【天才王子の赤字国家再生術】ニニム・ラーレイは誰と結婚する？ウェインとの関係は？

こちらの記事では、GA文庫で刊行中のライトノベル作品『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』に登場する、ニニム・ラーレイの結婚相手や恋愛についての情報を紹介していきます。詳しくは『ニニム・ラーレイの結婚相手は？恋愛を考察』や『ニニム・ラーレイとウェインの関係がわかるシーン』の項目の中で紹介しているので、ニニム・ラーレイの結婚や恋愛の描写について気になっている人は参考にしてみてください。

他にも、ニニム・ラーレイの結婚相手・恋愛相手として名前が上がっている主人公のウェインの恋愛事情や、天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜を見た人のニニム・ラーレイの結婚・恋愛についての感想についても紹介しています。まずは、下記の項目で天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の作品概要と物語のあらすじを紹介しているので、作品情報をおさらいしたい人は目を通してみてください。

• 作者：鳥羽徹
• イラスト：ファルまろ
• 出版社：SBクリエイティブ
• レーベル：GA文庫
• 発刊期間：2018年5月12日～連載中（2023年1月現在）
• 巻数：12巻（2023年1月現在）
• アニメ放送期間：2022年1月11日～2022年3月29
• アニメ話数：全12話
• アニメ主題歌：やなぎなぎ×THE SIXTH LIE「LEVEL」（OP）、南條愛乃「ヒトリとキミと」（ED）

ニニム・ラーレイがヒロインとして登場する作品・天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜は、ライトノベル作家の鳥羽徹先生がGA文庫にて刊行中の戦略系ファンタジー小説です。天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の刊行が開始されたのは2018年からで、2020年にはシリーズ累計発行部数25万部を達成しています。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜は、人気ライトノベルを紹介している冊子『このライトノベルがすごい！』の2019年版にて4位を獲得しており、人気作品として注目を集めています。2019年10月からは漫画アプリのマンガUP！にてコミカライズ化されているほか、2022年にはテレビアニメも放送され、今後の展開にも期待を寄せられているライトノベル作品となっています。

ナトラ王国の王子であるウェインは、王である父親が病気で倒れたことにより国政を任されることになります。しかし、ウェインは大の怠け者で、国の政権を他国に売り払おうと企みます。ナトラ王国を高く売国するため、他国の鉱山地帯を領地にしたり、自国の商業を発展させていきます。そのような政の手腕が認められ、ウェインは売国の準備をする傍らで「稀代の名君」として名を広めていくのでした。

ニニム・ラーレイは白い髪と赤い目が特徴的な少女で、ナトラ王国に代々仕えているフラム人という種族の一員です。ニニム・ラーレイが補佐官として支えているのは、天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の主人公であるウェインです。ニニム・ラーレイとウェインは幼い頃からの付き合いで、ウェインからは「俺の心臓」と呼ばれるほどの信頼を得ています。

ニニム・ラーレイの性格は真面目なしっかり者で、ウェインと同じくらいに頭の回転も良く、怠け者のウェインの保護者的存在でもあります。その様子から、ナトラ王国の姫でありウェインの妹でもあるフラーニャからは、ウェインと結婚する相手として見られていました。しかし、ニニム・ラーレイは自分が差別を受けているフラム人であることやウェインが王族であることから、彼と恋愛をしたり結婚することはないと話しています。

その美しい容姿や、理知的な性格から男性に言い寄られることも少なくなさそうなニニム・ラーレイですが、結婚相手や許嫁などはいるのでしょうか？現在公開されている天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の物語の中ではニニム・ラーレイに婚約者などはおらず、結婚している事実もありません。

幼い頃から王族を支えるフラム人としてウェインの傍におり、ウェインを支える補佐官としての職務を全うする毎日を送っているようです。ニニム・ラーレイは、天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の物語の中で、ウェインの妹のフラーニャから「ウェインが結婚するのはニニム・ラーレイだと思っている」と告白されました。

しかし、その言葉を聞いたニニム・ラーレイは、ウェインへの気持ちが恋愛感情ではないことを話しています。また、自分が大陸の中で差別をされているフラム人であることからも、王族であるウェインの結婚や恋愛相手になることは難しいと考えているようです。

「ウェインの結婚相手はニニム・ラーレイだと思っている」とフラーニャに告白されたニニム・ラーレイは、その予想を否定しています。実際のところ、ニニム・ラーレイはウェインのことをどのように思っているのでしょうか？天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメでは、ニニム・ラーレイがウェインの際に膝の上に座り込んだり、寝込んでいたウェインの目が覚めると安心したように抱きしめるシーンがあります。

