僕の名前は「少年A」 のあらすじ・最終回をネタバレ!漫画の結末と感想は?

僕の名前は漫画「少年A」 のあらすじ・最終回ネタバレや漫画結末、感想といったことを紹介します。少年犯罪を取り扱った漫画僕の名前は「少年A」は、殺人事件を犯して「少年A」と呼ばれるようになった少年やそれを取り巻く関係者の人生を描いた作品です。少年犯罪という重いテーマを取り扱った話題作で完結後さまざまな感想が寄せられています。今回は漫画僕の名前は「少年A」の結末のネタバレや感想を紹介するので参考にしてみてください。

僕の名前は「少年A」 のあらすじ・最終回をネタバレ!漫画の結末と感想は?のイメージ

目次

  1. 僕の名前は「少年A」とは?
  2. 僕の名前は「少年A」の1巻~3巻あらすじネタバレ
  3. 僕の名前は「少年A」の4巻のあらすじを最終回結末までネタバレ
  4. 僕の名前は「少年A」の主な登場人物・キャラ
  5. 僕の名前は「少年A」のその他登場人物・キャラ
  6. 僕の名前は「少年A」の漫画の見どころ
  7. 僕の名前は「少年A」に関する感想や評価
  8. 僕の名前は「少年A」のネタバレまとめ

僕の名前は「少年A」とは?

僕の名前は「少年A」の概要

Aboutと書かれたスケッチブック

僕の名前は「少年A」は「ガンガンONLINE」に連載された漫画作品で、マンガアプリ「マンガUP!」でもリピート連載中です。少年犯罪という重いテーマを取り扱った作品で、少年犯罪の犯罪者となった主人公を中心に描いた作品です。重いテーマということもあり、さまざまな感想が寄せられている話題作です。

僕の名前は「少年A」の作者

プロフィールと書かれたキューブ

漫画作品、僕の名前は少年Aの原作者は君塚力さん、作画担当は日丘円さんです。漫画原作の君塚力さんは漫画「第三次性徴期、大塚くん!」や漫画「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?」の原作担当をされています。作画担当の日丘円さんは漫画「仕立屋工房 Artelier Collection」や漫画「黒の探偵」の作者として知られています。

僕の名前は少年Aでコンビを組んでいる君塚力さんとは、漫画「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?」でもコンビを組んで作画を担当されています。

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僕の名前は「少年A」の1巻~3巻あらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレ

ここからは漫画作品、僕の名前は「少年A」の1巻から3巻のあらすじネタバレを紹介していきます。まずは僕の名前は「少年A」の1巻のあらすじネタバレです。主人公の山崎貴志はクラスメイトで美術部員の佐々木結衣が担任の山下先生にレイプされているシーンを目撃してしまいました。優しく人気者の佐々木が気持ち悪いと言われている山下に襲われているとき、佐々木と山崎の目が合います。

そして佐々木に助けを求められた山崎、気が付いたときには血痕がついたバットを持って廊下を歩いていました。そして山崎は逮捕され、「少年A」として全国に知れ渡ってしまいました。少年のため刑務所ではなく施設へ入った山崎は、3年後に出所をして地元の横浜から離れた千葉の高校へと進学します。そこでは山崎ではなく小倉と名字を変えて、正体がバレないようにするため嘘で塗り固められた生活がはじまります。

新しい高校では友人ができ、クラスでも人気者になるという平穏で楽しい生活を送っている小倉貴志でしたが、その正体がばらされてしまうという事件が起きてしまいます。SNS上に「少年Aこと山崎貴志」というなりすましのアカウントが登場、本名や住所、バイト先などがそこからバレてしまいます。そのせいで、平穏な生活が終わり、仲良くしてくれた友人にも避けられるようになってしまいました。

2巻あらすじネタバレ

漫画作品、僕の名前は「少年A」2巻のネタバレあらすじを紹介します。正体がばらされてしまった小倉貴志は、中学生時代の親友であるケンちゃんに謝るために地元へ行きます。ケンちゃんは事件のあとも貴志をかばったせいでいじめられたという過去があります。ケンちゃんの家に行くと、ケンちゃんの母親は貴志のことを拒絶します。しかし、ケンちゃんはなんとか部屋へと上げてくれました。

