【ワンピース】ビルディング・スネイクは赤髪海賊団幹部の航海士！強さや能力は？

ビルディング・スネイクは大人気漫画「ワンピース」の登場人物で、赤髪海賊団に所属しています。団員の中でも特に大きな体をしており、いかにも強そうな見た目です。2022年8月に公開された「ONE PIECE FILM RED」にも登場しており、12年前と比較して大きな変化が見られたことでも注目を集めました。本記事では、ビルディング・スネイクにスポットを当てて、彼の能力や強さ、過去の活躍などをくわしく解説していきます。

ビルディング・スネイクが登場するワンピースは、尾田栄一郎先生が描いた日本の少年漫画です。海賊王になるという夢を持った少年が、冒険、仲間、絆などをテーマにして、さまざまな苦難を乗り越えていく物語になります。

1997年7月より「週刊少年ジャンプ」にて連載開始され、全世界でのシリーズ累計発行部数は4億9000万部を記録しました。「最も多く発行された単一作者によるコミックシーリース」として、ギネス世界記録にも認定されている作品です。

海賊王のロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」をめぐって、世界中の海賊が覇権をかけて争う大海賊時代が舞台となっています。主人公のモンキー・D・ルフィは海賊王になることを目指して、一人で大海原へ旅に出ました。ルフィは旅を続ける中で徐々に仲間が増えていき、「麦わらの一味」という海賊団を結成します。次々に降りかかってくる困難を、仲間たちと共に乗り越えながら絆を深めていきます。

ワンピースに登場するビルディング・スネイクは、赤髪海賊団に所属する航海士です。サングラスをかけており、大きな龍の刺青を身体に入れています。12年前には赤髪海賊団のシャンクスたちと、フーシャ村に滞在していたこともありました。その際に、ルフィとも交流を持っています。

ビルディング・スネイクの大まかな要素は、初登場の12年前と変わりませんが、サングラスが薄めの紺色から黒色になっていました。また、腕にあった龍の刺青が胴体へと移っています。12年前のビルディング・スネイクと比べて、体格もかなり良くなっており、短髪から長髪のヘアスタイルになっているのも大きな違いです。服装はシンプル系が多く、映画「RED」ではマントなども装着しています。

ビルディング・スネイクの詳細は明らかにされていません。扉絵連載の「世界の甲板から5億の男編」では、同じ赤髪海賊団であるヤソップの息子ウソップ（麦わらの一味）の活躍を新聞で知って、気さくに笑いあっている様子が描写されています。その表情などから気さくな性格であることが考察されます。ただ、12年前に比べると、厳めかしい表情も目立ってきているため、内面に変化があった可能性も高いです。

赤髪海賊団の航海士を務めており、天候や波の状況を読む能力を持っています。キックや踏みつけなどの喧嘩殺法能力にも長けており、彼の強さの一つです。他にも、日本の刀を使って自由に操る「ジャグリング二刀流」の能力も持っています。

ビルディング・スネイクは、自身が持ち合わせているいくつかの能力を組み合わせて、敵と戦うのが特徴です。トリッキーな技だけでなく実力と強さも確かなもので、ガードも堅く防御能力のほうも優れているといわれています。

12年前にワンピースで登場したときは、サーベル型の剣を1本のみ使っていました。それから12年の月日が経ち、2本の剣を使うようになった様子です。また、これらの2本には鍔がないのも特徴となっています。剣の銘や位列などは明確にされていません。

先述のように、ビルディング・スネイクの必殺技はジャグリング二刀流です。どのような技であるのかは、具体的に描写されていませんでした。2022年8月に劇場で公開された映画「ONE PIECE FILM RED」の入場者特典となった「40億巻」で、ジャグリング二刀流の技名が明らかにされているそうです。

ビルディング・スネイクは、シャンクスが率いる赤髪海賊団に所属しています。過去に2人はどのようにして出会ったのか、気になるところです。しかし、物語の中でシャンクスとの出会いや赤髪海賊団に入ったきっかけなどは、描写されていませんでした。海賊団結成のためにシャンクスが動き出したのは、過去にロジャーが公開処刑された年になります。つまり、24年前と考察できるでしょう。

そして、劇場版映画「ONE PIECE FILM RED」のメインキャラクターであるウタと、シャンクスが出会ったときは、すでに赤髪海賊団が結成されていました。シャンクスがウタを拾ったときには、ビルディング・スネイクも所属していたことが判明しています。

当時のシャンクスは20歳のため約19年前と考察され、その間に出会っている可能性が高いです。シャンクスと直接会話する場面は、まだ登場していません。ただ、航海士という重要な任務を担っているため、赤髪海賊団に欠かせないメンバーであることは間違いないです。

本作の主人公ルフィの故郷であるフーシャ村を拠点にして、赤髪海賊団は過去に滞在していたことがあります。当時から、ビルディング・スネイクも赤髪海賊団に所属しており、ルフィは7歳でした。ワンピース第1話に彼は登場していませんが、原作漫画第41話の扉絵で赤髪海賊団の一員として描かれています。剣を振り上げてポーズをきめている様子から、陽気な性格であることが考察できるでしょう。

扉絵には幼少期のルフィも一緒に登場していたため、過去に面識があったこともわかります。新世界時代の12年前となっており、過去の彼は髪の毛も短く、サングラスは色付きのもをかけていました。

ルフィは「ひとつなぎの大秘宝」を手にして、海賊王になるという夢を目指し、17歳で大海原へ出発した過去があります。最初はたった一人で繰り出したルフィでしたが、旅を続けていくうちに仲間が増えていきました。そして、「麦わらの一味」という海賊団を結成して、強敵と戦いながら仲間と苦難を乗り越えていくのです。次第にルフィは知名度を上げていき、彼の活躍ぶりを知る度に、赤髪海賊団たちは喜んでくれました。

