【天才王子の赤字国家再生術】アニメの感想まとめ！あらすじや登場キャラの魅力は？

• 作者：鳥羽徹
• イラスト：ファルまろ
• 出版社：SBクリエイティブ
• レーベル：GA文庫
• 発刊期間：2018年5月12日～連載中（2023年1月現在）
• 巻数：12巻（2023年1月現在）
• アニメ放送期間：2022年1月11日～2022年3月29
• アニメ話数：全12話
• アニメ主題歌：やなぎなぎ×THE SIXTH LIE「LEVEL」（OP）、南條愛乃「ヒトリとキミと」（ED）

『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』は2023年1月現在、GA文庫にて刊行中のライトノベル作品です。作者は鳥羽徹先生で、原作小説のイラストはファルまろ先生が担当しており、コミカライズ版はえむだ先生が漫画作画を手掛けています。2022年1月からはテレビアニメが放送されました。原作小説は『このライトノベルがすごい！』の2019年版で第4位を獲得しています。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の作者は、ライトノベル作家の鳥羽徹先生です。鳥羽徹先生は2009年から活動されており、『第1回GA文庫大賞』にて『オルキヌス』が前記奨励賞を受賞し注目を集めました。オルキヌスは、その後『オルキヌス 稲朽深弦の調停生活』のタイトルでGA文庫から刊行され、鳥羽徹先生のデビュー作となりました。

鳥羽徹先生は他にも『ボーイ・ミーツ・ハート！』と『幻葬神話のドレッドノート』を、GA文庫から刊行されています。天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜は4作目の作品として発表されました。こちらの作品は2020年2月時点でシリーズ累計発行部数25万部を達成しています。アニメの評価も良かったことから、今後のストーリー展開や、アニメ2期の制作発表が期待されています。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメ1話では、メインキャラクターのウェインやニニムなどの人柄が中心に描かれています。王である父が急病で倒れてしまったことが、まずきっかけとなります。ナトラ王国の政権は怠け者王子のウェインが握ることになりますが、ウェインは大がつくほどの怠け者です。彼の補佐官であるニニムは、その傍らでウェインの売国計画を聞き流し、今すべきことがあると諭します。

一見頼りない言動を見せるウェインですが、彼には高い思考力を持つ頭脳がありました。しかし、ウェインがその頭脳を使って考えるのは、売却時に良い条件を提示するため、どのようにして国の価値を上げるどうにかということでした。そのような自堕落な国政を行おうとしている時に、ナトラ王国は隣国であるマーデン王国の侵攻を受けることになります。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメ2話では、ナトラ王国とマーデン王国の戦の終結が描かれています。『あらすじと見どころ①1話』のストーリーで、ナトラ王国はマーデン王国と戦争が開始されました。思わぬ自軍の奮闘でナトラ王国はマーデン王国の鉱山を手にします。マーデン王国はその鉱山を取り戻そうと再び戦いを仕掛けますが、ウェインの戦術にかかり、再び苦戦することになります。

正攻法では敵わないと悟ったマーデン王国は、ウェインの元に使者を送りこみ、実質的に降伏と受け取れる伝言を残していきます。しかし、使者がニニムをはじめとするフラム人を侮辱する言葉を口にしたことが、ウェインの逆鱗に触れてしまいます。マーデン王国との和平は、思わぬ方向に転がっていくこととなります。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメを見た視聴者から、「かわいい」という感想や評価を受けることも多いキャラクターのロウェルミナが登場したのはアニメの第3話です。こちらの作品のアニメ3話では、ウェインとニニムの士官学校時代の友人であるロウェルミナとの再会が描かれました。

ウェインはある日、大陸の中でも影響力を持つアースワルド帝国の皇女との縁談を持ちかけられます。突然の思わぬ申し出に驚きの表情を見せるウェインですが、さらに彼の動揺に拍車を掛けたのは、皇女として紹介された人物が、それまで一般貴族の令嬢だと思っていた士官学校時代の旧友であるロワだったことです。皇女であるロウェルミナは、士官学校に入るため、当時は身分を隠し偽名を使って学園生活を送っていたのでした。

