すずめの戸締まりは3.11東日本大震災がモデル?津波や緊急地震速報シーンも?

『すずめの戸締まり』は3.11東日本大震災がモデルとされているようで、津波や緊急地震速報・アラートが登場するシーンもあることで話題になっています。しかし、3.11東日本大震災をモデルとしている『すずめの戸締まり』は視聴者による批判が多く寄せられているようで、あまり評判が良くないようです。一体なぜ『すずめの戸締まり』は批判されているのでしょうか?そこで今回は、3.11東日本大震災がモデルとなった『すずめの戸締まり』の批判や、緊急地震速報・アラートが登場するシーンなどについても調査してみましょう。

すずめの戸締まりは3.11東日本大震災がモデル?津波や緊急地震速報シーンも?のイメージ

目次

  1. すずめの戸締まりとは?
  2. すずめの戸締まりは3.11東日本大震災がモデル?
  3. すずめの戸締まりが批判されている理由は?見るべき?
  4. すずめの戸締まりの結末の意味やその後
  5. すずめの戸締まりの3.11東日本大震災に関する感想や評価
  6. すずめの戸締まりの3.11東日本大震災まとめ

すずめの戸締まりとは?

新海誠の最新作として2022年11月に公開されたアニメーション映画・『すずめの戸締まり』。そんな『すずめの戸締まり』とは一体どのような映画作品なのでしょうか?まずは、天才監督・脚本家の新海誠が手がける『すずめの戸締まり』の作品概要とあらすじについてチェックしてみましょう。

すずめの戸締まりの概要

『すずめの戸締まり』は、2022年11月に公開された日本のアニメーション映画です。そんな『すずめの戸締まり』の脚本・監督を担当するのは、新海誠です。新海誠は、コミックス・ウェーブ・フィルム所属の脚本家、アニメーター、アニメーション監督、小説家です。

『すずめの戸締まり』は2022年11月に公開された日本のアニメーション映画です。そんな『すずめの戸締まり』の脚本・監督を担当するのは、新海誠です。新海誠は、コミックス・ウェーブ・フィルム所属の脚本家、アニメーター、アニメーション監督、小説家です。

すずめの戸締まりのあらすじ

17歳の女子高校生・岩戸鈴芽は、2011年3月11日に起きた東日本震災で、母親を探している内に草原の中で孤立するという夢に悩まされていました。岩戸鈴芽は『扉』を探しているとき、扉を閉める青年・宗像草太とすれ違い、気になったので追いかけることに。すると、そこには空中に浮かぶ扉だけがありました。扉を開けると、そこには異世界のようなものがあり…。

映画『すずめの戸締まり』公式サイト

すずめの戸締まりは3.11東日本大震災がモデル?

『君の名は。』や、『天気の子』に次ぐ、新海誠作品『すずめの戸締まり』。そんな『すずめの戸締まり』は、3.11東日本大震災がモデルになっていると噂されているようです。本当に『すずめの戸締まり』は3.11東日本大震災がモデルとなっているのでしょうか?

また、3.11東日本大震災がモデルということは、津波や緊急地震速報・アラートなどといったものも登場するのでしょうか?お次は、『すずめの戸締まり』のモデルが3.11東日本大震災だと言われている理由についてや、津波や緊急地震速報・アラートが登場するのかなどについてチェックしてみましょう。

すずめの戸締まりに津波や緊急地震速報・アラートが登場?

3.11東日本大震災がモデルになっていると噂されている『すずめの戸締まり』ですが、『すずめの戸締まり』のモデルが3.11東日本大震災だと言われるようになった理由は、『すずめの戸締まり』のストーリーに津波や緊急地震速報・アラートが登場することが関係しているようです。

実際に、『すずめの戸締まり』監督の新海誠は、東日本大震災が起きたときからずっと、3.11のことを考えていたようで、インタビューでも「(2011年から)10年間は、ずっと3.11のことを考えながら映画を作っていた」と振り返っています。そのため、『すずめの戸締まり』で、東日本大震災をテーマに選んだようです。

3.11東日本大震災で鈴芽の母は亡くなった?

