【ありふれた職業で世界最強】遠藤浩介の強さは？アビスゲート（深淵卿）の由来も解説

『ありふれた職業で世界最強』に登場する遠藤浩介は当初、誰も気付かないほどのモブキャラでした。しかし、遠藤浩介は最終決戦以降、｢アビスゲート（深淵卿）｣と名乗り、中二病なキャラとして一躍有名になりました。本記事では、影が薄い遠藤浩介について、｢アビスゲート（深淵卿）｣の由来や強さ、ラナ及び酒呑童子との関係などを紹介します。まずは、『ありふれた職業で世界最強』の作品情報について、簡単に見ていきましょう。

遠藤浩介が登場する『ありふれた職業で世界最強』とは、白米良という作家が描く｢オーバーラップ文庫｣のライトノベル作品です。『ありふれた職業で世界最強』は復讐の鬼と化した元いじめられっ子の転生者の活躍を描いた｢異世界ファンタジー｣作品であり、｢ありふれた｣や｢ありふれ｣などの略称で呼ばれています。元々、『ありふれた職業で世界最強』は2013年の11月7日に、WEB小説投稿サイトの｢小説家になろう｣で始まりました。

その後、『ありふれた職業で世界最強』は2015年の6月24日に｢オーバーラップ文庫｣で書籍化されました。2023年1月現在、『ありふれた職業で世界最強』は本編完結済であるものの、書籍の刊行が続いており、これまで合計20巻の書籍が発売されています。その人気は、シリーズの累計発行部数が550万部を越えるほど高く、2期に渡るテレビアニメや漫画、合計3作品のスピンオフ漫画などのメディア作品が多数制作されています。

いじめられっ子の主人公・南雲ハジメはある日、クラスメイトと共に異世界の｢トータス｣に転生されます。この時、クラスメイトがチート能力（天職）を授かるものの、南雲ハジメは｢錬成師｣という最弱の｢天職｣しか与えられませんでした。その後、南雲ハジメは自身を恨む者の罠に嵌まり、奈落の底へ突き落とされてしまいます。そして、南雲ハジメは奈落の底でユエという吸血鬼の少女と出会い、最強の化物に変貌を遂げるのでした。

本記事で、｢アビスゲート（深淵卿）｣の由来や強さ、ラナ及び酒呑童子との関係などを紹介する遠藤浩介とは、『ありふれた職業で世界最強』に登場するキャラクターの1人です。『ありふれた職業で世界最強』に登場する遠藤浩介は、｢永山パーティー｣に所属している南雲ハジメのクラスメイトであり、両目が隠れた前髪が特徴となっています。遠藤浩介は登場人物の中で、最も影が薄く、三回に一回しか自動ドアが反応しません。

また、遠藤浩介は皆勤賞であるものの、先生が存在に気付かず、ずっと欠席扱いされています。さらに、遠藤浩介は見た目が名前の無いモブキャラそのものであり、悪い意味で強い存在感を放っています。しかし、遠藤浩介は最終決戦の｢神話大戦｣で覚醒し、白崎香織に並ぶほどの実力者に変貌を遂げます。その後、遠藤浩介は｢アビスゲート（深淵卿）｣と名乗り、後日談の｢ありふれたアフターストーリー｣で大活躍することになりました。

『ありふれた職業で世界最強』に登場する遠藤浩介は、｢暗殺者｣という｢天職｣が与えられています。この｢暗殺者｣の｢天職｣から、遠藤浩介は機敏のステータスが1700という非常に高い数値を記録しています。機敏のステータスに加え、誰も気付かないほどの影の薄さも持っているため、｢暗殺者｣は遠藤浩介にぴったりな｢天職｣です。ちなみに、遠藤浩介は体力や筋力のステータスも高いものの、機敏の数値ほど飛び抜けたものがありません。

『ありふれた職業で世界最強』の最終決戦｢神話大戦｣で、遠藤浩介は白崎香織に次ぐほどの戦果を上げるものの、影の薄さが影響し、誰にも気付いて貰えませんでした。しかし、ラナという｢ハウリア族｣の美女が遠藤浩介の気配に気付きます。自分の気配に気付いて貰った遠藤浩介は感動し、ラナに一目惚れすることになりました。一方、ラナは別の意味で遠藤浩介を気に入り、｢疾牙影爪のコウスケ・E・アビスゲート｣の二つ名を与えます。

この痛い二つ名を遠藤浩介は喜び、ノリノリで使い始めました。その後、遠藤浩介はラナとの出来事がきっかけで、｢アビスゲート（深淵卿）｣というスキルを手に入れます。｢アビスゲート（深淵卿）｣は戦闘能力を上げるスキルであり、中二病が発動する欠点があります。この欠点から、遠藤浩介はスキル入手直後、羞恥心で苦しんでいました。しかし、遠藤浩介は最終的に気に入り、｢アビスゲート（深淵卿）｣と名乗るようになりました。

