【天才王子の赤字国家再生術】登場キャラ一覧!登場人物の相関図やアニメ声優は?

魅力的なキャラクターの多さから高い人気を集めているのが天才王子の赤字国家再生術です。ストーリーや世界観も練り込まれた作品ながら、そのストーリーを支える多くの登場人物がその物語を盛り上げる作品になっています。この記事では天才王子の赤字国家再生術について、キャラクターを一覧形式で紹介しつつ、登場人物の相関図、アニメ化された際の声優情報などをネタバレありで一覧形式にまとめて紹介していきます。

【天才王子の赤字国家再生術】登場キャラ一覧!登場人物の相関図やアニメ声優は?のイメージ

目次

  1. 天才王子の赤字国家再生術とは?
  2. 天才王子の赤字国家再生術のナトラ王国のキャラ一覧
  3. 天才王子の赤字国家再生術のマ―ディン王国のキャラ一覧
  4. 天才王子の赤字国家再生術のその他のキャラ一覧
  5. 天才王子の赤字国家再生術の相関図とあらすじ
  6. 天才王子の赤字国家再生術のキャラのアニメ声優
  7. 天才王子の赤字国家再生術に関する感想や評価
  8. 天才王子の赤字国家再生術のキャラまとめ

天才王子の赤字国家再生術とは?

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の概要

天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~は2018年からSBクリエイティブのGA文庫レーベルから発行されている、鳥羽徹先生による、ファンタジー国家運営ライトノベルです。ファンタジー作品でありながらも魔術が存在しないタイプの作品で、それぞれの登場人物の思考や策謀などが面白い作品として高い人気を集める作品になっています。

天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜の作者

天才王子の赤字国家再生術の作者、鳥羽徹先生は2009年にデビューしたライトノベル作家です。2009年に行われた第1回GA文庫大賞にて、前記奨励賞を『オルキヌス』で受賞し、このオルキヌスを改題した『オルキヌス稲朽深弦の調停生活』でデビューすることになりました。デビュー作以降も、『ボーイ・ミーツ・ハート』『幻葬神話のドレッドノート』などを手掛けてきました。

TVアニメ『天才王子の赤字国家再生術』公式サイト

天才王子の赤字国家再生術のナトラ王国のキャラ一覧

キャラ①ウェイン・サレマ・アルバレスト

天才王子の赤字国家再生術の主人公を務めるのがウェイン・サレマ・アルバレストです。ナトラ王国の王太子であり、まだ16歳ながらも父王であるナトラ王が病に臥せってしまったために、摂政の立場で国政に関わるようになりました。登場人物はもちろん、名前などが描かれない家臣や国民からも聡明な王子として知られており、実際、精治、戦術、個人としての剣術などいずれも高いレベルで収めています。

しかしその本質は大の怠け者であり、また過去に帝国に留学していた経験などから現状のナトラ王国について誰よりも理解しており、いい条件で国を売国することを画策していたりします。また普段はおおらかな性格をしていますが、例外的にニニムがフラム人であることを理由に差別や侮辱を受けた場合には激しい行動を取ることもあります。

主人公という事もありこの記事で紹介する登場人物一覧の中でも国を越えた相関図が描かれる事も多いキャラクターになっています。

キャラ②フラーニャ・エルク・アルバレスト

主人公のウェインからの相関図的に妹の立場にあるのがフラーニャ・エルク・アルバレストです。兄であるウェインとの関係は良好で、ニニムのことも慕っているため、2人を結婚させたいと考えています。その思想はブラコン気質も強い程であり、自身が教養を身につけるのも兄を支えるためであると考えています。

実際には、フラーニャも統治者としてかなりの才能を持っている所も描かれており、原作4巻ではその才能の片鱗が見えるようなシーンも描かれました。また今回の一覧の中でも主人公であるウェインを除くと一番相関図が複雑になっているキャラクターになっています。

キャラ③ニニム・ラーレイ

ウェインの側近であり、天才王子の赤字国家再生術のメインヒロインでもあるのがニニム・ラーレイです。ウェインとは幼馴染の関係でもあり、彼の摂政としての活動を支える補佐官でもあります。フラム人らしい透き通る白い神と赤い瞳が特徴的な美少女で、ウェインについて帝国への留学経験などもしていることから非常に聡明なキャラクターです。

