【うしろの正面カムイさん】ネタバレあらすじと感想！人気沸騰中のエロホラーコメディー

話題のエロホラーコメディー漫画「うしろの正面カムイさん」は、主人公である霊媒師の独特過ぎる除霊シーンが注目を浴び、かわいい幽霊キャラの登場やヒロインとのやり取りが笑いを誘う人気作品です。以下では、漫画「うしろの正面カムイさん」のあらすじネタバレや登場キャラ、作品に関する感想などを、あらすじネタバレ紹介します。

漫画「うしろの正面カムイさん」は、えろき原作・コノシロしんこ作画によるホラーコメディ作品で、2020年から「裏サンデー」「マンガワン」にて連載されています。

漫画「うしろの正面カムイさん」の原作者・えろき先生は、「EROKI」の名義でも活動しており、ワニマガジン社の「COMIC X-EROS」にて不定期連載されています。

以下では、ホラーにエロ要素を取り入れた独特の世界観やユニークなキャラの登場が面白い、「うしろの正面カムイさん」の漫画1話～10話のあらすじネタバレを紹介します。

ある少女のスマホにメリーさんと名乗る人から電話が鳴り、今、玄関の前にいると言います。恐怖を覚えた少女は、スマホを落としたまま別の部屋に逃げ込むも、メリーさんは少女の後ろにつきます。しかし、メリーさんの後ろには霊媒師の男がおり、カムイさんと呼ばれる男は、独自の方法でメリーさんの除霊に取り掛かり、メリーさんを昇天させることで、除霊に成功します。

シヅカは、霊を引き寄せてしまう特異体質であり、中学時代に悪霊に纏わりつかれたところをカムイさんに助けられ、自身の体質や逃げ足の速さを見込まれ、彼の助手となりました。ある日、次の除霊のターゲットであるテケテケの話を聞かされたシヅカは、この話を聞いた者は3日以内にテケテケに遭遇すると教えられ、後日、シヅカは公園でケテケテに追いかけられます。

ケテケテとは、冬の北国で起きた女子学生の悲惨な列車事故から生まれ、事故によって下半身を失ったものの、這いずるスピードは驚異的なものでした。そして、今回の除霊は、人間のある特性を利用してテケテケを昇天させたものの、それらとに似たような悪霊「カシマさん」の話を聞かされたシヅカは、今度は3日以内にカシマさんに襲われることとなりました。

カムイさんは、実績のあるイケメン霊媒師として雑誌の特集ページで紹介されるなど有名人であり、シヅカの友達の女子高生の間でも、人気がありました。しかし、女子高生のイナガワは、カムイさんの除霊を胡散臭いと評し、放課後、シヅカを交えた4人で「コックリさん」をします。コックリさんの紙は、原因不明の病気で入院中の先輩からもらったもので、危険なオーラを放っていました。

そして、いざコックリさんを開始すると、紙から狐の耳を持った巫女装束の女性・コックリさんが出現し、凄まじい敵意を放ちながら十円玉を「みなごろし」の順番に誘導します。しかし、「し」の場所で十円玉が止まり、シヅカが不思議に思っていると、連絡を受けたカムイさんが駆けつけます。さいわい、幽体離脱してきたため、友達に見られることはなかったものの、霊の見えるシヅカは目のやり場に困ります。

古来より、大切にされてきたものには魂が宿るとされ、カムイさんの事務所に曰く付きの市松人形が持ち込まれます。人形には付喪神が宿っており、名はお市、神主さんやお坊さんでも払うことができない強さを持ち、100年以上も人々を恐れさせていました。しかし、カムイさんの手で汚れを浄化されたお市は、そのまま事務所に置かれることとなり、カムイさんの仕事を手伝わされます。

行方不明になった小学生の女の子の捜索が舞い込み、母親の証言から怪異の仕業と推測し、シヅカは街の壁の隙間をのぞきながら、その正体に迫ります。また、この捜索には、市松人形のお市さんも加わり、路地裏の壁と壁の隙間から女が出てきてシヅカが引きずり込まれます。隙間の先では、シヅカが行方不明の女の子を発見し、神隠しを起こす怪異・隙間女が2人に近づきます。

その時、隙間からお市さんの声が聞こえると同時に、彼女の髪の毛が隙間女に絡み付き、隙間の外へ引きずり出されてカムイさんによる除霊を受けます。除霊を終えると隙間はなくなり、シヅカ・女の子は外の世界へ戻れました。

