【機動戦士ガンダム 水星の魔女】サリウス・ゼネリはシャディクの養父！デリングとの関係は？

サリウス・ゼネリとは、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場するキャラクターです。学生キャラが多数出ている中で、サリウスは大人キャラとして存在感を発揮していました。また、彼はデリング・レンブランとの人間関係が、注目されているとのことです。この記事では、水星の魔女のサリウス・ゼネリにスポットを当てます。サリウスの活躍シーン、彼を演じている声優などを紹介するため、観る時の参考にしてください。

機動戦士ガンダム 水星の魔女は、「ガンダムシリーズの中でも極めて異質な作品だ」といわれています。シリーズ初の女性主人公や、学校を舞台にしたストーリー展開が、反響を呼びました。また、ガンダムシリーズを観たことのない新規ファンの取り込みに、成功したとのことです。この章では、水星の魔女の作品情報を紹介します。

機動戦士ガンダム 水星の魔女のSeason1は、2022年10月2日から2023年1月8日まで、全12話が放映されました。シリーズの中では、異例の前日譚「PROLOGE」が2022年7月14日に初公開されています。PROLOGEとSeason1は、Amazon prime videoやHuluなど、複数の動画配信サービスで鑑賞することができます。また、月刊ガンダムエース連載のノベライズ版（高島雄哉文）などのメディアミックスが展開され始めました。

水星の魔女の宇宙世紀は、シリーズ初のA.S.（アド・ステラ）122年にストーリーが繰り広げられています。主人公の少女スレッタ・マーキュリーは、水星で育ちました。母親のプロスぺラの勧めで、アスティカシア高等専門学園に入ることになった彼女は、MSガンダムエアリアルで移動中に、宇宙空間を漂う少女を発見します。彼女の名前は、ミオリネ・レンブラン。二人は運命的な出会いを果たして、その後関係を深めていきます。

サリウス・ゼネリは、ベネリットグループ御三家の一つグラスレー・ディフェンス・システムズ（グラスレー社）のCEOです。また、MS開発評議会にも、名を連ねていました。サリウスの年齢は不明ですが、鼻先に付けたチューブや、車椅子生活などから、高齢であることが窺えます。サリウス自身には実子がおらず、シャディク・ゼネリを養子に迎え入れました。サリウスは、寡黙な人物であり、「真意がわかり辛い」と評されています。

機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場するサリウス・ゼネリは、シャディクを養子にして、アスティカシア高等専門学園に通わせています。また、シャディクのことを、グラスレー社の経営に参加させました。シャディクの出自や、彼がサリウスとどのような経緯で出会ったのかについては、2023年1月時点で不明です。サリウスは、義理の息子のことを非常に信頼しており、シャディクもその期待に応えて、様々な実績を上げました。

デリング・レンブランは、ベネリットグループの総帥で、アスティカシア高等専門学園理事長も務めています。ガンダム開発計画を頓挫させた勢力の中心人物であり、その結果強大な権力を得ました。サリウスとデリングは、PROLOGE時代から旧知の仲です。現在も協力関係を維持していますが、サリウスはデリングのイエスマンではなく、苦言を呈している描写も見られました。また、サリウスはデリング以上のガンダム排斥主義者です。

サリウス・ゼネリは、PROLOGEの頃からMS開発委員会のメンバーでした。委員会は、複数のMS開発会社から成る組織ですが、サリウスは腕を振るっていたのです。ガンダム開発計画にも、深く携わっていましたが、GUNDフォーマット技術の危険性を指摘して、計画を凍結しようとしました。しかし、デリングがヴァナディース機関の研究者虐殺という強硬手段に出たため、本意ではないものの最終的には共犯関係になったのです。

MS開発委員会は、ベネリットグループに名を改めて、世界全体に影響を及ぼす一大勢力に成長しました。デリングがグループ総帥として君臨している中、サリウスも彼の片腕として務めています。サリウスは、スレッタがガンダムエアリアルを回収された時に、プロスぺラのシン・セー開発公社やその周辺の人々に疑念を抱きました。そして、スレッタの調査をシャディクに命じて、自身はシン・セー開発公社の調査に乗り出すのです。

サリウス・ゼネリは、表立って反旗を翻すような態度こそ出さないものの、他の御三家2社と手を組んだ上で、デリングの出方を窺います。ところが、ミオリネが株式会社ガンダム設立を提案し、実父のデリングがそのことを容認したので、完全に反感を抱くようになりました。シャディクの進言もあったことから、サリウスは、ヴィム・ジェタークが進めているデリング暗殺計画に加担することになり、今後の展開が注目されています。

サリウス・ゼネリ役を演じているのは、声優の斧アツシです。斧アツシは、1961年9月9日に、神奈川県横浜市で生まれました。血液型はO型で、大沢事務所に所属しています。彼は、ボランティア活動に熱心で、2008年より稲村ヶ崎の老人ホーム「鎌倉静養館」にて、月一回ペースで時代小説の朗読を開始しました。斧アツシは、2023年1月現在Twitterを開設しており、ファンへ向けて情報発信を行っています。

斧アツシは、1990年代後半より、名古屋市内でナレーター活動をしていました。その過程で声優になりたいと思い立ち、2003年に東京で映像テクノスアカデミアのプロ専科クラスに入ります。翌年、リベルタから現在の事務所に移籍して、本格的な声優活動を始めました。モブキャラクター役からスタートし、現在ではアニメ作品に欠かすことのできないバイプレイヤーとして、広く一般層にも認知されている声優です。

• 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ：ナディ・雪之丞・カッサパ役
• 身長勇者～この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる～：セルセウス役
• アルスラーン戦記：モンフェラート役
• Re:CREATORS：ブリッツ・トーカー役
• スイート♪プリキュア：バスドラ役

斧アツシの主な出演作品と、演じたキャラクターを上記しました。彼の実年齢に近い、壮年や中年男性役を演じることが多く、他にも老人役などを卓抜した演技力で演じています。

この章では、水星の魔女に登場するサリウス・ゼネリに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。サリウスは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

水星の魔女を考察していると思われる方のツイートです。同作品で触れられていない伏線の中に、サリウス・ゼネリがガンダムを異常に嫌っている点を挙げています。

水星の魔女を、観ている方のツイートです。デリングがPROLOGEと本編の間のわずか十数年で老け込んでいる点を挙げて、スペーシアンは老化が速いのではないかと推察していました。

こちらは、水星の魔女の大ファンだと思われる方のツイートです。サリウス・ゼネリの声を聞いて、声優がCM「トイレその後に」のナレーションと同じだと知って、驚いたという感想を持っています。

この記事では、機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場するサリウス・ゼネリについて特集してきました。サリウスの行動や思想が、今後のストーリー展開に影響を及ぼすとされています。是非、サリウスに注目して水星の魔女に登場を観てください。