長い時間共にいることもあり、ウェインの良き理解者でもあり、ウェインが本質である怠け者である部分を見せる数少ない相手であるなど信頼されています。ナトラのフラム人は歴代ナトラ王族から手厚い保護を受けてきた歴史があり、王の側近になった者が一族の長になるという決まりがあるため、ニニム自身も次期族長と既に決定しています。

キャラ④ナナキ・ラーレイ

ニニムと同じくフラム人であり、フラーニャの護衛を担当しているのがナナキです。基本的には寡黙で感情を表に出すことは少ないですが、主人であるフラ-ニャのことは大切に思っています。またウェインの指示で動くこともあり、特に暗殺や情報収集にも長けているため、戦闘でも活躍するシーンが多いキャラクターです。またこの記事のキャラクター一覧の中でも珍しい褐色肌が特徴になっています。

キャラ⑤シリジス

元々はデルニーオ王国にて宰相の立場にあり、実権を握っていたのがシリジスです。初老の男性ながらも農民の出から一国の宰相として実権を握り、その立場にすら満足せずに、さらに選聖侯に選ばれることも狙うなど、野心家な一面が強い登場人物になっています。しかし原作5巻において、ウェインに外交戦を仕掛けて敗れたことで失脚することになってしまいました。

その後は知人を通してアースワルド帝国で隠居生活を送っていましたが、フラーニャに見出されて側近として取り立てられることになります。仕えだした当初はウェインへの復讐心が強く、フラーニャを次期国王にしようと考えていましたが、ウェイン達もそれを承知で重用していました。ただし、フラーニャの才覚に気づいてからは復讐心を忘れ、心からフラーニャを次期国王にしたいと考えるようになっています。

この記事で一覧形式で紹介しているキャラクターの中でも、1番複雑な動きをしているキャラクターの1人であり、ファンの間では、相関図をややこしくしているキャラクターの筆頭に数えられています。

キャラ⑥ホリィ

ナトラ王国で長年侍従として働いているのがホリィです。恰幅の良い年配の女性で、フラーニャが物心ついた頃から世話をしていました。出身は大陸南方で、多民族国家ナトラでも少数派な人種であることが明らかになっています。

キャラ⑦グラディオス

天才王子の赤字国家再生術では作中でフラーニャが度々勉強するシーンが描かれます。このシーンは読者に近況や周辺諸国との関係性など世界観を補足するシーンであるとも言えるシーンでもあります。そんなシーンでフラーニャに説明をする教育係として登場するのがグラディオスです。メガネをかけた白髪の男性キャラクターです。

キャラ⑧ラークルム

ナトラ王国の若い将官として登場するのがラークルムです。ウェインに対して高い忠誠を持っており、戦場であ自ら先陣を切ることもある武人です。しっかりした性格ながらも物腰は柔らかいため、威圧感はなく、ウェインの護衛を任されることもあります。この記事で紹介している軍人キャラ一覧の中でも目立つ事の多いキャラクターです。

キャラ⑨ハガル

ナトラ王国に長年仕える将軍がハガルです。戦場での経験も多く、ウェインからも高い信頼を得ているキャラクターです。まだ年若くウェインに不満を持っている地方の諸侯を抑え込む役割も担っています。ウェインの才能を高く評価しており、軍事を一任される側面なども持っています。

この記事で一覧で紹介しているナトラ王国関連のキャラクター一覧の中では比較的出番は少ないものの、重要な役割を担っているキャラクターになっています。

キャラ⑩オーウェン

相関図的にはウェインの父であり、ナトラ王国の現国王であるのがオーウェンです。ナトラ王国の王としては14代目の王になります。小国であるナトラ王国を安定させてきた名君として知られています。天才王子の赤字国家再生術の物語においては、物語開始の少し前から病に臥せっており、離宮で療養しています。

キャラ⑪レヴァン・ラーレイ

現フラム人の族長であり、オーウェンの補佐官を務めているのがレヴァン・ラーレイです。その相関図の関係性としてはウェインにとってのニニムのような存在であり、国家ではなく個人としてオーウェンに仕えています。そのため、ウェインが国政を担うようになってからもオーウェンについていました。とはいえニニム不在時にはウェインを助けることもあるなど、ウェインとも良好な関係を構築しています。

王の側近としての経験、フラム人の族長としての経験もあって非常に優秀な人物であることも明らかになっているキャラクターです。そのため、野心などはなくオーウェンに尽くすことを第一に考えています。

