【ワンピース】バリエテはモコモ公国の門番！ワノ国編での活躍や声優を紹介

当記事では人気アニメ「ワンピース（ONE PIECE）」に登場するモコモ公国の門番のバリエテについて、その種族や性格、初登場回シーンやワノ国での活躍などをネタバレでみていきます。さらに、バリエテのアニメ声優を務める山口勝平さんについても紹介していきますが、まずここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

「ONE PIECE（ワンピース）」は国民的人気を誇る海賊を題材にしたバトルファンタジー漫画です。原作者は尾田栄一郎先生、連載期間は1997年からで、2022年現在も週刊少年ジャンプにて連載中です。さらに、テレビアニメも1999年に放送開始以来、20年以上もフジテレビ系列で放送中で、ファンの間では「アニワン」と呼ばれて親しまれています。

また「ワンピース」は劇場版アニメも、2000年から2022年の期間に15作品が制作されています。そして、2022年8月には最新作の「ONE PIECE FILM RED」が公開され、興行収入180億突破（2022年11月6日時点）の大ヒットを記録しました。

海賊王ロジャーの処刑で大海賊時代に突入し、海賊たちはひとつなぎの大秘宝（ワンピース）を目指して偉大なる航路（グランドライン）に向かいます。その時代の中で、東の海では海賊王を目指す少年ルフィが、恩人の海賊シャンクスから預かっている麦わら帽子を被って、故郷を旅立ちました。そして、冒険の中でルフィと彼の頼もしい仲間たちはやがて「麦わらの一味」と呼ばれ、新世界でもその名を轟かせる海賊に成長していきます。

「ワンピース」に登場するバリエテは、モコモ公国で門番をしているサルのミンクです。ストライプのシルクハットを被った小柄なサルの外見をしており、ミンク族偵察隊員の1人でもあります。そして、その口癖は「エテ」、語尾には「ごサル」をつけるなど、喋り方が特徴的なキャラクターとなっています。また、バリエテの初登場回はゾウ編、ワノ国編でも登場しています。

「ワンピース」に登場するバリエテの種族は、ゾウ編で登場したミンク族です。ミンク族は新世界で幻の島と呼ばれる「ゾウ」の背中の上にあるモコモ公国で暮らしており、動物のような見た目をしています。そして、ミンク族は人間に対しても好意的で非常に義理堅く、また陽気な性格を持つ民族で、生まれたての赤ん坊でさえも自分の身を守ることができると言われる戦闘民族で、生まれながらに高い身体能力を持ちます。

また、ミンク族は体から電気を出せる技「エレクトロ」を使用可能です。さらに、満月の日には野性が目覚めて「月の獅子（スーロン化）」して極限まで自身の持つ身体能力を引き出すことが可能など、ミンク族特有の能力も有しています。

そのため、普段はモコモ公国の門番をしており、あまり強さを披露するシーンがないバリエテも小柄ですが、ミンク族の一員ということで、それなりに戦闘力が高いのではないかと考えられています。ただ、スーロン化を使いこなすには修行する必要があるとされていますが、バリエテがスーロン化の修行を積んで能力を使いこなせているかどうかは不明のようです。

バリエテの初登場回は、原作漫画804話「象の背の国の冒険」というゾウ編のエピソードです。バリエテの初登場回をみてくと、ゾウを登っていたルフィたち一行でしたが、彼らの頭上にバリエテが降ってきます。そして、ルフィたちと共に登象中だったワノ国の侍の錦えもんとカン十郎を巻き込んで、一緒に下へと落ちていきました。

そのため、ルフィたちは錦えもんたちよりも先にモコモ公国に辿り着きした。その翌朝、バリエテは錦えもんとカン十郎とともにゾウを登り切り、モコモ公国中に響くように歓迎の鐘を鳴らしました。

「ワンピース」のワノ国編でもバリエテはミンク族偵察隊の1人として登場し、鬼ヶ島討ち入りに加わっています。

バリエテのワノ国での登場回をみていくと、バリエテは隊長のシシリアンとネコマムシの前に現れ、ビッグマムの長男でペドロの仇のペロスペローがワノ国に来ていること。キャロットとワンダがペロスペローと対峙していることを知らせます。そのバリエテの報告を受けて、ネコマムシはペドロの仇であるペロスペローのもとへ急行しました。