貴志はSNSになりすましアカウントを作ったのがケンちゃんではないかと疑います。しかし、ただ1人貴志をかばい続けてそれで学校にも行けなくなってしまったケンちゃんは、普通に学校へ通っている貴志に怒りをぶつけます。貴志はそこで自分をかばってくれた親友、そしてそれを信じることができないだけではなくその親友の人生を壊してしまったことを後悔しました。

そこで貴志はケンちゃんに本当のことを話せばよかったと感じます。本当のこと、それは殺人事件の真相です。「少年A」として犯罪者になった貴志でしたが、真犯人は佐々木結衣でした。レイプされた佐々木は山下先生を殺害、放心状態の佐々木を見た貴志が罪をかぶりました。そんな貴志に山下先生の息子から電話があります。その内容は「指令に従わなければ佐々木のレイプ画像を流す」というもの。

3巻あらすじネタバレ

漫画作品、僕の名前は「少年A」3巻のあらすじネタバレを紹介します。山下先生の息子がゲームと称して貴志に出した指令は「学校の女の子と笑顔のツーショット写真を撮ること」でした。クラスの人気者だったときなら問題ない内容ですが、殺人事件の犯人と思われている貴志と一緒に写真を撮ってくれるクラスメイトはいません。そこで貴志は無理やり近くの女性と写真を撮って送ります。

するとなりすましのアカウントに「今からこの子とセックスしまーす」という投稿がされます。なりすましアカウントの犯人、そして他人まで巻き込むことに怒りを覚えた貴志は山下先生の息子に直接会いに行きました。山下先生の息子は父親が殺されたことへの怒りや恨みをぶつけ、そして強姦した程度で殺されたのか、どうして強姦したのか、それを聞きたくても殺されてしまったら聞けないと言います。

さらに、なによりも一時の恋愛感情で父親を殺されたことが許せないと語り、貴志を家から追い出します。その後、佐々木は自分が山下先生を殺したことを思い出し、警察にすべてを話そうと決めました。そんな佐々木の前に山下先生の息子が現れます。そこで佐々木は山下先生の息子へ自分が山下先生を殺したこと、さらに殺したことを後悔していないと告げました。

地面に突き刺さった包丁

山下先生の息子は、その場で佐々木を刺してしまいます。来月で18歳になってしまう山下先生の息子は、少年法のおかげですぐに出所できるタイミングでの復讐を決行したのです。ちなみに、佐々木は一命をとりとめました。

僕の名前は「少年A」の4巻のあらすじを最終回結末までネタバレ

4巻ネタバレ①24話

ここからは僕の名前は「少年A」の4巻のあらすじを各話ごと、そして最終回結末までをネタバレ解説します。まずは24話のネタバレ解説です。父親を殺害された復讐を果たした山下先生の息子、佐々木は腹部を刺されて倒れます。山下先生の息子は父親を殺害した犯人を18歳になる前に殺そうと考えていました。この事件の真相が入ったUSB、その存在を最初に知ったのは山下先生の母親でした。

皿に乗った数字の1

もともと殺人事件に対して民事訴訟を考えていましたが、それは取り下げられています。取り下げた理由がUSBメモリに入っている山下先生の犯罪の記録が原因です。山下先生が殺害された理由が強姦だと知った山下先生の息子でしたが、そのことを知っても殺人をした犯人を許せませんでした。たとえ強姦で訴えられても、数年の刑期を果たせば家族3人で再出発できる。ですが、殺害されてしまえばそれが果たせない。

貴志はそんな考えを抱いている山下先生の息子を異常だと感じますが、逆に山下先生の息子は自分の家族を犠牲にした貴志が異常だと考えます。そして山下先生の息子は貴志に2つの選択肢を突きつけました。その選択肢とは、犯罪の証拠が入ったUSBをもとに3年前の事件の真相を公表すること。もう1つの選択肢は3年前の嘘をそのまま貫き通すというものです。

