【残機×99】キッカの正体をネタバレ！最後はかえでの行動が原因で死亡？

『残機×99』とは、愛南ぜろの手掛ける漫画作品です。本記事では、『残機×99』のキッカについて紹介していきますが、その前に『残機×99』の概要や作者、簡単なあらすじについて紹介していきます。

キッカの登場する『残機×99』は、くらげバンチで連載されていた愛南ぜろ原作の漫画です。SF・ファンタジー、ミステリー・ホラーに分類されています。全3巻で、2022年11月現在すでに完結済みです。

愛南ぜろは『残機×99』の連載終了後に『さよならエデン』を手掛けており、こちらも人気を博しています。また、『小さな悪戯』という同人誌も手掛けたことがあります。『小さな悪戯』は『残機×99』と同じように少女たちが次々と命を落としていくような作品です。愛南ぜろは、グロテスクな描写の多い漫画家のようでありながら、エッセイなども執筆しています。

『残機×99』のあらすじをネタバレありで紹介していきます。アルバイトの面接に向かった新田あきら。気づくと番号のついた体操服を着て、広い部屋に閉じ込められていました。その場所には、あきらの他にも98人の様々な年齢の女の子たちがいて、1番の女の子がスクリーンの向こう側に転送されます。

そして、あっけなく敵に殺されてしまいまうと、次は2番の女の子が転送されていくのです。ゲームの中での死は、現実世界での死となります。あきらたちは、「史上最悪の死にゲー」と名高い「BLUE BIRD」の世界に、残機として入り込んでしまいました。

ここまで『残機×99』の概要や作者、簡単なあらすじを紹介してきました。ここからは、『残機×99』に登場するキッカの正体や、最後はかえでの行動が原因で死亡することになってしまったのか、キッカについてネタバレ解説していきます！

98番の体操服を着ているのが東雲キッカです。キッカは「この部屋の人は全員死ぬ」や、「このゲームで生き残れるのは98番の自分と99番だけ」など、意味深な発言を繰り返していたため、かえでから黒幕では？と疑われていました。かえで本人も、キッカに確認をとったほどですが、正体は違います。キッカの正体は、未来予知能力の持ち主だったのです。

未来が視えるからこそ、予言のような発言をしていたのです。キッカが視た未来は、言葉の通り98番の自分と99番のかえでが生き残っている姿でした。

未来を視ることができるキッカでしたが、かえでの行動により未来が変わってしまいます。キッカが見た未来は「98番の自分と99番のかえでが生き残る」というものです。しかし、かえでは40番の少女と体操服を交換してしまったのです。みんなが寝静まった頃、40番の少女がかえでに近づいてきます。そして、「女の子が好きなの」とかえでとキスをするのですが、それは真っ赤な嘘。40番の少女は、かえでの99番の体操服が目当てだったのです。

どさくさに紛れて体操服を脱がそうとするも、かえでとキッカにはばれていました。「傲慢な女は嫌い」と言い放つかえでですが、なんと体操服を脱ぎ始めるのです。21番の少女がゲームに参加しないために体操服を脱いだ際、次の残機がいないということでバグがおきてしまいました。そのため、今はセーブ中ということにはなっていますが、体操服を脱いだかえでは40番の少女に急いで脱ぐように言います。

このとき、かえでは99番から40番の少女になってしまいました。これがきっかけで、キッカには生存フラグが立っていたにもかかわらず、新しく視えた未来では悲惨な死亡フラグが立ってしまったのです。それはラスボスと戦っているときでした。キィィンという音とともに未来が視えるのですが、なんとキッカが見知らぬ男性に誘拐され、抵抗の末両腕を切断されます。

キッカと書かれたエサ入れの中には、なにやら不気味なものが…。そして、両腕を失くしたキッカの頭には猫耳を付けられ、見知らぬ男のペットとして飼われることになるようなのです。ゲームの世界から生き残れたとしても、残酷な未来が待っているというキッカ。こんな未来になるわけにはいかないと奮闘しますが、ラスボスのドラゴンの攻撃により死亡してしまいます。

これまで、『残機×99』のキッカの正体が未来予知能力者であることや、かえでの行動が原因で死亡してしまった最後をネタバレ解説してきました。ここからは、キッカのかわいい魅力を「関西弁」と「八重歯」の2つに絞って紹介していきます！

キッカのかわいい魅力1つ目は、関西弁です。キッカはショートカットをツインテールにし、たれ目がちな見た目で関西弁を話す少女です。関西弁を話すキッカは、前述した通り未来予知能力を持っているため、序盤から意味深な発言を繰り返しかえでから不審がられていました。関西弁という特徴のあるキッカは、他の女の子たちとは違い、『残機×99』のキーパーソンとなり最後まで生き残ることになります。

2つ目に紹介するキッカのかわいい魅力は、八重歯です。キッカは『残機×99』の終盤まで生き残る重要なキャラクターです。そんなキッカは、ちらりと見える八重歯も特徴的で、関西弁と併せてキャラが立っており、かわいいと評判のキャラクターです。

ここからは、かえでの行動により未来が変わってしまったキッカに関する感想や評価を見ていきましょう！

最初に紹介するのは、「あきかえの百合に萌えてたら最後の最後で好きな子死んで泣いちゃった」という感想・評価です。未来予知のできるキッカは、当初「98番と99番は生き残る」と言う未来を視、最後まで生き残って戦い続けましたが、かえでの行動により死亡してしまいます。このように、キッカの死を悲しむ感想は他にも見られました。

続いては、最後まで読んだ方です。「キッカちゃんのくだりで泣きました」との感想・評価を持たれており、キッカ以外にも参加者の女の子たちがほぼ全員死亡したことや、よし子のくだりでも泣きそうになってしまったそうです。

こちらの方も最終巻まで読んだようで、「場面的に1番かっこよかったのはキッカ。持って行った感がある」との感想・評価を持たれていました。

こちらの方は関西弁のキャラに弱いそうで、「残機×99のキッカちゃんとか好き」という感想・評価を持たれています。他にも、「キッカに影響されて関西弁のキャラの子が好きになった」や、「キッカの関西弁かわいい」という感想も見られました。

こちらの方は、かえでの行動で変わったキッカの未来はどういうことか、謎だという感想を持たれています。未来が視えることによりゲームの関係者に目を付けられたために誘拐・監禁されたのか、それともゲーム終了後、解放されて日常を過ごしていたら変質者に襲われて誘拐・監禁されたのか、気になるので解説してほしいとのことです。漫画内では詳しく描かれていないため、詳細は不明となっています。

ここまで、『残機×99』に登場する関西弁で八重歯がかわいいキッカの正体や、最後をネタバレ紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？キッカの正体は未来を予知することのできる能力の持ち主で、当初はキッカとかえでが生き残るという未来を視ていました。しかし、『残機×99』の2巻でのかえでの行動により、キッカの未来が変わり死亡する結末に。

「自分さえよければいい」と考えていたキッカは、ゲームが進むにつれて変わっていきます。その変わりように心動かされたファンは多く、キッカの死亡シーンでは泣いてしまうファンもいるほど。本記事を読んでキッカが気になった方は、一度『残機×99』を読んでみてはいかがでしょうか？