銀幕ヘタリアのあらすじと評判は?映画を見た人の感想・評価をまとめて紹介

国の擬人化キャラクターが登場する人気作品『ヘタリア』は、過去に劇場映画化されました。ここでは、映画『銀幕ヘタリア』のあらすじや、映画を見た人の感想・評価をまとめて紹介していきます。映画『銀幕ヘタリア』は、多くのヘタリアファンが待ち望んでいたものでしたが、期待値が高かったからこそ予想外の展開に「ひどい」「つまらない」という声が多数挙がりました。ここでは、何故「ひどい」という評価になったのかについても見ていきます。

銀幕ヘタリアのあらすじと評判は?映画を見た人の感想・評価をまとめて紹介のイメージ

目次

  1. 銀幕ヘタリアとは?あらすじを紹介
  2. 銀幕ヘタリアがつまらない・ひどいといわれる理由
  3. 銀幕ヘタリアが面白いといわれる理由
  4. 銀幕ヘタリアの声優一覧
  5. 銀幕ヘタリアの映画に関する感想や評価
  6. 銀幕ヘタリアまとめ

銀幕ヘタリアとは?あらすじを紹介

映画「銀幕ヘタリア」の概要

『銀幕ヘタリア Axis Powers Paint it, White(白くぬれ!)』は、2010年6月に公開された劇場版アニメ映画です。上映時間は1時間20分で、公開された劇場は全国10スクリーン。劇場版主題歌は主要キャラが歌う「WA!輪!!ワールド音頭」で、劇場版イメージソングはプロイセンが歌う「Mein Gott!」バンドアレンジバージョンでした。

映画「銀幕ヘタリア」のあらすじ

突如、世界中に謎の地球外知的生命体「ピクト星人」が現れました。侵略の危機を前に、主要国たちは集まって緊急世界会議を開きます。しかし、いつも喧嘩ばかりしている彼らは今回も足並みを揃えることができませんでした。結局、各国がそれぞれのやり方で国土を防衛しようとするのですが、それも上手くいかず、最終的に枢軸と連合の8人がピクト星人と戦うことになります。

ヘタリアドットコム:アニメ「ヘタリア The World Twinkle」 公式サイト

銀幕ヘタリアがつまらない・ひどいといわれる理由

ここからは『銀幕ヘタリア』がつまらない・ひどいといわれる理由について見ていきます。『ヘタリア』は多くのファンに愛されている人気作品です。『ヘタリア』が映画化されるということでファンは歓喜しましたが、実際に映画が公開されると、つまらない・ひどいという評価・感想が多く挙がりました。ファンですらつまらない・ひどいという感想を抱いてしまったのは何故なのか、詳しくチェックしてみましょう。

理由①アニメ版の映像の使い回しが多い

『銀幕ヘタリア』がつまらない・ひどいといわれる理由その1は、アニメ版の映像の使い回しが多いというものです。『銀幕ヘタリア』は新規映像だけで構成された作品ではありません。映画のオリジナルストーリーの間に、いくつものアニメ版映像が差し込まれていました。

金を払って『銀幕ヘタリア』を観に行くほどの『ヘタリア』ファンであれば、当然目にしたことがある映像ばかりです。映画ならではの新しい映像を期待していたファンにとって、アニメ版映像の使い回しは気分を下げる出来事でした。

理由②全く関係のない内容の四コマが入る構成

『銀幕ヘタリア』がつまらない・ひどいといわれる理由その2は、全く関係のない内容の四コマが入る構成です。『銀幕ヘタリア』の特徴は、映画オリジナルストーリーの間に、アニメ版でお馴染みのショートストーリーが差し込まれる構成になっている点です。

映画の本筋に関係のない話が度々入るため、観客は呆気に取られてそれまでのメインストーリーを忘れてしまうことになります。その結果、観たはずなのに内容を覚えていないという感想や、つまらなかったという評価が挙がることになったのです。

理由③意味のわからない展開

『銀幕ヘタリア』がつまらない・ひどいといわれる理由その3は、意味のわからない展開です。『銀幕ヘタリア』は、突如謎の宇宙人が世界各国に現れたところから始まります。登場する国々は、ピクト星人の侵略から地球を守ろうとするのですが、後に何故かピクト星人たちをもてなし始めます。ストーリーに脈絡がなく、そこがつまらない・ひどいという感想・評価に繋がったようです。

Thumbヘタリアの相関図を解説!登場人物同士の関係やキャラを演じたアニメ声優を紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

銀幕ヘタリアが面白いといわれる理由

ここからは『銀幕ヘタリア』が面白いといわれる理由について紹介していきます。酷評されることが多い『銀幕ヘタリア』ですが、面白いという声も挙がっています。ファンが面白いと感じたのはどの部分なのか、詳しく見ていきましょう。

理由①出演キャラが盛りだくさん

『銀幕ヘタリア』が面白いといわれる理由その1は、出演キャラが盛りだくさんである点です。『ヘタリア』の主要キャラといえば、枢軸と連合の8人。『銀幕ヘタリア』では、主要キャラ以外のキャラクターたちがまとめて登場します。多くのキャラクターを一度に見ることができる豪華さは、映画ならではです。

