双子兄妹のニューライフをネタバレ解説！漫画のあらすじや登場人物をまとめて紹介

『双子兄妹のニューライフ』は漫画配信アプリ・ピッコマにて連載中の転生ものファンタジー作品。皇帝の子供として転生するも、母親から虐待を受ける皇女・アリエンと、その双子の兄で第4皇子・アルヘン。ある日母親が不慮の事故で死亡したことで生活が一変していく2人の物語を綴ったファンタジー漫画です。

『双子兄妹のニューライフ』は韓国の作家・アイデラさんが制作した小説をniccaさんが漫画化し、スオンさんが脚色を担当されている作品です。アイデラさんが制作された『双子兄妹のニューライフ』の原作小説は現在完結しており、『双子兄妹のニューライフ』の原作小説は韓国の小説サイトkakao pageで読むことができます。

日本で高校生として生活していた男女の双子。とある理由で死亡した彼女たちは、ユリアナ帝国という国の皇帝の娘と息子として生まれ変わります。しかし、父親とは交流がなく母親・ルラヘルからは虐待を受けている2人。それは誕生日の日も例外ではなく、2人はルラヘルが部屋に近づいてきたことを察知すると、急いで絵の裏にある隠しスペースに逃げ込みます。

木の上で話しをしていたアリエンとアルヘン。すると後ろから貴族風の男に声を掛けられます。怯えた様子の2人に男は危ないからこっちへおいでと言いますが、母親に虐待されてきたアルヘンは大人の手を見て反射的に振り払います。そんな態度をとっても、男はそんな格好では寒いだろうと言って自分の上着を2人に貸す優しさを見せてくれるのでした。

母親・ルラヘルが不慮の事故で死亡した翌朝。屋敷には大勢の騎士たちが押し寄せてきました。彼らは皇帝の子供であるアリエンとアルヘンはどこにいるのかと探します。その様子に怯えた2人は、いつも母親から隠れる時に使っている絵の裏のスペースに逃げ込みます。その後、騎士たちは2人の部屋にも訪れましたが、2人が絵の裏にいるとは思わずそのまま部屋を後にします。

森で気絶してしまったアリエンが目を覚ますと、そこは高級な物でしつらえられた見たことのない部屋でした。皇宮に連れてこられたアリエンとアルヘン。暫くするとドアが開きメイドたちが部屋に入っていきます。2人の身支度をしようとメイドがアリエンの袖をまくると、そこには痛ましい傷跡がありました。治癒能力があるはずの皇族の身体に傷があったことに驚いたメイドたちはひそひそと話し始めます。

皇帝と一緒に昼食をとることになった2人。生まれた時に名前を付けてくれた時以来顔を合わせたことのない父親にどう接したらいいのか分からない2人は、身構えながら皇帝の待つ部屋へと向かいます。そして食事が始まるも、食事に手をつけていいのか分からずジッとしている2人。食べ始める様子がない2人を見た皇帝は、食べたいものを言えばいいと声をかけます。

治癒能力を持つ皇族であるアルヘンの腕に傷があることに気がついた皇帝は、その傷について追及します。この傷は治癒能力が弱かった幼児の時についた傷のため、完治せず痕になってしまったのでした。しかし、今まで自分たちに連絡1つ寄越さず無関心だった父親に今更口を挟まれることを深いに思ったアリエン。アリエンは父親である皇帝にそんなこと聞かないでと怒鳴り声をあげてしまいます。

部屋で退屈していたアリエンとアルヘン。そんな2人の様子を見かねたメイドのひとりが2人を庭に案内します。前の屋敷とは比べものにならないほど大きい庭園に2人は喜び、花冠を作り始めます。すると誰かに声をかけられ、2人はそちらを見やります。そこには以前木の上で出会った貴族風の男が立っていたのでした。

以前出会った貴族風の男・アレクサンドルに皇族は"発現"をすると年齢よりも成長した姿になることを教えて貰った2人。それによって第2皇子・アレクサンドルが本当は10歳のはずなのに大人の姿をしていることに納得します。そしてアレクサンドルは、5歳になる前に発現を済ませることが大半であるにもかかわらず2人がまだ発現していないことに興味を持ったと話します。

発現が済んでいないことを始め、あらゆるものへの知識においても他の皇族に遅れをとっていたアリエンとアルヘン。メイド長のイシナは、その遅れを取り戻すかのように2人に1日12科目もの勉強をさせることにします。転生前は高校生だったアリエンとアルヘンですが、その時にもこんな量の勉強はしたことがなかったと疲れた顔を見せるのでした。

