【作りたい女と食べたい女】漫画のネタバレあらすじと感想!登場人物・キャラも紹介

『作りたい女と食べたい女』の漫画のネタバレあらすじと感想、登場人物・キャラクターはファンにも注目されています。女性キャラクターの悩みをしっかりと表現した作風が、女性読者を中心に絶賛されています。漫画業界内でも高評価を受けていて、実写ドラマも制作されたほどの人気漫画となっています。この記事では作りたい女と食べたい女のネタバレあらすじやキャラクターなどを紹介していきましょう。

【作りたい女と食べたい女】漫画のネタバレあらすじと感想!登場人物・キャラも紹介のイメージ

目次

  1. 作りたい女と食べたい女とは?
  2. 作りたい女と食べたい女の漫画あらすじネタバレ
  3. 作りたい女と食べたい女の見どころ
  4. 作りたい女と食べたい女の登場人物・キャラクター
  5. 作りたい女と食べたい女に関する感想や評価
  6. 作りたい女と食べたい女のネタバレまとめ

作りたい女と食べたい女とは?

『作りたい女と食べたい女』はいま女性ファンにも注目されている作品です。女性ならではの視点から描かれるストーリーが、大絶賛されています。業界内でも高い評価を獲得しています。『pixivコミックランキング2021 ふたりごはん部門』の第1位や『このマンガがすごい!2022 オンナ編』の第2位に選出されました。ここではまず作りたい女と食べたい女の基本的な情報をまとめていきましょう。

作りたい女と食べたい女の概要

『作りたい女と食べたい女(つくりたいおんなとたべたいおんな)』は、ゆざきさかおみが描くグルメ漫画です。本作は2020年3月にTwitterやpixivの個人アカウントで発表されていました。その後、ファンからの好評の声に応える形で、配信サイト『ComicWalker』で連載されました。「いいね」を30万集めるなど、圧倒歴な人気を獲得したために、移籍直後からメディアミックスが期待されていました。

2023年1月現在は、KADOKAWAのウェブコミック配信サイト『ComicWalker』の中にあるレーベル「COMIC it」で連載されています。2022年5月時点では、コミックスの累計20万部を突破しています。原作の高評価を受けて、2022年11月にはNHK総合テレビにてテレビドラマ化されるなど、メディアミックスも成功させている作品となっています。

作りたい女と食べたい女の実写ドラマ化

作りたい女と食べたい女は、実写ドラマ化もされています。2022年11月29日から12月14日までの短編ドラマで、NHK総合テレビの「夜ドラ」枠で放送されていました。主演に起用されたのは比嘉愛未であり、西野恵未が相手役としてキャスティングされていました。脚本を山田由梨、演出を松嵜由衣と、女性のスタッフが数多く起用されています。料理の監修をしたのは、多くの著書がある料理研究家のぐっち夫婦です。

作りたい女と食べたい女 - NHK

作りたい女と食べたい女の漫画あらすじネタバレ

ここからは作りたい女と食べたい女の漫画あらすじネタバレを見ていきましょう。あらすじが絶賛されていることでも知られている作品なので、多くのファンに注目されています。女性の細かい心理描写や社会での立ち位置など、様々なことを描いて社会派の作品としての一面も高評価を受けています。2023年1月現在で3巻まで刊行されているので、ここでは3巻までのネタバレあらすじをまとめます。

1巻あらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレを見ていきましょう。ひとり暮らしの野本は、料理でストレス解消することが趣味でした。しかし、自分は小食であり、もっと作りたくても食べられないことが不満です。ストレスが多い職場で、女性としての社会的な立場にストレスがたまっていたある日、料理を作りすぎてしまいました。そんなときに思い付いた人が、隣に住む春日でした。

春日は大柄でな女性で、食欲旺盛でした。春日の食べっぷりの感動した野本は、今後もご飯を作らせてほしいと伝えました。二人は、そのあとからたびたび野本がご飯を作っては、春日がご飯を食べるということが続きました。やがて二人は、誰よりも互いのことが大切な存在となっていきました。そして、二人の前に、『女性』という壁が立ちはだかっていくことになります。