友達のキョーコと渋谷に遊びに来たシヅカでしたが、偶然にもろくろ首の行方を探すカムイさんとばったり出くわし、3人でカラオケボックスに入ります。カムイさんの大ファンだというキョーコをよそに、シヅカはカムイさんの性癖がバレることを恐れる中、ろくろ首が出現します。シヅカ・キョーコがろくろ首に捕まるも、カムイさんの除霊により事なきを得ました。

この回は、カムイさんの事務所で住み込みで働くシヅカの1日に焦点が当てられ、高校・事務所での何気ない日常が描かれました。毎朝起きると、自分の部屋に立ったまま眠っているカムイさんの知られざる活動や、シヅカの学校生活が繰り広げられ、その日は、怪異現象に見舞われることなく、穏やかな1日を送ることが出来ました。

ある峠で女を乗せた車は必ず事故に遭うという噂がささやかれ、その日も1台のワゴン車が女を乗せました。車内は異臭が漂っており、カーテンを閉めた車は停車したままでした。実はこの車の正体はカムイさんであり、6人目の峠女の除霊に成功します。しかし、本題はこれからであり、この先には峠女より厄介な怪異が待ち構えていました。

驚異的なスピードで追いかける「ジェットババァ」を除霊するべく、まずは老婆を引きつけるためにシヅカに水着になってもらい、車の運転をお市さんに任せます。すると、背後からシヅカの若さに嫉妬する老婆とその亜種が次々と追いかけ、車に追いつきそうになったタイミングでパンツ姿のカムイさんが、車の天井に現れます。

カムイさんを見て性欲を満たされたジェットババァ達は次々と昇天していき、今回はいつもと違う方法で除霊を完了しました。

都市伝説ブームの火付け役となった口裂け女は、主に小学生をターゲットにしており、そこでシヅカが口裂け女に成りすますことで本物をおびき寄せようと試みます。そして、人目を引くような恰好をするシヅカの元へ本物が「ワタシキレイ？」と声をかけ、カムイさんの待つ保健室へ誘導します。カムイさんはいつものように除霊をするも、それは今回は前置きにすぎず、除霊の本題はこれからでした。

「ワタシキレイ？」と尋ねる口裂け女に対し、カムイさんは彼女のコンプレックスを取り払うような温かい言葉をかけ、満足した口裂け女はそのまま成仏しました。

以下では、エロホラー満載のストーリーや、かわいいキャラ達によるギャグシーンが面白い、漫画「うしろの正面カムイさん」の11話～20話のあらすじネタバレ紹介します。

霊能者の稼ぎ時と言われる「トイレの花子さん」の一斉除霊が開始され、その日も旧校舎3階の女子トイレで花子さんの除霊と、神隠しに遭った女の子の救出が行われ、特に今回は東京で甚大な被害が出ていることを受け、東京都下砂川小学校のトイレの花子さんは、全国花子さん連合総本部のトップ・十花へ助けを求めます。

十花は、東京には小峰小学校の花子さんがいるからと協力を拒むも、彼女たちの前に現れた小峰小学校の花子さんは、カムイさんの手で倒れされてしまい、十花たちも動き出します。そして、事務所のトイレに、花子さん連合の刺客が現れるようになり、カムイさんは対処に追われます。

オカルトマニアのイナガワは、ゴーストハントを目的にソロキャンプに訪れた先で「ヤマノケ」に襲われ、急患として運ばれます。ヤマノケに取りつかれると不可解な言動をするだけでなく、人から人へ移る特性もあり、ヤマノケを引きはがす必要がありました。今回の除霊は命を落とす危険もあったものの、覚悟を決めたシヅカの奮闘もあり、何とか除霊に成功します。

口裂け女の一件後、行方不明となっていたお市さんは、ユイちゃんに拾われお人形ごっことして遊ばれる中、ユイちゃんは河原で化け猫を拾ってしまい、子供を食べる化け猫からユイちゃんを守るべく格闘していました。一方、化け猫の存在は、ユイちゃんの母親を通じてカムイさんにも知らされ、化け猫の特性を生かした除霊を行うも、後日、ユイちゃんは犬神を拾ってしまい、母親を困らせます。

友達4人で海水浴に出かけたシヅカは、海中から無数の手を出し、人間を引きずり込む船幽霊に襲われた男女と遭遇します。今回の怪異は、カムイさんにも未知の存在であり、手探りであったものの何とか除霊に成功し、無数の手から光が放たれる幻想的な光景が映し出されます。その後、シヅカ・カムイさんは、謎の人物から招待状を受け取ります。