夜の街を走るパトカー

貴志が3年前の真相を話す選択肢を選んだ場合、貴志は「少年A」の汚名を返上することができ貴志やその家族を取り巻く環境が改善する可能性が高いです。さらに、佐々木を刺した山下先生の息子に情状酌量の余地ができて、出所期間が短くなる可能性があります。貴志が2つめの嘘を守り抜くという選択をしUSBを破棄した場合は、佐々木が一命をとりとめたときに殺人犯として訴えられることがなくなります。

山下先生の息子は佐々木を刺したことで警察に連行されるとき、貴志に「楽しみにしてるよ。キミがどちらの決断を下すのか」と言い残しました。果たして貴志はどんな決断をするのでしょうか?

4巻ネタバレ②25話

皿に乗った数字の2

続いての僕の名前は「少年A」の4巻のあらすじ、最終回結末紹介は25話です。佐々木は意識不明の状態で病院へ運ばれました。そのころ貴志は警察で取り調べを受けますが、何時間も黙ったままです。そして今回の事件を知った貴志の母と姉は「貴志の顔も見たくない」という気持ちで取り乱してしまいます。貴志が山下先生の息子に出された選択肢で悩んでいるときにある人物に出会います。

それは記者の小林です。小林のもとには何者かからの情報提供があり、今回の事件の犯人が山下先生の息子であることやSNSにアップされた画像が佐々木のものであることを入手しています。

4巻ネタバレ③26話

続いての僕の名前は「少年A」の4巻のあらすじ、最終回結末紹介は26話です。記者の小林は情報提供者が誰なのかを教えてくれません。そのとき貴志のもとにケンちゃんから電話がありました。ケンちゃんは佐々木が山下先生にレイプされていたことを知っていて、貴志は2人出会うことを決めます。そこで小林へ情報提供をしたのがケンちゃんだということを知らされます。

皿に乗った数字の3

SNSに公開された画像はモザイクが掛けられていましたが、モザイクから外れた場所にあったカバンについているイルカのキーホルダーが佐々木のものであると気づいたためです。そしてケンちゃんは、強姦された佐々木を守るために殺人事件が起きたのではないかと考えました。ケンちゃんは貴志が会いに来たときに、貴志は事件の真相を話したかったんじゃないかと告げます。

そして、自分以上に貴志の方が傷ついていると思いを吐露しました。貴志だけではなく、山下先生の息子、佐々木、ケンちゃんとみんな3年前の事件から時間が止まったように囚われてしまっています。貴志が事件の真相を話さない限り、だれも前を向いて進めない。ケンちゃんに背中を押された貴志は、事件の真相を話す決意をしました。

4巻ネタバレ④27話

皿に乗った数字の4

続いての僕の名前は「少年A」の4巻のあらすじ、最終回結末紹介は27話です。3年前の事件の真実を語る決断をした貴志は、記者の小林と母親を呼び出しました。そしてカメラの前で真実の告白をした貴志、その真実を知った母親はひどく動揺しました。それに対して小林は、佐々木が意識不明だから罪を擦り付けようとしていないか?と感じて、「証拠はあるのか?」と尋ねます。

3年前の事件の証拠を持っている貴志でしたが、それを出さずに「証拠はありません。俺の言葉だけです」と言い切りました。そして貴志は佐々木を守るという口実で家族に嘘をついて母親や姉の人生をボロボロにしてしまったこと、すべてが自分の身勝手な嘘のせいだったと涙ながらの告白します。

4巻ネタバレ⑤28話

続いての僕の名前は「少年A」の4巻のあらすじ、最終回結末紹介は28話です。貴志の告白から4日、マスコミや世間がざわついています。そんな中、貴志は通っている高校に退学届けを出しました。クラスメイトや学校の関係者が貴志に冷ややかだったり、ネガティブな反応をする中、女子生徒の河合だけは貴志にこれまでと変わらない態度で話しかけてきます。

