機動戦士ガンダム 水星の魔女のルブリスソーンとルブリスウルとは？謎の二体のMSを考察

ルブリスソーンとルブリスウルとは、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場するMSです。OPに登場時、謎の機体として話題になりました。また、ルブリスソーンとルブリスウルが、「本編で合体するのでは？」と噂になったこともあります。この記事では、水星の魔女のルブリスソーンとルブリスウルについて特集します。二体の名前の意味や、合体の可能性、二体のパイロットなどを紹介するため、観る時の参考にしてください。

機動戦士ガンダム 水星の魔女は、ファンの間で「新機軸を打ち出したガンダム」と高評価されました。また、ガンダムシリーズとしては、斬新な設定である女性主人公と学園ものが、初めて同作品を観た視聴者に刺さったとのことです。シーズン1が終了した現在でも、多くの新規ファンがついています。この章では、水星の魔女の概要とあらすじを取り上げます。

機動戦士ガンダム 水星の魔女は、「鉄血のオルフェンズ」以来5年ぶりのガンダムテレビシリーズとして、2022年10月から2023年1月までシーズン1が放映されました。シリーズ構成と脚本を大河内一楼、監督を小林寛が務めています。本放送の前である2022年7月に、世界観を伝える「PROLOGE」が発表されて反響を呼びました。2023年4月より、分割2クールの後半としてシーズン2が放映される予定で、注目を集めています。

水星出身の少女で、ガンダムエアリアルのパイロットであるスレッタ・マーキュリーは、アスティカシア高等専門学園に編入して、ミオリネ・レンブランの花婿として迎え入れられました。その経緯は、彼女がエアリアルで宇宙を航行中に、空間を漂うミオリネを見つけ保護したからです。実は、ミオリネは家出中でした。ところが、そこに彼女の許嫁グエル・ジェタークが絡んできて、学園のルールに基づいたMS決闘を行うことになります。

• 形式番号：EDM-GA-02
• 頭頂高：14.4メートル
• 重量：41.2トン
• 武器：ビームライフル、シールド、大型ビーム切断ユニット

水星の魔女に登場するルブリスソーンとは、オックス社が製造したMSの中の一体です。機体の概要については、上記しました。バックパック中央にシェルユニットを装備しているのが大きなポイントです。また、武器のビームライフルは、拡散射撃機能を有している大型のものでした。ルブリスウルよりも頭頂高が低いのが、外見上の特徴で、ブラウン系の体色とMAのような足が特に目を引きます。

• 形式番号：EDM-GA-01
• 頭頂高：21.2メートル
• 重量：75.9トン
• 武器：ガトリングガン、ビームサーベル×2、シールド、大型ビーム切断ユニット

ルブリスウルとは、オックス社が製造したもう一体のMSです。グリーン系の体色が印象的であり、ルブリスソーンよりも背が高いことが特徴でした。バックパック左側には、ルブリスソーンと同じくシェルユニットが装備されており、パーメットスコア4以上で展開した描写があります。二体に共通する大型ビーム切断ユニットは、使い捨ての武器でした。

機動戦士ガンダム 水星の魔女のルブリスソーンとルブリスウルは、謎のMSとされています。OPにおいても、意味深な登場の仕方をしており、ファンの間では「合体するかも」とまことしやかに囁かれました。この章では、ルブリスソーンとルブリスウルのOPでの登場シーン、二体の名前の意味、二体の合体説などを考察していきます。

ルブリスソーンとルブリスウルは、水星の魔女の7話OPで初登場しました。デリング・レンブランの背後に立つ影として出ており、このOP時点ではまだ謎の存在だったのです。OPではっきりとルブリスソーンとルブリスウルの形が出現したのは、シーズン1最終話12話OPでした。ここでの二体はデリングではなく、それぞれのパイロットであるノレア・デュノクとソフィ・プロネの背後に立っています。

ルブリスソーンの「ソーン」とは、ルーン文字で「トゲ」や「巨人」を意味しています。また、「ウル」は同じくルーン文字で「牛」の意味がありました。ルーン文字は、通称「魔女文字」とも呼ばれており、「水星の魔女のストーリー全体に関わる」と分析するファンもいました。二体の名前の本当の意味がルーン文字通りなのか、今後の展開が注目されています。

ルブリスソーンとルブリスウルのことを、「株式会社ガンダム社製になるのではないか」と推察するファンが、多いといわれています。しかしながら、シーズン1の最終回で、ミオリネはガンダムエアリアルがフォルドの夜明けメンバーを手で叩き潰すところを目の当たりにしており、ガンダム製造そのものが頓挫する可能性も出てきました。

ルブリスソーンとルブリスウルは、PROLOGEに登場したエルノラ・サマヤ搭乗機ルブリスの後継機だと噂されました。二体は、同じくPROLOGEに出たルブリス量産試作モデルの発展機であることが、公式サイトなどで明らかになっています。

ルブリスソーンとルブリスウルの合体説については、2023年1月現在噂の域を出ていません。「合体するとルブリスソーンが上半身、ルブリスウルが下半身になるのでは？」という意見も、あくまで推測であり、シーズン2での展開が注目されています。

水星の魔女第10話では、ルブリスソーンとルブリスウルの登場とともに、パイロットの存在も明らかになりました。この章では、二体のパイロットについて取り上げていきます。

ルブリスウルのパイロットは、ソフィ・プロネでした。ソフィは、ブラウン系の髪とヘソ出しルックが特徴の少女で、アーシアンの武装組織であるフォルドの夜明けのメンバーです。非常に暴力的な性格の持ち主で、自己欲求実現のために暴力を肯定的に使っていました。ガンダムエアリアルとスレッタに強い関心を持っており、スレッタを「水星の魔女」、自らを「地球の魔女」と呼んでいます。

ルブリスソーンのパイロットを務めていたのは、ノレア・デュノクでした。ノレアは、黒っぽい髪の毛とキツイ眼差しが印象的な美少女で、「短パン姿が多くのファンを惹きつけた」といわれています。ノレアの性格は、冷静沈着であり、命令違反ばかりしているソフィに悩まされながらも、相棒としてブレーキの役割を果たしていました。その一方で、差別意識を向けてくるスペーシアンに対しては、激しい憎悪を抱いています。

この章では、機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場するルブリスソーンとルブリスウルに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。二体のMSは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、MSのファンだと思われる方のツイートです。水星の魔女を観て、ルブリスソーンとルブリスウルのフォルムが、かっこ良過ぎない絶妙な感じがして好きだとつぶやいていました。

こちらは、水星の魔女を観ていると思われる方のツイートです。ルブリスソーンとルブリスウルを見て、合体して手長足長のようになるのではと推察していました。

こちらは、水星の魔女の大ファンだと思われる方のツイートです。ルブリスソーンとルブリスウルを見て、かっこいいけれども、ルブリスの面影を残していてほしかったという感想を持っています。

この記事では、機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場するMSルブリスソーンとルブリスウルについて特集してきました。二体は、シーズン2においても活躍するだろうと推察されています。是非、水星の魔女を観て、ルブリスソーンとルブリスウルの魅力に触れてみてください。