理由②壮大なギャグコメディ

『銀幕ヘタリア』が面白いといわれる理由その2は、壮大なギャグコメディであるというところです。主要キャラたちが突如現れた宇宙人の対応に追われる、という奇想天外かつ壮大なストーリーが『銀幕ヘタリア』の大きな魅力です。清々しいほどの振り切り具合に面白さを見出したファンも一定数存在していました。

理由③オリジナルの地球外生命体

『銀幕ヘタリア』が面白いといわれる理由その3は、オリジナルの地球外生命体です。『銀幕ヘタリア』には「ピクト星人」という地球外生命体が登場します。ピクト星人は映画のオリジナルキャラクターです。ピクト星人を相手に各国がどのような対応をするのか、という点が映画の見どころの1つになっています。

Thumbヘタリアの声優キャスト一覧!各キャラクターの特徴も地域別にまとめて紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

銀幕ヘタリアの声優一覧

イタリア役/浪川大輔

『銀幕ヘタリア』でイタリアの声を担当したのは、声優・俳優・歌手の浪川大輔です。浪川大輔は1976年4月2日生まれで、東京都出身。声優事務所ステイラックの代表取締役を務めています。

主な出演作品に『爆転シュート ベイブレードGレボリューション』(疾風のジン/木ノ宮仁)、『GANTZ』(玄野計)、『ツバサ・クロニクル』(ファイ・D・フローライト)、『BLACK LAGOON』(ロック)、『BLEACH』(ウルキオラ・シファー)、『君に届け』(風早翔太)、『ルパン三世』(石川五エ門〈3代目〉)、『ハイキュー!!』(及川徹)などがあります。

ドイツ役/安元洋貴

『銀幕ヘタリア』でドイツの声を担当したのは、声優・ナレーターの安元洋貴です。安元洋貴は1977年3月16日生まれで、山口県出身。声優・ナレーター事務所であるシグマ・セブンに所属しています。

主な出演作品に『BLEACH』(茶渡泰虎)、『ロックマンエグゼ』(カーネル)、『爆丸バトルブローラーズ』(ゴーレム)、『FAIRY TAIL』(エルフマン・ストラウス)、『ソードアート・オンライン』(エギル/アンドリュー・ギルバート・ミルズ)、『鬼灯の冷徹』(鬼灯)、『弱虫ペダル』(金城真護)などがあります。

日本とキューバ役/高橋広樹

『銀幕ヘタリア』で日本とキューバの声を担当したのは、声優・俳優・歌手の高橋広樹です。高橋広樹は1974年9月7日生まれで、東京都出身。芸能事務所であるマック・ミックに所属しています。

主な出演に『HUNTER×HUNTER(第1作)』(ヒソカ)、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』(城之内克也)、『テニスの王子様』(菊丸英二)、『金色のガッシュベル!!』(パルコ・フォルゴレ)、『スクールランブル』(播磨拳児)、『ネオアンジェリークAbyss』(レイン)、『あんさんぶるスターズ!』(斎宮宗)、『抱かれたい男1位に脅されています。』(西條高人)などがあります。

アメリカとカナダ役/小西克幸

『銀幕ヘタリア』でアメリカとカナダの声を担当したのは、声優・舞台俳優の小西克幸です。小西克幸は1973年4月21日生まれで、和歌山県出身。声優事務所である賢プロダクションに所属しています。

主な出演に『シャーマンキング』(阿弥陀丸)、『BLOOD+』(ハジ)、『金色のコルダ』(王崎信武)、『少年陰陽師』(紅蓮)、『神曲奏界ポリフォニカ』(サイキ・レンバルト)、『天元突破グレンラガン』(カミナ)、『マクロスF』(オズマ・リー)、『世界一初恋』(高野政宗)、『べるぜバブ』(男鹿辰巳)、『ゴールデンカムイ』(鯉登少尉)などがあります。

イギリス役/杉山紀彰

『銀幕ヘタリア』でイギリスの声を担当したのは、声優の杉山紀彰です。杉山紀彰は1974年3月9日生まれで、東京都出身。声優事務所であるステイラックに所属しています。

主な出演作品に『NARUTO-ナルト-』(うちはサスケ)、『BLEACH』(石田雨竜)、『Fate/stay night』(衛宮士郎)、『黒執事』(ウィリアム・T・スピアーズ)、『D.Gray-man HALLOW』(アレイスター・クロウリー)、『陰陽師・平安物語』(安倍晴明)などがあります。

フランス役/小野坂昌也

『銀幕ヘタリア』でフランスの声を担当したのは、声優・ナレーター・リングアナウンサー・ラジオパーソナリティ・DJの小野坂昌也です。小野坂昌也は1964年10月13日生まれで、大阪府出身。声優事務所である青二プロダクションに所属しています。

主な出演作品に『ツヨシしっかりしなさい』(井川ツヨシ)、『SLAM DUNK』(安田靖春、相田彦一)、『TRIGUN』(ヴァッシュ・ザ・スタンピード)、『テニスの王子様』(桃城武)、『キン肉マンⅡ世』(キン肉万太郎)、『よんでますよ、アザゼルさん。』(アザゼル)、『BLEACH』(平子真子)などがあります。