皿に乗った数字の5

しかし、貴志の家族である姉はこれまで貴志のせいでひどい人生を送ってきたこともあり、今さら殺していなかったという貴志の告白を聞いても許すつもりはありませんでした。そのころ、山下先生の息子に刺された佐々木は意識不明のまま入院生活を続けています。そんな佐々木の親友である板倉はお見舞いのために足しげく病院へ通っています。

板倉は佐々木に対して強い執着を抱いていて、それ故に佐々木を殺人事件の真犯人だと告白した貴志に対して強い恨みを持ちました。その恨み、憎しみはかなり強く「私が守ってあげるから。たとえアイツを殺してでも…」と明確な殺意まで抱くようになっています。

4巻ネタバレ⑥29話

皿に乗った数字の6

続いての僕の名前は「少年A」の4巻のあらすじ、最終回結末紹介は29話です。佐々木は意識不明から5日たち、ようやく意識が回復して目覚めました。佐々木の母親は、貴志が告白した内容をでっちあげだと思っていましたが、佐々木からそれが真実だと告げられて強いショックを受けます。そして佐々木は貴志に連絡を取ろうとしましたが、母親によって連絡先を削除されていました。

そこで佐々木は親友の板倉に貴志を病室まで連れてきてほしいと依頼します。それに対して板倉は了承して、貴志に連絡を付けます。板倉は貴志を佐々木が入院している病院へ連れてくる途中、強く憎んでいる貴志を車道へ突き飛ばします。これは佐々木を守りたいという気持ちだけではなく、佐々木が自分に振り向いてくれないのを貴志のせいにして、いなくなってほしいと思っていたためです。

4巻ネタバレ⑦30話

皿に乗った数字の7

続いての僕の名前は「少年A」の4巻のあらすじ、最終回結末紹介は30話です。杉田先輩は佐々木に、板倉が佐々木に対して強い執着を抱いていることを告げます。そして佐々木は板倉と貴志のことが心配になりました。そんなとき、板倉が1人で病室へ入ってきて佐々木に対して思いを伝えます。佐々木は板倉の告白を断ると、板倉はひどく取り乱します。

「ふざけるなよ…私がどれだけの犠牲を払ったと思ってるの!?」と叫ぶ板倉、そのとき貴志から電話が来ました。「キミがやった事は誰にも話さないから」と板倉に話す貴志、そして貴志は板倉が佐々木を守るために板倉なりの方法を使ったことを理解していることを伝えます。それは、佐々木を守るために自ら罪を背負ったことと同じであると。板倉は殺人犯の汚名を背負ってまで人を愛する覚悟はなかったと自覚します。

4巻ネタバレ⑧31話

続いての僕の名前は「少年A」の4巻のあらすじ、最終回結末紹介は31話です。31話は本作の最終回の1話前という佳境の物語が描かれます。貴志は杉田先輩のおかげで佐々木の病室までたどり着くことができました。そして佐々木は意識を取り戻してから、貴志に会いたいとずっと思っていました。その最大の理由は、貴志の冤罪を晴らすことができ、真犯人が佐々木だと証明できるUSBを提出しなかった理由を知りたいためです。

皿に乗った数字の8

貴志は自分の立場を守るためならUSBを提出するのが最善だということは知っていました。それなのにUSBを提出しなかった、その最大の理由は貴志が佐々木の身代わりで犯人になったときと変わっていません。それは、貴志にとって大切な相手の佐々木を守るためでした。USBには佐々木が山下先生を殺害したという証拠だけではなく、佐々木が強姦されているシーンも残されています。

たとえ警察相手であったとしても、佐々木が強姦されているシーンを見せたくないと貴志は思っていました。そして佐々木はそんな貴志の思いを知ることになります。佐々木がいままで壊れずに生きてこれたのは、すべて貴志が罪をかぶって事件を隠して守ってくれたおかげ。そこで佐々木は「これからの私の人生、彼の支えなしで進んでいけるの?」と心の中で考えます。