このシーンだけを見ると、ニニム・ラーレイがウェインを恋愛相手として見ているとも受け取れます。しかし、旧友である他国の皇女がウェインに結婚の話しを持ち出した際には、特に取り乱したり嫉妬することもなく、一部始終を見守っていました。このことから、ニニム・ラーレイのウェインに対する感情は、現時点では恋愛ではなく友愛や家族愛に似たものなのではないかと予想されます。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のヒロインであるニニム・ラーレイと、主人公のウェインの関係が分かるシーン1つ目は、ニニム・ラーレイが語尾に「ニャン」をつけているシーンです。この「ニャン」というセリフは、アニメ1話で駄駄をこねたウェインがふざけてニニム・ラーレイに強要したもので、ニニム・ラーレイは話を聞きだすために、ウェインの言った通りに語尾に「ニャン」をつけていました。

このシーンでニニム・ラーレイは、語尾に「ニャン」をつけることに少し抵抗をみせましたが、嫌がる素振りはありませんでした。この様子は、ニニム・ラーレイがウェインに好意を抱いているため言うことを聞いたとも受け取れます。しかし、実際の可能性としては、ニニム・ラーレイは普段から悪ふざけをすることの多いウェインに慣れているため、それに合わせて「ニャン」というセリフを口にしたと考えるほうが妥当でしょう。

ニニム・ラーレイとウェインは王族と補佐官という関係にありますが、幼いころから一緒にいるため、家族同然の存在でもあります。しかし、ニニム・ラーレイはウェインにだらしない姿を見せることなく、ウェインを起こす前には湯浴みを行い、身だしなみを整えてから彼の部屋に向かいます。そのような様子から、ウェインとはかたい絆で結ばれてはいるものの、1人の人間としての最低限の礼儀を保っていることも見てとれます。

戦場に滞在中のニニム・ラーレイとウェインが話していたセリフからも、2人の関係性を考察することができます。長いこと戦場のテントでの生活を送っていたニニム・ラーレイは、ウェインの口から「あと半月ほどで籠城生活も終わる」という言葉を聞き、水の残量を考えながら湯浴みしなくてもよくなることに安堵します。すると、「近頃微妙に距離をあけていたのはそういうことだったのか」とウェインが口を滑らせます。

そのようなデリカシーに欠けた一言を口にしたウェインに、ニニム・ラーレイは近くにあった戦況をまとめるための駒を投げつけるのでした。家族同然かつ仕事上の関係とはいえ、生活するうえでのエチケットを気にしている様子から、ニニム・ラーレイは少なからずウェインを恋愛対象として見ている部分もあるのかもしれません。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメ2話では、敵国の使者がウェインの側近であるニニム・ラーレイがフラム人であることを侮辱するシーンが登場します。ウェインはそれまで穏便に使者の話を聞いていましたが、その発言を聞いて考えを一変させます。

使者から「使者の言葉は敵国の大将の言葉である」という言質をとったウェインは、その直後、敵国の大将が待機していたテントに侵入しました。そして、ニニム・ラーレイを侮辱した使者の大将の隙をつき、剣で斬りかかります。その時、ウェインはニニム・ラーレイが自分の"心臓"であると囁き、ウェインがニニム・ラーレイをどれほど大切に思っているのかを明らかにしたのでした。

上記の『ネタバレ④侮辱されたニニムよりも怒るウェイン』の項目では、ウェインがニニム・ラーレイを侮辱されたことに対して怒りを覚えたエピソードを紹介しましたが、逆にウェインを侮辱されたことでニニム・ラーレイが怒りを見せているシーンも描かれています。

ある日、ウェインの王宮に帝国の侯爵家の跡取り息子が押しかけてきます。その人物は、一国の王子であるウェインに上からの物言いをしたり、礼儀にかく行動を次々と行います。その場では何事も起きなかったものの、ニニム・ラーレイは執務室に戻ると、鬼のような形相をして先刻の出来事を思い出していました。

いつも沈着冷静なニニム・ラーレイが見せたこの表情に驚いたウェインは彼女を窘め事なきを得ますが、この様子は、ニニム・ラーレイがウェインのことをどれほど大切にしているのかがうかがえるワンシーンとなりました。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメ6話では、ニニム・ラーレイの黒髪姿を見ることができます。なぜニニム・ラーレイが髪を黒く染めたのかというと、フラム人への差別が特別強いカバリヌ王国に出向くことになったからです。

ニニム・ラーレイの髪は帰国した際に元の白色に戻っていましたが、自分の種族の特徴である白い髪を染めることも厭わないその行動は、自分や自分の種族の尊厳よりも、周囲からのウェインへの評価を優先していることを表していると受け取れるのではないでしょうか？