士官学校時代の旧友であるロワと再会したウェインですが、その再会は喜びの感想を言い合う余裕はありません。国のため、殺伐としたやりとりが繰り広げられました。ロワの国では、王である父が逝去したことで後継者争いを行っており、ロワはその終結に向けて行動していました。その手助けとしてウェインの元に訪れたロワですが、ロワに熱を入れていた貴族の息子が突如ウェインの王宮に立ち寄ったことで、ある事件が起こってしまいます。

ロワにしつこく言い寄っていた貴族の息子が、ひょんなことからウェインの王宮で転落死してしまい、ウェインは暗殺の容疑をかけられてしまいます。他国との関係に支障が出ないようにと、ウェインは転落死した男の父親にある話を持ちかけます。息子を殺されたと思い込んでいた父親は、憎しみと自己保身の間で揺らぐことになるのでした。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメ6話では、ニニムの髪が黒く染められています。こちらの作品のアニメ視聴者からは、「かわいい」と多くの感想が寄せられました。このような感想が寄せられたきっかけとなったのは、カバリヌ王国に訪問することになったからです。カバリヌ王国は大陸の中でも特にフラム人への差別強い地域のため、ニニムは変装をすることになったのでした。

カバリヌ王国に向かう途中で出会った、ゼノという女性と出会ったウェインは、旧マーデン王国の解放軍として活動する彼女を同行させることになります。カバリヌ国王との会談が始まりますが、ウェインはカバリヌ王国の話しを聞いて彼に対して、「浅はかな人間だ」という感想を持ちます。そして、カバリヌ王国がフラム人に対して無礼な感想を口にしたことで、ウェインはカバリヌ国王を殺害することを決断します。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の主人公であるウェインの妹・フラーニャの活躍が描かれ、アニメ視聴者の間でフラーニャに対しての感想や評価が多く上がったのがアニメの第8話です。この回では「フラーニャがかわいい」といった感想や、「フラーニャのカリスマ性の原点」という感想評価が見られています。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう～のアニメ8話のあらすじを紹介します。ウェインの旧友であるロワの国が皇子会議を開くことになり、そのパーティーにフラーニャが出席することになりました。

パーティーの招待状はウェイン宛であったものの、戦続きで兄が疲れているだろうという感想を持ったフラーニャは、兄の代りに出席することにします。後に、この決断はフラーニャに対しての民衆の評価を上げることに繋がっていきます。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメ8話でフラーニャがメインキャラクターとして登場したことで、ネットの感想ではフラーニャに対しての好感の感想評価が増えました。そして、アニメ第9話には、さらにフラーニャに対しての好意的な感想評価が寄せられることになりました。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう～のアニメ9話では、フラーニャが参加していた皇子会議のパーティー開催地であるミールタースという街で暴動が勃発しそうになります。この事態を知ったフラーニャは、自分にできることはないかと考えました。そして、暴動が起きないよう、ミールタースの住民たちを導くことにしたのでした。

フラーニャはまだ幼さの残る少女ですが、民衆の先頭に立って民を導くその姿は「圧巻」の一言に尽きるもので、天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメ9話を視聴した人からは「かっこいい」「溢れるカリスマ」という感想や評価が上げられています。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメを見た視聴者から、「かわいい」という感想評価が多くあがっていたニニムの黒髪姿が再び見ることができるのが第10話です。こちらの作品のアニメ9話では、フラーニャがミールタースでの暴動と被害を食い止めるため、ミールタースの民を郊外に先導しました。その後、ウェインは今回の事件の収束に向けて動き出します。

暴動は未遂に終わったものの、帝国の一大イベントとなった皇子会議が中止となり、その責任の所在をどうするかについてが問題となりました。ウェインは、その責任を暗殺未遂をされて床に伏せている第一皇子に被せることにします。その場にいた当事者全員にとって都合が良かったその提案は評価され、ウェインの思うとおりにことが運んでいきます。