『ありふれた職業で世界最強』の最終決戦の後、遠藤浩介は一目惚れしたラナにプロポーズします。しかし、ラナは自分が南雲ハジメの影だと言い、遠藤浩介のプロポーズを断ってしまいました。プロポーズを断られた遠藤浩介は諦めず、何度もラナにアタックを始めます。すると、ラナはデレ始め、大迷宮を攻略すれば考えると遠藤浩介に伝えました。これに遠藤浩介は奮起し、｢ライセン大迷宮｣の攻略と重力魔法の会得を成し遂げます。

また、遠藤浩介は南雲ハジメに戦いを挑み、彼へ一撃を与えます。これにより、遠藤浩介は南雲ハジメから大いに信頼されるようになりました。その後、ラナは試練を乗り越えた遠藤浩介を｢こうくん｣と呼び、彼の正妻ポジションにつきます。しかし、遠藤浩介は7人の妻がいないと、南雲ハジメの右腕になれないとラナに言われ、多数の恋人を作り始めます。その影響で、ラナは正妻ポジションなのに影が薄くなってしまいました。

遠藤浩介は｢妖精界｣に行った際、酒呑童子と出会います。この時、酒呑童子は遠藤浩介に一目惚れし、彼を捕食して愛したいと考え始めます。しかし、酒呑童子は藤原陽晴に止められ、遠藤浩介の捕食を諦めます。その後、酒呑童子は遠藤浩介を｢愛しの君｣と呼び、彼と共に生きる道を選ぶようになりました。ちなみに、遠藤浩介は唯一酒呑童子を真命の｢夜々之緋月｣と呼ぶことが出来、自分が死んだら身体を彼女に渡そうと考えています。

『ありふれた職業で世界最強』のアニメで、遠藤浩介を演じた声優は、榎木淳弥です。榎木淳弥とは、1988年の10月19日に東京都で生まれた男性声優であり、｢アトミックモンキー｣に所属しながら活動しています。元々、榎木淳弥は『天元突破グレンラガン』で声優を志し、2010年に声優デビューしました。その後、榎木淳弥は2014年に『カードファイト！！ヴァンガード』で綺場シオンを演じ、大ブレイクすることになりました。

• 2014年のアニメ『カードファイト！！ヴァンガード』：綺場シオン役
• 2016年のアニメ『ベイブレードバースト』：紅シュウ役
• 2018年のアニメ『ジョジョの奇妙な冒険黄金の風』：パンナコッタ・フーゴ役
• 2020年のアニメ『呪術廻戦シリーズ』：虎杖悠仁役
• 2021年のアニメ『東京リベンジャーズ』：乾青宗役
• 2015年のゲーム『アイドルマスターSideM』：舞田類役
• 2015年のゲーム『刀剣乱舞シリーズ』：堀川国広役

『ありふれた職業で世界最強』に登場する遠藤浩介には、遠藤浩介が好きといった感想が多く寄せられていました。『ありふれた職業で世界最強』に登場する遠藤浩介は影が薄く、序盤と中盤で全く活躍シーンがありませんでした。しかし、遠藤浩介は最終決戦で覚醒し、非常に魅力溢れるキャラクターに変貌を遂げます。この最終決戦での覚醒がきっかけで、遠藤浩介は一躍人気キャラクターになりました。

『ありふれた職業で世界最強』に登場する遠藤浩介には、スピンオフが見たいといった感想も多く寄せられていました。遠藤浩介は最終決戦の後、｢アビスゲート（深淵卿）｣と名乗り、｢ありふれたアフターストーリー｣で大活躍することになりました。しかし、遠藤浩介は終盤で覚醒したため、あまり出番が多くありません。そのため、｢ありふれた職業で世界最強｣は多数のファンに、遠藤浩介のスピンオフ作品を望まれています。

『ありふれた職業で世界最強』に登場する遠藤浩介には、｢アビスゲート（深淵卿）｣後のアニメ化を望む感想も多く寄せられていました。遠藤浩介は序盤と中盤で活躍せず、後半に覚醒するキャラクターです。これが影響し、遠藤浩介は2023年1月現在、アニメで影の薄いキャラクターとしか描かれていません。そのため、｢アビスゲート（深淵卿）｣になった後の遠藤浩介をアニメで見たいといった声が多数寄せられています。

本記事では、『ありふれた職業で世界最強』に登場する遠藤浩介について、｢アビスゲート（深淵卿）｣の由来や強さ、ラナ及び酒呑童子との関係などを紹介しました。遠藤浩介はアニメだと、影が薄いモブキャラクターです。しかし、書籍や｢なろう版｣では、最終決戦で大活躍し、後日談の主要キャラに格上げされています。そのため、アニメしか見たことがない方は是非一度、書籍や｢なろう版｣で遠藤浩介の活躍をチェックしてみて下さい。