いつも自分たちの傍にいる見張りの従者たちが居ないことに気づいたアリエンとアルヘン。いつも誰かしらに監視される日々に疲れていた2人は、この隙に庭へ遊びに出かけます。久しぶりに開放感を味わったアリエンは木登りを始めますが、足を滑らせ落下しそうになります。思わず目をつぶったアリエンですが、落下の痛みや衝撃はなく、目を開いてみると目の前には自分を抱きかかえた赤髪の男の顔がありました。

赤髪の男がいた場所にもう一度行ってみようと部屋を抜け出した2人。建物の外を歩いていると、貴族であろう3人の男たちがアリエンとアルヘンの噂話をしています。自分たちのことを「皇帝の恥」とまで口にする3人の会話を聞き表情を曇らせる2人でしたが、そこに皇太子が現れました。会話を聞いていた皇太子は皇室に対する侮辱だと言って騎士に3人を捕らえさせます。

出生のせいで周りから侮辱されることに心を痛めていたアリエンとアルヘン。その思いを皇太子にぶつけてしまい、気まずくなった2人はその場を逃げ去ります。城の中に戻って来た2人はメイド長イシナに見つかり、部屋を抜け出したことを叱られます。そこへアリエンの落としたショールを届けに来た皇太子。皇太子がショールを渡しアリエンの頭を撫でますが、今まで虐待されて育った2人はその行動の意味が理解できず困惑します。

イシナの持っていたアリエンとアルヘンの予定表を見た皇太子は、あまりにも過酷なスケジュールに怒りを露わにします。2人には聞こえないように魔法の膜を作り、イシナにスケジュールを抗議する皇太子。しかしイシナは断固として考えを改める様子はありません。皇太子はため息をつくと2人を包んでいた魔法を解き、必要なことがあれば自分を頼ってくれと伝えるのでした。

アリエンとアルヘンに無茶なスケジュールを組んでいたイシナは、2人と共に皇帝に呼び出されます。そして無理なスケジュールは組まないことや、2人を他の皇族と同じように扱うようにと注意されます。話が一段落すると、皇帝はイシナに"エイジ"を呼べと命じます。その名前に聞き覚えがない2人が顔を見合わせていると、イシナが"皇帝の狂犬"と呼ばれている人物であることを教えてくれます。

第3王子・エイジの元に顔を出すことになったアリエンとアルヘン。2人がエイジの城の門をくぐると、噴水のところで4人の子供たちが遊んでいるのが見えます。子供たちは2人に気がつくと、大人たちのようにアリエンとアルヘンの出生について嫌味を言ってきます。しかし、そこへ金髪の少年が現れ、暴言を吐いた子供を蹴り倒しました。"皇帝の狂犬"その言葉を思い出した2人は、この目の前の人物がエイジであると気づきます。

エイジと合流し温室に案内されたアリエンとアルヘン。エイジは大きなソファの真ん中に自分が座ると、その両隣に座るように2人に言います。アリエンがエイジを"皇子様"と呼ぶと、エイジは少し不機嫌になった様子を見せ、自分をお兄ちゃんと呼ぶようにと言うのでした。そして、運ばれて来た特大プリンに気を取られている2人を見て、お兄ちゃんと呼んだら食べても良いと言い出します。

エイジの城から帰ってきた2人。しかし、その日は何故か自室ではなくティールームへ行くよう促されます。そのうえいつも自分たちの面倒を見ているイシナもいません。不思議に思ったアリエンがイシナはどこにいるのか聞くと、メイドの1人は気まずそうにアリエンとアルヘンを自室に案内します。すると部屋は椅子やベッドが壊されており、イシナに剣を向ける皇帝の姿がありました。

部屋が何者かによって荒らされてしまったことで、皇帝の部屋で過ごすことになったアリエンとアルヘン。メイドたちが2人のためにお茶やお菓子を持ってきてくれますが、先程の光景を目にした2人は手をつける気になれませんでした。そこへ皇帝が部屋に戻って来て、これからしばらくはこの部屋が2人の部屋になると話していると、極度のストレス状態に陥ったアルヘンがうずくまり咳き込み始めます。

