【天才王子の赤字国家再生術】ウェインはどんな主人公？ナトラ王国についても紹介

本記事では『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』の主人公ウェイン・サレマ・アルバレストを紹介します。ウェインのプロフィールをはじめ、帝国時代の学友やナトラ王国などをネタバレありで見ていきましょう。

『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』は、鳥羽徹先生によるライトノベルです。GA文庫にて2018年5月12日より刊行されています。2020年2月時点でシリーズ累計発行部数は25万部を突破しており、メディアミックスとして漫画版『そうだ、売国しよう 〜天才王子の赤字国家再生術〜』がマンガUP!にて連載中です。また、『天才王子の赤字国家再生術』のタイトルでテレビアニメが放送されました。

ここでは『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』のあらすじを簡単にネタバレしていきます。主人公はナトラ王国の王子ウェイン・サレマ・ アルバレストです。ウェインは父王の急病によって急遽、摂政として国政を任されることとなります。

臣下や国民から次代の名君として将来を期待されるウェインは、聡明であるがゆえに経済的にも軍事的にも弱小であるナトラ王国の状況をよく理解しており、あわよくば他国に国を売り払いたいと考えていました。しかし、覇権国家・アースワルド帝国の皇帝が倒れたことによって大陸東側に混乱が広がり、ウェインが望む悠々自適の隠居生活からほど遠い生活を強いられることとなってしまいます。

『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』のウェイン・サレマ・ アルバレストは、本作の主人公です。あらすじネタバレで触れた通り、ウェインは倒れた父王の代わりに摂政の座に就いて政務をおこなっています。初代国王の再来と囁かれる将来有望な王子ですが、実は義務や責任、努力といった言葉が大嫌いな怠け者でした。

ウェインは覇権国家・アースワルド帝国に二年ほど留学した経験があります。身分を偽って帝国士官学校へ通っており、優秀過ぎる成績を残したことにより成績を抹消されていました。ウェインの帝国時代の学友には、属州出身のストラング、ウェインをライバル視するグレイン、皇帝の娘であるロワなどがいます。

ウェインがいるナトラ王国はヴーノ大陸東西のほぼ中央、最北端に位置する人口50万人ほどの小国です。冬が長いため、国土の大半が不毛な岩となっています。主要交易路から外れており、これといった産業も資源もないため経済的に恵まれていません。さらに国民の大半が移民です。現在の国王は14代目の国王オーウェインで、病で倒れたことにより離宮にて静養中でした。

ナトラ王国の開祖はサレマ王です。彼によって200年ほど前に建国されています。サレマ王はナリアヴィーネ王国出身で、元々王子でした。しかし、ガレアというもう一人の王子と派閥争いを繰り広げた結果、その隙を狙って隣国に攻め入られます。そこに父王が加わり父王と王子の権力闘争が始まってしまうのです。

そこで、できるだけ早くに国内権力を一本化する必要があると考えたサレマは、王を呼び出して殺害します。その後、サレマを捕らえたガレアが王位に就き、処刑の決まっていたサレマに恩赦を与えて国外追放を言い渡しました。そして、サレマはナトラという地に流れつきます。こうして、サレマはナリアヴィーネでの支持者とともにナトラ王国を興しました。

『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』のウェイン・サレマ・アルバレストは、心の中で「国売ってトンズラしてえええええええ！」と考えるようなだらしのない人物でした。その一方で心優しく、幼い時から優れた才覚を発揮してきています。では、ここからアニメ『天才王子の赤字国家再生術』にてウェインを演じたアニメ声優のプロフィールと主な出演作品を見ていきましょう。

• 名前：斉藤壮馬(さいとうそうま)
• 愛称：壮馬さん、壮馬くん、最高壮馬
• 出生地：山梨県中巨摩郡昭和町
• 生年月日：1991年4月22日(31歳)
• 職業：声優、シンガーソングライター、作家
• 活動期間(声優)：2010年～
• ジャンル(声優)：アニメ、ゲーム
• 所属事務所：81プロデュース
• 趣味：読書・ギター演奏、散歩、料理

『天才王子の赤字国家再生術』のアニメにてウェイン・サレマ・ アルバレストを演じた声優は、声優事務所「81プロデュース」所属の斉藤壮馬(さいとうそうま)さんです。斉藤壮馬さんは声優、シンガーソングライター、作家として活動されており、声優としては『剣と魔法と学園モノ。2G』でデビューを果たしました。その後2014年には『ハイキュー!!』にて山口忠役を務め注目を集めています。

• 2014年～：アカメが斬る!(タツミ 役)
• 2014年～：怪盗ジョーカー(シャドウ・ジョーカー[29] / シアン 役)
• 2014年～：残響のテロル(ツエルブ / 久見冬二 役)
• 2014年～：トライブクルクル(天宝院ユヅル 役)
• 2014年～：フューチャーカード バディファイト(龍炎寺タスク 役)
• 2015年～：機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(ヤマギ・ギルマトン 役)
• 2015年～：六花の勇者(アドレット 役)

• 2016年～：ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜(上条春太 役)
• 2017年～：ロクでなし魔術講師と禁忌教典(グレン＝レーダス 役)
• 2017年～：キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series(エルメス 役)
• 2018年～：レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜(ルーク・トライトン 役)
• 2019年～：ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(ヴィネガー・ドッピオ 役)
• 2020年～：＜Infinite Dendrogram＞-インフィニット・デンドログラム-(レイ・スターリング〈椋鳥玲二〉 役)
• 2020年～：憂国のモリアーティ(ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ 役)

ここまで『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』に登場するウェイン・サレマ・アルバレストについて、ウェインがいるナトラ王国をネタバレ解説し、アニメ声優を紹介することで人物像を捉えてきました。では、最後に『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』のウェインに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

こちらでは『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』の主人公ウェイン・サレマ・ アルバレストと・ラーレイに関する声があがっています。どうやらこの方は、ウェインとニニムのやり取りを高く評価されているようです。これを機にコミカルでテンポよく進むと評価される二人のやり取りに注目してみると良いでしょう。

こちらでは『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』の主人公ウェイン・サレマ・ アルバレストの行動に関する声があがっています。どうやらこの方は、『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』の単行本3巻の後半にて、ウェインが取った思い切った行動を高く評価しているようです。これを機にその評価ポイントに注目してみると良いかもしれません。

こちらでは『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』の主人公ウェイン・サレマ・ アルバレストが繰り広げる頭脳戦に関する声があがっています。

どうやらこの方は、ウェインが目的のために相手の裏をかこうとしているところに魅力を感じているようです。主人公であるウェインは頭脳戦を繰り広げることが多いため、『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』は心理戦・頭脳戦がすごい作品を好む方におすすめの作品と言えるかもしれません。

本記事では『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』の主人公ウェイン・サレマ・ アルバレストについてネタバレを交えて解説してきました。『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』を読む際は、ネタバレありでまとめた本記事を参考にしつつ、ウェインの魅力に注目していただければ幸いです。