バリエテの性格がうかがえるエピソードを紹介していきます。ゾウ編の終盤、ルフィたちがモコモ公国を発つことになり、バリエテは彼らと一緒に旅がしてみたいキャロットから、好物のバナナを渡されます。

こうして、無事にバリエテの口止めに成功したキャロットは、ルフィたちの船に勝手に乗り込むことができました。その後、バリエテはバナナで買収されたことがワンダにバレて、正直に謝りつつ、嬉しそうにバナナを頬張っていました。このように、モコモ公国の門番という大事な仕事を任されているバリエテですが、実は簡単に物に釣られる一面も知られています。

バリエテはモコモ公国の門のところにあるやぐらから、来訪者の存在を仲間たちに知らせる鐘をならす仕事をしています。また、バリエテは来訪者のうち歓迎する者と敵の来襲とで、鐘の鳴らし方を変えているようです。

このように、キャロットにはバナナで簡単に買収されてしまったバリエテですが、侵入者を見張るモコモ公国の門番の仕事はしっかりこなしています。そして、そのような大切な役割を任されていることから、バリエテの仲間たちからの信頼が厚いことがうかがえます。

「ワンピース」でバリエテのアニメ声優を務めるのは、ベテラン声優の山口勝平さんです。山口勝平さんのプロフィールをみていくと、生年月日は1965年5月23日、年齢は57歳（2022年12月現在）で、身長は160㎝、出身地は福岡県福岡市、血液型はB型です。さらに、俳優デビューが1985年、声優デビューは1988年で、所属事務所は悟空、声優や俳優として活躍中です。

山口勝平さんは「ワンピース」のテレビアニメにて、バリエテの他に麦わらの一味の狙撃手で、主要キャラクターの1人であるウソップのアニメ声優を担当しています。さらに、山口勝平さんが「ワンピース」のテレビアニメで演じたウソップ以外のキャラクターは以下の通りです。ラクダのマツゲやミノタウロス、ダダンの子分のドグラ、カン十郎が描いた抜け雀や、ホールケーキアイランドのランドルフ、ニトロなどです。

バリエテを含め、以上のようなウソップ以外の「ワンピース」キャラのアニメ声優を務めるとき、山口勝平さんは「粗忽屋東品川店」名義で活動しています。次に、バリエテのアニメ声優を務める山口勝平さんの主な出演作品や演じたキャラを紹介していきます。

「ワンピース」ウソップ役、「名探偵コナン」工藤新一役、「まじっく快斗」黒羽快斗/怪盗キッド役、「犬夜叉」犬夜叉役、「ちびまる子ちゃん」大野くん役、「DEATH NOTE」L（エル）役、「アイシールド21」雷門太郎役、「らんま1/2」早乙女乱馬役、「ふたりはプリキュア Splash Star」フラッピ役、「アルスラーン戦記」アルスラーン役、「魔女の宅急便」トンボ役、「機動武闘伝Gガンダム」サイ・サイシー役などです。

「ワンピース」に登場するバリエテは、作中に登場するかわいいおすすめキャラクターの最有力候補であるという感想となっています。

「ワンピース」のテレビアニメでのバリエテがかわいかったという感想で、今後の活躍にも期待が寄せられているようです。

「ワンピース」のテレビアニメでバリエテのアニメ声優を務める山口勝平さんですが、ウソップの声はもちろん、バリエテを演じているときの声の雰囲気も大好きだという感想となっています。

以上、人気アニメ「ワンピース」に登場するバリエテについて紹介してきました。そして、バリエテは戦闘民族のミンク族の一員で、バナナで簡単に買収されたこともありますが、モコモ公国の門番として来訪者の存在を仲間たちに知らせる役割を担っていることが分かりました。さらに、バリエテのゾウ編での初登場回やワノ国での活躍シーンを紹介し、アニメ声優の山口勝平さんについてもみてきました。