ベッドでアリエンとアルヘンが寝息を立て始めた頃、皇帝の元にアリエンとアルヘンが庭で出会った赤髪の男が現れます。皇帝は男を"ジェイソン"と呼び、ジェイソンは皇帝が2人を危ない目に遭わせるところだったと非難します。そして眠っているアリエンとアルヘンに、これからは自分が守護者として2人を守ると誓うのでした。

アリエンとアルヘンが皇帝の部屋で生活するようになった1日目。普段ならイシナに叩き起こされ勉強漬けの1日を過ごすところですが、この日は皇帝の好意で2人に様々なおもちゃが与えられました。メイドたちも2人が遊びの休憩の合間にジュースを持ってきてくれて、2人はなんだか身分が上がったようだと思うのでした。

『双子兄妹のニューライフ』の漫画の登場人物・キャラ1人目。1人目の『双子兄妹のニューライフ』の登場人物・キャラは、主人公のアルヘンとアリエン。元々は現代日本に住む双子の高校生でしたが、とある理由で死亡し2人で異世界に転生します。お互いを大切に思っており、周りの人々にも優しく接することのできる心の持ち主。2人の間に限っては言葉を発しなくてもテレパシーで会話することができます。

『双子兄妹のニューライフ』の漫画の登場人物・キャラ2人目。2人目の『双子兄妹のニューライフ』の登場人物・キャラは、アリエンとアルヘンの父親である皇帝陛下。アリエンとアルヘンは2人の母親・ルラヘルに騙されてできた予定外の子供でしたが、他の皇子たちと同じように愛しく思っています。ルラヘルが死亡してからは城に2人を迎え入れ可愛がります。

『双子兄妹のニューライフ』の漫画の登場人物・キャラ3人目。3人目の『双子兄妹のニューライフ』の登場人物・キャラは、アリエンとアルヘンの守護神・ジェイソン。その正体は赤いオオカミで、人間の姿になることもできます。守護神は主が皇族としての誇りを持つことで力を得ることができるため、2人が周りの人々や自分たちを信じることができるようになることでジェイソンも姿を現せるようになります。

『双子兄妹のニューライフ』の漫画の登場人物・キャラ4人目。4人目の『双子兄妹のニューライフ』の登場人物・キャラは、第3皇子のエイジ。"皇帝の狂犬"という異名を持つ少年で、その名の通り好戦的で乱暴な一面を持つ人物。しかしそれは自分の気持ちに素直という性格の側面でもあり、自分の身近な人物たちには愛情深く親しみやすい姿も見せています。

『双子兄妹のニューライフ』の漫画の登場人物・キャラ5人目。5人目の『双子兄妹のニューライフ』の登場人物・キャラは、皇宮のメイド長・イシナ。皇宮で暮らすようになったアリエンとアリソンのお世話係で、良くも悪くも2人のために厳しい姿勢を見せています。世話をする以外にも、2人の良き理解者として関わっていきます。

『双子兄妹のニューライフ』の漫画を読んだ人の感想1つ目。1つ目の『双子兄妹のニューライフ』の感想は、『双子兄妹のニューライフ』の単行本が欲しいという感想です。漫画アプリ・ピッコマではこれまでにいくつもの作品を配信しており、その中には単行本化しているものも多くあります。こちらの方の感想では、『双子兄妹のニューライフ』も単行本化してほしいと希望されています。

『双子兄妹のニューライフ』の漫画を読んだ人の感想2つ目。2つ目の『双子兄妹のニューライフ』の感想は、『双子兄妹のニューライフ』の内容が可愛いという感想です。『双子兄妹のニューライフ』では主人公が双子となっており、お互いを助け合いながら成長していく姿が描かれています。そんな2人の関係性や会話が可愛いと評判となっています。

『双子兄妹のニューライフ』の漫画を読んだ人の感想3つ目。3つ目の『双子兄妹のニューライフ』の感想は、主人公の双子が人間不信なのが辛いという感想です。主人公のアリエンとアルヘンは、長年母親に虐待されていたことから、大人のちょっとした動きにも敏感に反応してしまいます。そんな2人の姿を見ているのが辛いという声もあがっていますが、人々の優しさに触れて心を開いていく姿に感動するという意見も見られています。

以上、ピッコマで連載中の異世界転生漫画『双子兄妹のニューライフ』のあらすじと登場人物・キャラ、読者の感想・評価をご紹介してきました。『双子兄妹のニューライフ』は皇族として転生し、虐待する母親が死亡した事により皇宮で新生活を始める双子の物語を描いた作品。双子のやりとりや、皇族たちの優しさが癒やされると評判の作品となっています。