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天才王子の赤字国家再生術のマ―ディン王国のキャラ一覧

キャラ①フィッシュターレ

ナトラ王国の西隣に位置するマーデン王国の王を務めていたのがフィッシュターレです。成金趣味が激しく無能な王であり、帝国駐留軍がいなくなったのを好機と判断してナトラ王国へ侵攻します。しかしウェインの活躍で撃退されるどころかマーデン王国の要でもあった金山を奪われることになってしまいました。これをなんとか取り返そうと南の防衛軍を東に引き抜いてしまったことで、南の大国カバリヌに侵攻されてしまいます。

最終的にはカバリヌによって王都陥落まで行われており、フィッシュターレはその際に捕らえられて、処刑されることになりました。

キャラ②ヘルムート

マーデン王国の第二王子だった登場人物がヘルムートです。3巻以降解放軍の長として登場しているように描かれていましたが、その正体はゼノヴィアでした。ただし第二王子ヘルムートが架空の存在だったわけではなく、実在はしていたことは明らかになっています。第二王子ヘルムートは王都陥落の際に死亡していたことがネタバレされています。

そのため、この記事で紹介する最後には死亡してしまうキャラクターの中でもその造形が一切描かれる事なく死亡してしまったキャラクターの1人になっています。

キャラ③ゼノヴィア・マーディン

マーデン王国国王フィッシュターレの娘で王女の立場にあったのがゼノヴィア・マーディンです。無能な父王を反面教師に聡明な考えを持っている登場人物であり、その諫言から父王に嫌われ離宮に幽閉されていました。しかし幽閉されていた結果としてマーデン王族として唯一生き残ることになります。しかし女性の自分では周囲が付いてこないと考え、第二王子ヘルムートの名を借りてマーデン解放軍を率いることになります。

その後、ウェインの助力もあってマーデン王国を取り戻すことに成功しますが、独立するのではなくナトラへの服属を願った結果、侯爵に任じられマーデン自治領を統治する立場になっています。ウェインに好意を抱いている登場人物の1人でもありますが、ウェインの異常性にも気づいており、対等な立場になるべく努力を続けています。

ただし天才王子の赤字国家再生術において、ウェインが望んでやまない売国を成したこの記事で紹介するキャラクター一覧の中でも唯一のキャラクターであるともいえます。

キャラ④ジーヴァ

マーデン王国で外交官を務めていたのがジーヴァです。最初は外交官としてウェインと対面することになりました。マーデン王国滅亡後は、ゼノヴィアを助け出し、ヘルムートに扮することを提案するなど、ゼノヴィアを支える忠臣として動いています。ゼノヴィアがマーデン侯に任じられた後も側近として務めています。

キャラ⑤ホルゲン

マーデンの武官で、解放軍にも参加していたのがホルゲンです。先の侵攻では登場しておらず、マーデン滅亡後である3巻からの登場になっています。ゼノヴィアがマーデン侯になった後も側近の1人として彼女に仕えています。

キャラ⑥ペリント

元はマーデンの高官だったという経歴も持つ金山の管理者がペリントです。王族とはいえ他国の人物であるウェインがその存在を知っていたくらいには顔も名前も知られていた人物でもありました。実際に聡明な面も持ち合わせており、ウェインの善政を見た上で、事前に確保していた鉱山の地図を対価に交渉して、自分たちを見捨てないで欲しいと懇願するなどしました。

その姿勢はウェインからも評価されており、金山が完全にナトラ領となった後も、金山の責任者としてナトラに仕えています。

キャラ⑦ミダン

滅亡前のマーデン王国の外務大臣で、ジーヴァの上司に当たる人物がミダンです。生粋派の老人で、外来派との主導権争いを繰り広げてきました。ナトラ侵攻の際にもその政争から生粋派のウルギオを総司令官にするように進言しますが、彼が敗れたことで追い込まれています。マーデン王国滅亡後は登場しておらず、死亡したのではないかと考察されています。

キャラ⑧ホロヌィエ

滅亡前のマーデン王国の財務大臣であり、外来派を取りまとめていたのがホロヌィエです。実際には王に対しての忠誠心などはなく典型的な佞臣です。無能なマーデン王を言葉巧みに騙して金山の利権で私服を肥やしていました。カバリヌが侵攻してきた際には城門を開いてマーデンが早期に滅亡するきっかけを作り出しています。

