【隣の悪女】ネタバレあらすじと登場人物！漫画の最終回・結末はどうなった？

あらすじ・最終回・結末のネタバレを見る前に、まずは「隣の悪女」の基本情報を紹介していきます。隣の悪女は「となりのヤングジャンプ」で連載されていた漫画で、コミックは5巻で完結しています。作中には謎と狂気を抱えているヒロインが登場しており、ヒロインの謎に迫るストーリーが面白いと言われているようです。

漫画「隣の悪女」の原作者は「玉木ヴァネッサ千尋」です。玉木ヴァネッサ千尋は2010年から活動している漫画家で、これまでに「横浜線ドッペルゲンガー」「賢者の目」などの作品も発表しています。週刊ヤングジャンプの賞に入賞した事で商業デビューしているようです。

ここからは漫画「隣の悪女」のあらすじ・最終回・結末をネタバレしながら紹介していきます。主人公・佐藤桐太は住んでいるアパートで高校生時代に憧れていた女性と再会しており、それが不可解な事件に巻き込まれるきっかけになっています。

漫画「隣の悪女」の1巻のあらすじネタバレです。主人公・佐藤桐太は教師を目指している青年で、彼女の鈴木亜里子と楽しい生活を送っていました。そんな中、佐藤桐太は「引っ越した隣人が忘れていったトマト」をベランダから拝借しようとしましたが、真面目な性格をしている鈴木亜里子にそれを止められています。そして隣の部屋には「一色花音」という女性が引っ越しており、佐藤桐太は下着姿の一色花音と出くわしてしまいます。

一色花音と出くわした佐藤桐太は急いで部屋に戻り、「一色花音は高校生時代に憧れていた同級生」である事を思い出しました。高校生時代の佐藤桐太は「花音ちゃんと付き合えたら最高」「もしかしたら花音ちゃんも同じ気持ちかもしれない」と考えていましたが、卒業するまで2人の間には何の進展もなかったため、佐藤桐太は「こんな情けない片思いはもうしない」と決意しています。

佐藤桐太は一色花音が忘れられないまま大学に進学しており、その時に現在の彼女の鈴木亜里子と出会いました。2人は対照的な性格をしていましたが、馬が合った事で自然と恋人関係になっており、2年が経過した時に佐藤桐太が一色花音と再会しました。そして一色花音から「私…ずっと桐太君が好きだったの」と言われた事で佐藤桐太の心が揺れ動いています。

佐藤桐太は一色花音から告白された事で心が揺れ動いてしまいますが、何とか理性を保って一色花音のキスを拒絶しました。そのため一色花音は「これからも友達でいてくれる？」と聞き、佐藤桐太は「この事は亜里子に秘密にしてほしい」と頼んでいます。そして宝ノ塚のチケットを取った一色花音は鈴木亜里子を誘い、鈴木亜里子にキスをして「亜里子ちゃんのような女の子が好き」と言っています。

鈴木亜里子は突然のキスに驚きましたが、美しい容姿をしている一色花音にキスされた事で不思議と嫌な気はしませんでした。また「一色花音は女性が好き」という事が分かったため、鈴木亜里子は「一色花音と佐藤桐太がくっつく事はない」と安心しました。そんな中、佐藤桐太は一色花音から再び告白を受けたため、「今後は一色花音に関わらない」と決意しています。

漫画「隣の悪女」の2巻のあらすじネタバレです。鈴木亜里子の母親は目が不自由なため、鈴木亜里子は幼少期から料理を作るなどして母親をサポートしていました。ですが精神が不安的な母親は鈴木亜里子に暴力を振るっており、愛情を知らずに育った鈴木亜里子は自分に自信が持てなくなっていました。ですが佐藤桐太と恋人関係になった時に本音を話し、それから笑顔を見せるようになりました。

佐藤桐太と鈴木亜里子は同棲していましたが、佐藤桐太が「自立したい」という理由で鈴木亜里子に同棲の解消を相談しました。その言葉に鈴木亜里子はショックを受けましたが、佐藤桐太の気持ちを尊重して同棲の解消を了承しました。そんな中、テレビで「島袋という男性が妻を刺殺した」というニュースが流れ、同じ苗字の後輩が同じ地元である事を思い出した佐藤桐太が困惑しています。

