【悪役に正体がバレてしまった】ネタバレあらすじと感想！漫画の登場キャラは？

「悪役に正体がバレてしまった」の原作小説は韓国のウェブコミック配信・投稿サイト「kakao page」で連載されています。そして、日本ではそれを原作にした漫画「悪役に正体がバレてしまった」を、カカオジャパンの漫画・小説サービス「ピッコマ」にて日本語版で読むことができます。

韓国漫画「悪役に正体がバレてしまったの作者」の原作者はCHA SoHee先生、漫画はCHARA先生が手掛けており、出版社はHaksanです。

剣道の国家代表だった西川歩美は交通事故に遭い、その瞬間、何かと繋がるイメージを感じます。エヴァン公爵家の令嬢セレナ・エヴァンとして転生した彼女は、今の自分の手を見つめながら、前世を思い出した瞬間のことを回想していました。

隣で涙を流す双子の弟セレスティンを慰めるセレナ。彼女は弟から「お姉さまはなぜそんなに落ち着いているの？」と尋ねられ、心の中で前世で読んでいた小説だから展開を知っていると叫ぶのでした。

歩美が転生したパトス帝国では18歳以上の男性に兵役の義務を課していました。逆らった者は家族までも罰せられます。そして、セレナが前世で読んだ小説「月の歌」によると、入隊したセレスティンはそこで悪役の皇子イグネスに仕えることとなります。そして、イグネスと共に悪の道に進み、セレスティンも家族も悲惨な死を遂げる結末となっているのでした。

自分と家族を救うため、結末を変えるための方法を探るセレナ。彼女はセレスティンが将来、悪の道に進まないように幼い頃から、財物よりも愛の方が大切であると教育します。しかし、その結果、セレスティンは入隊の前日に恋人と駆け落ちしてしまいました。こうして、セレナは仕方なくセレスティンのフリをして入隊することとなります。

入隊初日、志願者の中にセレスティン・エヴァンの名前を見つけるパトス帝国の皇子イグネス。実はセレナたちの父サイモン・エヴァンは伝説のドラゴンスレイヤーとして有名でした。

その息子が入隊したとあって、興味を示すイグネス。しかし、セレスティンのフリをしているセレナは目を付けられないように無事に兵役を終えることを目標としているため、わざと剣が使えないフリをします。しかし、イグネスはそれがわざとであることを見抜いていました。

草むらに落ちた矢を捜すセレナは突如、現れたイグネスに驚きます。会話中、イグネスは手袋を外し、セレナの手を握ります。そして、しっかりセレナの目を見て「君の本当の実力を見てみたい」と発言。このとき、セレナはイグネスに関する小説の一文「狙った獲物は逃がさない」を思い出し、慌てて走り去りました。

実はイグネスが素手でセレナの手に触れたのは手の筋肉を確かめるためでした。結果、剣を落としたのはわざとだと確信した彼は、ますますセレナに興味を抱くのでした。

遅刻の罰として外を走らされるセレナ。その後ろを茶色の髪に赤い瞳の青年が追いかけてきます。少し身構えるセレナでしたが、その青年に悪意はなさそうで、父サイモンのファンなので息子のセレスティンと仲良くなりたいのだと言います。目立ちたくないセレナは1人でいたいと言いますが、それを聞いて青年はひどく落ち込んでしまいます。

そこで、セレナが「挨拶だけなら…」と関わりを持つことを了承し、2人は改めて自己紹介します。しかし、セレナは彼の名前を聞いて驚きます。その青年はレティオ・フォン・パトスと言って、なんと小説「月の歌」の主人公だったのです。

セレナにわざわざ会いに来たイグネスは、実力を見せてほしいという件の返事をもらいに来たと告げます。自分に実力などないと嘘をつくセレナ。しかし、そこへレティオが現れ、その途端、イグネスは急に不機嫌になり、セレナは小説の内容を思い出します。実はレティオはイグネスの異母弟だったのです。

小説の主人公と悪役のトラブルに巻き込まれたくないセレナは、イグネスの手をとって共に窓から逃走。走りながらセレナは小説のストーリー通りに進んでいないことに戸惑いを感じ始めるのでした。

韓国漫画「悪役に正体がバレてしまった」の登場人物・キャラ一覧、1人目はセレナ・エヴァンです。剣道で国家代表だった西川歩美は交通事故に遭い、気が付くと前世で彼女が読んでいた小説「月の歌」に登場するセレスティン・エヴァンの双子の姉、セレナ・エヴァンに転生していました。

駆け落ちした弟の代わりに、セレスティンとして軍隊に入ったセレナ。実力を隠して訓練を受けるも、皇子イグネスに目を付けられ、彼の護衛役にさせられてしまいます。

韓国漫画「悪役に正体がバレてしまった」の登場人物・キャラ一覧、2人目はイグネス・フォン・パトスです。パトス帝国の皇子で、小説「月の歌」では悪役として登場します。真っ白な髪に赤い瞳を持ち、彼の人柄について小説では「イグネスは蛇のような人だった」「狙った獲物は逃がさない」などと表現されています。また、母親が魔物の血を引くハーフであることから、自身も魔物の血を4分の1受け継いでいます。

韓国漫画「悪役に正体がバレてしまった」の登場人物・キャラ一覧、3人目はサイモン・エヴァンです。エヴァン公爵家の当主で、セレナとセレスティンの父親です。かつて騎士団長をしていた頃には竜を古びた剣で倒すなどの功績を挙げ、伝説のドラゴンスレイヤーとして有名です。幼い子どもたちを自らの手で育てるために騎士団を辞めました。前世では孤児だったセレナに、初めて親の愛情を教えた人物でもあります。

韓国漫画「悪役に正体がバレてしまった」の登場人物・キャラ一覧、4人目はレティオ・フォン・パトスです。小説「月の歌」の主人公で、茶色い髪に赤い瞳を持ち、実は皇帝の隠し子という設定です。剣の実力が高く、サイモンのファンでもあります。また、セレナと同じ軍に所属するレティオは友だちになりたいと近づいてきますが、実はセレナに助けられた過去があり、入隊のときからセレナの成りすましに気づいています。

韓国漫画「悪役に正体がバレてしまった」の登場人物・キャラ一覧、5人目はセレスティン・エヴァンです。エヴァン公爵家の長男で、セレナと見た目がそっくりなセレナの双子の弟です。小説「月の歌」では悪役イグネスの右腕となり、のちに殺される運命が描かれています。しかし、小説の結末を変えたいセレナが長年、彼を教育。その結果、入隊の前日に恋人のローズと駆け落ちしてしまいました。

韓国漫画「悪役に正体がバレてしまった」の見どころ、1つ目はイグネスとセレナが魔物の討伐に出るシーンです。魔界の扉から魔物が現れ、騎士団が派遣されます。周囲に実力を隠しているセレナは自由に動くことができません。一方、討伐についてきた彼女の護衛対象のイグネスは息が上がり、苦しそうな様子を見せます。

そんな彼の悪役らしくない姿をみかねて、セレナは本気を出して魔物を倒してしまいます。魔物が迫る中、突っ立っていたセレナが瞬時に魔物を倒す、セレナの強さを感じられるシーンが見どころと言われています。

韓国漫画「悪役に正体がバレてしまった」の見どころ、2つ目はイグネスとセレナの関係です。イグネスがセレナのことをきちんと好きな人として意識している一方、セレナもイグネスのことを無意識に周囲と比較し、彼を意識していきます。

ただ、セレナはイグネスのことを小説の悪役として認識しているため、なかなか自分の気持ちに気づきません。そんな互いに意識し合うも、なかなかくっつかない2人の恋愛模様が作品の見どころとしてあげられています。

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いかがでしたか？韓国漫画「悪役に正体がバレてしまった」の0話～5話のあらすじをネタバレで紹介し、主要な登場人物・キャラを一覧でみてきました。さらに「悪役に正体がバレてしまった」の見どころを考察し、魔物の討伐シーンやイグネスとセレナの関係などがあげられていることが分かりました。皆さんもぜひ面白いと人気の韓国漫画「悪役に正体がバレてしまった」をお楽しみください！