その後はカバリヌに仕えウェインやゼノヴィアの前に再び姿を見せることになりますが、やはり陰謀を企てており、最後はウェインが手配した上でゼノヴィアが殺害しています。

キャラ⑨ウルギオ

マーデン軍の生粋派将軍を務めるのがウルギオです。最高司令官に抜擢されたことでナトラ侵攻の実働を担います。しかしその結果として大敗することになってしまいます。とはいえウルギオ自身が愚将というわけではなく、歴戦の経験からナトラ兵の隙を見逃さないなどの活躍はしました。しかし帝国の練兵を受けたナトラ兵の実力、ウェインの策謀などもあり、最終的にはニニム率いた別働隊に追い詰められ、戦死しました。

キャラ⑩ドラーウッド

元々は南方でカバリヌに備えていた将軍ですが、金山を奪取されたことで、この奪還を任されたのがドラーウッドです。兵数の差から当初は驕っていましたが、長期戦になって焦りを見せ出します。最後にはローガンの失言によりウェインの標的となり、連絡将校に化けたウェインと直接対峙し、惨殺されています。

キャラ⑪アングリル

ドラーウッドの元で別働隊の隊長を任される程に信頼を得ていたのがアングリルです。鉱山の洞窟を利用しての侵攻作戦の指揮を任されますが、ウェインの策略により落盤が起きて弘道ごと押しつぶされて戦死してしまいました。

キャラ⑫ローガン

ドラーウッドの副官として登場したのがローガンです。ドラーウッドからの和睦の使者としてウェインと対面することになります。しかしその実は、ドラーウッドからウェイン達が、無理して攻めるようにさせるための挑発に来ただけでした。しかしその挑発にフラム人のニニムを侮辱するという方法を取ってしまいます。これがウェインの逆鱗に触れることになり、ウェインが反攻作戦を仕掛けた際に直接殺害されています。

Thumb天才王子の赤字国家再生術の声優キャスト一覧!過去の出演作品や代表キャラは? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

天才王子の赤字国家再生術のその他のキャラ一覧

キャラ①ゼルク・アースワルド

大陸の東半分を収めるアースワルド帝国を1代で築き上げた稀代の皇帝がゼルク・アースワルドです。征服してきた皇帝ながらも優れた統治から民からも慕われる偉大な皇帝でした。この勢いから西側半分制覇してもおかしくないと考えられていましたが、病で急死することになりました。元々自分に並ばない者は皇帝にしないと後継者を指名しなかったために、後継者争いが勃発するきっかけを作り出してしまいました。

キャラ②ロウェルミナ・アースワルド

アースワルド帝国の第二皇女がロウェルミナ・アースワルドです。男勝りな性格と帝国に未だに根幹に根付いている女性蔑視を変えたいという思いを抱えています。そんな思いもあり、ウェインとニニムが帝国に留学時、その正体を隠して同じ士官学校に入学しており、ロワの愛称で友人関係を築いていました。

それらの経験などから、候補になっている兄達と政争を行い女帝になることを志しており、ウェインをそれに利用しようと作中でも絡んでいきます。同時に、ウェインとニニムの関係性に憧れてもいます。

キャラ③テオルド・タイム

帝国のナトラ駐在大使として登場するのがテオルド・タイムです。前任のフィシュに変わって大使に選ばれたこともあり張り切っており、ウェインにあしらわれる場面も多くなっています。ウェインに帝国要人との縁談をまとめようとしており、この動きがロウェルミナ・アースワルドに利用されることになりました。

キャラ④ケスキナル

帝国宰相として登場したのがケスキナルです。見た目は国家の中枢に似つかわしくない外見をしていますが、文官の最高位に相応しい能力をもっています。前皇帝であるゼルクが急死した後、帝国が後継者争いが激化する中でも帝国が崩れないのは彼の存在が大きいです。後継者争いには完全に不干渉を宣言しており、帝国の運営を第一に考えています。

キャラ⑤ディメトリオ・アースワルド

アースワルド帝国の第一皇子として登場したのがディメトリオ・アースワルドです。プライドの塊であり、長男である以外には皇帝になる理由がないと言われる程の無能なキャラクターになっています。とはいえ長男という立場は強く、有力貴族などが構成する保守派から支持を受けています。