佐藤桐太は貧乏な実家から支援を受ける事ができないため、家賃2万円のボロアパートに引っ越しました。翌日には友人から譲り受けたボロボロの原付で通学していましたが、その時に事故に遭って意識を失ってしまいます。そして目を覚ました佐藤桐太は病院のベッドに横たわっており、骨折とクモ膜下出血という重傷を負った事にショックを受けています。

一色花音は佐藤桐太が入院した病院で看護師として働いており、「小学生時代の親友が病気で亡くなった事で看護師になった」と話しました。また一色花音と再会した佐藤桐太は不思議な縁を感じていましたが、突然目が見えなくなるという事態が起きてしまいます。そして未来が真っ暗になった事に佐藤桐太は不安を感じ、お見舞いに来ていた鈴木亜里子に「しばらく1人にしてほしい」と頼みました。

治療を受けた事で佐藤桐太の体調と視力は少しずつ戻っていきましたが、辛く当たった事で鈴木亜里子はお見舞いに来なくなっていました。そんな中、佐藤桐太は一色花音から札束を渡されましたが、それを「貰えない」と言って拒否しました。ですが一色花音が「教師になる夢を叶えるために使って」と言った事で佐藤桐太は借用書を書いて札束を受け取りました。

佐藤桐太と仲違いした鈴木亜里子は酒浸りになっており、大学を休んで自宅に引きこもっていました。そこに一色花音が姿を見せ、鈴木亜里子は「親から愛情を受けなかった事がトラウマになっている」と話しました。そして一色花音は鈴木亜里子の想いを受け止め、その夜に2人は肉体の関係を持ってしまいます。

漫画「隣の悪女」の3巻のあらすじネタバレです。佐藤桐太と鈴木亜里子は仲直りしましたが、「佐藤桐太が大金を手に入れた理由」が分からない事で鈴木亜里子は不安になっていました。また佐藤桐太の後輩の島袋カケルから「先輩を消耗させる悪女」と言われた事で2人は破局してしまいます。そして2人はお互いに罪悪感を抱えており、それに気付いた一色花音が鈴木亜里子を温泉に誘いました。

幼少期の一色花音は両親から育児放棄を受けていましたが、明るい性格を持って生まれた事で真っすぐに育ちました。ですが「六本木心中事件」という事件が起きた事で一色花音は変わってしまい、それからとある人物に復讐する事を誓っています。そして幼少期からの友人である龍王寺美羽は一色花音の目的を知っていたため、様々なトラブルを起こして一色花音を止めようとしています。

漫画「隣の悪女」の4巻のあらすじネタバレです。佐藤桐太は自分を支えてくれた一色花音に心を奪われており、一色花音の部屋で同棲を始めていました。また2人は入籍届けを出しており、それを知った鈴木亜里子がショックを受けています。そのため鈴木亜里子が一色花音に詰め寄り、「一色花音がベランダから突き落とされたふり」をした事で鈴木亜里子は警察の聴取を受ける事になりました。

漫画「隣の悪女」の5巻のあらすじネタバレです。佐藤桐太は「六本木心中事件」が起きた現場を訪れており、そこで一色花音が過去を明かしています。両親から育児放棄を受けていた一色花音は「白樺家」に預けられており、「自分の寂しさ」を理解してくれた白樺家の蛍という少女と仲良くなっていました。ですが蛍は「20代半ばまで生きられない病気」を患っており、それを知った一色花音は蛍の死を手伝う事を決意します。

一色花音は「桜の見える場所」で蛍の死を手伝い、遺体が発見された蛍は自殺と断定されました。ですが目撃者がいた事で一色花音の犯行が露呈し、遺された家族は自ら命を絶ってしまいます。そして目撃者の佐藤桐太・島袋カケルが「六本木心中事件」を起こした原因と考え、一色花音は2人に復讐する事を誓っています。

漫画「隣の悪女」の最終回・結末のネタバレです。真相を話した一色花音は佐藤桐太を殺そうとしましたが、「佐藤桐太に本物の愛情」を抱いていた事で殺す事ができませんでした。そのため一色花音は崖から身を落とし、そのまま行方不明になってしまいます。そして物語のラストに2人は再会し、2人が涙を流して抱き合うシーンで物語の幕が降りています。