これまで、ナトラ王国の生産品として西の国々に流通していた商品が、東の国で作ったものだと気づきます。西の国に属しているレベティア教の使者が、ウェインの元にやってきます。ウェインは、「彼が口にした言葉や評価は使者である男の個人の感想でしかない」と言いました。「レベティア教全体の言葉のように言うのはどうなのか」と反論します。言葉に詰まった男は、「貴女は今日のことを後悔するだろう」と言い残して去って行くのでした。

ウェインはソルジェスト王国との友好条約を求め、国王であるグリュエールもそれを受け入れたかのように見えました。しかし、口約束だったこともあり、グリュエールはウェインが帰国した後にナトラ王国に攻め入り、ウェインを裏切ります。その戦いが戦力的に五分五分だと読んだウェインは、面識のあったデルーニオ王国の宰相・シリジスを脅して要請を仰ぐことにします。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜に登場するメインキャラクターの魅力紹介の1人目は、ニニム・ラーレイです。「かわいい」という感想評価を受けているヒロインキャラになります。ニニムはナトラ王国の王子であるウェインの補佐官兼幼なじみで、大陸中から差別を受けているフラム人の少女です。性格は真面目で冷静な頼りになる側近ですが、ウェインのことになると取り乱す姿も見せています。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の主人公キャラクターであるウェイン・サレマ・アルバレストは、怠け者の本性を持つナトラ王国の王子です。ニニム以外の者からは「知性溢れる名君主」という感想評価を受けていますが、その裏では国を売国しようと企んでいます。怠け者ではあるものの、高い頭脳を持っており、次々と降りかかる難問を突破し国を繁栄に導いていきます。

ゼノは、ウェインがカバリヌ王国を訪問した際に出会った少女です。初めはマーデン解放軍のメンバーだと名乗っていましたが、その正体はカバリヌ王国に吸収されたマーデン王国の王女・ゼノヴィアでした。青い髪に目元のホクロが印象的なキャラクターで、国を奪還しようとしたり、ナトラ王国の領主になった後も、自分の領地を頑張ってまとめようとする努力家なキャラクターです。

ロウェルミナ・アースワルドも、天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の視聴者から、「かわいい」という感想評価を受けている登場キャラクターです。ロウェルミナはウェインとニニムの士官学校時代の友人で、その時は"ロワ"と名乗り、自分のことを田舎貴族の令嬢であると言っていました。しかし、その正体はアースワルド帝国の第二皇女でした。物語の中では、ウェインにも劣らない知略を披露しています。

フィシュ・ブランデルは、アースワルド帝国から派遣されたナトラ王国の駐在大使です。落ち着いた大人の雰囲気があるという感想評価を受けているキャラクターです。ウェインが、アースワルド帝国の士官学校で首席だったという秘密事項を自ら突き止めるほどの有能さを見せます。

外交官としての能力においても、良い働きをしているという感想を持たれている人物です。ロウェルミナが皇帝に着任してからは、彼女の秘書として支えることになります。

斉藤壮馬さんは1991年4月22日生まれの声優で、『オリエント』の鐘巻小次郎、『ブルーロック』の千切豹馬、『ハイキュー‼』の山口忠などのアニメキャラの役なども演じられています。ファンからは「かっこかわいいキャラのイメージの声」という感想を持たれており、多くの作品で少年キャラクターを演じられています。

作品を見た視聴者から「かわいい」という感想をあげられることの多いキャラクター・ニニムの声を演じた声優は、『Re:ゼロから始める異世界生活』のエミリア、『ゆるキャン△』の斉藤恵那、『ようこそ実力至上主義の教室へ』の椎名ひよりなどのキャストを務めた高橋李依さんです。生年月日は1994年2月27日で、所属事務所は81プロデュースです。

千本木彩花さんは他の作品では『転生したらスライムだった件』のシュナ、『ぼっち・ざ・ろっく！』の廣井きくり、『甲鉄城のカバネリ』の無名などの声を演じられており、ファンからは「声がかわいい」という感想を送られることが多い人物です。1995年11月24日生まれの埼玉県出身の声優です。