招待状の内容は、とある洋館の除霊であり、そこにはシヅカに招待状を渡した女性で、欧州初の女性エクソシスト・シスター・ローズマリーの姿もありました。シスターの案内の元、洋館に入った3人は怪異が集まる霊道にさしかかり、シスターの除霊方法では対処しきなかったこの問題を、カムイさん独自の除霊方法で解消します。

友達とハロウィンの仮装をするシヅカでしたが、コスプレの完成度から怪異たちがシヅカの周囲に集まります。シヅカも最初は、人間に囲まれたと思うも、その正体が怪異であることに気が付き、人間であることがばれないようにやり過ごします。実は、ハロウィンは、人間と怪異の境目が曖昧になる時期であり、日本では百鬼夜行の再現が予想され、カムイさんもそれらに備えて警官のコスプレで待機し、除霊に取り掛かります。

休業日にも関わらず、カムイさんは急な仕事で出かけてしまうも、いつもと様子が違うことを察し、カムイさんに結び付けたお市さんの紙の毛を追いながら、とある1軒家に辿り着きます。この地域では、数十年に一度、天狗が子供を攫い、山に連れて行く言い伝えがあり、無事に発見された子供も、天狗の仕業ではと考えられました。

子供は無事に戻ったものの、カムイさんの姿はなく、天狗からの返り討ちを予感しながら洞窟に到達します。その先では、天狗の除霊が行われており、高い鼻は「傲慢」の象徴であり、天狗の除霊に関しては長期戦を余儀なくされていました。

テレビ番組「コワヤバ」の特別回に、カムイさんと助手のシヅカが出演することとなり、一番怖かったエピソードの紹介や心霊動画が紹介される中、カムイさんの除霊現場が映し出されます。幸い、カムイさんの姿が映らなかったものの、シヅカは気がゆるめない状況を強いられていました。

「コワヤバ」もいよいよ最後のコーナーとなり、テレビ初公開の河童のミイラが披露され、出演者たちにミイラの真偽を問います。河童のミイラには偽物が多いと指摘する王泉院光元でしたが、カムイさん・シスターローズマリーは、本物だと見ており、ミイラの上から叫び声を上げる河童の霊も出現します。やがて、スタジオに怪奇現象が起き、スタッフが動揺する一方、カムイさんは河童の本体の除霊に取り掛かります。

深夜2時、外は激しい風吹となり、友達とロッジに泊まりに来たシヅカは、突然、寒気を覚えます。実は、外から雪女が入り込み、偶然にもシヅカの布団に隠れたものの、カムイさんの目はごまかせず、除霊に取り掛かります。雪女の冷気に襲われるも、代謝の良いシヅカの熱気を使って雪女の除霊を成功させます。しかし、除霊後、雪女は溶けてしまい、シヅカの布団がおねしょのように濡れてしまいます。

以下では、程よいエロ要素とコメディー色満載のストーリーが目を引く、漫画「うしろの正面カムイさん」の魅力を紹介します。

漫画「うしろの正面カムイさん」の主人公・カムイさんは、イケメン霊媒師として女子高生からも人気を集めるものの、彼の除霊方法はイケメンらしからぬ、エロティックな内容となっています。カムイさんの除霊は、怪異の象徴「死」に対して、生命を生み出す行為「生」で対処するものであり、あらゆる手を使ってあやかしをを満足させています。

しかし、カムイさんの除霊には必ずしもエロ要素が入るわけでなく、お市さんのように交わりをせずに除霊するパターンもあります。作品によっては目のやり場に困るシーンもあるものの、「うしろの正面カムイさん」では、そのようなエロ要素もマイルドに描かれ、ギャグとして楽しめるでしょう。

「うしろの正面カムイさん」では、誰もが一度は聞いたことのある都市伝説の怪異や幽霊が登場し、カムイさんの手で除霊させられています。初登場時は、幽霊らしく怖い素振りを見せつける彼女たちですが、カムイさんの手にかかれば、そんな彼女たちもかわいい幽霊に変貌していき、それらのギャップも魅力となっています。

「うしろの正面カムイさん」のヒロインで、カムイさんの助手を務めるシヅカは、霊が見えるだけでなく、霊を引き寄せてしまう特異体質であり、カムイさんの助手として苦労が絶えない日々を送っています。シヅカの役目は、除霊対象となる幽霊を引きつけることですが、危険な目に遭うことはもちろん、カムイさんの恥ずかしい姿を友達に見られないかと、シヅカの心労も読者目線で見れば、また面白く見えるでしょう。