『すずめの戸締まり』・鈴芽の母は3.11東日本大震災の震災が原因で亡くなったようです。鈴芽の母は看護師として働いており、3.11東日本大震災が起きた日も病院にて勤務していたようです。地震が起きたとき、鈴芽は保育園に預けられていたので、その後保育園の先生に連れられ近くの小学校で避難していたようです。しかし、待てど暮らせど鈴芽の母は迎えに来ませんでした。

鈴芽は10日ほど小学校に避難しており、他の園児たちは続々と親が迎えに来て自宅へと帰っていったのですが、鈴芽の母は迎えに来ず、ある時鈴芽の叔母がやってきて「うちの子になりなさい」と、宮崎県へ連れて行きました。これは鈴芽の母が亡くなったからだと考えられています。どんな理由で亡くなったのかは描かれていませんが、母親は3.11東日本大震災の災害によって、鈴芽が4歳の時に亡くなってしまったのでしょう。

新海誠監督が3.11東日本大震災がモデルだと明言?

『震災』というデリケートな問題を扱っている『すずめの戸締まり』は、公開発表時から3.11東日本大震災をモデルとしているのではないかと推測する方もいたようですが、実際に新海誠監督が『すずめの戸締まり』は3.11東日本大震災をモデルとしていると明言しているようです。これは小説版の『すずめの戸締まり』あとがきにて語られたようです。

更にあとがきでは、「直接被災した訳ではないが、10年以上経過した現在でも地震当時に感じた気持ちが頭に浮かぶ」と発言していたり、完成報告記者会見で新海誠監督は、「観客の多くは10歳代で、共通体験としての震災が薄くなっている。でも今なら同じ気持ちを共有できるかもしれない」と語られており、3.11東日本大震災を風化させずに若い世代にも気持ちを共有して欲しいと思っていたようです。

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すずめの戸締まりが批判されている理由は?見るべき?

『君の名は。』や、『天気の子』など、世間でも大きな評判を与えた映画の監督といえば、新海誠です。そんな新海誠が手がける最新作ということで、注目されていた作品が『すずめの戸締まり』です。しかし、いざ『すずめの戸締まり』の映画公開が行われてからは、批判の声が殺到しているようです。

一体なぜ、『すずめの戸締まり』は、批判されてしまっているのでしょうか?何か理由があるのでしょうか?また、批判殺到となっている『すずめの戸締まり』ですが、実際に見るべきなのかどうか、詳しく調査してみましょう。

すずめの戸締まりが批判されている理由

新海誠の最新作として注目を浴びていた『すずめの戸締まり』ですが、いざ映画が公開されると批判殺到となってしまったようです。『すずめの戸締まり』が批判されているのには理由がありました。3.11東日本大震災をモデルとしている『すずめの戸締まり』ですから、震災がメインで描かれています。

となると、津波や緊急地震速報・アラートが登場するシーンも当然、登場します。津波や緊急地震速報・アラートが登場するシーンに対し、3.11東日本大震災の被災者はトラウマを感じている方も少なくないので、リアルすぎるほど震災の怖さを描いている『すずめの戸締まり』には震災描写が怖すぎるという批判もあがってしまったようです。

しかしこの批判は良くも悪くも、リアルに震災の恐ろしさを描いているという評価でもあります。『すずめの戸締まり』に寄せられている批判の多くとしては、『すずめの戸締まり』のモデルとなっている3.11東日本大震災に対する描写です。

3.11東日本大震災の被災者にとっては、震災の描写が怖いというだけでなく、不快に感じた方も少なくなかったようで、それらが批判されている理由に繋がっているようです。一体なぜかというと、『すずめの戸締まり』では過去に日本で起きていた地震災害は全てミミズのせいという設定に加え、被災地を廃墟や災いの渦巻くあの世の情景として描いているようです。

そのため、3.11東日本大震災の被災者にとっては、震災の描写がリアルで怖いという声だけではなく、「被災地は廃墟でもあの世でもない!」「被災者や被災地のことを何だと思ってんだ!」と怒りの声や批判もあげられていたほどです。

震災描写が怖いというのは、3.11東日本大震災の被災者にとっては避けては通れませんから、作品を視聴しないという選択もあるでしょう。しかし、それでも『すずめの戸締まり』を視聴したいと思った視聴者にとっては、3.11東日本大震災がこのような情景として扱われたことにショックを受けた被災者も多くいたようで、批判の声が殺到しました。

すずめの戸締まりを被災者は見ない方が良い?