ロシア役/高戸靖広

『銀幕ヘタリア』でロシアの声を担当したのは、声優・ナレーターの高戸靖広です。高戸靖広は1968年1月23日生まれで、岡山県出身。声優事務所である青二プロダクションに所属しています。

主な出演作品に『ビックリマン』(聖フェニックス/ヘッドロココ/アンドロココ)、『美少女戦士セーラームーン』(アルテミス)、『フォーチュン・クエストL』(キットン)、『ベイベーばあちゃん』(ロザリー)、『僕のヒーローアカデミア』(根津校長)などがあります。

中国役/甲斐田ゆき

『銀幕ヘタリア』で中国の声を担当したのは、声優の甲斐田ゆきです。甲斐田ゆきは11月30日生まれで、東京都出身。現在はフリーで活動しています。アニメ『ヘタリア』ではナレーターも担当しています。

主な出演作品に『HUNTER×HUNTER(第1作)』(クラピカ)、『テニスの王子様』(不二周助)、『花右京メイド隊』(花右京太郎)、『涼風』(藤川綾乃)、『少年陰陽師』(安倍昌浩)、『かみちゃまかりん』(烏丸霧火)、『セキレイ』(焔/篝)、『流星のロックマン』(双葉ツカサ)、『ポルフィの長い旅』(ポルフィ)、『異世界はスマートフォンとともに。』(琥珀)などがあります。

オーストリア役/笹沼尭羅

『銀幕ヘタリア』でオーストリアの声を担当したのは、声優の笹沼尭羅です。笹沼尭羅は1973年3月25日生まれで、東京都出身。声優事務所であるアーツビジョンに所属しています。現在の芸名は笹沼晃となっています。

主な出演作品に『激闘!クラッシュギアTURBO』(万願寺タケシ)、『RAVE』(ユリウス・レイフィールド)、『機動戦士ガンダムSEED』(ディアッカ・エルスマン、マーチン・ダコスタ)などがあります。

リトアニア役/武内健

『銀幕ヘタリア』でリトアニアの声を担当したのは、声優の武内健です。武内健は1978年2月20日生まれで、東京都出身。声優事務所であるアーツビジョンに所属しています。

主な出演作品に『グリーングリーン』(高崎祐介)、『DEAR BOYS』(三浦蘭丸)、『kiss×sis』(住之江圭太)、『BROTHERS CONFLICT』(朝日奈琉生)などがあります。

ハンガリー役/根谷美智子

『銀幕ヘタリア』でハンガリーの声を担当したのは、声優の根谷美智子です。根谷美智子は1965年10月4日生まれで、福井県出身。かつてはアーツビジョンに所属していましたが、現在はフリーで活動しています。

主な出演作品に『メタルファイター・MIKU』(サヤカ)、『地獄先生ぬ~べ~』(高橋律子)、『スーパードール★リカちゃん』(ドールイヅミ)、『カスミン』(霞蘭子)『シャーマンキング』(道潤)、『フルメタル・パニック!』(メリッサ・マオ)、『鋼の錬金術師』(リザ・ホークアイ)、『月詠-MOON PHASE-』(安西裕美)、『〈物語〉シリーズ』(神原遠江/臥煙遠江)などがあります。

Thumb【ヘタリア】アニメシリーズを見る順番は?テレビ・劇場版の全作品を公開順に解説 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

銀幕ヘタリアの映画に関する感想や評価

『銀幕ヘタリア』のあらすじに関する感想・評価です。『銀幕ヘタリア』を観に行ったという人の中で、あらすじを全く思い出せないという人は少なくありません。あまりにひどい内容であったため、あらすじすら記憶から消去しているという人が一定数存在しているようです。

『銀幕ヘタリア』のあらすじがひどい、という感想・評価です。『銀幕ヘタリア』のあらすじは、作品を観ていない人はもちろん、観た人も理解が及ばないものでした。ファンの中には、あらすじは脇に置いてオールキャラの活躍だけを楽しむ、という猛者もいたようです。

あらかじめ乾燥とあらすじをチェックしたうえで映画を視聴した人の感想・評価です。ハードルを目一杯下げた状態で観ても、1期の使い回しカットは許せなかったようです。映画でする必要はなかった、という声は少なからず挙がっていました。

『銀幕ヘタリア』に面白い点を見出した人の感想・評価です。酷評されることが多い『銀幕ヘタリア』ですが、ツッコミどころ満載な点に面白さを見出している人も少なくないようです。意味のわからないシーンや展開を楽しむことができる人に、本作は向いています。

Thumb【ヘタリア】イタリアはヘタレな女好きの主人公!担当声優やキャラソンも紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

銀幕ヘタリアまとめ

ここでは、映画『銀幕ヘタリア』のあらすじや、見た人の感想・評価をまとめて紹介してきました。『銀幕ヘタリア』は記憶を飛ばす人が続出した作品ですが、そこが面白いという人もいます。興味を持った人は『銀幕ヘタリア』を見て、名作か駄作か、自分自身で見極めてみると良いでしょう。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