「かわいい」という感想をあげられることの多い女性キャラクター・ロウェルミナの声を担当した声優は、『はたらく魔王さま！』の佐々木千穂、『マクロスΔ』のレイナ・プラウラー、『ゆるキャン△』の志摩リンなどの役も演じられたことのある東山奈央さんです。1992年3月11日生まれで、ファンからは「幼いキャラを演じることの多い声優」という感想を持たれているようです。

フィシュ役の日笠陽子さんは、アニメファンから「大人の雰囲気を持っているキャラを演じることの多い声優」という感想を持たれている声優です。生年月日は1985年7月16日生まれで、天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜以外の作品では、『妖狐×僕SS』の雪小路野ばら、『はたらく魔王さま！』の遊佐恵美、『呪術廻戦』の庵歌姫などの声も担当しています。

榊原優希さんは2018年から声優活動を開始された声優で、2023年には『名画と7人の巨匠たち』の福池萌音、『デッドマウント・デスプレイ』の四乃山ポルカ、『異世界ワンターンキル姉さん』の軍場朝陽といったいくつもの作品で主要キャラを演じる予定となっています。アニメファンからは「今後活躍が増えていくのではないか」という感想を持たれている声優の1人です。

ゼノのアニメキャストとして天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜に出演された中島由貴さんは、1997年9月12日生まれの声優です。他の作品では『エミル・クロニクル・オンライン』のエコ坊・アルマ、『アイドルマスターシンデレラガールズ』の乙倉悠貴、『アズールレーン』のヴァンガードなどのキャラも演じています。

「渋くてかっこいい」という感想を持たれているキャラクターのハガルを演じたのは、『BLEACH』の斬月、『宇宙戦艦ヤマト2199』の沖田十三、『NARUTO-ナルト-』の千手柱間などの役でも活躍されている菅生隆之さんです。生年月日は1952年8月1日で、事務所はフクダ&Co.に所属されています。

濱野大輝さんは『アイドルマスターSideM』の円城寺道流、『モブサイコ100』の羽鳥希、『ヴァニタスの手記』のジャン=ジャック・シャステルなどの役でも活躍されています。アニメ以外に洋画吹き替えの声優としても活躍されています。アーツビジョン所属の声優で、生年月日は1989年3月30日です。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメOP主題歌は、やなぎなぎ×THE SIXTH LIEの『LEVEL』という楽曲です。LEVELは爽やかな曲調で、やなぎなぎさんとTHE SIXTH LIEさんのハモリがかっこいいという感想が寄せられています。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のED主題歌『ヒトリとキミと』は、音楽活動もされている声優・南條愛乃さんが歌唱されています。ポップで可愛らしい曲調と南條愛乃さんの歌声が癒やされるという感想があがることもある1曲となっています。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜は「かわいいキャラクターが多い」と評判になっています。こちらの方の感想でも「ヒロインみんな可愛かった」という高評価が見られています。また、ヒロインのニニムは担当キャストが高橋李依ということもあり、「エミリアに似ていてかわいい」という声も多くあげられています。

こちらの感想では「天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメ2期が見たい」というコメントが見られています。こちらの作品は、登場キャラクターが個性的で人気となっていることや、戦略によってピンチを切り抜けるストーリーが面白いと評価されていることから、視聴者からのアニメ2期の期待が高まっている作品の1つとなっています。

2022年に公開されたアニメには、『ぼっち・ざ・ろっく！』『チェンソーマン』『SPY×FAMILY』など人気作品の名前が並んでいますが、こちらの方は天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜が一番面白かったと評価されています。

以上、天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメの感想や各話あらすじを紹介してきました。こちらの作品は、怠け者の王子が国を売るために奮闘する戦略ストーリーとなっています。個性的な登場人物が多く、かわいいキャラクターも多いと評判です。「2022年アニメで一番面白かった」という声もあがっている人気作となっているので、まだ見てない人はこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか？