2018年09月11日公開
2018年09月11日更新
美女と野獣は王子様が野獣の正体!魔法をかけられた理由と悲しい過去とは?
「美女と野獣」は、フランスの民話に基づき1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品です。「美女と野獣」は、アニメ映画史上初となるアカデミー賞作品賞ノミネート作品です。そんなだれもが一度は目にしたことのある「美女と野獣」の野獣の正体は王子様なのでしょうか?そして、王子様たちが魔法をかけられてしまった理由とは何なのでしょうか?さらに、王子様の悲しい過去についても紹介していきます。
目次
「美女と野獣」の野獣の正体は王子様!魔法にかけられた理由や悲しい過去も紹介!
この記事では、「美女と野獣」の野獣の正体、王子様たちが魔法にかけられてしまった理由や王子様の悲しい過去について紹介していきます。「美女と野獣」に登場する野獣の正体は、本当に王子様なのでしょうか?なぜ、王子様は魔法にかけられてしまったのでしょうか?それには、悲しい過去は関係しているのでしょうか?これらを探り、画像とともに紹介していきます。
「美女と野獣」は、2017年に主演にエマワトソンを迎え、実写映画化されました。そして今回は、「美女と野獣」のアニメーション映画作品から、「美女と野獣」に登場する野獣の正体の謎や王子様が魔法にかけられてしまった理由、そして王子様の秘められた悲しい過去などを画像とともに紹介していきます。
美女と野獣のあらすじを画像付きで紹介!野獣の正体は王子様!
こちらでまず、「美女と野獣」のあらすじを画像とともに簡単に紹介していきます。そして、「美女と野獣」に登場する野獣の正体も追及し、こちらも画像とともに紹介していきます。「美女と野獣」は、森の奥にある城に住む王子様と、とある街に住む発明家の娘の愛の物語です。
美女と野獣のあらすじを簡単に紹介!
森の奥深くにある城に、アダムという名前の若くてとても美しい王子様が住んでいました。ですが、その王子様は実は我儘で傲慢な性格をしていました。そんなある日の夜に、醜い老女が城を訪ねてきます。そして、一輪のバラを宿代代わりに差し出して城に一晩泊めてほしいと頼み込みます。しかし王子様は我儘で傲慢です。老女の醜さを理由にしてその頼みを断ってしまいます。
頼みを断られてしまった老女は王子様に「見かけでひとを判断すると、心の奥底のにある真実が見えなくなる」と忠告します。ですが、王子様は全く聞く耳を持たずに老女を追い返そうとしていました。その時、さっきまで醜い老女だった女性は、美しい魔女へと姿を変えます。そして、優しい心を持たず人を見た目で判断するような王子様た、王子様をこのように育ててしまった召使いたち、さらに城全体に魔法をかけました。
その魔法で王子様は醜くとても恐ろしい野獣の姿に変えられてしまいます。召使いたちは家財道具に変えられてしまいました。そして魔女は、どんなものも映し出す鏡と最初に見せた一輪のバラをおいて消えてしまいます。このバラの花びらが全て散ってしまうその前に、王子様自身が人を愛し人に愛されるという「真実の愛」を見つけられなければ、王子様や召使いたちにかけられた魔法は解けることはありません。
いくつかの月日は過ぎていき、野獣の姿になってしまった王子様は自信や希望をすっかり失ってしまいます。そして「こんな醜くて恐ろしい姿の野獣なんて、だれが愛してくれるのか」と城に閉じこもって絶望の日々を送り、気づけば10年もの歳月が流れてしまっていました。
とある街に住む発明家モーリスの娘であるベルは、この街1番の美貌の持ち主で、読書と空想が大好きな父親思いでとても優しいが町の人たちからは謎めいた娘だと思われています。ベルは、夢見がちな自分の性格を風変りと捉える街の人々に馴染めずにいたため、街1番のハンサムで人気者だが実は乱暴で下品なうぬぼれ屋の狩人・ガストンの求婚に困惑していました。
父モーリスが発明大会に出かけた日、愛馬のフィリップが父を乗せぬまま戻ってきてしまい、ベルは父に何かあったのでは?と考え、フィリップとともに父とはぐれたと思われる森の奥の城へと行きました。父は森で迷いフィリップとはぐれたあとに城で一夜を過ごせないかと家財道具にされた召使いに頼んでいましたが、城の主の野獣が怒り、不法侵入者として捕らえられて牢獄に繋がれてしまっていました。
父の開放を願うベルは、父の代わりに自分がこの城に留まるということを申し出ます。すると野獣はその条件を受け入れました。父は猛反対をしていましたが、野獣に強制的に魔法の馬車に乗せられて街へと追い返されてしまいます。そして城に残ることになったベルを、家財道具にされてしまった召使いのポット夫人やルミエール、置き時計のコグスワースたちは快く受け入れてくれ、もてなしてくれました。
こうしてるうちにベルも気を取り直して城の生活に馴染もうと努力していきます。ですが野獣の我儘で横暴で礼儀知らずな振る舞いに耐えられずに城を飛び出します。そして吹雪の中で野生の狼に襲われそうになるも、駆けつけてきた野獣に救われます。このことをきっかけに、ベルはこんな我儘で横暴な野獣だが、心の中には優しさがあるということに気づきます。野獣もベルの優しさに触れ、お互いに心を通わせていきます。
日々をともにしていくうちに、野獣は少しづつ人間らしい心を取り戻していきベルに想いを寄せ始めます。またベルも日々変わっていく野獣をみて徐々に惹かれていきます。そして2人だけの舞踏会を開きます。その日の夜、父のことで思い沈んでいるベルに魔法の鏡で父の姿を映し出し見せました。そこには病身のまま1人でベルを探している姿がありました。そして野獣は、ベルへの愛情を自覚し愛するベルに魔法の鏡を与えて開放します。
街ではベルから事情を聞いたガストンが、ベルと野獣の関係を察し、野獣を殺しに城に夜襲をかけに向かってしまいます。そして自宅地下に幽閉されてしまっていたが、ベルの鞄に隠れてついてきたティーカップのチップの提案で脱出し、野獣に襲撃を知らせようと大急ぎで城へ引き返します。ですが野獣はベルを失ったことにより塞ぎ込んでしまって自暴自棄になっていました。なので家財道具たちが一致団結し、侵入者を撃退しました。
ですが、野獣はガストンに居場所を突き止められ襲撃されてしまいます。それでも野獣は動こうとしないため、一方的に痛めつけられてしまいます。ガストンがとどめを刺そうとしたその時、駆けつけたベルの声が野獣に届き反撃を開始します。そこでガストンは命乞いをし、野獣は「出て行け」と言い放つも、ベルとの再会を果たした直後に背後から短剣を刺されてしまいます。その拍子にバランスを崩しガストンは谷底へ落下し死亡します。
野獣はベルに掴まれて救われたが瀕死の重傷のため虫の息です。途切れ途切れではあるがベルに愛と別れの言葉を口にしました。そしてベルも野獣の亡骸にすがり、涙を流しながら野獣に愛の告白をしました。その直後にバラの最後の花びらが散っていきました。
皆が悲しみにくれているその時、空から流星が降り注いで野獣の身体を光が包み込みました。すると、野獣は元の美しく立派な王子様の姿に戻って蘇ります。ベルは、王子様が野獣本人だと確信し喜びで口づけを交し合います。そして、降り注ぐ光とともに城や家財道具の召使いたちも元の姿に戻っていきます。王子様は愛し愛されるということを学び、かけられた魔法を解きました。そして、王子様とベルは結ばれ、末永く城で暮らします。
野獣の正体は王子様だった
「美女と野獣」に登場する野獣の正体について、画像とともに紹介していきます。「美女と野獣」の作中には何度も野獣が登場します。その野獣は、我儘で横暴で礼儀知らずな性格をしています。「美女と野獣」の作中では、父の身代わりとなって城に留まることを決めたベルが、野獣のこのような性格に耐えきれなくなり城を飛び出すシーンもありました。「美女と野獣」に登場する野獣の正体とはいったいどうなっているのでしょうか?
記事中でも紹介しましたが、「美女と野獣」に登場している野獣はガストンにわき腹を刺されてしまい、悲しい結末を迎えてしまいます。ですがその時、空から流星が降り注ぎ野獣の身体を包み込み、その直後に野獣は姿を変えました。その姿こそが「美女と野獣」に登場する野獣の本来の姿でした。では、「美女と野獣」に登場する野獣の正体とはいったいどうなっていたのか、画像とともに紹介します。
無数の光に身を包み姿を変え、本当の姿をあらわした「美女と野獣」に登場する野獣の正体はなんと、この城に住む我儘で傲慢といわれていた王子様だったのです。野獣の姿からは考えられないほどに、美しく立派な王子様の姿でした。本当の姿に戻った王子様はもう、以前のように我儘で傲慢な王子様ではなく、愛し愛されるということを学び、優しく素敵な王子様になっていました。
「美女と野獣」に登場する王子様の名前は、アダムといいます。作中では名前を呼ばれるシーンはなく、ベルも正体がわからず王子様が野獣だったこともあり、「あなた」や「彼」と呼んでいました。召使いの家財道具たちも王子様を名前で呼ぶことはなく、「王子」や「旦那様」と呼んでいます。そして王子様本人も自分の名前を名乗ることがないので、「美女と野獣」に登場するこちらの王子様の名前はあまり知られていません。
アニメーション映画作品「美女と野獣」では、王子様の名前が作中で呼ばれなかったため、王子様の名前を知らないというのは無理もありません。実は、「美女と野獣」の王子様は、もともと原作の時には名前の設定がなかったともいわれています。ですので、王子様の名前を知らないという人は多いのかもしれません。名前を知らなくても名前がなくても、野獣で王子様という大きなインパクトがあるので気にならなのかましれません。
美女と野獣のアダム王子が魔法にかけられた理由とは?
そもそも、なぜ「美女と野獣」に登場する王子様は野獣の姿だったのでしょうか?どのような経緯があって彼は王子から野獣に変貌してしまったのでしょうか?野獣になった理由を加えて詳しく紹介します。
記事中にも「美女と野獣」のあらすじで紹介しましたが、後に野獣にされてしまうアダムという名前の王子様が、村のはずれにある森の奥深くの城に住んでいました。「美女と野獣」に登場するこちらの王子様は、人を見かけで判断するうえに、冷たくて我儘で傲慢な性格でした。そんな王子様のもとに一輪のバラを持った老女が訪ねてきます。そこである問題が起きてしまいます。
「美女と野獣」に登場するこちらの王子様は、城に一晩だけ泊めて欲しいと一輪のバラを差し出してきた老女の頼みを「醜い」と見かけだけで判断して、追い返そうとしてしまいます。そんな王子様の対応を見て老女は、魔女の本当の姿に戻り、人を見かけで判断し優しい心を持たない王子様と王子をこのように育ててしまった召使いたちに魔法をかけてしまうのです。この魔法で王子様は醜い野獣の姿となってしまいました。
美女と野獣のアダム王子の悲しい過去とは?
「美女と野獣」に登場する王子様の悲しい過去とはいったいどのような過去なのでしょうか?冷たくて我儘で傲慢な性格と言われていた王子様ですが、過去にいったいなにがあったのでしょうか?過去を探り、紹介していきます。
こちらで紹介している「美女と野獣」のアニメーション映画作品では、王子様の悲しい過去というものは描かれていませんでした。ですが、2017年に公開された「美女と野獣」の実写映画作品にはオリジナルストーリーとして、王子様の悲しい過去が描かれていました。
王子様は幼い頃はとても優しい性格だったそうです。ですがある時、大好きだった母親が亡くなってしまい、父親とふたりになってしまいます。そいて父親の厳しい教育方針によって、王子様は冷たくて我儘で傲慢な性格に豹変してしまったそうです。「美女と野獣」アニメーション映画作品では描かれていない王子様の意外な過去です。
美女と野獣の王子様は魅力的な人物だった!
こちらでは、ディズニーアニメーション映画作品「美女と野獣」に登場する野獣の正体や、王子様が魔法をかけられてしまった理由、そして王子様の悲しい過去などを画像とともに紹介していきました。ご覧になっていかがだったでしょうか?記事中にも画像とともに紹介しましたが、「美女と野獣」に登場する野獣の正体は、その城に住む美しくて優しいとても立派な王子様でした。
「美女と野獣」に登場する王子様が魔女に魔法で野獣の姿されてしまった理由も紹介しました。人を見かけで判断するような心の優しくない王子様だったため、記事中にて紹介してきた画像でもわかるよう、醜い野獣の姿に変えられてしまいました。ですが、最後には愛し愛されるということを学び、元の美しく立派な王子様の姿に戻っています。
そして最後に「美女と野獣」に登場する王子様の悲しい過去を紹介しました。こちらは、アニメーション映画作品「美女と野獣」では描かれていないオリジナルストーリーになっていました。そして王子様の悲しい過去を知り、王子様がなぜ老女を冷たく追い返してしまったのかがわかります。ですが、町娘ベルとの出会いで、優しい心を徐々に取り戻し、実はとても素敵な王子様なんだとわかります。
こちらの記事をご覧になっていかがだったでしょうか?「美女と野獣」に登場する王子様は、愛し愛されることを覚え、実はとても優しい心を持つ魅力的な王子様だということがわかりました。そして野獣の正体なども画像とともに紹介していきました。画像でもわかるよう、野獣の姿は確かに醜いですが、人間の姿に戻った王子様は画像だけでも優しさが伝わってきます。「美女と野獣」は素敵な愛の物語です。ぜひ、一度ご覧ください。