【チェンソーマン】デンジの過去が悲惨?父親の死因やポチタとの出会いもネタバレ

この記事では、「チェンソーマン」のデンジの過去について特集します。同作品の主人公であるデンジは、父親と母親がおらず、父親の借金を返しながら、底辺生活を送る過去がありました。そのような悲惨な境遇だったデンジの過去を時系列で取り上げながら、自殺した、あるいはデンジが殺したとされる父親の死因、デンジとポチタとの出会い、デンジとパワーやマキマとの関係などを紹介していきます。

【チェンソーマン】デンジの過去が悲惨?父親の死因やポチタとの出会いもネタバレのイメージ

目次

  1. デンジとは?
  2. デンジの過去をネタバレ
  3. デンジの父親と母親の死因
  4. デンジとポチタとの出会いや心臓が狙われる理由
  5. デンジとパワーやマキマの関係
  6. デンジに関する感想や評価
  7. デンジの過去まとめ

デンジとは?

デンジとは、メガヒットを記録中の漫画「チェンソーマン」の主人公です。デンジは、父親と母親がいないという環境に加えて、父親の借金を肩代わりして搾取される底辺生活をしていた過去がありました。この記事では、デンジの過去について特集します。デンジの過去の生活を時系列で紹介しながら、自殺した、またはデンジが殺したといわれる父親の死因、母親の死因、ポチタとの出会い、パワーやマキマとの関係などを取り上げます。

チェンソーマンの作品情報

人気ダークファンタジー漫画チェンソーマンは、ファンの間で「グロいけど面白い」や「キャラクターが魅力的」という感想を持たれているとのことです。また、高い年齢層からは、「サブカル要素が満載」という評価も見受けられました。2022年にテレビアニメ化されたことで、チェンソーマンのファン層は広がりを見せています。この章では、チェンソーマンの概要とあらすじを紹介していきます。

チェンソーマンの概要

チェンソーマンは、2018年から2020年まで第一部「公安編」が、週刊少年ジャンプにて連載されました。2023年1月現在、第二部「学園編」が、少年ジャンプ+にて連載中です。同作品の原作者は、藤本タツキで、彼は「ファイアパンチ」で一躍注目されました。原作漫画の大反響を受けて、テレビアニメ版が、2022年10月から12月まで放映されています。テレビアニメ版は、複数の動画配信サービスで視聴可能で、円盤も発売予定です。

チェンソーマンのあらすじ

チェンソーマンの主人公デンジは、相棒であるチェンソーの悪魔ポチタとともにデビルハンターをしていました。背景には父親の残した借金があり、デンジは底辺の生活を強いられています。ある日、デンジを搾取していたヤクザは、彼とポチタを騙して、ゾンビの悪魔となり二人を殺したのです。しかし、デンジは、ポチタと契約したことで、ポチタを自分の心臓にして、チェンソーマンに変身し、ゾンビの悪魔を一掃したのでした。

デンジのプロフィール

デンジは、「自称16歳」の少年です。正確な年齢や生年月日は不明ですが、学園編では高校生として学校に通っていました。デンジの外見は、細身の身体に金髪っぽい髪色が特徴の美少年です。大胆不敵な表情や態度を見せることもあれば、時折何かに怯えたような素振りを見せることもありました。父親と母親は、ストーリー開始時点でこの世におらず、相棒のポチタと二人暮らしでしたが、後にパワー、早川アキと同居生活をします。

デンジの性格

デンジの性格は、大変な自信家で、物事をあまり考えないシンプルさがあります。また、女性が大好きであり、行動原理の多くが「女にモテたい」というものでした。このため、自分の欲望に非常に忠実に行動し、特に性欲に関しては、常軌を逸した思考や行いをします。また、一方で自分を一人の人間として認めてくれたマキマや、人間らしい生活をさせてくれたパワーと早川アキに対して、仲間意識が強いという一面も見せました。

デンジの強さや能力

デンジは、ポチタと契約を交わしたことで、チェンソーの悪魔の能力を得ました。胸から生えたスターターロープを引っ張ることで、頭部全体がチェンソーの形、両腕がガイドバーとソーチェンの形の悪魔に変身します。チェンソーの悪魔は、スターターロープを引っ張ると、何度でも蘇ることのできる不死身の存在でした。しかし、エネルギー源である血液が不足すると、仮死状態に陥る欠点もあります。