キャラ⑥フィッシュ・ブランデル

天才王子の赤字国家再生術の物語の開始時点において、ナトラで駐在大使をしていたのがフィッシュ・ブランデルです。若手ながらも優秀な能力を持っている外交官でしたが、ゼルク皇帝の病死と帝国の混乱の際には結果的にウェインに出し抜かれる形になってしまいました。その結果、更迭されますが、ロウェルミナにその才能を見込まれて彼女の補佐官になりました。

キャラ⑦グレン・マーカム

元々はウェインの留学時代の同級生として名前が登場したのがグレン・マーカムです。マーカム家は代々帝国の武門の家の出身でした。ほぼ全ての科目でトップを取っていたウェインに土をつけた相手でもあり、友人でありライバルのような関係性になっていました。卒業後は軍人になっており、バルドロッシュ派に所属しています。

キャラ⑧ストラング・ナイス

同じくウェインの学友として名前が登場したのがストラング・ナイスです。元々は帝国に征服された属州の出身であることを理由にいじめにあっていました。しかしいじめっ子がニニムにも手を出した結果、ウェインに退学に追い込まれ救われることになりました。以降ウェインに興味を持って行動を共にするようになります。

キャラ⑨コジモ

商都ミールタースの市長として存在したのがコジモです。高い商才を持っており、『神のこなら神学者、蓄財のことならコジモに聞け』と呼ばれる程の商売人でした。ウェインの活躍を聞いて縁を結びたいと考えており、ナトラの代表としてミールタースに出向いたフラーニャに近づきます。そこでフラーニャの才能にも気づき、結果的に2人を高く評価している登場人物です。

キャラ⑩バルドロッシュ・アースワルド

アースワルド帝国の第二皇子で、軍事方面に明るい能力主義者なのがバルドロッシュ・アースワルドです。その性格から統治は苛烈なものになると考えられています。特に属州からは恐れられています。

キャラ⑪マンフレッド・アースワルド

アースワルドの第三皇子がマンフレッド・アースワルドです。物腰が柔らかく派閥は弱いながらも弁説で周囲の取り込みに成功しています。特に属州には自治権の拡大を約束するなどしています。ウェインを高く評価する一方で、対面した後は、あまりにも優れすぎているとして暗殺を企てるなどもしています。

キャラ⑫アントガダル王

天才王子の赤字国家再生術において故人として描かれたのがアントガダル王です。息子であるグリナッヘの才覚から帝国に恭順することでその血を残す道を選びました。

キャラ⑬オウル

天才王子の赤字国家再生術においてしばしば登場する敵キャラクターがオウルです。グリナッヘの反乱を手引していたりするなど暗躍していました。

キャラ⑭グリナッへ・アントガダル

アースワルド帝国の属州ガイラン州アントガダル侯領の領主をしているのがグリナッヘ・アントガダルです。元々はアントガダル国の王位継承者でしたが、父が帝国に恭順したために、帝国の大貴族になっていました。しかし王位にこだわり、帝国が政局混乱になった際には反乱を企てるなどしました。しかしウェインとロウェルミナによりその計画に暴かれ、拘束されました。

キャラ⑮ゲラルト・アントガダル

グリナッヘの息子で、ウェインと同年代なのがゲラルト・アントガダルです。帝都への留学経験もあり、その際にロウェルミナに助けられた経験からロウェルミナに惚れていました。ロウェルミナがナトラに来ているのを聞き、突撃してきますが、酔っ払って行ったウェインとの決闘で勝手に転んで死亡してしまいました。

キャラ⑯オルドラッセ

カバリヌの王として登場するのがオルドラッセです。行き過ぎた血統主義者であり、国民や臣下からも支持が低下しています。フラム人を狩りの対象としていたことを嬉々として話し、ウェインの逆鱗に殺されました。

キャラ⑰スキレー

オルドラッセの息子で王位についたのがスキレーです。結果的にオルドラッセが急死だったことで国内が混乱した後に王位についたため、権力が盤石ではありません。

キャラ⑱ルベール

カバリヌ軍の将軍でオルドラッセと対立していたのがルベールです。しかしその対立とオルドラッセの急死から関わっていることを疑われ、苦しい立場に追い込まれました。起死回生を狙ってナトラ・マーデン解放連合軍に敗れハガルに殺されています。