2つに割れたハート

そして貴志と2人なら生きていけると考えるようになった佐々木に対して、貴志が言葉をかけます。それは「今日で最後にしよう。今後二度とお互い連絡は取らない。俺とキミとが前に進むためにはそうするべきなんだ」という別れの言葉。佐々木はその貴志の言葉を受けて、涙を流しながら別れを受け入れました。そして佐々木は杉田先輩に支えられながらリハビリに励みます。

その一方で貴志はもともと退学を決めていましたが、母親の思いなどを受けて退学を取りやめて高校に通うことにします。

4巻ネタバレ⑨最終回

続いての僕の名前は「少年A」の4巻のあらすじ、最終回結末紹介は32話の最終回です。貴志の衝撃的な告白をマスコミは取り上げますが、警察が動くことはありませんでした。貴志の冤罪が晴れたわけではありませんが、母親や友人たちの支えで高校に通うことができます。とくに、最初から貴志を信じていた河合が献身的に支えてくれたことが大きいです。

皿に乗った数字の9

また、この最終回では3年前の事件の結末だけではなく結末を迎えたキャラクターたちの後日談が描かれます。貴志の友人として最後までフォローしていたせいで引きこもりになってしまったケンちゃんの結末は、社会復帰をして大学へ通っている姿が描かれています。また、高校時代の貴志を信じてずっと支えてくれた河合の結末も描かれました。最終回で描かれた河合の結末は、保育士となって貴志と交際している姿です。

つまり、貴志は少年Aとして後ろ指をさされる人生を送ってきましたが、その後前向きに進んでいることがわかります。そんな貴志と河合にはさらなる結末が描かれています。最終回で2人は実家へとあいさつへ行きます。実家には貴志と疎遠になっていた姉と、姉の子供の姿がありました。貴志が姉の子供と会うのはこのときがはじめてでした。

満開の桜

貴志が佐々木の罪をかぶって少年Aとして有名になった結果、人生がめちゃくちゃになったのは姉も一緒です。そのためそれからずっと姉は貴志のことを恨んでいました。しかし、姉は子育てをしているうちにこのつらい時期があったからこそ、この子供の笑顔が見れたと感じるようになりました。そして姉は貴志に「100%許せる日は来ないかもしれない。だけど少しずつ貴志に歩み寄ろうと思う」と告げます。

また、山下先生の息子も少年院から出所して母親の介抱をしている姿が描かれています。漫画僕の名前は「少年A」の最終回の結末では、このように登場キャラクターたちの結末、それもみんな前向きに歩み始めている姿が描かれました。

僕の名前は「少年A」の主な登場人物・キャラ

登場人物①小倉貴志

ここからは漫画僕の名前は「少年A」の主な登場人物・キャラを紹介します。最初に紹介するのは、本作の主人公である小倉貴志(高校からは名字を山崎)です。佐々木の罪をかぶって少年Aになってからは、人生が大きく悪い方向に変わってしまった貴志ですが、それまでは優しく努力家でクラスでも人気がある少年でした。そして、小学生時代からの同級生である佐々木に恋をしていました。

そして、恋している相手の佐々木が担任に強姦され、そして担任を殺害するという事件を目撃してしまいます。そこで貴志がとった選択は、担任を殺害したのは自分であると佐々木の罪をかぶることでした。この事件があったとき貴志の年齢は13歳だったため、本名が報道されるわけではなく少年Aとして報道されます。しかし、少年Aの正体が貴志であることは周囲にバレていました。

少年院から出所した貴志は、名字を変えて地元から離れた高校へ入学します。そこでの高校生活は、最初は平和でクラスでも人気者になります。しかし、あるとき貴志が少年AであるということがSNSを通じてばらされてしまいました。それから貴志は誹謗中傷を受け、3年前の事件にあらためて向き合うこととなります。

