2人に対しても姉のように振舞っています。灯のメンバーは信頼できる家族がいないため、メンバー同士が本当の家族のような関係になっています。

ジビアは過去に妹と弟を失っているため、妹のようなメンバーとの生活で心を癒している可能性があります。また、リーダーを務めているリリィは、他人を思いやることができる優しい性格をしているため、ジビアはリリィと特に仲が良い様子を見せています。

前述したように、ジビアは高い戦闘能力を持つため、戦闘が起きた場合には最前線で戦っています。また、戦闘中に相手の意識から消えることができるため、並みの相手になら簡単に勝利できます。スパイは基本的には姿を見せない存在ですが、直接戦闘のエピソードが増えているため、今後はジビアの活躍も増えると予想されています。

小説の2巻では、灯に「屍の排除」という不可能任務が与えられています。ジビアはメイドに扮して敵の屋敷に侵入しており、ウーヴェを懐柔して情報を聞き出しました。最終的にはメンバーの連携で敵を倒し、見事に不可能任務を達成しています。

悲しい過去やかわいい魅力を知った後は、スパイ教室でジビア/百鬼を演じている声優を紹介していきます。スパイ教室は「声優が豪華すぎるアニメ」と言われているため、ジビアの声も人気声優が担当しているようです。声優のプロフィールや出演作品を一覧でまとめていきます。

スパイ教室のアニメでジビアを演じているのは、声優の東山奈央です。東山奈央は東京都出身で、2010年から声優活動を行っています。生年月日は1992年3月11日で、所属事務所は「インテンション」です。高音の地声を活かした少女を演じることが多いですが、スパイ教室のジビアのような勝気な女性キャラクターも演じています。ファンからは「なおぼう」「とーやまん」という愛称で呼ばれています。  

東山奈央は幼少期からアニメを見ることが好きで、「鋼の錬金術師」に感動したことが声優に興味を抱いたきっかけのようです。中学と高校は女子校に通っており、友人との台本の掛け合いに楽しさを感じたことで演技の道に進むことを決めたようです。2017年からは音楽活動を開始しており、2019年と2021年の声優アワードで賞を受賞しています。

声優の東山奈央は、アニメ「ゆるキャン△」で「志摩リン」というキャラクターを演じています。志摩リンは主人公の1人で、口数が少なくクールな性格をしているキャラクターです。祖父の影響で中学生時代からキャンプをしており、物語途中に仲間とのキャンプにも楽しさを感じるようになりました。志摩リンが登場した本作は、2015年から連載されている漫画が原作で、2018年からアニメシリーズの放送がスタートしています。

声優の東山奈央は、「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」「俺を好きなのはお前だけかよ」「ようこそ実力至上主義の教室へ」「この美術部には問題がある！」などのアニメでもキャラクターを演じています。デビュー1年目に「神のみぞ知るセカイ」のヒロインに抜擢されており、数多の作品で主人公やヒロインを演じたことで知名度を上げています。

悲しい過去やかわいい魅力を知った後は、スパイ教室に登場したジビア/百鬼に関する感想をまとめていきます。スパイ教室は累計発行部数100万部を突破している人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したジビアの過去や魅力に関する感想をまとめていきます。

スパイ教室のジビアは、スレンダーな美人キャラクターのため、読者と視聴者から「ジビアがかわいい」という感想が挙がっています。また、勝ち気な性格をしていますが、灯の仲間とは楽しそうな生活を送っているため、「ジビアはギャップもかわいい」という感想が挙がっています。

スパイ教室のジビアは、勝ち気なお姉さんという性格をしていますが、恋愛面にかなり弱いことが分かっているため、「異性には奥手で乙女なジビアがかわいい」という感想が挙がっています。

本記事で紹介したように、ジビアは「クズな父親のもとで育つ」「妹と弟を殺される」という過去を経験しているため、読者と視聴者から「ジビアの過去が切ない」という感想が挙がっています。また、辛い過去を経験しても明るく生きているため、「ジビアは強い心を持つかっこいいキャラクター」という感想も挙がっています。

ジビアの母親に関する情報は書かれていないため、「ジビアの母親が気になる」という感想が挙がっています。また、「不可能任務を達成したら幸せな人生を歩んでほしい」という感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、スパイ教室では東山奈央がジビアの声を演じています。東山奈央は「高音の女の子らしいキャラクター」を演じることが多いため、「東山奈央の演技力が凄い」「東山奈央が演じるジビアがかっこいい」という感想が挙がっています。

本記事では、スパイ教室に登場したジビアのかわいい魅力と過去を紹介していきました。ジビアは悲しい過去を経験していますが、過去を感じさせない明るさを見せているため、読者と視聴者の人気が高いキャラクターになっているようです。ジビアの活躍エピソードを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。