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のアニメ9話では、ニニム・ラーレイがウェインのことを大切に思っていることが分かるシーンが描かれています。ウェインは戦後処理に追われ忙しい日々を送っていました。ある日、他国のパーティーに呼ばれたウェインは、無理を通してそのパーティー出席します。しかし、日頃の疲れがたたりウェインは突然倒れてしまうのでした。

目の前でウェインが倒れたことで、普段冷静なニニム・ラーレイも取り乱してウェインに駆け寄ります。そしてウェインが目を覚ますと、ニニム・ラーレイは目に涙を溜めながら彼を抱きしめ、「ウェインが二度と起きなかったらどうしようかと心配した」と安心した様子を見せるのでした。

ウェインの結婚相手の候補として、最も有力なのがウェインとニニム・ラーレイの士官学校時代の友人であるロワです。ロワは士官学校時代には一般貴族の令嬢という立場で立ち振る舞っていましたが、天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の作中でアースワルド帝国の皇女であることが判明しました。

ウェインに婚約を持ちかけた際には「お互いの国の利益のため」という建前を使っていましたが、その後のニニム・ラーレイとロワの会話で、ロワが士官学校時代からウェインに対して恋愛感情を持っていたことが判明しています。

ゼノヴィアはマーデン王国の第一王女で、父親のフシュターレ王の暴政を諫める言動を行ったため、軟禁生活を送っていました。しかし、それが幸いして他国の侵攻に巻き込まれずに済み、王族で唯一の生き残りとなりました。マーデン王国は一時カバリヌ王国に吸収されていましたが、ウェインがカバリヌ国王を殺害したことで、旧マーデン王国はナトラ王国マーデン領となります。

ウェインとは、マーデン王国を開放するために動いていた際に出会い協力関係を結んでいました。マーデン王国が解放されナトラ王国の領地になった後は、マーデン王国の王族で唯一の生き残りであるゼノヴィアがマーデン領を統治することになります。ここまでの出来事で、ゼノヴィアはウェインの才能を高く評価しており、同じ王族としての格の違いを感じていました。

その後、ゼノヴィアはマーデン領を繁栄させるための案として、自分の側近に「ウェインとの婚姻を結んではどうか」と進言されます。しかし、ゼノヴィアにとってウェインは恋愛の対象ではなかったのか、ウェインに結婚の申し出をする様子は見られませんでした。

• 愛称：りえりー、ちろりー、りーちゃん
• 誕生日：1994年2月27日
• 血液型：A型
• 身長：160センチ
• 出身地：埼玉県
• 事務所：81プロデュース
• 活動期間：2014年～2023年1月現在
• デビュー作：ステラ女学院高等科C3部

• エミリア（Re:ゼロから始める異世界生活）
• マシュ・キリエライト（Fate/GrandOrder）
• 朝日奈みらい/キュアミラクル（魔法つかいプリキュア！）
• 直樹美紀（がっこうぐらし！）
• めぐみん（この素晴らしい世界に祝福を！）
• 斉藤恵那（ゆるキャン△）
• 高木さん（からかい上手の高木さん）
• 六角汐里（アサルトリリィBOUQUET）
• 服部つぐみ（オリエント）

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の主人公であるウェインは、ことあるごとに自国を他の国に売りたいと口にしています。怠け癖のあるウェインの挙動を見ると、王という責任ある立場を捨てて悠々自適に暮らしたいがための発言と受けとる人が多そうですが、こちらの方は「ニニムと結婚するためなのでは？」という考察を行われています。

また、こちらでは「ニニムと結婚したい」というコメントが見られています。ニニム・ラーレイは可愛い容姿を持っているだけではなく、ウェインを心配する様子や世話をする姿から、心優しい性格であることも見てとれます。そのような見た目と性格から、天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜のファンの中には上記の方のように「結婚したい」という熱い想いを抱く人も少なくないようです。

ニニム・ラーレイは天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の物語の中で「ウェインとは結婚できない」と話していました。しかし、天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜を見たファンの中には、2人がくっつくのを期待している人も少なくないようです。

以上、天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜に登場するニニム・ラーレイの結婚や恋愛について紹介してきました。ニニム・ラーレイはヒロインキャラクターということもあり、主人公のウェインとくっつくのではないかと予想されていますが、作中ではニニム・ラーレイの口からウェインとの結婚の可能性が否定されています。

アニメの中ではウェインとの決定的な恋愛描写はなかったものの、ウェインに「俺の心臓」と呼ばれていたり、フラーニャから「兄の結婚相手はニニムだと思っている」と言われていることから、今後2人の関係が恋愛に発展する可能性は高いと考えられるでしょう。また、作品ファンには「ウェインが国を売ろうとしている本当の理由は、ニニムと結婚するためではないか？」という考察もされています。