あるとき、四皇の一人である「白ひげ」率いる白ひげ海賊団の2番隊隊長ポートガス・D・エースが、海軍に捕まります。そして、マリンフォードで公開処刑が行われることになったため、白ひげは救出しに団員を率いてマリンフォードへ侵攻します。新聞で義兄のエースが処刑されることを知ったルフィも、マリンフォードへ向かいます。このときに海賊と海軍で勃発した戦闘が、「マリンフォード頂上戦争」なのです。

しかし、戦闘中にエースと白ひげは、命を落としてしまいます。奪還目標としていた2人を失った海賊たちは、マリンフォードから離れようとしました。しかし、海軍たちは海賊をしつこく追いかけてきて、応戦せざるを得なくなります。被害がさらに大きくなっていく最中、赤髪海賊団が現れました。

シャンクスは、ビルディング・スネイクたちを後ろに待機させて、無意味な戦いで犠牲者を増やさないように、戦争を終結するように提言します。海軍元帥のセンゴクは、提言を受け入れてマリンフォード頂上戦争は終結しました。

ルフィと麦わらの一味の団員は、過去に王下七武海の一人ドンキホーテ・ドフラミンゴと戦いました。ドレスローザという国でドンキホーテ・ドフラミンゴと戦ったことで、麦わらの一味の懸賞金が上がります。また、ルフィの懸賞金は、5億円に跳ね上がりました。過去にルフィと出会った人たちが、このことを知りどのような反応をしたかを「世界の甲板から5億の男編」の扉絵連載で描かれました。

扉絵では、赤髪海賊団は航路中に滞在したどこかの島で、誰かの結婚式に参列しています。赤髪海賊団のヤソップは、麦わらの一味ウソップの父親です。息子の活躍と懸賞金が億を超えたという記事を見て、喜んでいる様子も描写されています。また、ヤソップの横で、ビルディング・スネイクも共に喜び笑顔で声をかけているようでした。

原作連載25周年の記念作品とされている劇場版「ONE PIECE FILM RED」にも、ビルディング・スネイクが登場しています。本作は、赤髪海賊団のシャンクスの娘ウタが、メインキャラクターとして繰り広げられる物語です。仮想世界を作るというウタの無謀な計画を阻止するために、シャンクスと共に戦います。また、ウタを救出するときにも、シャンクスたちと音楽の島エレジアに駆けつけました。

• 本名：二又一成（ふたまた かずなり）
• 生年月日：1955年3月15日
• 出身地：青森県三沢市
• 所属事務所：東京俳優生活協同組合
• 職業：声優、ナレーター
• 趣味：ゴルフ、野球

ワンピースのビルディング・スネイクを演じたアニメ声優は、二又一成さんです。高校を卒業後、上京をして1年間ほど会社に勤務しました。その後、DJの専門学校に入り、声優デビューを果たします。また、東京アナウンスアカデミーの出身です。熱血青年から二枚目や三枚目の役まで、幅広いキャラクターを演じ分けることができる声優として知られています。テレビ番組のナレーションも務め、アニメや外画アテレコにも参加しています。

• 1978年：はいからさんが通る（小林二等兵、将校役）
• 1980年：おじゃまんが山田くん（梅川、石原野球部長役）
• 1981年：忍者ハットリくん（小池先生役）
• 1985年：ハイスクール!奇面組（～1987年 出瀬潔役）
• 1992年：キテレツ大百科（西川役）
• 2001年：サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER（0010役）
• 2006年：コードギアス 反逆のルルーシュ（～2008年 卜部巧雪役）
• 2015年：ルパン三世 PART IV（アルドルフォ役）
• 2022年：ONE PIECE FILM RED（ビルディング・スネイク役）

赤髪海賊団に所属しているビルディング・スネイクは、12年前に比べて最も大きな変化が見られるという感想が上がっています。過去の彼は色付きのサングラスに短髪でした。体型もかなり大きくなった様子で、強さや能力も向上していることが考察できます。過去のビルディング・スネイクを知っているファンにとっては、彼の変貌ぶりが非常に印象的だったようです。

赤髪海賊団のビルディング・スネイクのキャラデザインが、一番好きという声が上がっています。渋さがいい味を出している、顔が怖いのに笑顔が優しいという感想もありました。巨漢の男が前髪を短くしているのが可愛いというファンの声もあります。怖そうな外見に反して、意外な一面を垣間見れるところに彼の魅力を感じているのでしょう。

ビルディング・スネイクは、劇場版「ONE PIECE FILM RED」で12年ぶりに再登場しました。「過去の彼にいったい何が起こったの？」と思わせるほど、巨漢になっており驚いたという声も上がっています。また、本作映画4回目でやっと過去と現在のビルディング・スネイクが一致したという感想もありました。このことから、見た目がかなり変わっていることも考察できます。

ワンピースのビルディング・スネイクは、赤髪海賊団に所属しています。ルフィが7歳の頃、彼の故郷フーシャ村に一時滞在しており、すでに面識もありました。ビルディング・スネイクは天候や波の状況を読む能力を活かして、赤髪海賊団の航海士を担っています。また、ジャグリング二刀流という必殺技で、抜群の強さを誇る主力メンバーです。

12年ぶりに登場した劇場版「ONE PIECE FILM RED」では、髪型などの容姿や体型も、過去に比べて大きく変化しています。その点にも注目してみると、さらに作品を楽しめるでしょう。