2巻あらすじネタバレ

2巻あらすじネタバレを見ていきましょう。クリスマスやお正月にも、野本と春日は一緒に過ごしていました。野本は相変わらず作りたいものを大量に作り、春日とともにそれを食べるという穏やかな暮らしが続いていきます。そんな中で、 お互いの実家事情を打ち明けて、二人とも家族に悩みを抱えていることが判明します。 キャラ弁やはらこ飯、 フルーツサンド、 ローストビーフなど、二人で過ごす時間が多くなっていきます。

やがて、二人は惹かれ合っていきました。女性を好きになるという経験が全くなかった野本は、自分の感情に混乱してしまいます。様々な情報を知っていくことで、野本は自分の感情はおかしくないという結論に達します。それからは、春日との関係性も徐々に変化していき、二人の人生は大きな転機を迎えようとしていました。

3巻あらすじネタバレ

3巻あらすじネタバレを見ていきましょう。自身の想いを自覚した野本ですが、春日はそんな中でも自身の家族との折り合いの悪さに悩んでいました。女として生きることを強く望んでいる家族と、そうした考えからは遠ざかっている春日との間で大きな軋轢が生まれていました。そんな中で、隣に新しく越してきた南雲や多くの情報を発信している矢子などとの出会いが、大きな変化を生んでいくことになります。

矢子は自身がレズビアンで、アセクシャル(他者に性的に惹かれない性的志向のこと)でした。そのことが野本のことを救ってくれました。春日に対する想いにも理解を示してくれ、良き相談相手として協力してくれていました。新たな隣人である南雲は、ご飯を食べることが苦手という悩みを持っていました。春日は南雲と交流していく中で、自身の中で野本の存在が大きくなっていくことを自覚していきます。

作りたい女と食べたい女の見どころ

作りたい女と食べたい女の見どころをネタバレありで見ていきましょう。本作は『このマンガがすごい!2022 オンナ編』の第2位に選出されるほどの高評価を受けています。女性ファンが多く、女性ならではの着眼点で共感を得ていることでも知られています。料理をテーマにしていますが、それだけでなく女性の悩み、社会での立場など様々なことがテーマとして描かれています。

見どころ①料理を作る喜びを感じる女とそれを食べる女

見どころの一つ目は料理を作る喜びを感じる女とそれを食べる女です。料理を作るのが好きという女性としては、よくある趣味の野本ですが、小食と言う悩みを持っています。それを解決してくれる女性が、春日です。そして、料理を作る喜びとそれを食べる喜びを、同時に描くことで、食の大切さをしっかりと表現しています。何でもおいしそうに全部食べてくれる春日の姿が、本作の最大の魅力とも言えます。

活き活きと料理を作り続ける野本の姿は、女性であれば共感するという声が数多く上がっています。ネット上などでも、料理を作りたくなる漫画でもあり、料理を食べたくなる漫画でもあると絶賛されていました。こうした点が「pixivコミックランキング2021 ふたりごはん部門 第1位」に輝いたポイントとなっています。ドラマ化の際にも、料理のシーンはこだわって作られていて、ファンにも好評を博しました。

見どころ②女性ならではの悩み

見どころの二つ目は女性ならではの悩みです。女性のキャラクターが多いために、女性ならではの悩みが数多く描かれます。本作のテーマになっていることが、「女性らしさ」です。料理を作れば、男性のために作っていると受け取られてしまうというエピソードも、読者からは共感の声が集まりました。料理ひとつとっても、女性らしさということが大きな壁となっていきます。

登場キャラクターである女性たちは、みな女性ならではの悩みを持っています。結婚や恋愛対象、家族とのかかわり方など、様々な問題が描かれています。野本は異性からの目線を気にせずに、料理を楽しみたいという事を願っています。春日は女性らしく生きることを望む家族との関係に悩んでいます。こうした悩みを料理というモノを通じて、向き合っていくことが本作の最大の魅力です。

作りたい女と食べたい女の登場人物・キャラクター

ここからは作りたい女と食べたい女の登場人物・キャラクターを見ていきます。作りたい女と食べたい女は、キャラクターが少ないことでも知られています。メインキャラクターのふたりの関係性が見どころでもあり、変化していく二人の姿が見どころとなっています。

登場人物①野本

作りたい女と食べたい女の登場人物・キャラクターの1人目は野本です。野本は会社員の女性であり、料理を作ることが好きな一般的な社会人です。SNSで料理用のアカウントを作るほどですが、自身は小食という悩みを抱えています。作りたい欲が強く、ストレス発散のために料理をしています。デカ盛りレシピをつくっても、一人では食べきれないため、不完全燃焼に終わってしまうこともしばしばあります。