キャラ⑲クスタヴィ

カバリヌ軍で将官をしているのがクスタヴィです。ナトラ使節団の襲撃を指揮しますが、討ち取られています。

キャラ⑳ラウレンス

デルニーオ王国の王様として登場したのがラウレンスです。宰相シリジスがいなければ何も出来ないように教育されたため、王ととしての威厳を持っていませんでした。

キャラ㉑マイレン

シリジスの失脚後、デルニーオ王国の宰相の立場についたのがマイレンです。シリジスに引き続きラウレンスを傀儡として国政を簒奪している状態です。

キャラ㉒グリュエール・ソルジェスト

ソルジェスト王国の王であり、選聖侯の1人でもあるのがグリュエール・ソルジェストです。大食漢で肥満体な体型から自分では何もすることが出来ずに侍女に全てをやらせています。とはいえ性格は寛容で、選聖侯の中では常識的な性格をしています。軍略に長け、戦争では自ら先陣を切る場面も描かれています。

キャラ㉓トルチェイラ・ソルジェスト

グリュエール・ソルジェストの娘として登場するのがトルチェイラ・ソルジェストです。お転婆な性格で、急激な名声を得ているウェインに興味を持つことになりました。グリュエールがウェインに敗北した後、人質という名目でナトラに滞在しています。

キャラ㉔カブラ・ソルジェスト

ソルジェスト王国の王太子として登場したのがカブラです。妹のトルチェイラが急激に名を高めていくことに危機感を覚え、王位を簒奪しました。

キャラ㉕シルヴェリオ

レベティア教の現聖王がシルヴェリオです。覇気のない小柄な痩身の老人のため、カルドメリアの傀儡とも噂されていますが、実際には彼女を従える存在です。

キャラ㉖カルドメリア

レベティア教福音局の局長として登場するのがカルドメリアです。その政治力の高さから魔女の異名を持っており、自分の利益よりも事態を混乱化させることを好む悪癖を持っています。

キャラ㉗シュティル・ロッゾ

選聖侯の1人であり、バンヘリオ王国で公爵をしているのがシュティル・ロッゾです。20代半ばのイケメンで、芸術家の後援者としても知られています。しかし同時に『感動は達成と喪失の2つの要素で成り立っている』という考えを持っており血なまぐさい噂も持っています。

キャラ㉘ティグリス

選聖侯の1人として登場したのがティグリスです。ベランシア王国の王弟でもあります。野心家の青年でもあり、ウェインとお互いの実力を認め合う関係性を築いています。

キャラ㉙アガタ・ウィロウ

ウルベス連合の対外的な代表であり、東都マルド-の代表を務めているのがアガタ・ウィロウです。選聖侯でもありますが、レベティア教とは距離を置いており、そもそも東都マルドーの代表が慣習的に選帝侯に選ばれているために選ばれているに過ぎません。

キャラ㉚ミロスラフ

選聖侯の1人として登場したのがミロスラフです。ファルカッソ王国の王子でもあります。父王から選聖侯を引き継いだばかりです。

キャラ㉛マレーゼ・ザリフ

天才王子の赤字国家再生術において、100年前の人物として描かれたのがマレーゼ・ザリフです。100年前に虹の王冠をパトゥーラの象徴に仕立て上げた人物として名前が残されています。この記事で紹介したキャラクターの一覧の中でも珍しく歴史上の人物として描かれたキャラクターになっています。