前述した通り、『すずめの戸締まり』は3.11東日本大震災がモデルになっており、『すずめの戸締まり』のストーリーでは、津波や緊急地震速報・アラートが登場するシーンもあります。『すずめの戸締まり』は、3.11東日本大震災をモデルとしているため、震災が深く関係したストーリーとなっています。

津波や緊急地震速報・アラートが登場するので、3.11東日本大震災の被災者はトラウマを感じる方も多いようでしたし、『すずめの戸締まり』では震災の描写が怖いほどリアルに描かれており、実際に『すずめの戸締まり』をみた方の中には、「見ていてつらかった」「被災したことを思い出して怖い」という意見もありました。

3.11東日本大震災をモデルとしていることもあってか、『すずめの戸締まり』公式ツイッターなどでも地震描写や緊急地震速報を受信した際の警報音が流れるシーンがあると告知しています。緊急地震速報のアラートは実際のものとは異なるとされているようですが、3.11東日本大震災の被災者にとっては地震描写や津波・緊急地震速報・アラートなどからフラッシュバックしてしまう可能性もあるとされていました。

そのため、3.11東日本大震災の被災者にはPTSDフラッシュバックなどの可能性からもみないほうがいいのではないかという声も挙げられていました。被災者の方はどれだけ時が経っても心の傷深さは確かなものでしょうし、少しでも気になる方は体調を崩す可能性もあるでしょうから、みないほうが良いかもしれません。

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すずめの戸締まりの結末の意味やその後

3.11東日本大震災をモデルとしたことで、賛否両論となっている『すずめの戸締まり』ですが、ストーリー結末の意味や、その後は一体どのようなものとなっているのでしょうか?お次は、『すずめの戸締まり』の結末の意味やその後についてチェックしてみましょう。

すずめの戸締まりの結末の意味

『すずめの戸締まり』のラストシーンで、鈴芽は常世で過去の自分の姿を見つけました。そして、これまで何度も夢で見ていた幼い自分の前に立っていた『母』と思われていた人物は、未来の自分の姿だったことがわかりました。

それと同時に母が亡くなったことを受け入れなくてはいけなくなりました。この結末が意味するのは、『亡くなった人の死を受け止めながら、自分で自分自身を救う』ということだと考えられています。それは、誰かに守られるのではなく、自分で自分を救って『自分の未来を約束する』というものではないかと考えられています。

すずめの戸締まりのその後

『すずめの戸締まり』のその後についてですが、鈴芽は「いってきます」と言って後ろ戸に鍵をかけ、未来へと歩いて行きました。草太はというと、鈴芽にまた会いに行くことを約束しています。自分自身と向き合って過去を整理し、未来へ歩く鈴芽が描かれていました。

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すずめの戸締まりの3.11東日本大震災に関する感想や評価

3.11東日本大震災がモデルとなったことで、賛否両論となっている『すずめの戸締まり』。そんな『すずめの戸締まり』が3.11東日本大震災のをモデルとしていることに対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか?最後に、『すずめの戸締まり』の3.11東日本大震災に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『すずめの戸締まり』の3.11東日本大震災に対して「ただ、、、東日本大震災に対して、感情が深い方には個人的にはオススメ出来ない。直球過ぎる、だからこそなのかもしれないが。。。」とツイートしています。『すずめの戸締まり』で描かれている3.11東日本大震災の描写は直球すぎるため、感情が深い方にはオススメしないと個人的に喚起している方もいました。

こちらの方は『すずめの戸締まり』の3.11東日本大震災に対して「アラーム音とかは怖すぎて泣いたけど再認識できたし映画館で観れて良かったって思いましたまた、1/17で阪神・淡路大震災が28年経つそうです。 辛いことであると同時に忘れてはいけないことであると再認識できました。」とツイートしています。アラーム音が怖くて泣いたけれど、風化しないように再認識できて良かったと感じる方もいました。

こちらの方は『すずめの戸締まり』の3.11東日本大震災に対して「今更だけど、映画館で #すずめの戸締まり 見た。いい年して涙ダラダラで、周りに目立ってないか超気になった。311の時に避難生活したから余計に来た。」とツイートしています。3.11東日本大震災の被災者で、避難生活をしていた方も、リアルに震災が描かれた『すずめの戸締まり』には涙が溢れ出てしまったようです。

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すずめの戸締まりの3.11東日本大震災まとめ

『すずめの戸締まり』の3.11東日本大震災まとめについて今回はご紹介しました。新海誠監督の最新作として2022年11月に公開された『すずめの戸締まり』は、2011年3月11日に起きた3.11東日本大震災をモデルとしているようで、当時4歳だった鈴芽が被災したその後が描かれています。

そんな3.11東日本大震災をモデルとしてしている『すずめの戸締まり』はリアルすぎるほどリアルに描かれている故にショッキングだったり、被災地を廃墟や災いの渦巻くあの世の情景として描いていることで批判の声も挙げられたようですが、公開3日間の興行成績は新海誠監督作品史上最高となる程反響を呼んでいます。大ヒット映画『すずめの戸締まり』、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。

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