あらすじ・最終回・結末のネタバレを見た後は、漫画「隣の悪女」の登場人物を一覧で紹介していきます。登場人物のプロフィールや人間関係をネタバレしながらまとめていきます。漫画「隣の悪女」は登場人物の人間ドラマが面白いと言われているようです。

漫画「隣の悪女」には「佐藤桐太」というキャラクターが登場しています。佐藤桐太は本作の主人公で、大学に通っている大学生です。いい加減で明るい性格をしており、大学卒業後は教師を目指しています。また母親は2回連続で双子を出産しています。

漫画「隣の悪女」には「一色花音」というキャラクターが登場しています。一色花音は本作ヒロインの1人で、佐藤桐太の高校の同級生です。看護師をしながら画家をしており、個展に著名人が集まるほどの実力を持っています。また佐藤桐太と鈴木亜里子に同時にアプローチする不可解な行動を見せています。

漫画「隣の悪女」には「龍王寺美羽」というキャラクターが登場しています。龍王寺美羽は一色花音の幼少期からの友人で、各界にファンが存在している有名な占い師です。一色花音の目的を知っているため、作中ではそれを止めようとしています。

漫画「隣の悪女」には「鈴木亜里子」というキャラクターが登場しています。鈴木亜里子は本作ヒロインの1人で、大学に通っている大学生です。真面目な性格をしており、将来の選択肢を増やすためにバイトをしています。恋人の佐藤桐太とは対照的な性格をしていますが、酔うと甘えん坊になるという一面があります。

漫画「隣の悪女」には「島袋カケル」というキャラクターが登場しています。島袋カケルは佐藤桐太の後輩・友人で、佐藤桐太に使わなくなった原付をプレゼントしています。父親は周囲の評判が良い人物ですが、実は日常的に家族に暴力を振るっている事が分かっています。

あらすじ・最終回・結末のネタバレや登場人物の情報を知った後は、漫画「隣の悪女」の面白い魅力を紹介していきます。秘密を抱えているヒロイン・一色花音の魅力や、作中で描かれた事件の情報をまとめていきます。

漫画「隣の悪女」は一色花音の悪女っぷりが面白い作品と言われています。一色花音は登場した時点でとある目的を持っており、それを遂行するために佐藤桐太に近づいています。作中では佐藤桐太と鈴木亜里子を翻弄しているため、そんな一色花音の言動が見どころの1つになっています。

漫画「隣の悪女」では様々な不可解な事件が起きています。この事件は一色花音が佐藤桐太の隣のアパートに引っ越してきてから起きているため、それも一色花音の不気味さを際立てています。

漫画「隣の悪女」は「六本木心中事件」という事件が物語の鍵を握っています。この事件が一色花音が悪女に変貌した理由のため、事件の真相に迫っていく面白さがあります。また一色花音は根っからの悪女ではないため、一色花音の心の動きも見どころの1つになっているようです。

あらすじ・最終回・結末のネタバレや登場人物の情報を知った後は、漫画「隣の悪女」に関する感想をまとめていきます。漫画「隣の悪女」は話題になった作品のため、読者から様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したストーリー・登場人物に関する感想をまとめていきます。

本記事のネタバレで紹介したように、「隣の悪女」は「佐藤桐太と一色花音が結ばれる」という最終回・結末を迎えているため、読者から「予想できない最終回・結末が凄い」という感想が挙がっているようです。また物語序盤の不気味な雰囲気からハッピーエンドになった事が凄いという感想も挙がっているようです。

漫画「隣の悪女」の一色花音は美しい容姿をしているキャラクターですが、佐藤桐太に復讐しようとする狂気を見せているため、読者から「一色花音が怖い」という感想が挙がっているようです。

漫画「隣の悪女」は人間ドラマ・サスペンスが面白い作品のため、読者から「実写化してほしい」「実写化したら更に面白い」という感想が挙がっているようです。また原作者・玉木ヴァネッサ千尋の次回作を読みたいという感想も挙がっているようです。

本記事では漫画「隣の悪女」のあらすじ・最終回・結末をネタバレしながら紹介していきましたがいかがだったでしょうか？漫画「隣の悪女」では先の読めないストーリーが描かれているため、最後まで中だるみが無くて面白いという意見が挙がっているようです。そんな「隣の悪女」を読んだ事が無い方も、本記事のネタバレ情報を参考にしながら是非ご覧ください。