ポチタの正体は、チェンソーマンそのものでした。デンジは、ラスボスであるマキマとの戦いにおいて、チェンソーマンの能力を開花させます。チェンソーマンに食われた悪魔は、その名前を持つ存在ごとこの世から消し去られてしまうのです。この能力こそ、チェンソーマンが悪魔から畏怖の念を向けられる理由でした。

『チェンソーマン』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

デンジの過去をネタバレ

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少年ジャンプ+にて、好評連載中のダークファンタジー漫画チェンソーマンのデンジは、およそ主人公とは思えないほどの壮絶で悲惨な過去を過ごしてきました。多くのファンが、デンジに感情移入しながら、ストーリーの序盤を読み進めて行ったとのことです。デンジは、どのような過去を送り、チェンソーの悪魔になったのでしょうか?この章では、デンジの過去について、4項目に分けて、ネタバレを交えながら紹介していきます。

デンジの過去①父親の借金を肩代わり

デンジの父親と母親は、ストーリー開始時点ですでに故人でした。父親が多額の借金を残していることがわかっていて、デンジがそれを肩代わりして返済しています。借金は返済しても一向に減らず、3804万円もの額がまだ残っていました。デンジは、ポチタと出会ったことで、デビルハンターの職に就いて借金を全額返すべく働いていましたが、そのことがやがて彼を更なる不幸と悲劇に落としていくことになるのです。

デンジの過去②極貧の生活を送る

父親の借金を返さなければならないデンジの生活は、非常にみじめなものでした。衣服を買うお金がないので、いつも同じボロボロの服を着ています。食べるものにも窮しており、ポチタと一つのパンを分け合って食べていました。パンには何もつけず、ジャムを縫って食べることが彼にとっては贅沢というありさまです。住んでいる部屋もあばら家、または物置小屋と見紛うほとひどい所で、多くのファンの悲しみを誘いました。

デンジの過去③臓器売買をする

チェンソーマンの主人公であるデンジの過去は、より悲惨な状況に堕ちていきます。デビルハンターと伐採業の仕事だけでは、借金返済が追いつかないので、彼は禁断の手法に手を出しました。それが、臓器売買だったのです。デンジは、自らの腎臓を1個120万円、右の眼球を30万円、睾丸を1個7約10万円弱で売りました。日本では臓器売買が認められていないので、彼を搾取していたヤクザの入れ知恵だったと思われます。

デンジの過去④ヤクザに襲われる

チェンソーマンのデンジの過去のラストは、悲劇的なものでした。デンジはある日、ヤクザに呼ばれます。廃墟にやって来たデンジとポチタは、ヤクザの親分に「用済み」といわれて刺されました。その結果、二人は死亡してしまいます。二人を殺したのは、ヤクザと契約を結んでいたゾンビの悪魔でした。ゾンビの悪魔は、マネキンの胴体に顔が生えたような不気味な容姿をしており、「デビルハンターの死」を望んでいる存在です。

ゾンビの悪魔と契約した人間は、ゾンビに変身するので、ヤクザの親分もゾンビと化していました。また、ゾンビに噛まれた人間もゾンビになってしまいます。実は、「ここにゾンビの悪魔の失敗とデンジの復活の鍵があった」と考察するファンがいました。デンジとポチタを刺殺せずに、噛みついていれば二人をゾンビにすることができ、チェンソーの悪魔を誕生させることがなかったのではないかということです。

ゾンビの悪魔は、デンジとポチタを殺したかに見えましたが、土壇場でデンジとポチタが契約を結んだことで、デンジはチェンソの悪魔の能力を手に入れます。そして、マキマに見出されて、公安警察対魔特異課所属のデビルハンターとして生まれ変わりました。

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デンジの父親と母親の死因

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チェンソーマンの主人公であるデンジの過去を語る時に、欠かすことのできない存在が、父親と母親です。二人とも、ストーリー開始の時は既に故人でした。「父親と母親の存在が、デンジの過去と現在に大きな影響を与えているのではないか」と考察されることが、非常に多く見られました。この章では、デンジの父親と母親の死因について触れます。特に、父親の死については、自殺したのかデンジが殺したのかの両面から紹介します。

デンジの父親は自殺した?