キャラ㉜レグル・ザリフ

パトゥーラを支配しているザリフ一族において、次代の海導(ラドゥ)として期待されていました。しかし、父母を殺し反乱をおこしています。

キャラ㉝フェリテ・ザリフ

レグルの弟として登場したのがフェリテ・ザリフです。父母が死亡して混乱する中で、レグルに強襲され牢に入れられてしまいます。

キャラ㉞アロイ・ザリフ

物語開始時点でパルトゥーラの支配者であったのがアロイ・ザリフです。当代の長でありましたが、海賊に殺されてしまいました。

キャラ㉟アピス

ザリフ家の家臣として登場したのがアピスです。フェリスの従者として、年端もいかない少女ですが護衛役も兼ねています。

キャラ㊱ヴォラス

パトゥーラの有力者の1人がヴォラスです。既に老齢の域に達していますが、衰えを感じさせない見た目をしています。

キャラ㊲サンディア

パトゥーラの有力者の1人とし登場するのがサンディアです。パトゥーラの面々の中でも特に野心家である面が強く描かれた登場人物になっています。

キャラ㊳コルヴィーノ

パトゥーラの有力者の1人として登場したのがコルヴィーノです。同時期に登場したパトゥーラの有力者の中では目立たない存在になっています。

キャラ㊴エドガー

パトゥーラの有力者の1人として登場したのがエドガーです。有力者の中では1番の古株であるとされています。

キャラ㊵ロドルフ

同じくパトゥーラの有力者の古株として登場したのがロドルフです。長年ザリフ家に仕えてきましたが、虹の王冠に魅入られてしまいました。

キャラ㊶エメレンス

パトゥーラの有力者の1人として登場したのがエメレンスです。サンディアと同じく野心家であるとされた登場人物の1人になっています。

キャラ㊷ヒュアンツェ

ウルベス連合の次期代表の有力候補の1人がヒュアンツェです。ラオーブと手を組み、オレオムとレイジュットを監禁する事件を起こしています。

キャラ㊸オレオム

ウルベス連合の西都で、海路での貿易が盛んに行われている青雲のロイノクの代表をしているのがオレオムです。レイジュットとは恋人関係にあります。

キャラ㊹レイジュット

ウルベス連合の南都で、作物が多く取れる豊かな土地を持っている赤穂のファクリタの代表をしているのがレイジュットです。木の強い性格をしています。

キャラ㊺ラオーブ

ヒュアンツェと同じく次期代表の有力候補として名前が上がっているのがラオーブです。派閥を掌握するために、オレオムとレイジュットを監禁する事件を起こしています。

キャラ㊻セドリック

ウルベス連合の東都マルドに住んでいる商人の息子がセドリックです。商才もあり、若くて健康であるにも関わらず結婚相手に恵まれません。

キャラ㊼カミル・クルーン

東都マルドの代表であるアガタの側近として登場したのがカミルです。その後北の都市黒鉄のアルティの代表に就任しています。

Thumb【天才王子の赤字国家再生術】ウェインはどんな主人公?ナトラ王国についても紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

天才王子の赤字国家再生術の相関図とあらすじ

天才王子の赤字国家再生術の登場人物相関図

天才王子の赤字国家再生術は登場人物も多く、登場人物、国家の相関図を描いてほしいと言われることが多い作品になっています。主人公のウェインこそ、国を跨いでの相関図が描かれますが、それ以外の登場人物は基本的には国内で完結しています。今回一覧で紹介した登場人物の中でも、唯一例外とも言えるキャラクターがシリジスで、デルニーオ王国の宰相から失脚した後、フラーニャに仕えるという相関図になっています。

天才王子の赤字国家再生術のあらすじ

ナトラ王国の王子、ウェインは弱冠16歳で、ナトラ王国の国政を担うことになります。旧来の性格から国家の売国を目論みますが、マーデンの侵攻による攻防戦で想像以上の戦果を挙げてしまいます。逆に侵攻したナトラ王国軍は、マーデンのキモになっていた金山を奪うなど活躍してしまうのでした。

Thumb【天才王子の赤字国家再生術】ニニム・ラーレイがかわいい!ウェインとの関係や声優は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

天才王子の赤字国家再生術のキャラのアニメ声優

ウェイン・サレマ・アルバレスト役/斉藤壮馬

アニメ天才王子の赤字国家再生術において、主人公のウェイン・サレマ・アルバレスト役の声を担当したのが斉藤壮馬さんです。2010年に声優デビューを果たし、多数の声優賞を受賞した実績を誇る声優になっています。これまでに声優を担当したアニメの登場人物としては、『アカメが斬る』のタクミ役、『ハイキュー』の山口忠役、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』のヤマギ・ギルマトン役などがあります。

ニニム・ラーレイ役/高橋李依

アニメ天才王子の赤字国家再生術において、メインヒロインのニニム役の声優を担当したのが高橋李依さんです。演じるキャラクターを研究してから演じるタイプであり、その一環してコスプレを披露する機会も多いです。これまでに声優を担当したアニメの登場人物としては、『この素晴らしい世界に祝福を!』のめぐみん役、『からかい上手の高木さん』の高木さん役、『ゆるキャン△』の斉藤恵那役などを演じています。

フラーニャ・エルク・アルバレスト役/千本木彩花

アニメ天才王子の赤字国家再生術において、フラーニャ役の声優を担当したのが千本木彩花さんです。高校在学中に声優デビューを果たした経歴を持っています。これまでに演じてきたアニメの登場人物としては、『甲鉄城のカバネリ』の無名役、『転生したらスライムだった件』のシュナ役、『ぼっち・ざ・ろっく!』の廣井きくり役などを演じています。