登場人物②佐々木結衣

続いて紹介する漫画僕の名前は「少年A」の主な登場人物・キャラは佐々木結衣です。貴志が少年Aとなってしまった事件で、本当に殺人を犯していたキャラクターの佐々木。優しく明るい性格で、クラスメイトからも敬遠されていた山下先生にも明るく接していました。そのことが山下先生を勘違いさせ、強姦の被害、そしてその衝撃から思わず殺人まで犯してしまったというキャラクターです。

そして佐々木は、事件のショックから自分自身が山下先生を殺害したという記憶を失っていました。つまり、貴志が自分のために罪をかぶったことも理解できていません。また、強姦されたことがトラウマになっていて、男性に体を触られると激しく拒絶してしまうところがあります。

登場人物③ケンちゃん

続いて紹介する漫画僕の名前は「少年A」の主な登場人物・キャラはケンちゃんです。貴志と佐々木とは小学生時代からの幼馴染で、とくに貴志とは親友です。そして貴志が少年Aとして誹謗中傷されている中でも、親友であるケンちゃんは貴志がそんなことをするわけがないと無実を信じ続けます。そのことがきっかけで、ケンちゃんは周囲からいじめられ引きこもりになります。

さらに3年後、貴志の正体がSNSで暴露されたとき、貴志は最初にケンちゃんを疑ってしまいました。ケンちゃんにとっては自分がいじめられるという事態になるまでも貴志を信じていたのですが、それを裏切られた気持ちになり疎遠になります。しかし、その後2人は和解しています。

登場人物④山下高之

続いて紹介する漫画僕の名前は「少年A」の主な登場人物・キャラは山下高之です。貴志と佐々木のクラスの担任をしていて、生徒からは嫌われて悪口を言われていました。そんな中でも佐々木だけは変わらずに接してくれていることから好意を抱き、強姦するという事件を起こしてしまいます。さらに、佐々木がそれを苦にして学校を休むと、家にまで押しかけて動画を拡散すると脅して性的暴行を続けました。

そして強姦しているところを貴志に見られて、その結果佐々木に撲殺されるという結末を迎えたキャラクターです。

登場人物⑤河合

続いて紹介する漫画僕の名前は「少年A」の主な登場人物・キャラは河合です。河合は貴志の高校時代の同級生、そしてバイト先でも同じ同僚という関係です。クラスメイトたちからはヤンキーとして恐れられているほか、貴志が少年Aであることを知っているキャラクターです。河合は幼少期から父親に虐待されていて、父親を殺すことばかり考えていました。

河合は中学生時代に本当に父親を殺害しようと考えていました。しかし、貴志が担任を殺害してそのあと誹謗中傷でひどい目にあっていることを知ってそれを思いとどまりました。それを恩に感じている河合は、貴志が高校で正体が周囲にバレたあとも支えていました。貴志が高校時代をうまく過ごせた大きな要因になっているキャラクターです。

そして最終回の後日談では貴志と2人で暮らしていること、そして保育士として過ごしていることが描かれています。

登場人物⑥川田

女性とドリンク

続いて紹介する漫画僕の名前は「少年A」の主な登場人物・キャラは川田です。貴志の高校時代の同級生で、貴志に好意を抱きアタックをします。しかし、貴志の正体が判明したあとに豹変することになりました。

登場人物⑦板倉

ブランコに乗る女子高生

続いて紹介する漫画僕の名前は「少年A」の主な登場人物・キャラは板倉です。板倉はおしゃれで多くの女子生徒から人気があります。そして、佐々木に思いを寄せている同性愛者です。そのため、板倉は佐々木に杉田先輩や貴志が近づかないように仕組んだりしています。

僕の名前は「少年A」のその他登場人物・キャラ

登場人物①貴志の母親

カーネーションをもつ女性

ここからは漫画僕の名前は「少年A」のその他登場人物・キャラを紹介します。最初に紹介するのは貴志の母親です。貴志が少年Aとなったために人生が大きく狂ったキャラクターの1人ですが、事件のあとも貴志に変わらず接しています。定食屋を営んでいましたが、事件のあとに店を手放すことになりました。