チェンソーマンの主人公デンジの父親については、原作漫画の82話まであまり登場しませんでした。82話での登場シーンも、回想でありながら、既に死亡しており表情などは窺い知ることができません。また、2023年1月現在、デンジの父親の名前、生年月日、職業などのパーソナルデータは一切明らかになっておらず、ファンの間では完全に謎の存在として認知されています。当然ながら、人柄や性格なども不明のまま現在に至りました。

デンジの父親は、「自殺した」とデンジが語っていました。この時点で、自殺した理由は明かされていません。原作漫画の82話で真相が明らかになるまでは、「借金を苦にして自殺したのではないか」と推察されていました。生命保険の類には一切加入していなかったようで、結果的に息子のデンジが父親の借金を背負うことになります。ところが、父親の死因については、更なる真相が隠されていて、ファンを驚かせました。

デンジは父親を殺した?

デンジの父親の死因は、自殺ではなかったのです。父親の本当の死因は、「デンジが父親を殺したこと」でした。デンジの父親は、息子に対してネグレクトを行っていた人間です。その上酒に酔うと、デンジに暴力を振るうこともありました。その日も、酒に酔ったデンジの父親が、彼を襲ってきたことで、やむなく抵抗したデンジが、父親を殺したということが真相です。では、なぜデンジはそのことを覚えていなかったのでしょうか?

デンジの父親の死を知ったヤクザは、デンジが捕まってしまうと借金を返せる人間がいなくなってしまうので、示し合わせて父親が自殺したという作り話をでっち上げました。子供だったデンジは、その状況に従うしかありません。そして、「自分が父親を殺した」事実を記憶から消すことで、自分の精神を防衛したのです。マキマは、そのわずかな心の隙間に入り込んで、デンジの精神を崩壊させようとしました。

また、デンジが警察や行政に、自分がヤクザに不当に搾取されていることを訴えたり相談しなかった理由も、彼が父親を殺した事実が、白日の下に晒されることを恐れたためと推察されています。このように、デンジの過去は、ストーリーの現在に至るまで、彼の中に大きな影となりました。その影の部分を敏感に察知したファンも多く、デンジの人気の理由の一つとされています。

デンジの母親の死因は?

チェンソーマンのストーリー展開において、「デンジの母親の印象が薄い」という感想が多く見受けられたとのことです。デンジの母親は、父親と同様に、2023年1月時点で容姿や年齢などのプロフィールが一切公開されていません。このことについては、「母親が父親が亡くなる遥か前に死亡したので、デンジの記憶に残っていないのではないか」との考察が多かったといわれています。

デンジの母親の死因は、ストーリーの序盤でデンジが、「心臓の病気で亡くなった」とポチタに語っています。この時に、「血ィ吐いて死んだんだとよ」ともいっているので、デンジは実際に母親が亡くなったところを見ていないと推察されました。デンジの母親が、父親に病院に入院させられるなど、然るべき対応をしてもらったのかについては不明です。

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デンジとポチタとの出会いや心臓が狙われる理由

理由

藤本タツキ原作のメガヒットダークファンタジー漫画チェンソーマンの中で、デンジの相棒として欠かせない存在がポチタです。ポチタは一貫してデンジの味方であり、彼が瀕死になった際は、契約とはいえ彼の心臓になって守りました。デンジとポチタは、どのような出会い方をしたのでしょうか?この章では、デンジとポチタの出会いと、デンジの心臓が狙われる理由を紹介していきます。

デンジとポチタの出会い

デンジとポチタは、デンジがどん底の人生を歩んでいる時に出会いました。ある日、デンジは借金のかたとしてヤクザに身体をバラバラにされて、売り飛ばされそうになります。その時に、重傷を負っていたポチタを見つけました。デンジは、無意識のうちにポチタに自分の血を飲ませました。そして、ポチタは、窮地に陥っていたデンジを助けることで、血を飲ませてくれたお礼をするという契約を彼と結んだのです。

両親を亡くし、学校にもまともに行っていないことから友人もいなかったデンジにとって、ポチタは初めての友達でした。ポチタは、デンジのどん底の生活にも嫌な態度一つ見せることなく、付き添っていました。ポチタがデンジの心臓になって以降も、二人の信頼関係や友情は継続しており、デンジは事あるごとにポチタへ報告しています。また、ポチタもデンジのことを守り続けていて、そのことがマキマとの戦いで活かされました。