以下では、個性豊かなキャラの登場や、妖怪をモチーフしたかわいいキャラの登場が魅力的な、「うしろの正面カムイさん」の登場キャラを紹介します。

「うしろの正面カムイさん」のヒロインで、霊を引き寄せてしまう霊媒体質の持ち主です。カムイさんの助手をしており、囮役として活動したり、カムイさんの除霊のサポートを担っています。

「うしろの正面カムイさん」の主人公で、カリスマ霊媒師として人気を集める一方、独特すぎる方法で除霊を行っています。また、幽体離脱もでき、場所によってはそれらを用いて除霊に取り掛かることもあります。

シヅカのクラスメイトで、カムイさんの大ファンの女子高生です。常にカムイさんの顔しかみておらず、彼が除霊のために全裸になっても、顔しか見ていないため気づいていません。

シヅカの友人の1人で、オカルトマニアの女子高生です。カムイさんの事は快く思っていないものの、自身に取りついたヤマノケの除霊を受け、評価を改めます。

シヅカたちのコックリさんゲームで召喚された狐の霊で、狐の耳を生やした巫女のような姿が特徴、幽体離脱したカムイさんによって除霊させられました。

100年以上にわたって神主やお坊さんを恐れさせた市松人形の付喪神で、除霊後はカムイさんと共に暮らし始めます。自在に伸びる髪を駆使して、カムイさんの仕事を手伝います。

ターゲットに電話をかけて追い詰め、あの世へ送る幽霊で、かわいい見た目でシヅカの前に現れるも、背後から迫ってきたカムイさんに除霊されました。

冬の北国で悲惨な列車事故に遭った女子学生の幽霊で、この話を聞くと3日以内に現れます。事故で下半身を失い、這いずりながらの移動でありながら、驚異的なスピードを秘めています。

あらゆる隙間に現れては、自分と目が遭った者を隙間に引きずり入れたり、時にはその者を精神的に追い詰める怪異です。

若い女性をターゲットに襲う怪談話でもお馴染みの怪異です。渋谷に遊びに来ていたシヅカ・キョーコに襲いかかるも、それらを予想していたカムイさんに除霊されました。

以下では、話題のエロホラーコメディー漫画「うしろの正面カムイさん」に関する感想や評価を、あらすじネタバレ紹介します。

「うしろの正面カムイさん」と言えば、エロホラー要素だけでなく、魅力的なキャラの登場やギャグシーンの多さも見どころであり、あらゆる要素をバランスよく混ぜ合わせた作風が面白いとの感想が多く寄せられています。シーンによっては過激とも思える箇所こそあるものの、キャラや作画のかわいさが過激なシーンをマイルドにしており、ギャグ漫画としても楽しめる作品です。

「うしろの正面カムイさん」と言えば、毎回笑えるシーンが盛り込まれており、エロホラー作品であることを忘れさせてくれるような、独特の世界観が魅力です。また、漫画「うしろの正面カムイさん」に関する感想の中には、面白くて笑いが止まらないとの声も見られ、人気を集めています。

漫画の登場キャラの多くは、怪談や都市伝説に出て来る妖怪をモチーフにしたキャラが目を引く一方で、一風変わった幽霊・怪異の登場やキャラ設定も、人気に拍車をかけています。数あるエピソードの中で、今回取り上げた「ジェットババァ」の回が好きとの感想も見られ、お気に入りのエピソードを見つけるのも、おすすめの楽しみ方です。

web漫画の広告と言えば、転生ものやサスペンスものなど、暗いイメージを予想させる作品が目立つ一方で、漫画「うしろの正面カムイさん」の広告では、くすっと笑えるシーンが起用され、作品への興味が高まると同時に、心が幸せになるとの感想も見られます。「うしろの正面カムイさん」は、エロホラーものであるものの、中身は底抜けに明るいもので、沈んだ気分を上げてくれるでしょう。

「うしろの正面カムイさん」は、エロホラー要素やギャグシーンの面白さだけでなく、作画がきれいという感想や評価も寄せられています。主人公の除霊方法に関しては、賛否両論が巻き起こりそうな過激な設定であるものの、作画のきれいさがエロ要素にありがちないやらしさを軽減させ、漫画を読みやすくしているでしょう。

漫画「うしろの正面カムイさん」のあらすじネタバレや登場キャラ、作品に関する感想等をネタバレ紹介しました。エロ要素を取り入れた独特の除霊方法が目を引く「うしろの正面カムイさん」は、斬新な設定はもちろん、コメディー色の強い作風も見どころであり、いやらし過ぎない作風やギャグシーンの多さが、新たなファンを獲得しています。