野本は、作りたい欲を燻らせたまま暮らしていました。しかし、隣人である春日と出会ったことで、人生に変化が訪れます。彼女に料理を振る舞うことで欲を満たすことができ、ストレスがたまることも少なくなっています。春日に惹かれていることで、自身の恋愛についても悩みを抱えるようになりました。

登場人物②春日

作りたい女と食べたい女の登場人物・キャラクターの2人目は春日です。春日は、料理を食べることが好きな女性です。女性としては体格が良く、食欲も旺盛な女性でもあります。野本と出会ったことで、自身の食べるという欲求を満たしています。女性らしさに悩むこともあり、家族とのかかわり方に悩みを抱えるなど、野本に出会うまでは生きづらさを感じていました。

口数は少なく、表情の変化にも乏しいという特徴があります。しかし、心優しく、気が利く性格をしていました。義理堅さや優しさも兼ね備えた性格なので、野本とはいい関係を続けています。さらに、徐々に野本に惹かれている自分に、気が付き始めています。

登場人物③南雲

作りたい女と食べたい女の登場人物・キャラクターの3人目は南雲です。南雲は、野本と春日の隣人として引っ越してきた女性です。中性的な見た目をしている女性ですが、ある悩みを抱えています。それは食べることが苦痛という事です。幼少期から食べることが苦手であり、そのことが大人になっても続いていました。しかし、野本と春日に出会ったことで徐々にその悩みとも解消してきています。

登場人物④矢子

作りたい女と食べたい女の登場人物・キャラクターの4人目は矢子です。矢子はレズビアンかつアセクシャル(他者に性的に惹かれない性的志向のこと)の女性です。その情報を発信していて、野本ともそうした発信を通じて知り合いました。野本の良き相談相手となっていて、野本の春日への想いを知っている人物です。料理を全くしたくないという事が悩みのために、たびたび野本に料理をふるまってもらっています。

作りたい女と食べたい女に関する感想や評価

ここからは、作りたい女と食べたい女に関する感想や評価を見ていきましょう。作りたい女と食べたい女は、ネット上でも高評価を獲得しています。本作は漫画界でも高評価を受け、ドラマ化もされている話題作となっています。そのためネット上でも作りたい女と食べたい女に関する感想や評価は、数多く見つけることができました。

こちらは作りたい女と食べたい女がおもしろいというツイートとなっています。圧倒的な高評価を受けている本作は、ネット上でも高い人気を獲得しています。特に、女性人気が高いことでも知られていて、漫画の内容についてのツイートは数多く集まっていました。感想の中でも女性の感想が特に多い作品で、その面白さも相まって話題作として注目度が高まっています。

作りたい女と食べたい女の内容は考えさせられるという声も出ていました。料理がテーマの作品ですが、女性の社会問題を数多く扱っていることでも注目の作品です。そのため、様々なことを考えさせられる作品として、数多くの感想の声が集まっていました。女性らしさとは何なのかを考えさせられたという感想があり、ネット上には「考えさせられた」という感想が溢れていることが分かります。

共感する個性の声も数多く集まっています。作りたい女と食べたい女は女性が共感するストーリーが、圧倒的な支持を獲得しています。その内容は社会的な問題をしっかりと表現していて、Twitter上でも数多くの共感の声が溢れていることも話題になりました。共感の感想が多いことからも、本作が女性に向けた作品であることが分かります。

作りたい女と食べたい女のドラマ化作品も話題になっています。キャストも絶賛されていて、原作ファンでも納得の作品として称賛の声が集まりました。ドラマは圧倒的な評価を受けていて、続編も期待されるほど好評を博しています。漫画のドラマ化に際しては、批判的な感想も多いですが、本作は好意的な感想ばかりと言う結果となりました。スタッフのこだわりも強い作品のために、原作ファンからも好評の感想が挙げられています。

作りたい女と食べたい女のネタバレまとめ

この記事では作りたい女と食べたい女のネタバレあらすじやキャラクターなどを紹介してきました。作りたい女と食べたい女は、高評価を受けているグルメ漫画です。女性の様々な悩みを料理を通して表現する内容が絶賛されています。作りたい女と食べたい女のネタバレあらすじなどにも注目して、本作をお楽しみください。

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