ロウェルミナ・アースワルド役/東山奈央

アニメ天才王子の赤字国家再生術において、ロウェルミナ役の声優を担当したのが東山奈央さんです。2010年に声優デビューを果たすと、高音の地声を生かして10代以下のキャラクターを演じる機会が多い声優として知られるようになります。これまでに演じてきたアニメの登場人物としては、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の由比ヶ浜結衣役、『ろんぐらいだぁす』の倉田亜美役、『ヤマノススメ』の黒崎ほのか役などがあります。

フィシュ役/日笠陽子

アニメ天才王子の赤字国家再生術において、フィシュ役の声優を担当したのが日笠陽子さんです。デビューから数年後に演じた、アニメ『けいおん』での秋山澪役で一躍注目を集めることになりました。その影響か、以降演じるキャラクターも黒髪ロングのキャラクターが多くなっています。

これまでに演じたキャラクターとしては『生徒会役員共』の天草シノ役、『キングダム』の羌瘣役、『ろんぐらいだぁす!』の高宮紗希役などを演じています。

ナナキ役/榊原優希

アニメ天才王子の赤字国家再生術において、ナナキ役の声優を担当していたのが榊原優希さんです。成人男性ながらも高く可愛らしい声が特徴で、中性的なキャラや少年役を多くこなす声優として知られています。これまでに演じたキャラクターとしては『遊☆戯☆王SEVENS』の伯佛カン役、『ARGONAVIS from BanG Dream!』の宇治川紫夕役などを演じています。

ゼノ役/中島由貴

アニメ天才王子の赤字国家再生術のゼノ役の声優を担当したのが中島由貴さんです。元々はモデルや子役として活動しており、2015年から声優として活動するようになります。これまでに演じてきたアニメの登場人物としては、『アイドルマスターシンデレラガールズ』の乙倉悠貴役、『エミル・クロニクル・オンライン』のエコ坊・アルマ役、『てーきゅう/うさかめ』の田中きなこ役などを演じています。

ハガル役/菅生隆之

アニメ天才王子の赤字国家再生術において、老将ハガル役の声優を担当したのが菅生隆之さんです。1972年から俳優として活躍しており、声優としては1990年代から活動するようになります。これまでに演じてきたアニメの登場人物としては『BLEACH』の斬月役、『幽遊白書』の雷禅役、『ワンピース』のシリュウ役などを演じています。

ラークルム役/濱野大輝

アニメ天才王子の赤字国家再生術において、ラークルム役の声優を担当したのが濱野大輝です。2013年に声優デビューを果たすと、吹き替え声優を中心に活動していくようになります。これまでに演じてきたアニメの登場人物としては、『SSSS.DYNAZENON』のガウマ役、『チェンソーマン』のサムライソード役、『ヴァニタスの手記』のジャン=ジャック・シャステル役などがあります。

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天才王子の赤字国家再生術に関する感想や評価

ここからは既に天才王子の赤字国家再生術を視聴した人の感想を紹介していきます。天才王子の赤字国家再生術は面白いという声が多い一方で、理解するのが難しいと言われる作品にもなっています。この記事で一覧で紹介したように非常に登場人物が多い作品であり、相関図などがないとその関係性を理解できないとする声も多いです。そのため、相関図を自作するファンも見られています。

またこの記事では大きく触れていませんが、天才王子の赤字国家再生術は登場する国家も多いので、国家の相関図が欲しいという声も見られています。せっかくの戦略が国家の位置関係や相関図が分からないので、凄さが見えづらくなっているとも言われているのです。国家の相関図はもちろんながら、公式に地図を出してほしいという声も見られる結果になっています。

天才王子の赤字国家再生術は、登場人物の多さがそのまま作品の人気に繋がっているとする声もあります。この記事でも一覧で紹介し、相関図を紹介したように、キャラの属性や動きも多く、アニメの2期を期待する声もあります。

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天才王子の赤字国家再生術のキャラまとめ

天才王子の赤字国家再生術はこの記事で一覧にして紹介したように非常に多くの登場人物がいる作品になっています。その多さから相関図が欲しいと言われることも多い作品です。その分、人気も高いキャラクターが多い作品でもあります。お気に入りのキャラクターが見つかりやすい作品でもあるので、それぞれのキャラクターに注目しながら視聴してみることをオススメします。

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