デンジの心臓が狙われる理由

デンジの心臓がポチタになって以降、彼は世界各国や悪魔たちから心臓を狙われるようになりました。そのようになった理由には、ポチタの正体があります。ポチタは、当初チェンソーの悪魔とされていましたが、ストーリーの進捗とともに、実はチェンソーマン本体であることが判明しました。強い悪魔との激闘の末に、弱体化してしまった姿こそが、ポチタだったのです。この展開に、多くのファンが衝撃を受けました。

チェンソーマンとは、「地獄のヒーロー」と呼ばれていて、あらゆる悪魔から畏怖の念を持たれている存在でした。また、チェンソーマンに食われた悪魔は、存在ごとこの世界から抹消されます。更に、悪魔は強い悪魔を食うことで、自身を強化することができるのです。このような理由から、デンジの心臓は多くの者に狙われることになりました。そして、支配の悪魔ことマキマが、一時はデンジの心臓を手中に収めかけるのです。

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デンジとパワーやマキマの関係

交友関係 イメージ画像

テレビアニメ版も大ヒットを記録した人気漫画チェンソーマンの見どころとして、「デンジと女性キャラクターの関係性」を挙げるファンが多いといわれています。特に、公安編におけるデンジとパワーの関係、デンジとマキマの関係が、ファンを惹きつけました。この章では、チェンソーマンのデンジと二人の女性キャラクターとの関係にスポットを当てていきます。

デンジとパワーの関係

デンジと関りの深い女性キャラクターの一人が、血の魔人ことパワーです。パワーは、知能が人並みにあったことでマキマに抜擢され、魔人としては異例の公安デビルハンターになりました。血を操る能力を駆使して実績を上げていたパワーは、デンジとバディを組まされることになります。大胆不敵で性欲の塊のデンジと、虚言癖があり一般常識に欠けるパワーのコンビは、当初お互いが嫌い合っているという最悪なものでした。

ところが、二人で事件を解決していくごとに、そして、早川アキの家でともに暮らしていくうちに、デンジとパワーはお互いを認め合う仲になりました。二人には恋愛感情を越えた信頼関係が芽生えていたのです。パワーがマキマに殺された後、デンジはパワーの喪失を嘆き、パワーはマキマに倒されそうになったデンジを、ポチタと協力して救いました。デンジとパワーは、最後までバディだったのです。

デンジとマキマの関係

デンジの女性関係の中で、最も濃密で最も複雑だったのは、マキマとのものでした。マキマは、内閣官房長官直属のデビルハンターで、公安対魔特異4課のリーダーです。デンジの公安入りを決めたのも彼女でした。デンジは、マキマのことを、「自分を人間扱いしてくれた女性」として慕います。しかし、マキマの正体は、支配の悪魔であり、公安編のラスボスとして、デンジの心臓を手に入れるために、彼の前に立ちはだかりました。

マキマは、デンジに対して関心を持っているように振舞っていましたが、彼女の興味の対象はデンジの体内にあるチェンソーマンの心臓のみでした。一方のデンジは、マキマに性的な欲求を持っているような描写もありましたが、「実際はもっと大きな母性を、彼女に求めていたのではないか」と考察されています。二人の思いは噛み合っているようで、噛み合わず、最終的にはお互いの存在意義のぶつかり合いとなり、デンジが勝利しました。

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デンジに関する感想や評価

この章では、チェンソーマンのデンジに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。デンジは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、チェンソーマンの大ファンだと思われる方のツイートです。チェンソーマンの原作漫画を読んで、デンジが過去の経験を前面に押し出してくるところが、尊くて好きだという感想をつぶやいています。

こちらは、デンジとマキマの関係性に注目している方のツイートです。第二部学園編に登場した、三鷹アサの使う脊髄剣に、デンジがなる可能性は低く、その理由はマキマの存在にあると考察しています。

こちらも、チェンソーマンの大ファンだと思われる方のツイートです。チェンソーマンの二部を読んで、過去を匂わせることができるようになったデンジに、男性としての魅力が出てきたとつぶやいています。

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デンジの過去まとめ

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この記事では、チェンソーマンの主人公であるデンジの過去について特集してきました。デンジが送ってきた悲惨な過去が、多くのファンの涙を誘ったとされています。また、「デンジの過去が良い伏線になっている」という意見も見られました。デンジの過去に注目して、チェンソーマンを読んでみてください。

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