登場人物②可南子

大学のキャンパスと女性

続けて紹介する漫画僕の名前は「少年A」のその他登場人物・キャラは可南子です。貴志の姉で、貴志が事件の犯人となったときは大学生でした。貴志のせいで大学を退学することになり、人生がめちゃくちゃになったと貴志を恨んでいます。

登場人物③杉田先輩

茶色いフレームの眼鏡

続けて紹介する漫画僕の名前は「少年A」のその他登場人物・キャラは杉田先輩です。佐々木が通う高校で、佐々木の先輩にあたります。佐々木と杉田先輩はおたがいに好意を抱いていて、貴志から佐々木を支えるように託されました。

登場人物④小林雄二

新聞とスマホを見る男性

続けて紹介する漫画僕の名前は「少年A」のその他登場人物・キャラは小林雄二です。「少年A」の事件を追う編集者で、貴志が真実を打ち明ける前から少年Aの正体が真犯人ではないのではと疑っていました。

登場人物⑤山下恵美子

裁判のハンマー

続けて紹介する漫画僕の名前は「少年A」のその他登場人物・キャラは山下恵美子です。佐々木を強姦した山下先生の妻で、事件のあとに貴志に対して民事訴訟を起こしていました。しかし、突然それを取り下げています。それは、山下先生が強姦した証拠のUSBを見たためではないかとされています。また、事件のあと精神科に入院しています。

登場人物⑥葵

手をつなぐ親子

続けて紹介する漫画僕の名前は「少年A」のその他登場人物・キャラは葵です。貴志の姉の娘で、おばあちゃんのことが大好きなキャラクターです。

僕の名前は「少年A」の漫画の見どころ

見どころ①少年犯罪への周りの反応

警察官の後ろ姿

漫画僕の名前は「少年A」の漫画の見どころの見どころとして、少年犯罪への周りの反応が挙げられます。13歳の少年が教師を殺害したというセンセーショナルなニュースのため、マスコミが殺到。そして、犯人の家に毎日嫌がらせがあったり、普通の生活を送ることが許されないという空気が色濃く描かれました。

見どころ②貴志に関係のある人たちも辛い日々を送る

曇り空と海

漫画僕の名前は「少年A」の漫画の見どころの見どころとして、貴志に関係のある人たちも辛い日々を送ることが挙げられます。少年犯罪を犯した本人がまともな生活が送れないだけではなく、家族をはじめ周囲の人々が普通の生活を送れなくなっています。それは貴志をフォローした人物だけではなく、被害者の遺族なども同様でした。

見どころ③事件の衝撃的な真相

銀色の手錠

漫画僕の名前は「少年A」の漫画の見どころの見どころとして、事件の衝撃的な真相が挙げられます。真犯人ではないのに少年Aとしてひどい人生を歩む貴志、そして終盤になり事件の真犯人やその動機、貴志がどうして罪をかぶったのかなどが明かされていきました。

僕の名前は「少年A」に関する感想や評価

漫画僕の名前は「少年A」の感想を紹介します。貴志が犯人と認めた警察に対して、操作が杜撰だったのではないかという感想がありました。

僕の名前は「少年A」の展開が面白いという感想や、心に刺さる内容が好きといった感想がありました。

僕の名前は「少年A」の作者は「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?」という作品も手掛けています。どちらの作品も面白いという感想や、ぜひ両方読んでほしいという感想があります。

僕の名前は「少年A」が面白いという感想がありますが、苦手な人がいるのではないかというような感想もあります。

僕の名前は「少年A」は内容や展開の感想が多い作品ですが、キャラクターデザインが好きという感想もありました。

僕の名前は「少年A」のファンの中には、アニメ化してほしいという感想や、映画・実写ドラマ化してほしいといった感想がありました。

僕の名前は「少年A」のネタバレまとめ

まとめと書かれたボード

僕の名前は「少年A」のネタバレまとめ、感想などを紹介しました。センセーショナルな題材を扱う作品のため、賛否両論さまざまな感想がありました。まだこの作品に触れていない方は、この機会にチェックしてみてください。

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